二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ガンダム00【トリップ】 私、来ちゃいました((笑
- 日時: 2012/09/27 21:17
- 名前: 栞那 (ID: ia9Umcvq)
どうも、栞那(カンナ)言います。
えっと、知らない人が多いと思いますが、
『ガンダム00』の夢小説を書かせていただきます。
「やってんじゃねーよ。」って思わないでね?
だってやりたいんだもん!!
よろしくお願いします!
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- Re: ガンダム00【トリップ】 私、来ちゃいました((笑 ( No.7 )
- 日時: 2012/09/29 21:06
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
初めまして、志保という者です。
ガンダム00大好きです!!
とてもおもしろくてすぐに読んでしまいました。
アスカちゃんが「もう少し外見にも気を配ろうよ」と思っている所がすごいツボにはまってしまいましたww
更新頑張ってください!!応援してます^^
- Re: ガンダム00【トリップ】 私、来ちゃいました((笑 ( No.8 )
- 日時: 2012/12/20 21:49
- 名前: 栞那 (ID: ia9Umcvq)
第3話
私と刹那は私服に着替え、隠れ家の一つであるマンションの部屋に向かった。
部屋のプレートには、〝刹那・F・セイエイ〟と〝紅覇・D・エルザ〟と書かれていた。
「あの、お隣さんですか?僕、沙慈・クロスロードって言います。姉と二人で暮らしています。」
刹「刹那・F・セイエイ。」
ア「紅覇・D・エルザです。」
沙「これからもよろし・・」
沙慈さんはそう言いかけてやめた。
隣にいた刹那が、部屋の中に入ってしまったからだ。
ア「あ・・よろしくお願いします。」
沙「こちらこそ。」
私は沙慈さんにお辞儀した後、部屋に入った。
刹「あまり人と関わらない方がいい。秘密がばれる。」
ア「挨拶くらいはしないと。そっちの方が怪しまれるよ。」
私はベットに仰向けになっている刹那にそう言いながら、冷蔵庫を開けて食材を出す。
刹「何を作るつもりだ?」
ア「簡単なリゾットです。お腹すいてなくても何か食べないと。」
私は野菜たっぷりのリゾットを作り、テーブルに置いた。
刹那は椅子に座って、リゾットをジッと見つめる。
ア「口に合うか分かりませんけど、嫌いな物・・入っていますか?」
刹「いや、頂く。」
刹那はそう言って食べ始めた。
私は何故だかホッとして、刹那の前に座って食べた。
食器を片付けている時、刹那が窓の外を見ながら言ってきた。
刹「お前、故郷は覚えているか?」
ア「故郷・・ですか?どこの国か分かりませんけど、何となくなら。」
刹「守秘義務があるから無理にとは言わないが、教えてくれないか。」
ア「・・毎日銃の音と悲鳴が聞こえてました。多分、紛争地帯だったんだと思います。」
刹「!!」
ア「私、暗くて狭い所にずっといてずっと泣いてました。両親が誰なのかまったく分からないんですけど、恐怖だけは覚えてます。嫌ですよね、忘れちゃいけないもの忘れて、忘れたい事覚えてるなんて。」
心は悲しんでるのに、私は無理に笑って見せた。
そしたら、流したくないのに涙が出てきて、その涙を隠すように私は刹那に背中を向けた。
ア“何で流れるのよ、お願いだから止まって・・”
必死に涙をこらえようとしていると、何かが私の体を包んだ。
目を開けると、刹那が私を抱きしめていた。
ア「刹那・・さん?」
刹「・・・・・」
刹那は何も言わず、抱きしめる力を強くした。
まるで「大丈夫。」と言ってくれてるようだった。
- Re: ガンダム00【トリップ】 私、来ちゃいました((笑 ( No.9 )
- 日時: 2012/12/20 21:53
- 名前: 栞那 (ID: ia9Umcvq)
第4話
次の日、私は刹那について人革連の軌道エレベーターにやって来た。
ロビーで待っていたのは、私服姿のガンダムマイスター達だ。
「よお、遅かったじゃねえか。この機関坊め。」
