二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 戯言語りは箱の中
- 日時: 2012/10/20 22:15
- 名前: 液体窒素 (ID: tgdYlMaQ)
- 参照: http://liar-box
始めまして液体窒素と申します。
勝手ながら二次小説を書かせて頂きます
元の題材は主に戯言シリーズとめだかボックスです。
文章力がないので
ときどき視点を勝手に変えさせて頂きます
あと、原作とは矛盾点が生じたり、勝手な付け加えが
あるかもしれませんが出来れば見逃して頂きたいです。
よろしくお願いします。
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- Re: 戯言語りは箱の中 ( No.1 )
- 日時: 2012/10/28 21:58
- 名前: 液体窒素 (ID: w2QxUPin)
- 参照: http://liar-box
第一章 零崎誤識の人間崩壊ー
ゼロザキゴシキノニンゲンホウカイー
第一語 御笠木四季という名前で
「ああ、これは遅刻してしちゃうかもなー」
高校一年生としては小柄な160㎝弱の少年が歩道を
やや速いスピードで歩いていた。
遅刻してしまうような時間に登校している学生としてはもっと必死で急ぐべきなのではあろうが、
御笠木四季(みかさぎしき)は迷っていた。
今日から箱庭学園の1年13組に転校するわけなのだが
事前にもらっていた校則でぎっしり埋まった
冊子には13組生は登校義務なしと書いてあった。
これはどういうことなのだろうか。
つまり、二択になるわけなのである。
一つ目は冊子の通りに登校義務がないのだから
登校しないという選択肢である。
二つ目は所詮登校義務がないというだけであって、
13組生は全員来ているのだからやはり学生として
自分も行くべきである。という選択肢である。
前日は四季本人もかなり悩んだが
熟考の末後者を選んだわけであるが・・・
「人兄にも、舞姉にも一応起こしてくれって
言ったんだけどな・・・」
まあ、起きない僕も悪いか・・・
「それでも、ひどいよなあ。
『転校生は絶対遅刻すべきだ』なんて人兄も・・・
あのあっかいのの漫画好きに影響されすぎだよな」
とか、なんとかいろいろ考えていたら
なかなか大きい校舎が見えてきた。
「うわあ、なかなかでっかいな」
さて、普通の学生も見当たらないところからも
完全に遅刻のようだ。
「あーあ、皆いませんように・・・」
校舎全体の地図を見て1年13組の教室を確認して
遂に1年13組と書かれたプレートが見えてきてしまった
ガラガラガラと引き戸を開けてみると
一人しかいなかった。
その少女は顔を上げ四季の顔を見て
「おう貴様が例の転校生か、
転校初日から遅刻とは感心せんな
しかし、この学校はやたらと広いからな
迷ったことかもしれんな。
おっと、自己紹介が遅れたな
1年13組黒神めだかだ!
今日からよろしくたのむぞ!」
こんな自己紹介の手本ような感じで
挨拶されたのに当の僕は
「おっおおおはようございます!
きっ、今日からみ御笠木四季という名前で箱庭学園に
転校してきました!!
よっよろしくおねがががします!」
同級生相手に敬語を使いかみっかで
自己紹介をしてしまい、
その上『御笠木四季という名前で』なんて
丸で本当の名前は違うけれども
こういう偽名で転校してきました。
と誤解されてもおかしくないような言い方で
同級生に挨拶するという馬鹿なまねを
してしまった僕だが
案外『御笠木四季という名前で』なんて
丸で本当の名前は違うけれどもこういう偽名で
転校してきました。
というのは間違いではないかもしれない
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