二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.142 )
- 日時: 2010/12/19 18:30
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
第五章—生れ落ちし者たちの異変—
「彼らはナンバー16グラッセにナンバー17ムーンだぁぁぁ」
円卓の間では、機関員が集まっておりグラッセとムーンの紹介が行われていた。
リズとアクセルとナミネは、ロクサスの看病で欠席していたが
「グラッセの称号は『心に揺れる光』でムーンの称号は『夜を照らす闇』だぁぁぁ」
「俺はグラッセです!!よろしく!!」
「ムーンだ、これから頼むぜ!!」
ゼムナスが称号を説明すると、グラッセとムーンは挨拶をした。
「…顔色が悪いわね」
一方、リズたちは倒れたロクサスに冷えピタを張っていた。
目覚める気配は相変わらず無く、苦しそうだった。
「やっぱり、いきなりソラたちに会ったのがマズかったのかな…」
ナミネも、ロクサスが倒れた原因を思い当たるかぎり考える。
ロクサスは普通のノーバディより、不完全な存在である。
本体の影響を受け倒れたり、何があってもおかしくない状況でもあった。
「…赤ウニ、ロクサスはアンタが発見した時に倒れたのよね?」
「あ、ああ」
すると、リズが確認するかのように聞いて来てアクセルは頷く。
「…普通なら本体の影響受けたら、すぐ倒れるハズなのに…?」
リズはロクサスの異変に気付き、首を傾げた。
自分も結構倒れたりする事が多いので、そこらへんの知識は身につけている。
リズにとって、それくらいの異変を見分ける事は簡単だった。
「ソラ以外の影響を受けてる——?」
リズはまさかだよなと思いつつ、ロクサスを見つめていた。
そして、もう一つの者が動き始めていた…
「——————ッ!!!」
レイディアントガーデンのアンセムの城の中で、一人の少女が後を向いていた。
「…ロクサスさんが、倒れた…?」
少女—ファンタジアは、繋がる者の異変を感じ取っていた。
「…リズたちが、何とかしてくれればいいけど…」
ファンタジアは俯きながら、考える。
何たって、リズたちを過去へ送ったのは他ならぬ自分だから
自分は『皆』のノーバディだから…こんな能力が使えるんだ…
リズたちなら、彼らを救えると信じているから
「いけない…もう行かないとね…あたしも…」
そう言うと、少女は手に闇を宿し闇の回廊を出す。
そして次の瞬間には、闇の中へと姿を消していた。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.143 )
- 日時: 2010/12/19 20:29
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「うっ……?」
一方、ロクサスは暗い空間に一人浮いていた。
「ここは…?」
「大丈夫?ロクサスさん」
何処だと首を傾げていると、少女の声がした。
後を向くと、青と緑が混ざった髪に薄い緑色の瞳をした少女が立っていた。
「キミは…?」
「あたしはファンタジア」
「ファンタジア…?」
ロクサスが少女を見ると、少女は自己紹介をする。
「この名前はリズが付けてくれたの、あたしもノーバディだから」
「…えぇ!!?」
ファンタジアが説明すると、ロクサスは絶句した。
「あたしはソラに繋がる者たちのノーバディなのよ?」
「ソラに…繋がる者たちのノーバディ…?」
聞き覚えが無い事を言われ考えると、ファンタジアも苦笑する。
「正しくは、ソラに繋がる者たち全員の心を元に生まれた存在かな?」
「…なるほど、それで幻想曲か…リズらしいな」
ファンタジアが教えると、ロクサスもリズの性格を考え苦笑する。
「あたしが、貴方をここに呼んだのはワケがあるの」
「そうだ…!!俺何でこんなところに…」
するとファンタジアが突然真剣になり、ロクサスはハッとする。
この暗闇の下には、ソラが書かれたステンドガラスがある。
つまり、ここはソラの心の中だ。
「貴方に、リズとグラッセとムーンの事を知って欲しかったから…」
「グラッセとムーン…?」
知らない名前を言われ、ロクサスは戸惑う。
「リズの親友よ、彼らが体験して来た事も見た物を貴方に感じて欲しいの」
「…つまり、俺にリズたちの過去を見ろと?」
ファンタジアに聞くと、少女は頷く。
「それは貴方に取って、苦しみでしかないかもしれない…それでも貴方は見なくてはいけないわ」
そう言うと、ファンタジアはロクサスの周りに魔法陣のような物を出す。
「—彼に見せたまえ…哀しみの心を」
