二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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テニスの王子様〜王者立海編〜
日時: 2012/08/27 16:52
名前: Nova (ID: 1CRawldg)

こんにちはNovaです。はじめて二次創作を書きます。
つなたいですがよろしく御願いします。

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Re: テニスの王子様〜王者立海編〜 ( No.7 )
日時: 2012/09/08 21:04
名前: Nova (ID: 1CRawldg)

  「ゲーム立海!5−2!」
主審の声が甲高く、コート全体に響いた。
新興勢力として世間を驚かせてきた不動峰ペアもエンジンがかかった、
立海ペアをとめることはできないでいた。

鞍馬のコピー対策とスタミナ消費を抑えるため極力技に頼らない粘りの
テニスにシフトしたが今度はそこを丸井の妙技綱渡り・鉄柱あてに捕まり2ゲームを連取されていこう1ゲームはおろか1ポイントでさえもとれずとうとう立海マッチポイントの場面まで迎えていた。


@@@@不動峰サイド@@@@

一人、心の中で葛藤していたものがいた。
それは、神尾である。

「(くそう・・・いいのかよ・・俺たちはこんなトコでまけちまってよぉ・・。俺たちが勝って次につなぐんだろ?橘さんに迷惑かけないんじゃなかったのか・・・・なら、ここで負けるわけにはいかねーだろ!」


石田がサーブを放つ、今まで以上に力の入ったサーブだ。
そして、それと同時に神尾がポーチにでた。


「ポーチか・・・じゃあそっちだな。」

鞍馬はクロスに打つと見せかけその体勢からストレートへ打ち抜いた。

「あの体勢から・・ストレート!?」
石田がいう。

だがしかし、それにも動じず神尾は追い込まれているとは思えない
スピードを見せ球においついた。

「負けてたまるかよ!!!」
そして・・・・

「超音速弾!!!!!!!」
今まで以上に類をみない、パッシングショットであった。

「こりないね〜」
鞍馬は神尾のスピード以上の快足でボールに追いつくと・・・・

「パンツァーフ・・・・な!?」
振りぬいたと思った瞬間・・・ボールは既にフェンスに当たって転がっていた。

「鞍馬が・・か・・空振り!?」

「そんな力が、アイツらにはまだ残されていたのか」


 「フッ・・そう簡単に俺の球が返されてたまるかよ。」
石田は吹き出る汗をぬぐいながらいった。
 「か・・神尾お前・・」

 「何いってんだ。俺たちはこんなトコで負けられるわけねーだろ。」

 「ああ・・そうだな!」





 「(神尾におい残されていいわけないよな・・だからこそ!)」

 「うぉおおおおおおおおおおおお!」
石田の雄たけびが、コート全体にこだまし、弾丸サーブが放たれた。

「こんな・・サーブ見たことねえよ!」
球は激しくバウンドし丸井へと向かった。

しかし・・

 「丸井!その球は速さはあるがまだ未完成だ。打ち返せるぞ!」

 「わ・・分かったぜ!」
丸井は鞍馬の言葉を信じ顔面へと向かってくる球を打ち下ろす形で
返す。
丸井は多少の重さは感じたものの、打ち返せない球ではないと感じた。

打ち返された球は石田の元へと向かった。

「はぁあああああああ!」

それは石田が最後の力を振り絞って全身全霊で放たれたショットであった。

サーブへはまだ応用できなかった威力を、得意のショットでは還元すべてを還元したのだった。


(君たちは強くなる。だからこそ、僕たちはそれを超えなければならない!)
鞍馬は両手うちで向かいうつと・・

 「うぉりゃーー!電・光・石・火!」
球の威力で、ガットは破けたものの・・球は打ち返したのだった。
そして、球は音速弾と同じ速さでむかった。

「と、届け!」

すかさず、神尾が飛び込むが・・
後一歩間に合わず、球はそのままバウンドもせずフェンスへと当たった。

 「あんな球打たれたら、かなわねーよ・・・」
石田はその場でしりもちをつき、神尾は悔しさから拳を打った。

 「驚いたな。まだあんな技隠し持ってたとわよ」
丸井が近寄ってきた。

 「ったく・・馬鹿力め。ガットが破けてやがる。あそこで、決めてなかったら俺たち逆に危なかったんじゃねーかな。」

 「まぁ、勝てばOKだろぃ! それにしても、やけに真剣だったな。」

 「う、うるせーよ、それだけ懸命だったってことよ」
とそして、鞍馬は一汗拭うと・・不動峰の方を向き・・

 「アイツらまだ2年だろ?来年の立海には脅威になるんじゃねーか?」
 「そうだな。でもこっちだって切原がやってくれるって!」

 「フッ・・。王者に死角なしってか。」

そして・・


 「ゲームウォンバイ!立海!6−2!!」
こうして、鞍馬の初公式戦は終わった。



Re: テニスの王子様〜王者立海編〜 ( No.8 )
日時: 2012/09/08 21:42
名前: 悠希 ◆YLdWB0/d2s (ID: pibIqQxN)


 立海余裕の勝利!!(`・ω・´)

 そして鞍馬くん凄い!
 パンツァーファウストかっこいいですね!

