二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.104 )
- 日時: 2010/12/04 23:05
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
第四章—黄昏に揺れる者たちの集い—
「はぁ…」
リズは自室でキーブレードを振り回しながらため息をはいていた。
何せこの前の任務で、侵入者を捕まえられなかったからだ。
「私の力が足りなかったからだ……このままじゃあの時の二の舞になっちゃう…」
過去を思い出し、思わずリズは手を握り締める。
—あの時も、自分が弱くてなさけなかったせいで…皆を傷つけた。
そして、グラッセに重い物を背負わせてしまった。
ムーンを哀しませてしまった。
機関のメンバーを……助けてあげられなかった。
「私はもっと強くなる、行くよ!!」
そう言うと、リズはキーブレードを出しながら闇の回廊を開いた。
「はっ!!やぁ!!」
そして、ロクサスもアクセルとともに摩天楼の下でハートレスを一掃していた。
「侵入者の奴…ッ!!絶対俺たちが息の根止めてやるぞアクセルッ……!!!」
「当たり前だ!!俺たちで絶対殺ってやるよ…!!つーか灰にしてやる!!」
そんな物騒な事を言いながら、2人はハートレスたちを倒していた。
「ロクサスー!!!アクセルー!!」
すると、少女の声がした。
「ナミネっ!!」
「サイクスが昼ご飯だから戻って来いって!!」
少女—過去のナミネが息を切らしながら走ってきた。
ご飯だと呼びに
「ところで、リズちゃん見なかった?」
「リズ?俺は見てないよ」
「俺も」
そして残りはリズだけなのだが、彼女が見つからなかった。
「珍しいな、アイツ何時もなら飯の時間はかならず先に行ってるのに…」
「ああ」
アクセルがそう言うと、ロクサスも頷く。
「悪いけど、ロクサスとアクセル手伝ってくれない?リズちゃんを探すの」
「いいよ」
「いいぜ」
そう言うと、3人は闇の回廊でリズの行きそうな所を探しに行った。
「はぁ…はぁ…」
そして張本人である少女は、ディスティニーアイランドの島で特訓していた。
「ふぅ…ヤバ、そろそろ昼飯だ……ッ!!早く戻らないとママンにバーサクされる……ッ!!」
そして時間に気が付き真っ青になる。
帰ろうと闇の回廊を出そうと闇の力を手に込めた時…
「十三機関……ッ!!!」
「どうしてここに…!!?」
勇者であるソラと、セブンプリンセスであるカイリに見つかってしまった。
「(ヤバッ!!この時代のソラたちは十三機関が復活した事を知らないんだ……!!)」
これには、冷や汗をかいているとキーブレードが飛んできた。
「きゃあ!!?」
「この声……女か」
何とかかわしたが、キーブレードを投げた人物リクにすごい睨まれる。
「フードを取れ」
「(命令ですか!!?この時から初対面でも態度でか!!)」
リクがほぼ脅し状態で聞いて来て、リズは人の事を言えないセリフをはく。
「ま、別にいいけどさぁ…アンタ態度でかすぎ」
「…ダークオーラ!!」
「ちょい!!(滝汗」
少し不信感を抱いたのでからかってやると、闇の技で反撃される。
「ちょリク!!相手は女の子だぞ!!いきなりやり過ぎ!!」
「そうだよ!!いくら何でも可哀想だよ!!」
「バカ野朗!!コイツは十三機関なんだぞ!!手加減する必要はない!!」
そう言い合うと、3人でもめ始めた。
「あのー、私置いていかれてません?」
これには、思わずリズもそう呟くしかなかった。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.105 )
- 日時: 2010/12/04 23:35
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「あー!!もうフード取るから喧嘩止めなさい!!」
そう言いながらリズはフードを取ると、ツンツンした金髪と栗毛が現れる。
「私はナンバー15リズティクスト『生れ落ちし光と闇』よ」
そう自己紹介して、ウィンクした。
「十三機関、何しに来た…」
するとリクが次の攻撃を発射するため、構える。
これには、流石のリズでも慌てる。
「いやいや!!アンタらに迷惑かけるような事してないでしょ!!?」
「ここに居るだけで迷惑だ!!」
理不尽だなと思い、こちらも反撃するとあっさりと邪魔扱いされる。
が、いくら何でもこれにはリズも腹が立った。
「ふぅん…いくら何でも傷つくわ…力の差ってやつを教えなきゃいけないようね」
そう言うと、リズはキーブレードを出す。
「キーブレード!!?」
「どうして貴女が!!?」
リズのキーブレードを見ると、ソラとカイリが驚いた声を上げる。
「私たちだって元は人間よ、それなのにそこまで言われると腹が立つわ!!!!!」
そう言いながら、リクへと走り出した。
「アンタがそんなのだから…彼もアンタが嫌いなんだよ!!!!!」
誰かの思いを背負っているかのように叫ぶと、リズは右手にも光を宿す。
そしてもう一本のキーブレード—『ウィンドノーバディクラウン』を出す。
「キーブレードが…2本だと!!?」
リクが、ありえない者を見たかのような目で少女を見た。
「この力は…私に継承してくれた『彼』が絆を守るために与えてくれた大切な力」
そう言うと、リズはリクの背後に回りこみ
「力を貸して、マジックアワー、エアダイブ、エクスプロージョン、フラッド、ダークスパイラル」
その言葉とともに、光、風、炎、水、闇がリクを襲った。
「うぐぅ…」
「手加減はしておいた、次そんな事言ったら…命は無いと思いなさい」
倒れるリクを見て、リズは今まで見た事もないような冷たい眼差しで見下ろし
闇の回廊で消えた。
「………」
そして、ソラとカイリはリズが入った闇の回廊の後をずっと見つめていた。
ソラとカイリは、リズが闇の回廊に入る前呟いた声を聞き取っていた。
『私たちは確かに存在してはいけない……—でも何でそこまで言うの?…十三機関はそんなに悪い人たちの集まりじゃない…』
『存在してはいけないと言われるのは……私一人で十分なんだ……』
「あの子…悪い奴じゃないのかな…?」
ソラはただ、また彼女に会えないかと思うだけだった。
話をして見れば…悪い奴じゃないかもしれないから。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.106 )
- 日時: 2010/12/05 14:40
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「………」
そして、リズは闇の回廊内を無言で歩いていた。
「ッああー!!もう!!……流石に言い過ぎたかな……?」
どうやら、リクに言い過ぎてしまったと自己嫌悪中のようだった。
それでも、あそこまで言われて腹が立ったのだ。
「…てか、私キーブレード2本出しちゃったよぉぉぉぉぉぉぉ—————ッ!!!!!」
何よりも、そんな失態を起こしてしまいリズはさらに頭をかかえた。
「…今更、存在しなかった世界へと戻るのもめんどくさいな…」
そして、機関に戻るのをやめ少女は一番いい場所へと向かった。
—追憶の洞—
「ここなら…誰も分からないよね」
レイディアントガーデンの最強ダンジョンとも言える追憶の洞、そこにリズは降り立った。
ここに居ると、何故か落ち着けた。
…進むまで、強いハートレスやノーバディがどっさり居るけど…
「そう言えば…ここってソラも来たんだよね」
ノーバディたちを一掃しながら、リズは思い出す。
—父さんから聞いた事があった。
—ソラはここに来て、集積の庭園へと着いたって—
集積の庭園…そこは少女が気に入っている場所でもあった。
「それまでの道のりが、果てしなく長いけどねッ……!!!」
ノーバディを全部倒さないとバリアの先へと進めない廊下で、リズは魔法やら様々な戦法で進みながら呟く。
「…着いたッ……!!」
そして滝が流れ続け、データの機関のメンバーと戦える集積の庭園にやっとの思いで着き
リズは、思わず座り込んだ。
「…ファンタジア、私どうすればいいんだろう…」
そして、ここに居ない名を口にする。
「うぅ……ッ!!!」
そして目から、水が溢れ出していた。
「…私、怖いんだ…何でかあの時みたいになりそうな気がして………ッ!!!」
少女は、出来る限り声を殺して座りながら蹲った。
あの侵入者を逃がしてしまい謎の黒マリモと会ってから、胸の中がザワザワしていた。
何かが、動き出しているような…
「……リズ?」
すると、突然誰かの声がし思わず顔を上げる。
「どうして…泣いているの?」
「ナミネ……?」
その人物はボロボロで、心配そうに少女を見つめていた。
「まさか…」
「よっ」
「何やってんだよ…お前は」
そしてロクサスとアクセルまでも現れて、リズは驚いた。
「アンタら…ここまで来たの!!?」
ボロボロの3人を見て、ようやく今の現状を理解した。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.107 )
- 日時: 2010/12/06 09:23
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
お久でございます(・ω・*)ノ
集積の庭園…。
KHのMPの中で一番好きな場所だ(//)。
あと、目覚めの園とか。あーいう感じのが(どういうのだよ(笑)
アクセルとロクサス、ナミネ守りながら来たのか∑(・Д・o)
ナミネも来ようとよく思ったよね…。
更新がんばってくださいね!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.108 )
- 日時: 2010/12/07 20:35
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
花影さん
お久しぶりでーす!!