「う、うわぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!」
その言葉とともに、ロクサスの意識は再び飲み込まれた。
『…私、何でキーブレードを使えるのか解らなくなっちゃった…』
『俺は…ただ苦しくて…哀しかっただけなんだ……ッ!!!!!』
「…これは、リズの記憶…?」
映像のようなものが自分の目の前に現れ、リズやムーンの過去を写していった。
『てめぇの言い草なんか聞くつもりはねぇんだよ!!』
『お願い…もうこれしか方法が無いの…』
グラッセとリズの悲痛な叫びが、戦いの場で見えた。
「——————ッ!!!」
『父さーん!!』
『どうした、リズ?』
そして、息を飲むような光景が映し出された。
リズが、自分を父さんと呼んでいる光景が
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.144 )
- 日時: 2010/12/19 20:40
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
みんな!落ち着こう!リラさんいなきゃ私の楽しみがなくなるじゃないか!!!((←地味にひどい
グラッセ…。ムーン…。
マジですかぁぁぁぁぁぁぁぁ───────ッッッ!!!!
はぁ、はぁ…。失礼。
というか、未来何があった!
こう考えると、グラッセはソラたち側のはずなのにねぇ…。
ファンタジアのところはあえて触れないようにしてみる…((←意味不明
KH2FMはクリアしたZE☆
358/dayは、後ちょこっとで終わりかなぁ・・。
Re:コーデット欲しいな…orz
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.145 )
- 日時: 2010/12/21 14:42
- 名前: 朱音 (ID: JYHezvC8)
見つけた……リラ様発見!
やっぱりリズちゃんが暴れてますね……彼女はそんなキャラじゃないとおもしろくないというか←
最新のやつは衝撃的な終わり方してますね……ファンタジアちゃんが謎を秘めてるみたいな感じで好きです!
私もここで書こうかなと思ってます。書くのはKHではなくDFFのほうにしようと思ってますが。
では、これからもよろしくお願いしますね!
ps
pixivでリラ様を探したのですが、ユーザー名が違うのか見つけられませんでした……。マイピクとか申し込みたいので、ユーザー名を教えてはもらえませんでしょうか……?
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.146 )
- 日時: 2010/12/21 18:02
- 名前: 美亜子 (ID: bZNnCgQ1)
ついにロクサスがリズの過去を!?
そろそろやバイですね!!
ホントこの小説はまる〜〜〜!!数学の時間ずっとこの小説の事考えてたくらいw
私はⅡのFMもってないんですよ↓↓
けど、友達の家でやりました★
358/2とRe;コーデットは全クリしました!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.147 )
- 日時: 2010/12/21 19:52
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
ありゃあ☆また放置してしまった☆
リズ「こんのクソ作者ぁ……(黒笑」
ロクサス「てめぇ、何やってたぁ…(黒笑」
腹黒親子ッ!!?
い、言いますからキーブレード下ろして!!
…FF10のⅩ−2やってました♪
リズ「やってましたじゃねぇぇぇ!!」
さて、コメント返しましょうか
花影さん
そうですよ、ちょっとは落ち着いてくれ!!
花影さん、優しい…
リズ「皆、怒ってるのアンタのせいだから…」
はいはい
マジです…グラッセとムーンはソラたちの子供ですww
まぁ、ムーンは特別なケースですがね〜(殴 byムーン)
未来では…うん、色々ありましたね
リズ「何故、私をそんな目で見る…」
…そんな事、言ったら私絶対キミに張り倒されます。
グラッセは、ソラ側ではない理由はその内明かしますので!!
ファンタジアの事は、あえてのままでお願いします…(怯
朱音さん
のぼぁぁぁぁ!!?朱音さん!!?
発見されちゃいましt(マジックアワー byロクサス)
ロクサス「驚いたな…朱音さんがここに来ていたとは…」
うん、私もビックリした(汗
リズは何処でも大暴れです!!それが彼女のいい所ですから!!←
ファンタジアは謎をかなり秘めてますよ!!
