二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ふしぎ遊戯玄武開伝×花は咲き・花は散る
日時: 2012/10/17 23:11
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)



 初めまして、の方が多いと思います。


 コメディ・ライトで小説を書いている『りんご』デス☆



 私の書いている


  『花は咲き・花は散る』と、


 漫画の


  『ふしぎ遊戯玄武開伝』を、


        組み合わせたものにしようと思いますので、


    よろしくお願いします☆





 コメ待ってます★

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Re: ふしぎ遊戯玄武開伝×花は咲き・花は散る ( No.2 )
日時: 2012/10/18 20:58
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)














 がさがさがさがさっ

 ドスンっ…

 「きゃっ」

 「うわっ」

 「きゃぁっ」

 「うおっ」



 樹がそこらじゅうに生える場所に、女の子2人、男の子2人が「空から」落ちてきた…!?



 「な、なんなのよ…。ここは…」

 ぶつけた右足をさすりながら言うのは『神崎花』。


 「俺たち、上から落ちてきたんじゃないか?」

 空を見上げながら言うのは『東城陽斗』。


 「さむっ。何ここ、冬なみに寒いんだけど。てか、冬なのここ!?」

 腕をさすりながら言うのは『雅香里』。


 「どうやらそうみたいだな。まず、ここがどこなのかってとこからだけど」

 あたりを見回していうのは『東城里樹』。




 「ね、ねぇ?」

 「どうした花」

 「あのさ、あたしたち、さっきまで図書館にいたよね?」

 「そうだよねっ。絶対おかしいよねっ。花っ」

 「ええ…。それに、本から光が出たような…、。」

 「ああ…。もしかして、いや、真に受けるなよ…ここは…」

 「「あの本の中なのかもしれない」」

 陽斗と里樹は同時に言った。


 花と香里はぽかんとしている。

Re: ふしぎ遊戯玄武開伝×花は咲き・花は散る ( No.3 )
日時: 2012/10/19 18:23
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)



「そ、そんなわけないわよっ。本の中に入れると思う?!」

「そうだよっ。本の中になんて入れな…!」



 がさがさっ



 「誰だっ」



 「!?」



 いきなりあらわれた男の子に花たちはびっくりした。




 「お前ら…。何処から来た?何者だ」


 「あ、あの…っ」



 「リムド?」


 聞きなれない声が何かを言おうとした花の耳に入ってきた。



 「多喜子…。お前とみて達はどうした?」


 「リムドの事が心配で見に来たのよ」


 「俺が心配って、自分の事も考えろよな」


 「だってしょうがないじゃない!リムドがいつも…」



 その多喜子と呼ばれた少女ははっと我に返り、へたり込んでいる花たちを発見した。



 「リムド。その子たちは?」



Re: ふしぎ遊戯玄武開伝×花は咲き・花は散る ( No.4 )
日時: 2012/10/22 19:48
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)




 「ああ、俺は関係ないが、ここの森に座り込んでたんだよ」

 「そうなの?」


 多喜子と呼ばれる少女は花たちに瞳をやった。



 「あなたたち、どこから来たのかしら?」


 「…え、あの」


 その質問に花は答えようとするが、自分と同じような口調なので驚きを感じていた。



 「俺らは……日本から来たんだよ」



 そこに、陽斗は重々しく言った。




 「ニッ…ポン…」


 多喜子は驚きの瞳をして口に出す。



 「日本?そんな名前の国聞いた事ねぇな」


 リムドは顔をしかめて言う。




 「ちょっと、あなたたち、いいかしら・・・」

 「ええ…」



 花が答えると、多喜子は「こっちに来て」と言って、花たちをリムド

の姿が見えないくらいの場所まで連れて行った。

Re: ふしぎ遊戯玄武開伝×花は咲き・花は散る ( No.5 )
日時: 2012/10/28 21:24
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)




 「あなたたちは日本から来たの?」

 多喜子が親密に言ってくる。


 「そうだよ。俺たちは日本から来たんだ。何か問題でもあるのか」

 里樹が多喜子をじっと見て言った。

 

 「里樹。そんなにきつく言っちゃだめだよ」

 香里がすかさず里樹に言う。


 「いえ。そういう事じゃなくて…。ここは…あなたたちのいた、日本じゃないの」

 

     「「「「え?」」」」

 皆が一斉にぽかんと口を開ける。

 
 「ど、どういう事ですか?」

 花が恐る恐る聞くと、多喜子は話してくれた。




 この世界が『四神天地之書』と言う所で、本の中の世界だということ。

 さっきいたリムドは女宿と言って、巫女を護る人。

 巫女とは七星士を集めて神獣(玄武・朱雀・青龍・白虎のなかの一体)

を呼び出して願いをかなえてもらう役目をする。

 そして、多喜子はその巫女を務めている。









 それから多喜子は「戻りましょうか」と言って、リムドのもとへ帰っ

て行き、花たちも後を追った。



 
 「私は奥田多喜子。この北甲国の巫女をしているわ」

 「はぁ…。」


 「で、こっちは女宿。こっちは斗宿と室宿よ」


 女宿と紹介された人はさっき花たちを一番に見つけた人。

 それから斗宿は冷静に見える人で、すごく大人っぽい。(実際は25歳だったかな)

 室宿は子供で、ぽっちゃりとしており、恥ずかしがり屋っぽかった。
 



 「初めまして…。神崎花です」

 「東城陽斗です」

 「雅香里です。初めまして」

 「…東城里樹」



 なぜか里樹だけ不機嫌だった。

Re: ふしぎ遊戯玄武開伝×花は咲き・花は散る ( No.6 )
日時: 2012/11/11 11:46
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)




 「まぁ、みんな仲良くしましょう?せっかく出会ったんだし…ね」


 多喜子が嫌な雰囲気を打ち破ろうと明るい声を出した。


 するとリムドが…


 「…花と多喜子って、むちゃくちゃ似てるよな」


 「「え?」」


 リムドの言葉に花と多喜子は二人して驚いた。


 「確かによく似ている。花は少ししかしゃべってないが、言葉使いも

似ている。そして、容姿も似ているな」



 斗宿がリムドに続いて言った。


 そこで花が
 

 「そんなわけあるわけないじゃない。…それに、始めてあった人ですし」


 「あ、あのっ。世の中には、おおおお同じ顔をしたひひひ人が、いる

って…前に言った、そそそそ村長さんにき、聞きました」

 
 室宿が花の言葉に反してそういった。


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