集積の庭園は、私も好きですよー!!!
リズ「(うわぁ…何でコイツ無駄にテンション高いのよ……)」
グラッセ「(ホントだよな…)」
目覚めの園ですか…うん(涙
シリアスいいねぇ!!!大好きさ!!←
赤ウニとロクサスはナミネを守りながら来ました!!
ナミネも一応、戦える設定ですけど(は!?)
リズ「ちょー!!ナミネの設定が凄い事になってるんですが!!?」
無視無視
ナミネは、何故かリズをほおっておけなかったんです。
まぁ、娘だからと知りませんけど(殴
更新頑張ります!!
学校から帰ってきて、気力残ってれば!!
グラッセ「作者、後で潰す☆それでは行くぜ!」
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.109 )
- 日時: 2010/12/07 21:00
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「貴女が中々帰ってこないから、ずっと探してたんだ」
「………」
ナミネが笑顔で言うと、リズは俯く。
今は、その優しさがとても痛かった。
「…よくわかんねぇけど、何があった?」
そしてアクセルも、リズに何かがあったと気付き首を傾げる。
「別に…ただ、ディスティニーアイランドでソラとカイリとリクって人に会っただけ」
「えっ!!?」
少し泣き声で言うと、ロクサスは唖然とした。
「…それで、ちょっとリクって奴と戦ったの」
「………………」
リズがそう言うと、ロクサスもリクという名を聞いて俯く。
はっきり言って、ロクサスもリクは苦手だったから
「…彼、私たちをかなり恨んでいた…いきなり攻撃されて戦っちゃったの…」
「…そうか」
リズは俯いたまま言うと、アクセルはただそう答え頭を撫でた。
リズは、ホントに優しい少女なのだ。
例え、自分が悪くなくても何でも背負い込んで一人で悩み続けてしまうクセがあった。
「それで…怖い、私何時か自分が壊れてしまうかもしれない気がする」
「…何で?」
リズがとても小さな声で呟くと、ナミネは優しく相槌を打つ
「…私が侵入者を捕まえられなかった事知ってるよね」
「ええ」
「そいつと…私は戦わなきゃいけないけど、何故か怖い…」
とても脆い声で言うと、リズは顔を上げる。
ナミネを真正面から見つめ、口を開いた。
「…私、前に一度だけ自分を見失ってしまった事があるの…それで沢山の大切な人を傷付けた」
「………」
それを聞くと、ナミネは青い瞳を細める。
自分も、同じような事を過去にしたから
「私の親友のおかげで何とか助かったけど…ずっと暗闇に居て本当は怖かったんだ」
少し少し、自分の過去を語り少女は暗い顔になる。
それほど、重い過去なのだろう
「…今回もそうなってしまったら、私はまた仲間を傷付けてしまう、そしてそれはもう誰にも止められない…」
自分の力を知る者故か、不安だった。
もしそうなってしまったら——
「大丈夫だよ」
「!!?」
しかし、ナミネは微笑むとリズを抱きしめた。
「私たちがちゃんと止めてあげる、そうなったとしても」
「それぐらいで落ち込むなよ、俺たちは十三機関だぞ?」
ナミネが抱きしめながら頭を撫で、ロクサスも撫でる。
「そう簡単に俺たちがやられるはずねぇだろ、安心しろよ絶対約束するぜ?」
アクセルがそう言いながら、闇の回廊を開く。
「帰るぞ、ナンバー15『生れ落ちし光と闇』リズティクスト、光と闇を操る少女」
「…うん!!」
アクセルの言葉に、リズは笑いながら頷き闇へと入った。
そうだ
彼らが、私なんかにそう簡単にやられないよね
もっと、仲間の力を信じなきゃね
そう喜びながら
そして、4人は闇へと消えた。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.110 )
- 日時: 2010/12/07 21:14
- 名前: 美亜子 (ID: bZNnCgQ1)
最後感動したぁ★
リズちゃん悲しい過去があるんだね・・・
でも仲間に支えられてそんな姿にジーーンときた☆
おもしろかったです★
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.111 )
- 日時: 2010/12/07 21:46
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
そして、闇の回廊から出るとママンがバーサクして待ってまs(ry)
なんか読んでてロクサスってこういうとき使いにくいタイプだよなー。とか思ってません!
(思ってるとかのツッコミは無しでb)
ホント、これから何が起こるのか楽しみですっ
がんばってくださいね♪
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.112 )
- 日時: 2010/12/09 20:56
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
あははー、筋肉痛で両腕が痛い♪(泣
リズ「実習だからって、はしゃぎ過ぎだね…そして(笑顔」
グラッセ「更新が最近、また遅いわぁ……ッ!!(黒笑」
ムーン「てめぇ、またゲームしてやがったな……ッ!!!(黒笑」
い、いやぁ…何せKHのバースバイスリープまだシークレットレポートのラスボス倒してなかったし…(遅
それに、来年にはバースバイスリープのファイナルミックスやディシディアの新作も発売するから、溜まっていたゲームを消化しようと…
リズ「くたばれっ!!ジョーカー・ジェクトクロス!!」
グラッセ「ソーダファイナルスコール!!」
ムーン「ダークドロップ!!!!!」
闇の衝撃波と、水と光の嵐と闇の飛び蹴りですかぁぁぁぁ!!!!!?(涙
美亜子さん
感動してくれましたか!!
最近、そういう物書けなかったのでよかったです!!(泣
はい、リズにはとても哀しい過去があります。
リズ「…それほど、戦闘を見たり体験してきたしね…」
ん?リズ何か言った?
リズ「別に、仲間がいるから私も助かったよ!!」
これからも、さまざまな暴走を起こすので楽しみにしててくださいね!