…彼女の能力が、一番凄いかもしれない…(ネタバレ自重
朱音さんもここで書くんですか!!?
DFFですか…私もFF系統は大好きなので見に行きますよ!!
頑張ってください!!こちらこそよろしくお願いしまーす!!
…pixivの件ですが、まだ小説しか投稿してないから殆どやってません☆(絵投稿しろやぁぁぁ!! by全員)
ユーザー名は、このまんまのリラですので…よろしければ見つけてください!!
美亜子さん
ついにロクサスが、リズたちの過去を見ます!!
いやー、ずっと書きたかったんですよねぇ〜あべっ!!(殴られる
リズ「そりゃあ、アンタは楽しいでしょうねぇ…(笑顔」
ムーン「俺たちの過去をバラすって事はあんな事やそんな事だよなぁ…?(同じく笑顔」
…ホントに、ヤバイ!!(滝汗
数学の時間、私の小説について考えてくださってたのですか!!?
私も数学の時間は魂抜けてますから、今度は携帯から投稿しようかな(ダメだろ!!
コーデット全クリしたんですか!!
…あれ、私の実話何ですよね(笑
兄と姉を巻き沿いに、ゲーム攻略徹夜で手伝ってもらってました☆あっはは☆(オイ
それでは、書きますか!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.148 )
- 日時: 2010/12/21 20:17
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「リズが俺を父さんッ……!!?え、えぇ!!?どう言う事なんだ…ッ!!?」
ロクサスはいきなり見た光景に、戸惑っていた。
「これは、本当ですよ」
「ファンタジア!!」
その時、上からファンタジアが降りてきた。
「リズは未来での貴方の子供です、彼女は未来から来たんですよ」
「う、嘘……ッ」
ファンタジアがそう説明すると、ロクサスは真っ青になっていく。
「そして、貴方は彼女たちを苦しめたとも言える原因を作りました…」
「俺が…リズたちを苦しめた…?」
ワケが解らない事ばかりを言われ、思わずロクサスは首を傾げた。
「今から見せます…ロクサスさん、苦しくても事実ですから…」
そう言うと、周りが白く光った。
『私に…闇の心がない?』
『ああ…だからお前はヴァニタスに狙われている』
『ヴァニタス…?』
夕日が沈みかけてる時、ディスティニーアイランドでリズとロクサスとナミネは居た。
『ヴァニタスは闇の心を持った存在、お前と会えばおそらく融合させられるだろうな』
『へー…ってなぁぁぁぁぁぁぁ!!?融合ッ!!?』
ロクサスが俯きながらそう言うと、リズは絶叫する。
そして、再び場面が変わった。
『—私の、本当の事を探しに行くだけさ』
『何でだよッ…!?機関の皆をどうするんだよぉ!!』
『言ったでしょ?…もう戻れないって』
『う…うあぁぁぁぁぁぁ——————ッ!!!』
どうやらダークシティならしく、リズとグラッセが話していた。
そしてリズが立ち去ると、グラッセは泣き叫んだ。
これにはロクサスも顔を歪ませる。
リズの苦しみと、グラッセと言う少年の哀しみがかなり伝わってくるからだ。
『何で…!!何でリズは……ッ!!』
『嫌ァァァァァ——————ッ!!!!!』
『ごめんな、リズ…グラッセ…』
頭に響く、グラッセの泣き声とリズの悲痛な叫びとンムーンの哀しみが漂う微笑み
ロクサスには、とても耐えられなかった。
「うああ……やめてくれっ……!!」
全部、俺のせいで…こんなに苦しんでいるのか…?
『私は、もう……』
『俺は…』
『『存在しては、いけないから…』』
「あぁぁぁぁぁ———————ッ!!!!!」
とうとう皆の記憶に耐えられず、ロクサスは壊れたかのように叫んだ。
リズとグラッセとムーンの、哀しみの記憶を知ってしまい…
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.149 )
- 日時: 2010/12/22 16:34
- 名前: 美亜子 (ID: bZNnCgQ1)
なんか、ウワーってきたw
機関を抜け出すってところ、ロクサスとアクセルのシーンっぽいよね♪
めっちゃ心にジーンってきた★
てか!!ヴァニタス!?なんで貴様がいるんだ!!w
融合とかまだ言ってたんだ〜〜w
リラさん★いつも小説、お疲れ様です☆
いろいろ大変でしょうが応援してるのでがんばってください★≡
それとキンハー全クリ、がんばってください☆≡
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.150 )
- 日時: 2010/12/22 19:58
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
イヤッホー!!!明日から冬休みのリラでーす!!
