二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

銀魂—白夜叉と黒夜叉—リメイクします!!
日時: 2012/11/02 21:04
名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: ochT2IaH)

こんばんは^^

銀魂が大好きなARISAです。

こちらの方で小説を書くのは初めてなんですが、よろしくお願いします。

FAIRYTAILの小説と、シリアス・ダークの小説と進めていくので、更新率が低いと思うのですが、よろしくお願いします^^

それでは、次から始まる予定です。





————黒夜叉は、白夜叉と出会い、恋をした。



オリキャラを募集していましたが、締めきりました!皆さん、応募していただきありがとうございました!!






見に来てくれたお客様

・月那さん☆
・ガーリィさん☆
・夏音さん☆
・ユウさん☆
・小町さん☆
・椿さん☆
・まっちゃんさん☆
・PANDAさん☆
・素海龍さん☆
・連那さん☆


オリキャラを恵んでくれた神様

・ユウさん     >>19
・月那さん     >>22 >>55
・小町さん     >>27
・まっちゃんさん  >>32
・椿さん      >>62


リメイク前 >>74


リメイク後

Prologue① >>75>>76

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16



Re: 銀魂—白夜叉と黒夜叉—リメイクします!! ( No.74 )
日時: 2012/10/29 20:41
名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: ochT2IaH)

〜リメイク前〜

○各話

Prolog >>1

一話  >>4     
二話  >>5     
三話  >>8
四話  >>9
五話  >>14
六話  >>15
七話  >>16
八話  >>17
九話  >>34
十話  >>43 
十一話  >>51
十二話  >>71

Re: 銀魂—白夜叉と黒夜叉—リメイクします!! ( No.75 )
日時: 2012/10/30 20:56
名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: ochT2IaH)

○Prologue

 攘夷戦争の最中。
 灰色の雲が広がる曇天の下で、彼女は一振りの剣を振るって走っていた。
 戦争中と言う事もあり、彼女の周りには血の海が広がっており、刺された、あるいは撃たれたと思われる、以前は息をしていたとおもわれる肉塊がそこら辺にゴロゴロと転がっていた。
 彼女はそれに目向きもせず、ただただ走っていた。
 目的も、何もないであろうに、ただただ走る。
 いや、目的がないというのは偽りであろうか。
 彼女はこの戦争の中で「生き残る」という名のもとに全てを懸けていた。

 彼女の瞳には、それだけしか写っていなかったのだ。
 自らの命の灯火を消さないようにすることだけしか。

 「ぐあああああぁぁぁっっ!!!」

 悶え苦しむ声が聞こえる中でも構わずに、彼女は剣を振り続けた。
 彼女の剣の扱いは素人とは思えないほどの腕前で、剣を一振りすると敵の急所に確実に入っているため、余計な労力を使わずとも敵の息の根を止めることができていた。
 彼女は決して自分で意識はしていなかったが、元からの才能か、それともこの戦争の中を生きていく中で生まれた武士としての本能か。
 彼女の繰り出す攻撃は、天人であっても止めることは出来なかった。

 彼女はまだ、10にも見たない子供だというのに。

 しばらく走り続けているというのに息切れ一つしていない彼女を不気味に思ったのか、天人が7,8人位集まり、動きを止めようと、一人ひとりが彼女の足や手首に向かって剣を振り下ろした。
 だが。

 「—————邪魔。」

 本能のままに動く彼女には、そんな攻撃は通用しなかった。
 自分の弱い筋肉を使って、どれだけ効率良く相手の元へと飛び込んで行けるか、彼女の脳はそれだけを意識をせずに考え、手足へと命令を送る。
 その行動を実行した後は、いつもと同じように相手の首元へと剣を吸い込ませて、切り裂くだけだ。
 その行動には、いくら人がいても変わりはない。
 人数が多い分、敵からしては動きにくいと思っているであろうが、彼女からしては動きやすかった。
 敵は味方が多くいる。その分味方を傷つけまい、とする考えが体へと回っていく。周りには味方がたくさんいる為、その味方に剣を届かせないように剣を振るう。そうすると、剣の動きが一対一で戦う時よりも鈍るため、彼女の側からすると、遅くなった剣の動きを見るのは、止まっている蚊の姿を見るようなものであるため、敵のことを斬りやすいのだ。
 そのことに気付かぬ憐れな天人達は、集団で攻撃を仕掛ける。
 そして、また命が1つずつ確実に散っていく。
 天人は、10歳にも満たない彼女の前に、為す術もなく、ただただ散っていく事しか出来なかった。

   
         ◇◇◇

 
 裸足で走るたびに、自らの足が悲鳴を上げるのが分かった。
 だが、今立ち止まるわけにはいかなかったのだ。
 今ここで立ち止まれば、自分の命は、いとも簡単に終わりを告げるだろう。
 それなのに。
 彼女の前に、一人の人間が立ちふさがった。