花影さん
ネタバレしちゃったよ、アハハ
リズ「やっぱりかぁぁぁぁぁぁ!!!!!(泣」
ママンのあれがあるから、楽しいんじゃないか☆
確かに、ロクサスってこういう時使いにくいです「…オイ(超低い声」……あれ?
ロクサス「ちょっと、こい(超ブラック笑顔」
はいぃぃ!!頑張るのでこれからも応援お願いします!!
書きます!!(台本を持ちながら逃走)
ロクサス「逃がすかァァァァァァァ——————ッ!!!!!!」
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.113 )
- 日時: 2010/12/09 21:21
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「消えろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
「「「やっぱ、このパターンですかぁぁぁぁぁ!!!!!?」」」
そして、リズたちが城へと帰るとやはりママンがバーサクしていた。
「作者の奴、覚えてろ——————ッ!!!!!」
リズは、何処ぞのナレーターへと心の底から絶叫した。
その時、月の衝撃波がロビー中へと広がった…
「死ぬかと思った……」
それから数時間後(早
どうやら少女は生きていたらしい。(勝手に殺すなぁぁぁ!! byリズ)
包帯を頭や腕に巻きながら、リズは自室で唸っていた。
「それにしても、侵入者って何時になったら見つかるんだろう…」
今一番大事な事で、最も気になる事をリズは口にする。
あれから、数週間は経っている。
機関なら、そろそろ行方を見つけてもいい頃だった。
「リズ、居るか?」
そう考えていると扉がノックされ、突然サイクスが入ってきた。
「ママン、どーした?」
「ママンじゃない、お母さんと呼べと言っているだろうが…」
呆れながらリズに注意すると、いきなり真剣な顔をする。
「リズ、この資料を見てくれ」
「何?……………ッ!!!!!」
サイクスが真剣な表情を崩さず言うものだから、リズは資料を受けとり読むと眼が見開く。
そこに書いてあったものは
—数週間前の侵入者が、トワイライトタウンに潜んでいる—
「トワイライトタウン………ッ!!!!!?」
青い瞳を見開き続けながら聞くと、サイクスは頷いた。
トワイライトタウン、黄昏に揺れる夕日の街—
ロクサスたちの大切な場所であり、リズの大切な場所でもあった。
どうして、そんな所へと言ったのだろうか……?
「明日、この間のメンバーで討伐に向かう…いいな?」
「……当たり前さッ!!」
サイクスが確かめるように聞くと、リズは手を握り締める。
—もう負けられない、必ず捕まえて倒す—
その思いで、少女の心は燃えていた。
「今日は早く寝て明日に備えておけ」
そう言うと、サイクスは出て行った。
その眼に、リズと同じ気持ちを宿して
「ママンや、父さんや赤ウニだって同じ気持ちなんだよね……」
リズはそう呟くと、右手にキーブレードを出す。
「…ヴェントゥス、私大丈夫だよね」
友の名を口にすると、リズは手を胸に当てる。
「…私は私、ただのリズティクストであり勇者に関わる者…それだけなんだよね」
そう言いながら、リズは半分不安そうに苦笑しながらベットに入る。
「皆と繋がっているファンタジアさえ、そうだしね…寝よう」
気になるような事を言うと、少女は瞳を閉じた。
明日の決戦に向けて——
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.114 )
- 日時: 2010/12/10 13:20
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
どうもですー(・ω・*)ノ
あぁぁ!ネタバレさしちゃいましたか(ノД<)
今度は、トワイライトタウンですか。
ここまでリズちゃんが燃えてると、出会った時がいろいろ大変そうです。
事情知っているやつらにとってはお口あんぐりりなんでしょうねぇ。((遠い目
ママンが突っ込みどころありすぎです。
人の腹筋をそんなに割りたいのでしょうかね(笑)
バースバイスリープもってるんですね!
いいなぁ・・・。PSP欲しいよっ(`・ω・´)
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.115 )
- 日時: 2010/12/10 17:06
- 名前: 美亜子 (ID: bZNnCgQ1)
ぬお!?
リズの言ってた子ってヴェンのことなんだ!!
なんかどんどん話に吸い込まれてくw
ママンやばいですw
おもしろww
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.116 )
- 日時: 2010/12/11 10:29
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
花影さん
今度は、トワイライトタウンですよ!!
キャホー!!!←
リズ「(…そんなにトワイライトタウン好きだったのか…)」
ムーン「(黄昏に揺れるとか、夕日とかがいいからだろ)」
そこ、心の声が聞こえてるから!!
ここまで、リズが燃えてしまいグラッセたちはヤバイですね(汗
トワイライトタウンが破滅するかも(そこまで、私もやらないわよ!! byリズ)
お口あんぐりですね、特に赤ウニとか
ママンはやはりこうでなくては!!
バースバイスリープ、ある意味哀し過ぎます(泣
美亜子さん
リズの言っていた子は、ヴェントゥスです!!
リズとヴェントゥスは、すごい繋がりを持ちますから☆(自重しろ
どんどん、話へと吸い込まれちゃってください!!(殴
コメント、返したし書くぞ!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.117 )
- 日時: 2010/12/11 10:54
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「…準備はいいか?」
翌日、ロビーにてサイクスが全員集まったのを確認すると声をかける。
リズ、ロクサス、アクセル、ヴィクセン、ゼムナスは真剣な表情で頷いた。
「大丈夫、メガエーテルとかエリクサーも準備万端だよ」
リズがそう言うと、ママンは納得し闇の回廊を出した。
「行くぞ!!トワイライトタウンへ!!!」
「「「「「ああっ!!!!!」」」」」
気合十分で6人は、闇の中へと姿を消した。
「…ふぅ、ムーン大丈夫か?」
「まぁな」
一方、グラッセとムーンは空き地でハートレスたちに襲われ倒していた。
「何で、今日はこんなにハートレスが多いんだ?」
汗をかきながら、グラッセは疑問を口にする。
そう、今日は無駄にハートレスがトワイライトタウンに出現していたのだ。
ここまで来るにも、少し一苦労だった。
「何か、おかしい……嫌な気配しかしないんだが……?」
そして、ムーンもいつも以上に闇の力が濃くなっているのに不安を感じていた…
そして、もう一つ駅前広場で世界の意思が動き始めていた。
「久しぶりだな、トワイライトタウン」
「そうだね」
「ここは、始まりの場所でもあったからな…」
トワイライトタウンに、3つの意思が集まっていたのだ。
光の勇者ソラ、闇の勇者リク、光の心を宿すカイリ
この3つの光たちが来ていたのだ。
その理由は…
「リズティクストって子が、ここに居るかもしれないしな」
「うん」
そう今回の旅の目的は、ディスティニーアイランドでリクと戦った少女と会うため
最近、闇の力がまた濃くなっている事に気が付いたリクが十三機関の影響ではないかと推理した。
そして、その理由をを十三機関のリズは知っているのではないかと判断し
ソラたちは、グミシップでここまで来たのだ。
「実際ここに来てどっちにしろ正解だと思うぞ、この街でリズの気配と強力な光の力と闇の力を感じる」
リクがそう言うと、ソラとカイリは頷き
「まずは、いつもの場所に行って見よう…ハイネたちとかが何か知ってるかもしれないし」
「それもそうだね」
3人はお互い納得し、駅前広場から坂を下っていった。
言わば偶然なのか、光と闇と狭間の者たちが黄昏の街に揃った…
これは、必然だったのだろうか…運命だったのか
それは、今の彼らに解る筈がなかった……