「死んだかと思った。」
「何かあったの?」
刹「彼女が隣の家の奴に絡まれてた。」
ア「ご、ごめんなさい。」
私が申し訳なさそうな顔をしてると、前の人が「まあいいや。」と言って、自己紹介をし始めた。
緑のスーツを着ていた人が『ロックオン・ストラトス』
右目を前髪で隠してる人が『アレルヤ・ハプティズム』
紫色の髪の人が 『ティエリア・ア—デ』
のようだ。
ア「私は〝紅覇・D・エルザ〟』です。」
ロ「まあ、自己紹介も済んだところで、ティエリア、空の事はよろしくな。俺達は次のミッションに入る。」
テ「命令には従う、不安要素はあるけど。」
ティエリアさんはそう言って、私と刹那を同時に睨みつけた。
私は苦笑したが、刹那はいつもの事なのか淡々としていた。
その後、ティエリアさんは入場口へ向かって行った。
ア「あの、ホントに出来るんですか?機体を軌道エレベーターで空に戻すなんて・・」
ロ「心配ない。予定通り、コロニ—開発資材に紛れ込ませた。重量が同じで搬入さえクリアしてしまえば、チェックはないに等しい。特にここではな。さあて帰るか。」
ア「少しは休暇が欲しいけどね。」
ロ「鉄は熱いうちに打てって言うだろ。一度や二度じゃ、世界は俺達を認めないさ。」
そして、4人は隠していたガンダムに乗り、孤島を目指して飛び立った。
私が助けられてから初めて降りた、何処の国にも所属していない無人島だ。
「お帰り、お前等。まだブッ壊してはいないようだな。」
そう言って現れたのは、黒のスーツを着た男の人だった。
どう見ても50代前後と言ったところだ。
ロ「まだ強敵も現れてねえのにブッ壊すかよ。オッサン。」
「誰がオッサンだこら。お前等、整備士の気持ちになってみろ。スメラギに新しい武器の開発を責められて苦労してるってのに・・って、そちらさんは初めてだったな。」
その人は『イアン・ヴァスティ』。
ソレスタルビ—イングのガンダム整備士だった。
イ「丁度いい、お前等も来てくれ。さっきヴェーダからユイマールの機体が届いた。面白いぞ、こいつのは。」
そう言われて案内された場所にあったのは、白とピンク色のガンダムだった。
見るからにスピードが速そうな機体だ。
イ「〝ガンダムレイナ〟攻撃性に少し欠けるが、スピードはエクシアの3倍ある。接近戦が得意な機体だ。しかし問題が一つある。」
ア「問題?なんですか?」
イ「実はな・・」
ア「実は?」
イ「コックピットがないんだ。」
え?
- Re: ガンダム00【トリップ】 私、来ちゃいました((笑 ( No.10 )
- 日時: 2012/12/20 21:56
- 名前: 栞那 (ID: ia9Umcvq)
第5話
コックピットがない?
イアンの言葉に4人は言葉をなくした。
ロ「どう言う事だよ?」
イ「俺に聞くな。他にも不思議な点はいくつもある。」
不思議な点
1、コックピットがない。
2、他の機体と比べてかなり小さい。
3、近づこうとすると、見えないバリアでもあるかのように跳ね返されてしまう。
4、武器・GN粒子が全くない。
2と4はともかく、1と3は・・・
5人がう〜んと唸っていると、スメラギさんから通信が入った。
ス『イアン、レイナの動かし方が分かったわ。』
イ「ホントか!?で、どうするんだ。」
ス『紅覇は近くにいる?』
ア「ココにいます。」
ス『あなたのブレスレットの力を使うの。宝石が埋まってる方を、ガンダムレイナのコックピット部分に近づけてみて。』
私は言われた通り、レイナに登って本来ならコックピットがあるであろう場所に、宝石が埋まっている方を近づけた。
すると、近づけた瞬間機体がピンクの光を発しながらブレスレットに吸い込まれてしまった。
ア「うわぁ!!」
足場を失くした私は、地面に真っ逆さまに落ちて行く・・・
と思いきや、刹那にうまくキャッチされ怪我ひとつしなかった。
イ「おい、機体がブレスレットに吸い込まれたぞ。どうなってんだ?」
ス『そのブレスレットはここに繋がってるみたいなの。紅覇、今度は自分に纏わせる感じでやってみて。』
ア「やってみるって・・どうやって?」
ス『出て来いって念じてみれば?』
あたしはスメラギさんの言うとおりに、心の中で叫んでみた。
ア“出てきて!レイナ!!”