         ◇◇◇


 彼女の第一印象は、死んだような目をした男、というものだけだった。
 生きてはいるが、本当に生きていると実感しているのだろうか、と思うような瞳を持った、白髪に近い銀髪の天パの男。
 だが、今の彼女には関係がなかった。
 生きていようがいまいが、自分の前に立ちはだかる者は、切り伏せていく。
 そう誓ったのだから。
 そう考えると同時に、彼女はもう相手の懐へと飛び込んでいた。
 いつものように、相手の首元へと剣を滑りこませ、そのまま切り裂き、当たりは血の海になる……
 はずだった。
 だが。
 
 キィンッ—————

 金属音が、戦場に鳴り響いた。
 最初は何が起きたか分からなかったが、目の前の光景を見ると、あの死んだような目をした男が、自分の剣を止めているのを、彼女は目撃した。
 信じられない。それが最初の感想だった。
 自分の剣を止められるものが存在するなんて、彼女は思ってもいなかったのだ。
 
 「お前な、斬りかかる前にまずは人の話を訊けよ。」

 溜息をつきながらも、笑いながら、目の前の男はそう言った。
 だが、彼女はただ男を睨みつけいているだけで、返事も何もしなかった。
 睨みつけている、というよりは、ただ怯えているだけなのかもしれない。
 誰も、知り合いがいなくて。
 しかも、周りは皆が皆、敵だったから。
 男は彼女の剣の力を違う方向へと逃がし、重なっている剣を離した。
 そして、男はまた斬りかかってくるかもしれないという可能性もあるのに、剣を鞘へと収めた。
 ————?
 彼女は、一瞬、男が何をしたのか分からなかった。
 何故、この状況で剣を鞘へと収めるのかが、理解できなかったのだ。
 すると、目の前の男は、

 「大丈夫だよ、俺は味方だ。だから、そんなに怯えるな。」

 「…………え?」

 彼女はつい言葉を漏らした。
 だが、それに構わず男は彼女へと近づいていき、話しを続ける。

 「お前は、天人を切り続けてきた。しかも、たった独りでだ。けど、もう一人で戦う必要はない。」



 「これからは、俺たち、攘夷志士がついてる。だから、お前も俺たちのところへ来い。」




 そう言って、彼は————坂田銀時は、彼女へと手を差し伸べた。
 彼女は少し戸惑いながらも、自分へそんな言葉を架けてくれるとは思わなかったため、少し嬉しげに笑いながら、手をとった。
 彼女———黒翔凛は、今まで見せたことのないような、優しい笑みを浮かべた。


 
最後のほうgdgdですみません><
かなりアレンジしました、スミマセン(´・ω・`)
相変わらずの駄文ですが、よろしくお願いします←

Re: 銀魂—白夜叉と黒夜叉—リメイクします!! ( No.76 )
日時: 2012/11/03 19:25
名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: ochT2IaH)

○Prologue②

 黒翔凛が坂田銀時に保護されて数十分後。彼女たちは天人数十名に囲まれていた。
 たまたま二人で銀時の仲間の元へと走っていたら、たまたま天人たちが数名がかりで襲ってきて、たまたま二人で一人ずつ倒そうとした時に天人たちが振り下ろした剣を避けたら、たまたま天人たちが自滅をして、たまたま天人たちの仲間達がそこにいたらしく、たまたま銀時と凛は天人たちに囲まれた———とたまたまが連続する本当に偶然が重なっての状況である。
 銀時は、少し焦りながら凛の様子をうかがった。これだけの小さな子供だ。この状況で怯えているに違いない。
 だが、銀時が見たものは普通とは違っていた。
 ————こいつ、笑ってる……?
 銀時の隣で剣を握っている少女は、確かに笑っていたのだ。それも、ゾクリとするような、冷たく、それかつ楽しげな笑みを。
 銀時は、背筋に悪寒を感じるのが分かった。今まで生きてきて、戦争の中でいろいろなものに会ってはいるが、こんな少女に、こんな笑みを浮かべる者に、会ったことはない。
 まるで、「『戦争』という遊びをして楽しんでいる子供」のようだった。
 銀時がそちらを見ている隙に、天人達は銀時に斬りかかっていった。
 銀時は一歩遅れてそのことに気づくが、もう遅い。
 天人は銀時のすぐ近くまで迫っており、今すぐ剣を抜いたとしても間に合わないくらいまでの距離まで近づいていた。
 チッと舌打ちをしながら、間に合わないと知りながらも銀時は腰に手をかけ、相手の攻撃を避ける気でいたのだが……
 キィン、と金属と金属がぶつかる音が銀時の目の前で鳴った。
 そこには、天人の攻撃を受け止める凛の姿があった。
 銀時は、驚いた顔で目を見開き、凛のことを見つめた。
 ———いつの間に入ったんだ!?
 銀時は、そう考えながらも凛が作ってくれた一瞬の時間で剣を抜く。
 そして、凛が目の前の天人を押し返すと、その押し返された後の体勢を整え終える前に銀時が相手の懐へと飛び込み、心の臓を貫いた。
 一人の仲間が散っていったにもかかわらず、相手の攻撃の勢いは止まらない。
 だが、その勢いよりも銀時と凛の攻撃の勢いのほうが大きかったようで、この戦いの決着はすぐに着いた。
 結果は言うまでもなく、銀時たちの無傷での勝利だった。