リズ「…どうして、こう言う時だけはテンション高いのよ…」
だってさー!冬休みだよ!!?去年は受験だったから全然遊べなくてさー
リズ「…どうでもいいから、早くコメント返しなさい」
あ、そうだった…(汗
美亜子さん
機関を抜け出すところは、ロクサスとアクセルからのシーンで考えました!!
一応親子だから、似せたほうがいいかと思い…
グラッセ「おい…この時俺がどれだけ哀しかったと…(泣」
あ…忘れていた(汗
ごめんって、だから泣かないで(汗
ヴァニタスはこの話にも(?)かなり関わってきますよ!!
融合が彼の生きがいでs(殴&闇技 by仮面の少年)
お疲れ様なんて…!!う、嬉しい!!
頑張りますよ!!冬休みですし更新頑張ります!!
KH絶対全クリします!!よっしゃ、これかき終わったら次のザルディン倒しますか←(まだデータの機関員倒してないんかい
それでは、かきます!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.151 )
- 日時: 2010/12/22 20:27
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「皆…皆…俺のせいで……ッ!!!」
記憶の空間の中で、ロクサスは頭を抱える。
「俺がリズを苦しめて…その友達まで…」
自分の存在が誰かを苦しめている…
この現実に、ロクサスはただ口を噛み締める事しか出来なかった。
「俺は…」
『私は、存在してはいけないから』
『何で…アイツばっかりこんな目に…ッ!!』
『お前には解らないよな!?俺たちは…親友を失ったんだッ!!!!!』
『俺は…親友さえ守れなかったんだ…』
『私に…戦う力が無いせいで…』
リズ、グラッセ、ムーンの言葉が頭によぎる。
残り2人の声は解らなかったが、自分のせいで哀しい思いをしたのだろう。
「俺のせいで…誰かが哀しみのなら…」
——俺が存在する意味はない…
その言葉とともに、辺りが再び光った。
「…ロクサスさん…ごめんなさい、でもこれをするしかなかったんです…」
そして、その時ファンタジアは俯きながら謝っていた。
「リズッ!!」
一方、存在しなかった世界のグラッセたちはリズと会っていた。
「よっグラッセ、ムーン!!」
「俺たちも機関入りしたぜ!」
「また3人でいれるな!!」
そう言うと、3人は久しぶりの再会で話し始めた。
いつも一緒だった友達が突然離れて、3人とも寂しかったのだろう。
「そう言えば、ロクサスさんは大丈夫なのか?」
「ムーン、ここでは呼び捨てじゃないと怪しまれるぞ」
ムーンがロクサスの体調を心配すると、グラッセが訂正をいれる。
「うーん、取りあえずは大丈夫だと思うけど…」
「そっか…ならいいけど」
リズは先らの状態を思い出し教えると、ムーンもほっとする。
「どうせなら、お見舞い行く?」
「それいいな!!じゃあ行くか!!」
リズが聞くと、グラッセも賛成しロクサスの自室へと行く事にした。
「ロクサスー、起きてる?」
またまた一方、ロクサスの大好きなシーソルトアイスを持ってきたナミネがノックをするが、答えが聞こえない。
「まだ、気失っているのかな…入るよー?」
そう言い恐る恐る、部屋へと入るが
「…ロクサス?」
部屋の主は、ベットから物抜け殻で居なかった。
「あれ、ナミネ?」
ちょうどその時、リズと新人であるグラッセとムーンが来た。
「ありょ?ロクサスは?」
「それが…居ないの」
「はぁ!!?」
リズがナミネに聞くと予想外の事を言われ、驚く。
「目覚まして、トイレでも行ったのか…?」
グラッセは、思い当たった事を言って見る。
しかし、ムーンは何故か胸騒ぎがしていた。
何だろう…何かとても嫌な予感がする…
そして、その予感が見事当たることになる。
「ん?」
突然、部屋の中に闇の回廊が開きサイクスがやってきた。
「ママン、どーした?」
「…緊急会議だ、全員円卓の間に集まれ」
サイクスが重々しく言うと、リズたちには告げにくそうに顔を上げ
「…ロクサスが、機関を裏切った」
そう済まなそうに告げ、4人は絶句した。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.152 )
- 日時: 2010/12/23 10:14
- 名前: 美亜子 (ID: bZNnCgQ1)
ロクサスついに脱走か!!w
きっと責任感じてるんだよな〜〜
ヤバイね!!イロイロと・・・
てか、ムーン、勘よすぎだろ!!