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.118 )
- 日時: 2010/12/11 13:43
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「…うぷっ…」
「おーい、リズ大丈夫か?」
闇の回廊を出ると、早速リズが倒れかけアクセルが背中をさすって上げる。
リズは純粋な光の心(ロクサスたちは知らないけど)の持ち主で闇の住人なのに、闇の回廊が苦手だった。
存在が、ノーバディ以上に不安定故だが
「闇の回廊通っただけで、ダウンするなよ…」
アクセルが呆れながらため息をはき、背中をさすり続ける。
…グラッセが見たら、間違いなく誤解され殺されるであろう図だが…
「うるさい…これでも私は光属性なんだから闇が苦手なんだよぉ…」
顔色が悪いが、反撃する元気があるだけ大丈夫だろう。
「はいはい、お前の体調が回復したら行くぞ」
「ふぇーい……」
リズは返事すると、再び座り込んだ。
リズもまだ、幼い子供なのだ。いくら強くてもそれだけは変わらないのだ。
「喰らいやがれ!!」
「光よっ!!!」
そして、グラッセやムーンは街で暴れているハートレスと再び戦っていた。
「クソ……ッ!!トワイライトタウンハートレス大量発生ってか…?」
何とか倒し終わり、ムーンは疲れて汗をかいていた。
隣のグラッセも、同じく
「おかし過ぎるな…」
「え?」
するとムーンが、真剣に考え始めた。
「グラッセ、トワイライトタウンが不思議な街だって事知ってるよな?」
「ああ、光と闇が同時に存在してもいい街であり狭間の存在でも許されるんだよな…」
確認するかのように聞いてきたムーンに答えると、ムーンも頷いた。
「だから、ここはあまりハートレスも発生しないし世界の中でも平和な方なんだ」
ムーンが、腕を組みながらこの街について再確認する。
「じゃあ、何でいきなりハートレスが大量発生してる?」
「!!?」
ムーンの言いたい事が解り、グラッセは眼を見開いた。
つまり、この異常事態には何者かが絡んでいてソイツが元凶と言う事だ。
「その元凶を見つければ……!!」
「この異常事態も収まると言う事だ」
グラッセが解決策を見つけ喜ぶと、ムーンも笑顔になった。その時
「のわっ!!?」
「で、デカイ!!?」
2人の目の前を大きなハートレスが通り過ぎて行った。
はっきり言えば、相当でかい。
「あんなのが、人を襲ったら…!!」
「ひとたまりもねぇぞ!!!追いかける!!」
そう言うと、2人は全速力で走り出した。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.119 )
- 日時: 2010/12/11 21:08
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
ブフーッ!!
あ、スイマセン。思わず味噌汁を噴出してしまいました。(机を拭きつつ)
いろいろな、まさかの展開にまだ味噌汁が飲めそうにありません…!!
リズc今までよくがんばってきたんだね…。
ほんとに、怖いくらいイイ展開ですよっ。b
がんばってくださーね♪
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.120 )
- 日時: 2010/12/12 21:06
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
花影さん
どうもー!!大丈夫ですか!!?
取りあえず、ハンカチ(黙れ
リズ「…黙ろうか、さもなければ殺すVv(ハートが付くような笑顔」
はいっ!!
色々な展開になってしまいましたよー!!
リズは、今までかなり頑張ってムチャしましたよー!!
リズ「ムチャって…例えばハートレス1500体討伐とか?」
…だそうです。
頑張りますので!!それでは書くぞ!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.121 )
- 日時: 2011/08/08 21:31
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「うわーい!!!!!」
「………」
一方、リズは完全回復しておりバスに乗っていた。
心配して、損したとアクセルは思った。
「つーか、侵入者探すんじゃなかったのかよ!!?」
「おっ、そうだった(汗」
そして、本来の目的を完全に忘れていた少女にツッコミをいれ
少女も、キーブレードを出しバスの上から降りて来た。
「………ッ!!」
その時、ロクサスがハッとすると冷や汗をかく。
—この気配は…
「…ソラたちが、来ている」
「!!?」
ロクサスが真っ青な顔で呟くと、アクセルも絶句する。
ソラ、ロクサスの本体であり、キーブレードの勇者。
復活してから、一度も会っていない彼に会う事はロクサスにとっても恐怖でしかない。
「…急いで任務を遂行して、帰るぞ」
ゼムナスもこれにはそうするしかないと思い、指示した時
「なっ!!?」
巨大な青いガラクタのようなパーツが浮き上がっており、商店街の方へと向かっていた。
「何だアレは…でか過ぎるぞっ!!?」
サイクスも、あんなハートレスは見た事が無いらしく絶句している。
「あれが暴れたら…マズイんじゃないの?」
「倒すしかないのでは、ゼムナス殿」
正論を言うリズとヴィクセンに、ゼムナスも仕方なく頷いた。
…機関は隠密行動と言う事をここに居る全員が忘れていた。
「ねぇ…あれってパワードアーマーじゃないの!?」
ハートレスを追いかけながら、リズがそう言うとロクサスも首を縦に振る。
「俺もそう思う、普通の奴よりは格段にでかいが間違いないだろうな」
ロクサスもあり得ないものを見るかのように、慌てている。
「…よくわかんないけど、異変が起きてる…そう言う事か…」
リズはヤバイ事になったなと思いつつ、更に走るスピードを加速した。
「ハイネー!!!」
そして、そんな事態を知らないソラたちはいつもの場所へと来ていた。
「ソラ!!カイリ!!」
「久しぶりだね!!」
そして茶髪の女の子オレットと黒髪の男の子ピンツが、喜びながら駆け寄ってきた。
しかし金髪のとがった頭の少年だけは、動こうとしない。
「…よぉ、ソラ久しぶり」
金髪の少年ハイネは、いつもの元気が無かった。
「…オレット、ピンツ、ハイネの奴どうしたんだ?」
「ハイネ、友達が帰ってこなくて心配してるの…私たちもだけど…」
「友達?」
オレットが説明すると、ソラは首を傾げる。
いつものメンバーは、3人だけじゃ無かったと言う事だ。
「その帰って来なくなった友達、何って言うの?」
カイリが首を傾げながら聞くと、2人は哀しそうに口を開き
「—ロクサス、私たちの大切な友達の名前だよ」
オレットがその名を口にすると、3人は驚くしかなかった。
この3人は、ロクサスの事を思い出していたのだ。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.122 )
- 日時: 2010/12/13 09:02
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
えぇぇぇぇぇぇぇぇ?!!!
おおおお、オレットがろ、ロクサスってぇぇぇぇ?!!((黙れ
だけど、グラッセもムーンもいるわけだから・・・
月刊誌の先が気になる勢いで気になります((意味不明
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.123 )
- 日時: 2010/12/13 18:53
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
花影さん
あははっ!!(泣
…とうとう、この時が来たかぁ…(ビュン!!)ぎゃう!!?(キーブレードが飛んでくる)
リズ「…これは、私も驚いたわよ(汗」
ロクサス「…どういう事だ?作者(超黒笑」
えへへ〜(滝汗
…実は、ハイネたちはロクサスの事をデータ世界の影響で思い出した事に…
ロクサス「そうか♪…で済むワケあるか——————ッ!!!!!!」
リズ「展開が急過ぎる&今までの苦労は何だったのよ——————ッ!!!!!」
ご、ごめんなさいィィィ!!