           ◇◇◇

 「おぉ、銀時!帰ってきたか……。そして、その子どもは一体どこの子供だ?」

 そう言って銀時に近づいてきた黒いロングヘアの男は、凛の方を見ると、不思議そうな顔をして銀時に尋ねた。
 すると銀時は、少し深刻そうな顔をして、軽く呟いた。

 「なんだ、ヅラか。……あぁ、こいつか?こいつは、この戦争の中で、一人で戦ってたんだよ。………本当に、独りでな。」
 「ヅラじゃない、桂だ。……それは本当か?」
 「あぁ、本当だよ。天人達を片っ端に斬ってたの、俺が見たからな。」

 そう言うと、ヅラと呼ばれた男(本人は桂だと訂正した)———桂小太郎はフムと唸り、顔に手を当て黙り込んだ。
 すると後ろからまた黒髪の男が銀時たちの近くに来た。

 「銀時、何話してんだ?」
 「今度は高杉かよ……。」
 「かよ、ってお前な……。」

 呆れ気味で銀時達に言ったのは、高杉晋作。桂と同じ黒髪だが長さは短く、綺麗な緑色の瞳を持った男だ。
 高杉は、銀時の隣にいる凛の存在に今気付いたようで、

 「おい銀時、こいつ誰だ?」

 凛のことを怪しげに見る高杉を見て銀時は溜息を付き、

 「さっきヅラにも説明したけどよ、この戦争の中で一人で戦ってたんだよ。えらい勢いで、天人のこと斬り続けてたよ。」
 
 銀時がそう言うと高杉は驚いた顔をして、

 「こいつがか。一人で戦ってたのか?」
 「あぁ、そうだよ。……それがどうした?」

 銀時が不思議そうに聞くと、先程から黙りこくっていた桂が「思い出した!」と声を上げる。そして桂が、

 「戦場で噂になってるんだよ、この子が。たった一人で天人たちを薙ぎ倒して行く女がいるって。」
 「あぁ、俺もそれを聞いた。でも、まさかその女がこいつだったとはな……。」
 「いや、俺そんなの全く聞かなかったんだけど?お前らだれも言ってなかったけど?」
 「そりゃお前に言っても何にも言わねぇだろ?だから言わなかったんだよ。」
 「俺もそう思ったから言わなかったぞ。」
 「そりゃ確かにそうだけどよ………。」
 
 銀時が話を続けていると、それまで放置されていた(?)凛が恐る恐る銀時達に、
 
 「あの……、私はどうすればいいんですか?」

 そう聞いた。
 凛をどうするか考えてなかった銀時達はそのことをふと思い出し、「あ」とみんなで声を上げた。
 銀時は「こいつを避難させよう」と言った。桂も銀時と意見は同じみたいだ。
 だが、高杉だけは一人だけこう言った。



 


 「いや、こいつはここにいるべきだ。」




 


—————————————


こんばんは、ARISAです。
Prologueが②まであるとかありえねぇと思う方もいらっしゃるかと思います。
ゴメンナサイ、長引きましたm(_ _)m
そしてまだPrologue続きます、ごめんなさいm(_ _)m
多分③、④くらいまで行くと思いまs(((
それでもよかったら見てやって下さい←

Re: 銀魂—白夜叉と黒夜叉—リメイクします!! ( No.77 )
日時: 2012/11/06 21:25
名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: ochT2IaH)

上げます!
とついでに、来週から期末テストがあるので、あまり更新できません……(´・ω・`)
いや、今も全然更新してなかったんですけど←
多分、ますます更新できなくなると思います……スミマセン(;´Д`)

Re: 銀魂—白夜叉と黒夜叉—リメイクします!! ( No.78 )
日時: 2012/11/16 17:34
名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: bczxLXEO)

こんばんは、ARISAです。
ようやく!期末テストが終わったので、更新できます^^
今までどおり、更新が遅いのですが、よろしくお願いしますm(_ _)m


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16



この掲示板は過去ログ化されています。