そしたら、私の体をピンク色の光が包み込み、一瞬にしてレイナの機体パーツがくっついた。
合体ではなく、服の上から鎧を纏った感じで、両腕と両足、胸の部分、背中には飛ぶためのものであろう翼が付いていた。
ア「な、なんか恥ずかしいんですけど・・」
ス『見た目は弱そうだけどガンダムと同じ力を持ってる。基本ビームサーベルだけど、今の紅覇の力はガンダムと一緒だから、受け止めるくらい楽勝よ。その状態ならGN粒子が使えるわ。』
ロ「俺達とは変わってるな。ホントに大丈夫なのか?」
ス『大丈夫よきっと。まだ向こうが目立った動きを見せないからミッションはないわ。今のうちに体を休めて。」
スメラギさんはそう言うと回線を切った。
私と刹那はエクシアに乗って家に帰る。
別にレイナでも飛べるのだが、どうやら私はここが気に行ってしまったみたいで、何故か一番落ち着ける場所なのだ。
- Re: ガンダム00【トリップ】 私、来ちゃいました((笑 ( No.11 )
- 日時: 2012/12/22 14:32
- 名前: 栞那 (ID: ia9Umcvq)
第6話
私がガンダムをもらった10日後——
私たちは、隠れ家からガンダムに乗って孤島までやってきた。
今回は私のガンダム(?)がどれほどのものか知りたかったので、ちゃんとレイナを装備して飛んできた。
イ「よう、刹那、紅覇。」
紅「イアンさん、また地球に来られたんですね。」
イ「ああ、今度はお前さんの武器を持って来たんだ。」
紅「私の・・ですか?」
イアンは大きなカバンの中から、双剣を取り出した。
どうやら、腰に付けるタイプのようだ。
イ「レイナ専用GNソード。内容的にはエクシアのGNブレイドと変わらんが、高圧縮したGN粒子を伸ばして長剣にすることも可能だ。」
紅「ありがとうございます、イアンさん。」
さっそくGNソードを腰につけていると、空からキュリオスとヴァーチェが降りてきた。
いよいよ、大規模なミッションが始まるんだ。
12時丁度、ミッション開始——
〝4体〟のガンダムが固まって空を飛ぶ。
前方には、敵モビルスーツらしき影。
ロ「適さんが気づいたみたいだ。各機、ミッションプランに従って行動しろ。暗号回線は常時開けておけよ、ミス・スメラギからの変更プランがくる。」
全「了解。」
それぞれが散り散りになり、所定の位置に移動する。
刹那は目の前の敵を破壊し、地上へ降りた。
刹「行けるか、紅覇。」
紅「いつでも。」
エクシアの右肩に乗っていた私は、GNソードを抜いてエクシアの肩から飛び立つ。
紅「レイナ、目標を破壊する!」
エクシアの肩から飛んだ私は、一瞬のうちに目の前の2機を破壊した。
この姿だと、みんなよりも小さいから細かい動作ができる。
紅“もしかして・・・”
私は双剣をしまい、試しに蹴りをぶつけてみた。
思ったとおり、蹴ったところがへこみ、爆発した。
刹『蹴っただけで破壊できるのか。』
紅「ガンダムと同じ力っていうのはホントみたい。双剣よりもこっちのほうがいいかも。」
刹『ソードも使え。小さいからって、当たらないとは限らないんだぞ。』
紅「あ、うん。ちゃんと使うよ。」
私はまた剣を抜き、なんだかよくわからない体術(?)と一緒に戦った。
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