リズ「誰が許すかァァァ!!ダークオブリングゥゥゥ!!!」
ロクサス「マジックアワーァァァ!!!!!」
ぎゃああああああ!!(ぶっ飛ばされる
リズ「まったく…それでは」
ロクサス「続きをどうぞ☆」
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.124 )
- 日時: 2010/12/13 19:22
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「ふえっくしゅ!!?」
一方、そんな噂をされている張本人ことロクサスはくしゃみをしていた。
「あれ?ロクサス風邪?」
「いや、最近寒くなってきたからだろ」
思わず立ち止まりリズが首を傾げると、ロクサスは微笑む。
…この笑顔が苦痛に歪み、失う事になるとは誰もが気付かなかった…
「それよりも…何処よ!!?」
そして、知らないうちにパワードアーマーを見失っていたらしく行方が解らなくなってしまった。
「意外と素早いな…」
ロクサスも汗をかきながら、周りを見渡す。
パワードアーマーの気配も消えていて、まさに打つ手なしだった。
「…ロクサス?」
「「ッ!!?」」
すると、突然ロクサスの名前を呼ぶ声が反響した。
この声は、2人にとってもよく聞き覚えがある声だった。
彼らにとっては、哀し過ぎて絶対会いたくなかった人物の声
「…ソラ…」
光の勇者—ソラを見て、リズはただ眼を見開くしかなかった。
後では、リクやカイリが驚いたような顔をしていてハイネたちは泣きそうだった。
その時
「…リズッ!!!!!」
「ふぇ!!?」
いきなりロクサスが叫んだと思ったら、リズは闇の回廊に入れられてしまった。
「リズ!!ロクサス!!」
カイリが止めようとしたものの、闇の回廊は閉じてしまった。
—闇の回廊内—
「はぁ…はぁ…」
「…ロクサス」
結構走ってきて、やっとロクサスが止まった。
リズも、掴まれたままで息を切らす。
「………」
「…わかってる、解ってる…」
暫く無言で、少年を見つめると少年は苦しそうにぽつりと呟く。
「…解ってるよッ!!このままでも言い訳ないって事は!!…でもッ…」
悲痛の叫びとともに、ロクサスは少女を見る。
その顔は、涙がポロポロと落ち続けていた。
「俺は…もう怖いんだよッ!!あんな絶望を味わうのは……ッ!!!」
ロクサスはただ心の底から叫び続け、泣いた。
リクに攫われ、偽トワイライトタウンでの出来事を思い出しながら。
「…泣く事は悪い事じゃないよ、例えノーバディだとしても」
そして、そんな彼をリズもだだ見守る事しか出来なかった。
彼の気持ちを理解できるのは、ナミネだけだから
「…私、パワードアーマーを探してくるね」
そう告げると、リズは違う闇の回廊を開きトワイライトタウンへと戻った。
今は、一人のほうがいいだろうし
「…切ないな、私たちは…ただ存在したいだけなのに…全て否定されているかのようで」
少女も、哀しそうに呟き再びトワイライトタウンへと急いだ。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.125 )
- 日時: 2010/12/14 19:18
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「はぁ、やっと着いた…ってどわぁ!!?」
リズが闇の回廊でトワイライトタウンへと戻って来ると、子供3人がハートレスに襲われていた。
「そこの3人!!伏せろッ!!!」
3人の子供に叫ぶと、リズは高く飛び上がり
「行けぇっ!!」
キーブレードで斬り付けると、ハートレスは闇へと帰っていた。
「大丈夫?」
そして、着地すると後の3人を見る。
「お前……」
「ッ!!!(滝汗」
助けた人物は、何とあろう事かハイネ、ピンツ、オレットだった。
「…大丈夫そうね、じゃあ私は行くから」
「…あ、待って!!!」
キーブレードを消し、とっとと走り去ろうとしたがオレットにフードを引っ張られ出来なかった。
しかも、首が絞まり…苦しいんですが
「ぐぇぇ…!!ぐ、苦しい…ッ!!!」
「ああッ!!ごめんなさい…」
リズが呻き声を上げると、ようやくオレットはリズのフードを離した。
「あのねぇ…殺す気か?一応私だってノーバディ(?)だけど人間と変わらないんだからさぁ…」
呆れながらそう言うと、ハイネたちは哀しそうな顔をする。
「…ロクサスは?」
「………」
彼らが一番聞きたい事はそれだろう、思わずリズは俯いてしまう。
「…私には言えない、こればかりはロクサスが自分で何とかしなきゃいけない事よ」
迷いが何も無いかのように、告げ走り去った。
ハイネたちは、そんな背中をただ見つめる事しかなかった。
「…リズティクストか」
「…何かまた会えるような気がするね」
ハイネとピンツは、何故か、また会えるような気がしてそう呟いた。
「…あの子、何処かロクサスと似てるね」
オレットが、苦笑しながら微笑む。
それが、どれだけ重要な事だったかを知らずに
「何処じゃあああああ!!!パワードアーマーァァァァァァ!!!!!」
もはや、いつもの口調が半分以上吹っ飛びながらリズは探し回っている。
そして、空き地に着いたらパワードアーマーが居た。
「見つけたわよ!!!」
そう言い、キーブレードを出そうとした瞬間
「「リズッ!!?」」
「え……?」
聞き覚えがある懐かしい声が、少女の名前を呼んだ。
それは、ずっと会いたかった人物たち
「グラッセ…?ムーン…?」
リズがそう小さく言うと、赤髪の少年と紫髪の少年が嬉しそうに頷く
「話は後だッ!!まずはあのハートレスを倒すぞ!!」
「うん…りょーかい!!」
「ああ!!」
3人が頷くと、それぞれが構えキーブレードを出した。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.126 )
- 日時: 2010/12/14 19:31
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
おぉぉぉ〜!
ここでですかっ!
問題点に、他のやつらどこ消えたー?という((((意味不
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.127 )
- 日時: 2010/12/15 18:50
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
花影さん
やっと、3人が揃いましたよー!!(泣
リズ「ホントだよ!!集合するの遅い!!」
グラッセ「いつまで、待たせたと思ってるんだ!!」
ムーン「俺たち、ずっと会いたかったんだからな!!」
…暴れん坊3人が揃うと、賑やかだな…
他の奴らは、この状況を知らないでパワードアーマーを探し続けてますよー!!
