二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【ぬらりひょんの孫】〜月夜の姫君〜
日時: 2012/08/20 17:46
名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode


 
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>>はじめましての方
  月那(ルナ)といいます
  ぬら孫は初めてですが、キャラ崩壊しないよう、がんばります!
  Dグレ、青エク、リボーンなども書いているのでよかったら見に来て下さい

>>お久しぶりな方
  はい、これで何作目だ! というツッコミを入れた方。(笑)
  4作目です((聞いてないよ!!
  続けて、完結まで行けるように頑張るよ・・・応援よろ


【目次】

 
【記録】
 スレッド生成 8月20日

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Re: 【ぬらりひょんの孫】〜月夜の姫君〜 ( No.1 )
日時: 2012/08/21 20:01
名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

【 プロローグ 「さあ、いこうか」 】


 「あぁ、今日は満月か」

 「うん。きれいだね」

 夜空を見上げると、今日は満月。月光の輝きがいつもと違うように見えるのはなぜだろう。月を見ると、懐かしいような恋しいような感じになるのは、やはり『血』のせいなのだろうか。
 
 思わず隣にいるレイヤの手を握りしめる。
 レイヤもそれに気づいたのか、握り替えしてくれた。

 ありがとう。キミがそばにいてくれたから、何も怖くはなかった。

 月が私たち二人の影を映す。
 手を握ったまま何も話さないけれど、ずっとそばにいてくれる。それだけでよかった。レイヤのぬくもりが伝わってくる。

 そしてまた二人で歩き始めた。服についたシミが月明かりに照らされ、赤々と見える。他の人が見れば、血だということはすぐわかるだろう。

 そう、私たちは罪—————『禁忌』を犯した。でも何も怖くはない。レイヤがずっと、そばにいてくれるから。

 「さあ、いこうか」

 ぬらりひょんの孫の元へ

  〆 8月21日


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