二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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カゲロウデイズ ヘタリア
日時: 2012/08/20 17:38
名前: まな (ID: g7gck1Ss)

こんにちは!

まだ秘蜜が終わってないのに新しいのを書こうとしているまなです!

今回は、カゲロウデイズのヘタパロです!

男の子はロヴィーノ、女の子はヴェネチアーノというマカロニ兄弟でやってみます!

あ、いつもどおり駄作となりますので、こんなのマカロニやない!
                      (ヾノ・∀・`)ナイナイ
という人は申し訳ありませんm( __ __ )m

では、はじまりまーす!!(o・・o)/

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Re: カゲロウデイズ ヘタリア ( No.1 )
日時: 2012/08/25 10:40
名前: まな (ID: mk2uRK9M)

ーあっちー・・・病気にさせる気かよコノヤロー・・・−

そんなことを思いながら、ロヴィーノは携帯を開き、ディスプレイを見た。
8月15日の午後12時半。

ーこれからもっと暑くなるのかよ・・・−

はあっと溜息をつき、携帯を閉じて隣を見た。
ヴ「ヴェ♪ヴェ♪ヴェ〜♪」
ロヴィーノの弟、ヴェネチアーノが猫を腕の中に入れて遊んでいる。
ロ「お前よくこんな暑い中、猫なんか抱いてられるな・・・」
ヴ「ヴェ?だって、にゃんこかわいいんだもん!にゃ〜にゃ〜♪」
ロ「はあ・・・つーか、何で公園なんだよ・・・」
今二人は、近所の公園のブランコに座っている。ヴェネチアーノが行こうと言ってきた。
ーったく、今日はずっと寝てる予定だったんだぞチクショーメ!−
するとヴェネチアーノが、口を開いた。
ヴ「う〜ん・・・でも俺、夏は嫌いかな〜・・・」
ー・・・?なんだ突然・・・−
ロ「じゃあ出かけようなんて言うなよチクショーメ!・・・?でもお前、夏はかわいい女の子の水着が見れるから好きとか言ってなかったか?」
ヴ「うん。前はね。だって夏は・・・・・・ううん!なんでもないや!」
一瞬、ヴェネチアーノの顔が曇ったように見えたが、またいつもの、何を考えているか分からない顔に戻った。
ー・・・?変なやつ・・・まあいっか・・・ー
ロヴィーノは立上り伸びをした。
すると突然、ヴェネチアーノが声を上げた。
ヴ「あっ!」
ヴェネチアーノの中にいた猫が逃げ出したのだ。
ヴ「うわー!まってー!逃げないでー!」

ー俺はこのとき暑さで頭がやられていて気づかなかったんだ。ヴェネチアーノが走っていった先は・・・ー

ロ「・・・!?待て!ヴェネチアーノ!危な」

ー赤に変わった信号機ー

キキイイイイイイイイイ!!!
ドンッ!!

トラックが鳴き叫ぶように音を出し、引きずられるように轢かれるヴェネチアーノの体。
ロ「・・・・・・・・・・」
ロヴィーノは、何が起きたか分からないと言うように、呆然と立ち尽くしていた。
人のざわめき。町の音。ヴェネチアーノの香り。蝉の音。そして辺り一面ひ広がる血。血血血血血血血血血。
ロ「ヴェ・・・ヴェネチアーノおおおおおおおお!!!」
我に返ったロヴィーノは、真っ赤に染まったヴェネチアーノへと駆け寄る。
ロ「ヴェネチアーノ!ヴェネチアーノ!おい、目を覚ませよ!何でお前倒れてんだよ!血出でんだよ!答えろよコンチクショー!!」
ロヴィーノの目には涙が溢れ、アスファルトには大きなしみが出来ていた。

=クスクス・・・=

何処からか笑い声がしてロヴィーノは顔を上げた。
ー・・!あいつ、さっきの・・・!−
その先には、ヴェネチアーノが抱いていた猫と陽炎が一体化して笑っていた。

=ウソジャナイゾ=

そう言っているかのように。


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