ソラたちは、リズの捜索ですが(笑
ロクサス「俺はどうなったんだ…?」
アクセル「作者、後で覚えてろ……燃やす」
ヴィクセン「氷付けにしてやろう…」
サイクス「月の力を感じたいか?」
ゼムナス「ぶるぅあああああ…」
ヤバイ……ッ!!(滝汗
それでは、続きをどうぞ!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.128 )
- 日時: 2010/12/15 19:19
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「行くよっ!!!」
リズの掛け声とともに、3人が動き出した。
ムーンが黒いキーブレード『ダークブレスメモリー』を持つと低くしゃがみ
「ダークレイドッ!!!」
闇の力がこもったキーブレードが投げつけられ、パワードアーマーの頭へとクリーンヒットする。
そして、その反動で頭が崩れ落ちるかのように落とされる。
「ナイスムーン!!今のうちに…」
そう言いながら、リズがダークオブリングを撃とうとするが
「リズ!!よく見ろッ!!!」
「ええっ!!?」
頭の周りで回転しており、近づけなかった。
そしてこちらに向かってきている。
「ヤバッ!!動くなよ!!」
グラッセがそう言いながらアクアレインダストを構えると何か唱え
「守りよ……リフレガッ!!!!!」
その言葉とともに、3人に強力なバリアが張られパワードアーマーの回転攻撃を防いだ。
「流石、魔法のエキスパート!!」
グラッセに、リズは喜びながらウィンクする。
リズに惚れてる彼にとって、生殺しな行動だった。
「(もう少し、自分のしてる事を自覚して欲しいんだがな…)」
思わず心の中で苦笑していると、呼ばれた。
「グラッセ!!上ッ!!」
「おわっと!!?」
リズが叫ぶと、真上からパワードアーマーが降って来た。
「危なッ!!お返しだ!!」
「(絶対リズの事考えてただろ、グラッセ…)」
仕返しにフラッドを打ち返してると、ムーンが小声で呟いていた。
流石、彼も親友の事を理解している…
「にゃろーッ!!サンダガッ!!!」
リズも雷魔法を打ち頭を狙うが、上手く回転で止められたり受け流されている。
「(だけど……効果がないワケじゃない!!)」
そう呟きながら、パワードアーマーを見る。
確かに攻撃は受け流されているが、全てを受け流しているワケではなかった。
確実にダメージが重なっている。証拠にパワードアーマーは動きが遅くなっている。
「ッムーンッ!!!協力して!!」
「わかってるッ!!!」
お互いが頷くと、リズとムーンは足に闇の込めると
「「ダークドロップッ!!!!!」」
闇の飛び蹴りが一気に決まり、パワードアーマーがぐらつく
「なるほどな…ッ!!避けろ2人とも!!」
2人のやりたい事を悟り、グラッセは駆け出した。
「お願いグラッセ!!」
「行くぜぇ!!!エアロブレードッ!!!」
リズが下がると、キーブレードによる風の攻撃がパワードアーマーを貫く。
そして、3人が着地し構えた時にはハートが宙へと浮いていた。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.129 )
- 日時: 2010/12/16 20:13
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
…いぇい☆
リズ「……オイ」
ありょ?リズさんどうしました?
リズ「どうしたじゃねぇぇぇ!!!いきなり何なんだ———ッ!!!」
たまには、こう息抜きをしましょww
ちゃんと、小説は書くからさ☆
リズ「はぁ…?どう言う事だ?」
小説のリクエストを、募集しようと思うのよ!
リズ「何だとゴラァァァ!!?」
第四章が終わってから、アップするから大丈夫だから(汗
それでは、リクエスト待ってます!!
限定3名様までなので!!
リズ「お願いしますー!!それでは!スタート!」
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.130 )
- 日時: 2010/12/16 20:18
- 名前: シェイル ◆bElsJ.0dL2 (ID: 5irShdaB)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=19789
はじめまして。リラさん。
シェイルというものです。
私はキングダムハーツ大好きでこの小説をみさしてもらいました。
とってもおもしろいです!
更新がんばってくださいね!!
あ、ちなみに更新率低下中の私のいえることではありませんが・・・。
あ!URL参照ですよ!!
ちなみにオリキャラも募集中ですので、ぜひ提案があれば応募してください!!
おねがいします!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.131 )
- 日時: 2010/12/16 20:38
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「やったなっ!!!」
パワードアーマーが消えたのを確認すると、3人は集まった。
「…久しぶりだな、リズ」
「そっちこそ」
グラッセが苦笑すると、リズも何かを堪え苦笑するが…
何時の間にか、グラッセとムーンに抱きしめられていた。
「よかった…心配してたんだからな…ッ!!!」
「会いたかったぞ、リズ…ッ!!」
「ッ!!!!!」
グラッセとムーンが涙を流しながら言うと、リズも堪えていたものが流れてしまう。
「うっ…うわぁぁぁぁぁあぁん!!!グラッセぇ!!ムーン!!」
そう狂ったように叫ぶと、少女は泣き出してしまった。
ホントは一人で…苦しかった…そして寂しかったし…
堪えてきたものが吐き出されたのか、少女を優しく抱きしめる腕に少年たちも力をいれた。
「…そうか、リズも過去にタイプスリップした理由が解らないか…」
「ごめんね…」
やっと落ち着き、ムーンが納得するとリズが謝る。
「り、リズのせいじゃないよ!!!」
「でも、ホントごめんね…2人にも迷惑かけて」←最強の天然&鈍感
グラッセが気にするなと宥め付かせるが、少女は落ち込み続けている。
「(いい加減、気付けよ…アイツがお前に惚れてる事ぐらい…)」
そして、そんな2人をムーンが呆れた眼差しで見つめていた。
「そうだ!!グラッセとムーンも一緒に存在しなかった世界へ行こう!!」
「え、でも…」
いきなりそんな事を言われ、グラッセが戸惑う
自分たちは、ある意味正体を知られたらヤバ過ぎる
しかし、そんなグラッセの考えている事がわかったのか少女は苦笑し
「ヴィクセンやゼムナスに言えば大丈夫だよ(汗」
「あ(汗」
「それもそっか、行くか!!」
痛恨的なミスをしてしまいグラッセが汗をかくとムーンが笑い、全員が笑った。
「っの前に…赤ウニたち何処に言ったんだろう…(汗」
「…アクセルの事か(汗」
行方知らずな仲間の事をすっかり忘れていて、リズは冷や汗をかく
さっきから汗かいてばっかりだなと、ムーンは思ったらしい
「探してから行くしかないよね…めんどくさい…」
「それ、仲間に言うセリフかっ!!?」
リズがいつもどおりのフリーダムモードに戻ると、早速グラッセがツッコミを入れた。
グラッセは、アクセルと同じツッコミタイプでありますと何処からか声が聞こえた。
探し出そうと動こうとした、その時
「見つけたぞッ!!!」
大急ぎで走っていたかのように、リクが現れ見つかってしまった。
「ヤバッ……!!!」
「——————ッ!!!!!」
リズが後を向いたが、時遅し
何かが、切れていた。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.132 )
- 日時: 2010/12/16 20:54
- 名前: 美亜子 (ID: bZNnCgQ1)
久しぶりによみました★
うわわわ!!
ムーン&グラッセと再会ですね☆
いやぁー感動ッス!!
リズちゃん、アクセル探しに行ってくださいなw
って!!リクでてきてる!!がんばれ!!
そしてリラさんもがんばれ!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.133 )
- 日時: 2010/12/16 21:41
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
のーん!
リクがきたぁぁぁぁぁ(((壊れてます
アクセルってホントどこにいるんでしょーね(笑)
リクがいるのはいいんだが、ソラとは別行動中なんだろうか@@
小説の案ですか〜。
・・・・。
だめです。私のかちこちな脳みそじゃ何も出てきません…orz
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.134 )
- 日時: 2010/12/17 19:15
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
リズ「…皆さん、こんにちわ♪今日は作者の代理で私がコメント返しします!!」
グラッセ「何故かって?…それはね」
ごめんなさぁぁぁぁぁい—————ッ!!!
ムーン「誰が許すかァァァァァァァ!!!闇よッ!!!」
ロクサス「てめぇ、何コメント返すの忘れてんだァァァァ!!!光よッ!!!」
あんぎゃあああああ!!!!!
リズ「作者が、ロクサスとムーンにボコボコにされてるから♪」
グラッセ「それでは、作者のメモからコメント返し!!」
シェイルさん
はじめまして!!コメントありがとうございまーす!!