リラさん!!冬休みがんばってください!!
私は受験生なので勉強がんばります★
お互いがんばりましょう!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.153 )
- 日時: 2010/12/24 10:38
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
美亜子さん
ついに、ロクサス脱走です!!
…殺られるカウントダウンが始まった…(泣
ロクサス「…カウントダウンだぁ…?そんなもの与えるかぁ…(黒笑」
もう、居たぁ———ッ!!?(泣
だ、だって、キミって落ち込むと背負いこんじゃうし…
ロクサス「言い訳無用だぁ——————ッ!!!!!!」
ちょ、キーブレード投げぇぇぇ!!?
—しばらく、お待ちください—
あ、あぶなかった…
リズ「よく、生きてたわね…(汗」
…最近、私の扱い酷くないですか?
リズ「いいじゃん、それよりも続き」
あ、はい
色々とヤバイです、そしてムーンは勘がいいです!獣でs(殴
冬休み頑張りますよー!
美亜子さん、受験頑張ってくださいね!!
ホント、お互い頑張りましょう!
それでは、書きます!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.154 )
- 日時: 2010/12/24 11:11
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「はぁ!!?何でロクサスが…ッ!!?」
「嘘だろッ!!?」
それを聞いたリズとムーンが思わず言うが、サイクスは俯く。
「本当だ…ダスクたちからロクサスが自分たちを攻撃し、出て行ったと報告があった…」
「ッ……」
サイクスがそう言い闇の回廊に消えると、ナミネはぺたりと床へ座り込んだ。
「何で…?」
「…………………」
リズは、呆然としながらただ呟くしかなかった…
そして、グラッセだけがただ無言で居た。
—円卓の間—
16個あるイスの上に、1席を外し15人が座っていた。
「…そう言えば、どうしてシオンは居ないんだ?」
14番であるシオンが居ない事を不信に思い、ムーンがリズに聞くと哀しそうに顔を歪め
「…まだシオンは復活してないの、だからロクサスたちもシオンの事を思い出してないの…」
「…そっか」
リズがそう言うと、ムーンもこれ以上は詮索してはいけないと感じ取ったようだ。
リズも、そんなムーンに感謝しながらイスへと座った。
「皆、集まったな」
「今回の話はぁぁぁ、ロクサスが機関を脱走したことだぁぁ」
「はぁッ!!?」
「何だと!!?」
サイクスが確認しゼムナスが用件を伝えると、リズたち以外全員が驚いた。
どうやら、ここにある殆どの人が知らなかったようだ。
「皆の任務をロクサスを連れ戻す事にシフトするぅぅ、全力で彼を探してくれぇぇ、以上だぁぁ後グラッセは残れぇぇぇ」
何とも長い伸ばし声でそう言うと、全員が頷き闇の回廊で消えた。
「…行くか、リズ」
「うん」
そして、ムーンとリズも消えるとここに残ったのはゼムナスとグラッセだけ
「グラッセよぉぉ、そろそろホントの事を話してくれないかぁぁ?」
「…何の事ですか?」
いきなりゼムナスがそう言うと、グラッセは目を細め答える。
「ロクサスが脱走した時ぃぃ、お前は傍に居たのだろ?」
「…ッ!!…流石腐っても指導者ですね…あの時」
気が付かれ、グラッセはため息をはきながら頷いた。
『ロクサスさん……?』
『ッ!!?キミは…グラッセ?』
キーブレードをしまい闇の回廊を開いているロクサスを見かけたグラッセは、話しかけていた。
『そうですけど…そんな弱っている状態で何処に行くんですか!?』
『…俺の、知りたい事をまた探しに行くだけだよ』
『ッ……!!』
ロクサスがそう言い、機関を裏切ると言う事にグラッセは気が付いた。
しかし、自分には止められなかった。
『…気をつけてください、後これを持って行ってください』
そう言いながら、グラッセは2つのエレメントを出した。
『シェルとプロテスのエレメントか…これでこの魔法が使える、ありがとう…』