 更新頑張ってください!

Re: テニスの王子様〜王者立海編〜 ( No.9 )
日時: 2012/09/10 18:22
名前: Nova (ID: 1CRawldg)

>>8
悠季さん毎度ありがとうございます。
パンツァーファウストの元ネタは実はとあるテニプリのゲームから採用したんです。
私、自身結構そのゲームにハマっていました。

悠季さんの文章にはかないませんが、今後ともよろしく御願いします。

Re: テニスの王子様〜王者立海編〜 ( No.10 )
日時: 2012/09/10 19:40
名前: Nova (ID: 1CRawldg)

「お疲れ様でーす!」

「先輩達かっこよかったス!」


大応援団の大歓声がベンチに戻ってくる二人を迎えた。
今まで、応援する側であった、鞍馬は初体験に手をあげて応えるが

もう何回も経験して慣れている丸井は何も会釈を示さずベンチへ
戻る。


鞍馬はベンチへ戻ると、ガットの破けたラケットをフェンスにかけると
ベンチにたたんで置いてあった、タオルを手にとり汗をぬぐう。


一方応援席では・・

「柳生、仁王出番だ早くいけ。」
真田がはやくコートへでるよう催促する。
次はD2の試合がまっているのだ。

「そんな、せかさなくても私はすぐいきますよ。」

「まったく世話のやける部長ぜよ。」

二人は、自分のラケットを手にとりコートと応援席を隔てている
フェンスにとりつけられた門に手をかけた。

その目の前には先程試合を終えた鞍馬たちもちょうど門をあけようとしていた。

先に試合にでる、柳生たちが出て、鞍馬とすれ違う。

「おっ試合か。」

「まぁ、あなた達ほど時間はかけませんがね。」

「フン、まぁせいぜい早くカタつけてこぃ!」

「いわれなくてもするぜよ。」

と他愛もない会話をしてに柳生たちはでていった。
柳生たちの相手は俺たちほど強くはないので、時間はかからないだろうと鞍馬は思った。


鞍馬はコートをでるとそのまま、通路を横切ってクラブハウスのほうへいこうとした。

その時ふと、真田が鞍馬をとめた。

「どこにいくんだ?」
怪訝な顔つきだ。

「どこにって、ドリンクがなくなっちまったから自販機にいくだけど?何かようあるのか?」

「お前に聞きたいことがあってな。。」

「なんだよ。」
早くいきたい鞍馬は頭をカリカリかいて応える。
真田は動じず冷静に一息ついてからいいはじめた。

「お前・・・最後で見せたあの技はなんだ?それにどうして今まで隠していた?あんな技、俺でもはじめてみたぞ」

「え?別に・・」
鞍馬はめんどくさそうに応える。

「ちゃんと、質問には答えるのが義理ってもんだぞ。」

「っちわかったよ・・。俺がもってる技だけど?」

「お前が持ってる技だと・・?。」

「ああ、そうだよ。それだけなら早くいきたいんだけど。」

「待て!人の話は最後まで聞け。なぜあんなスピードボールでバウンドしなかった?」

ったく・・うぜーな・・と鞍馬は心の中で思いながらも・・

「それは・・内緒だ。いくらお前でもこれだけはいえないぜ。」

「・・・では何故今まで隠していた?」

「それは、今まで公式戦の出場機会に恵まれていなかっただけだ。
そうだろ?」

「それは、いうとおりだが。練習試合や実践練習ならお前はなんども経験してきたハズだ。それにお前にはコピーテニスがあるだろ」

「実践でつかっても無駄なのは分かってただけだ。見せてもどうせレギュラー昇格は無理だと分かってたしな。それにいざ出ようとなっても
コピーだけじゃ全国のヤツラとは戦えねーことは分かってたよ。
今までのお前らの試合見て十分おもいしったわ。もう、お前の聞きたいことは全部いったよな?俺はもういくぜ。」

「たわけが・・」

鞍馬は足早にいくのであった。

その二人の会話を聞いてある人物がいった。

「アイツもちゃんと分かったんだな。真田。」
その男ろは立海3強の一人、柳であった。

「ふっ・・それは当たり前の事だ。でなければ今頃鞍馬など代役として選んではおらん。負けは許されないそれが立海の掟だからな。
だが、正直あんな技を隠し持ってたとわ驚いた。」

「それもそうだな・・。裏でいろいろ試行錯誤してたんだろう。」

「そんな努力。立海テニス部にいる以上は当然だ。だけどあそこまでとはおもっていなかっただけだ・・」

「そうだな。」
柳は表情ひとつかえずコートのほうをみるのであった。








Re: テニスの王子様〜王者立海編〜 ( No.11 )
日時: 2012/09/14 22:46
名前: 悠希 ◆YLdWB0/d2s (ID: nYs2x9iq)


 真田と柳にも目をつけられてるとは!
 流石ですね鞍馬君!!(・ω・´)


 あと、私のスレにコメありがとうございました♪
 お互いに更新頑張りましょうね!
 続き、楽しみに待っております(^ω^)


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