私もキングダムハーツは大好きです!!
面白いですと!!?嬉しい限りです(感涙
更新、頑張ります!!
リズ「なおさら、頑張らなきゃ潰すからね♪」
…了解です
シェイルさんの小説見ました!!
とても気に入りましたよ!!
オリキャラですか…よければ後で贈りますので!!
美亜子さん
お久しぶりです☆
やっと、3人が再会できました(泣
ホント、長かった…(お前が遅いせいだァァァ!! by3人)
リズは、アクセルを探しに行きますが、それよりも(汗
リズ「…その前に、とある事が起きるよ…(汗」
グラッセ「ある意味、ヤバイよなぁ…」
リク出てきました!!
私も頑張ります!!
ついでに、リクエストとかもよろしくお願いs(マジックアワーが飛んでくる)
花影さん
リク来ましたー!!(滝汗
ですが、かなり危険です(危険どころじゃないよ!? byリズ)
ソラとは、別行動中ですがねぇ…うん、それはこれからご覧ください!!
リズ「…だそうです!!」
グラッセ「それでは、スタート!!」
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.135 )
- 日時: 2010/12/17 19:40
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「ム、ムーン……(滝汗」
「……ムーンさん……?」
リズとグラッセが恐る恐る話しかけると、ムーンはドス黒いオーラを解放していた。
「…遅かった…」
「ヤバイ…」
これにはリズとグラッセも頭をかかえ、ムーンを見つめながら構えた。
「…何で!!てめぇが居るんだよォォ——————ッ!!!!!!」
ムーンが突然叫ぶと、何時の間にかキーブレードが手に握られていて
リクに、キーブレードを振り下ろしていた。
ガッキィィィィン!!!
「い、いきなり何をするんだッ!!!」
何とかリクはキーブレードを出し受け止めていたが、ムーンを見て驚いていた。
「何でお前…キーブレードを!!?」
「お前に関係ねぇだろッ!!!!!」
リクが唖然としながら、ムーンのキーブレードを見つめる。
ムーンが闇の技を繰り出そうとした瞬間
「やめろ、ムーンッ!!!」
バッキィィッィ!!!
何とも大きな音が響き、ムーンの攻撃はリズのキーブレードにより受け止められていた。
「落ち着けムーン!!この時代のリクは何も知らないんだ!!」
グラッセもムーンを引っ張りながら、宥め付かせる。
「だけど…ッ!!コイツだけは…「落ち着けって言ってるだろうがァァァ!!」ごわっ!!?」
ムーンが何かを言おうとすると、リズの拳で黙らされる。
「アンタがリクを許せないのは無理もないけど…今は抑えて」
リズが、哀しそうに言うとしょうがなくムーンも落ち着く。
「…悪かったわねリク、ムーンがいきなり攻撃しかけて」
「いや…」
リズが謝ると、リクも納得しキーブレードを消した。
「俺たちが用があるのは、お前だけだしな」
「私?」
リズが首を傾げると、リクも頷いた。
「最近、闇の力が世界中で濃くなっているんだ…お前何か知らないか?」
「え?」
リクがそんな事を聞いて来たので、リズは思わずきょとんとする。
「いや…私は何も知らないし…十三機関も何もしてないわよ(やろうとしたらゼムナス殺すだけだし)←」
さらっと危険な思考回路を考えていたが、十三機関は何もしていない。
それだけは、確かだった。
「そうか…」
「それが原因でディスティニーアイランドであんな事聞いてきたってワケね」
リクが納得すると、リズも納得したのかため息をはく。
「悪かったな…酷い事して」
「別に気にしてないからいいわ、それよりもソラは?」
「ソラか…?アイツは…」
「リクー!!!」
リクにソラの行方を聞いていると、元気な声が響いた。
「やっと合流できた!!こっちは…ってリズティクスト!!?」
「ッ!!!(滝汗」
その声は光の勇者ソラで、グラッセはソラを見た途端かなり汗をかいていた。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.136 )
- 日時: 2010/12/18 14:35
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「あれー?そこの2人誰?」
「(ヤバイ!!ヤバ過ぎる!!)」
ソラがグラッセたちを見て首を傾げると、グラッセはさらに汗をかきはじめる。
「あー…そう言えば(滝汗」
「そうだったな…(同じく」
そして、グラッセが慌てている理由に気が付いたリズとムーンも汗をかく。
「私が紹介するよ、赤髪の方がグラッセで紫髪の方はムーンって言うのよ」
怪しまれるのは大変なので、リズがソラに紹介する。
すると、ソラは笑顔になり
「俺はソラ!!よろしくな!!」
手を握りブンブンさせながら、自己紹介した。
「(危なかった…ッ!!)」
そして、グラッセは恐怖のあまり涙目になっていたらしい。
—一方、闇の回廊内—
「ったく…リズの気配も消えちまうし…何処に行ったんだよ」
アクセルが、闇の回廊内を歩いていた。
あの後、パワードアーマーの気配が消えた事に気付き
アクセルは近くで感じたリズの気配で、リズがパワードアーマーを倒した事を知った。
そして、リズがトワイライトタウンから一度消えた事にも気が付き、闇の回廊内を探していた。
「まったく…ホント自由人なんだか、暴れるのが得意だよな…」
アクセルが、リズに呆れながら探していると
「おっ、ロクサス?」
ロクサスが闇の回廊内で、蹲っていた。
「おーい!!ロクサス!!」
アクセルが駆け寄ろうとした瞬間…
ロクサスは、ゆらりと揺れ倒れた。
「ロクサスッ!!?おいっ!!!」
アクセルが体を揺さぶるが、全く動かない。
閉じられた瞳は苦しげで、体が冷たかった。
「しっかりしろッ!!ロクサス———ッ!!!」
アクセルの痛々しい悲鳴が、闇の回廊内で空しく響いた…
これが、全ての事件の始まりだと誰が気が付いたか…
「さてっと…そろそろ私たちも存在しなかった世界へ戻らなきゃね」
「アクセルはどうするんだよ?」
リズが闇の回廊を開くと、グラッセは首を傾げる。
「赤ウニならトワイライトタウンにはもう居ないわ、気配が消えてるもの」
「(あの…その気配どうやって感じているんですか…?)」
リズが説明すると、グラッセが心の中でツッコミをいれていた。
「じゃあね、リクにソラ」
そう言うと、3人は闇の中へと消えた。
「行っちゃった…」
「ああ…だが気になることがある」
ソラが残念そうに呟くと、リクが呟いた。
「どうした、リク?」
「あのグラッセと言う奴からは人間の気配がして、リズと言う奴からはノーバディの気配がしたんだが…」
ソラが聞くと、リクが感じたものを教え
「…あのムーンって奴からは、変な気配がしたんだ」
リクがそう言うと、ソラは首を傾げた。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.137 )
- 日時: 2010/12/18 15:18
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
ソラはグラッセに何したの?!!
お次はロクサスとムーンのほうの話かな?
がんばってくださいね〜
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.138 )
- 日時: 2010/12/18 17:38
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
花影さん
ソラは、グラッセには何もしてませんよ(笑
グラッセは、とある理由で過去のソラが苦手なのです☆
その理由は今からご覧ください!!