ロクサスが、微笑みながら言うと闇の中へと消えた。
説明し終わると、ゼムナスはそうかと少年の頭を優しく撫でることしか出来なかった。
そして、彼らは気が付いていない。
「…どう言う事なの?グラッセ…」
部屋の外で、リズが聞いていた事を…
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.155 )
- 日時: 2010/12/24 18:19
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「……はぁ……」
グラッセはゼムナスとの会話が終わった後、自室のベットに倒れた。
「どうしたものかなぁ……」
自分の方がロクサスさんより、裏切り者なのかもしれないと彼は思っていた。
ロクサスを手助けし、脱走させた…リズとアクセルが知ったらどうなるか…
間違いなく、半殺しかこじれるかだ。
…下手すれば半殺しの方がいいかもしれない、こじれるとリズの場合は…
そう考えていると、扉をノックされた。
「はーい、どちら様?」
そう言い扉を開けると、リズだった。
「よぉ!リズ、どうした?」
正に考えていた人が来てグラッセは驚くが、部屋へと通した。
…何故かリズから赤黒いオーラを感じるのだが、その意味が最悪な事とは想像したくなかった。
—が、そう言う時に限って現実となるもの
「っ!!?」
いきなりキーブレードを出され、首筋に当てられた。
「…どう言う事よ、グラッセ…」
「な、何だよ!!いきなり!!?」
いつも以上に低い声で言われ、驚きながらもいきなりの事で聞き返してしまう。
「とぼけるなッ!!私の聞きたい事は1つなのよ!!」
そう叫ぶと、更に光の力をキーブレードに込めグラッセを睨みながら
「何故…いやどうしてロクサスを脱走させたのよッ!!!!!?」
「なっ!!!」
よりによって、最悪な事が起きてしまい絶句してしまう。
どうしてそれを知っているのか解らないが、リズはかなり怒っている。
「…ロクサスを殺す気か!!?機関を脱走させて…ダスクになったらナミネがどれだけ哀しむと思っているのよ!!」
「違うッ!!俺はそんなつもりじゃ…」
「言い訳は聞きたくないよッ!!!」
友達思いなリズが真実を知り、怒らない訳がない。
グラッセは反論しようとしたが、それは少女の言葉で消えた。
「酷いよ……最低だよグラッセッ!!!」
「………ッ」
リズが苦しそうに言い、グラッセは何も言えなかった。
少女の言うとおり、自分は仲間の消滅を手伝ったようなものだから
「…もうゼムナスと言い…信じられないよ…」
「え……?」
するとリズが何か言ったようだが、聞こえなかったので思わず首を傾げる。
「…もう、いいよ…いいから…」
そして、リズはキーブレードを消すと後を向いた。
「…グラッセの馬鹿野朗——————ッ!!!!!」
存在しなかった世界に響く程の声で叫ぶと、グラッセの部屋を出て行った。
「リズッ!!!」
真っ青になりながら少女を追いかけようとしたが、少女はもう消えていた。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.156 )
- 日時: 2010/12/24 20:37
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
お久しぶり(?)です(・ω・*)ノ
えぇぇ?!いや、ちょー?!!((暴走中
グラッセがなんか可哀想です。
いちばんつらい位置ですよね。リズcは例のごとくですし(苦笑
いろいろと気になる展開ですねっ!
がんばってくださいね♪
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.157 )
- 日時: 2010/12/25 10:57
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
…今日はクリスマスですね〜♪(汗
リズ「そうだね〜♪(汗」
グラッセ「オイ」
あれ?リズ何か言った?