…次の話、半分あってる…
リズ「はいはい、そんな事はどうでもいいから行きます!!」
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.139 )
- 日時: 2010/12/18 18:06
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「変な…気配?」
ソラが首を傾げながら聞くと、リクは頷いた。
「人間でもないが、ノーバディと何か似た感じのな…」
リクはそう言うと、俯いた。
何故か、大切な事に気が付いていない気がしたから
「ふぅ…着いた…おぇぇ…」
「…ホント、お前闇の住人なのに闇の回廊には弱いよな…」
そして、存在しなかった世界へと着いたリズは早速再び倒れていた。
そして、呆れながらムーンが背中をさすっている(もはやこの3人に取っては、恒例になりかけている)
「大丈夫か?…ケアル…」
グラッセがそう唱えると、緑色の小さな魔力がリズの体を癒す。
「ありがとう…楽になった」
回復魔法によりリズの顔色は、断然とよくなっていた。
「さてと…早速ゼムナスの部屋に行かなきゃね」
そう言うと、リズたちは城へと向かっていった。
—ゼムナスの部屋—
「ゼムナスー!!入るわよ」
リズがドアを壊すくらいの勢いで開けると、ゼムナスが資料を書いていて、アクセルが真っ青な顔で居た。
「うむぅ?リズではないか…いきなり姿を消して心配したのだぞ」
「あー、ごめんごめん」
「お前全然反省してねぇだろ…ところでそいつらは?」
ゼムナスにリズが謝り、アクセルがグラッセたちを見た。
「この2人は私の親友で赤髪の方がグラッセ、紫髪の方がムーンよ、2人とも私と同じくタイムスリップして来たの…そして」
リズが一通り説明すると、冷や汗をかきながら口を開いた。
「—グラッセは未来のソラとカイリの子供で、ムーンは未来のリクとシオンの子供よ」
「はっ……?」
「なぁぁぁぁぁぁぁぁ——————ッ!!!!!!」
リズがそう言うと、存在しなかった世界にアクセルの悲鳴が響いた。
「……とうとう、言っちまったな」
「ああ…」
グラッセとムーンは、予想どおりの反応でため息をはく。
「グ、グラッセはともかく!!ムーンはリクたちに全然似てないのではぁ…?」
ゼムナスが信じられないとでも言うかのように聞いてくると、リズはため息をはく。
「当たり前よ、ムーンはリクとシオンの能力で人工的に生み出されたノーバディなんだから」
『ぶぅらぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!?』
リズがそう言った途端、今度は存在しなかった世界にゼムナスの悲鳴が響いた。
「とにかく、2人の機関メンバー追加と言う事でよろしくね」
「…了解した」
リズが説明し終わると、ゼムナスは思わず敬語で頷いてしまった。
リズたちが去った後も、2人は固まり続けていたとか
「そう言えば…存在しなかった世界に侵入して来た奴らどうなったんだろう…」
「ギクゥ!!(滝汗」←侵入者本人
「…あはは、もうどうでもいいんじゃね?何もしなかったんだろ?」←同じく
「それもそうだね!!(笑顔」
「「………(滝汗」」
リズにバレたら殺されるだろうなと思った、グラッセとムーンだったとさ☆
第4章終了
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.140 )
- 日時: 2010/12/18 21:05
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
第四章終了〜!!やっと、グラッセとムーンの正体書けました〜!!
グラッセ「そうか…では」
ムーン「死ねぇぇぇ!!!ダークドロップゥゥゥ!!!!!」
だぁぁぁぁぁぁ!!?(何とかかわす
いきなり、何するんですか!!?
グラッセ「何をするじゃねぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
ムーン「俺たちの正体、バレちまったじゃねぇかぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
しょうがないじゃん、これからはもっとすごい事あるんだし
リズ「…お前、何をやる気だ?」
はっきり言えば、リズとロクサスに異変が起こる
…と言うか、リズとグラッセとムーンの過去語りとロクサスが358見たいに現実逃避する?
ガッツンッ!!!ドゴォ!!!バッキィィ!!ドガァァァ!!!ドスゥゥゥ!!!(ド派手な音が何回も響く)
痛ぁぁぁぁぁぁ!!?(泣&殴られる&蹴られる&魔法が飛んで来る&光の柱が飛んで来る&チャクラムが直撃)
リズ「ふざけるなァァァァァァァ!!!!!(激怒」
ロクサス「お前、俺たちに何をやらせる気だァァァァァァァ!!?(同じく」
アクセル「何じゃこの台本はァァァァァァァ!!?(同じく」
グラッセ「こんなのやる気かァァァァァァァ!!?(殺気が出ている」
ムーン「…お前、そんなに俺たちの成敗を受けたかったのか…(目が笑っていない」
あ、あれ…皆様…?
どうして、全員武器を出しているんでるか…?
5人『お前のせいだァァァァァァァァァ!!!!!』
ナミネ「…作者、生きてる?」
…何とか、生きてます…
ナミネ「そんな死にそうな声で言われても…(汗」
ロクサス「ほっといとていいよナミネ、こんな奴何か」
ナミネ「でも次回の事についてとか…」
ファン「…そう言えば、私出てなかったね」
ごめんね、ファンタジア…(泣
次回は、ちゃんと出すから…
ファン「う、うん(そこまで泣かなくても…」
それでは次回は、グラッセとムーンが機関入り!!
そして、とある2人に何かが起きる…
第五章『生れ落ちし者たちの異変』をお楽しみに!!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.141 )
- 日時: 2010/12/19 15:57
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
第四章おまけ—バースバイスリープFM発売記念—
「………」
存在しなかった世界の夜…とある一室で少女がテレビ画面と戦っていた。
「…おい、リズ?」
「どうしたんだよ、こんな真夜中まで…」
すると、少女の部屋にまだ明かりが付いていた事に不振に思ったグラッセとムーンが来たようです。
「…ヤバイ!!ヤバ過ぎるぅぅぅ——————ッ!!!!!」
「うおぁ!!?」
すると、とうとうリズはコントローラをもったまま絶叫した。
これには、グラッセも驚く
「グラッセ〜!!ムーン〜!!大変だよォォォ!!!」
「ど、そうしたんだよ一体…」
リズがPS2を持ちながら叫ぶので、ムーンは流石に何かあったのかと心配する。
「KHのバースバイスリープFM発売するでしょ!!?」
「あ、ああ…」
ほぼ逆ギレ状態でそれを言うと、ムーンは納得する。
「なのに…KH2FMといい、358/dayといい、Re:コーデットといい、全クリしてなぁぁぁぁい!!!!!!」
「何ィィィィィィィ!!?」
「はぁぁぁぁぁ——————ッ!!?」
リズが頭をかかえながらそう言うと、グラッセとムーンも絶叫した。
それで、PS2など懐かしい物をやっていたのか…
「2人とも協力して〜!!これじゃあバースバイスリープFMの発売まで間に合わないよ〜!!!」
「わかったわかった!!」
「協力するから、真夜中に叫ぶのやめろ…」
何とも睡眠中の方たちには迷惑な声なので、まずはそれを黙らせた。
「えぇーと…おいこのデブリスフロウってどーやって倒すんだ?」←358プレイ中
「それは、まずはゼロギア装備して…うぅーん…データの十三機関強すぎるぞ…(汗」←KH2FMプレイ中
「ラスボス嫌ァァァァァァァ!!!(泣」←Re:コーデットプレイ中
そんな感じにムーンが358をプレイし、グラッセがKH2FMをプレイし、リズがRe:コーデットをプレイし彼らの夜は明けていったとさ☆
翌日、3人が寝坊したのは言うまでもない。
そして、ママンにバーサクされたのも言うまでもなかった。