リズ「へ!!?私は何も言ってないよ〜(滝汗」
そっか〜、私の幻聴…
グラッセ「ゴラァァァ!!作者にリズッ!!!(怒」
2人「「はいっ!!?」」
グラッセ「お前、これを今日中に全部アップするんだよなぁ…?(台本を見る」
え…はい、今日中に半分は書きたいなと…
グラッセ「何だ、この俺の扱いはぁ……?」
だ、だって〜…この五章は絶対書こうって考えてたし…
グラッセ「殺すッ!!召還シヴァ!!ブリュンヒルデ!!アレキサンダーァァァァァ!!!!!」
またジャングル違う&召還獣ぅぅぅ!!?
花影さん
お久しぶりでーす!!(そうだっけ?
グラッセは、ある意味可哀想ですよね(お前のせいだぁぁ!! byグラッセ)
でも、彼にしかこれは出来なかったので(笑
リズも、完璧に彼に不信感を抱いてしまいましたから…
それは、今からの続きでご覧ください!!
…私の運命のカウントダウンとともに(泣
リズ「それでは、行くよー!!」
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.158 )
- 日時: 2010/12/25 11:26
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「…何で、こうなるんだよ…」
リズが走り去り、彼女の素早さを知っているグラッセは追いかけても無駄だと悟った。
そして、再びベットの上へと倒れた。
「…俺の方がホント裏切り者だな、親友を裏切った…」
思わず自分に冷笑し、少年は目を閉じた。
「…はぁ……」
グラッセから逃げ切ったリズは、虚空を辿る道で立ち止まっていた。
全てが頭の中でごちゃごちゃで、理解できなかった。
…理解したくもなかったんだ…
「どうして…ロクサスは脱走したんだろう…」
それがまず一番気になる事だった。
ロクサスがソラの記憶に耐性を付けた事を、リズは知っている。
だから、ソラの記憶を見たくらいで混乱したり苦しまない筈だった。
「…まさかッ!!?」
最悪な道が見えてしまい、リズは真っ青になる。
もし、これが当たっていたら——
「…何としても止めなきゃいけないッ!!」
そう言うと、リズは胸に付けてるノーバディのシンボルを握り締める。
「グラッセ…ムーン…」
親友の名を呟くと、キーブレードを出した。
「私…もうここには居れないわね…脱走と行きましょうか!!」
何とも軽いノリで少女は、そこらに居たダスクたちに攻撃した——
—これは、私のせいでもあるかもしれない…
—だからこそ、ロクサスを巻き込んでしまった私が止めなきゃいけない!!
「…何だと!!?」
一方、ロビーではサイクスがいきなりダスクの報告を聞き絶句してしまった。
結構大きな声だったので、ムーンやアクセル、ゼクシオンたちもこれには振り向く
「わかった、急いで上級ノーバディたちも向かわせる…それまで持ちこたえろ!!」
そう言うと、サイクスはいきなりクレイモアを出した。
「どうしたんだよ!?サイクス…」
ムーンが何事かと思い聞くと、サイクスは顔を歪め
「…リズが脱走しようとしている、ダスクたちをいきなり攻撃し城の外へと向かっている」
「なっ……ッ!!」
それを聞いたとたん、ムーンも絶句してしまう。
「ロビーに居る奴で構わない!!リズを探し出し気絶させてでも連れ戻せ!!」
「わかってるよッ!!あのバカ…!!」
サイクスが指示すると、アクセルもチャクラムを構え闇の回廊を出した。
「だーッ!!邪魔するな!!」
リズはダスクやアサシンに囲まれ、切れていた。
そして宙に浮かび、光の力をキーブレードに込め
「大量殺戮マジックアワーァァァァァ!!!!!」
そう唱えると、いつもより光の柱が多く降り注がれた。
そして、柱がいつも以上に大きい。
気が付くと、ダスクたちは全部消えていた。
「…立ち止まる暇は無いんだッ!!!」
そう叫ぶと、少女は再び走り出した。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.159 )
- 日時: 2010/12/25 13:16
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「はぁ…はぁ…」
リズは虚ろなる旋律の空間で、ダスクたちを無へ帰していた。
「…ダスクの量、多すぎだろ…何匹居るのよ?」
思わずそう言った瞬間、殺気を感じハッとする。
「よっ!!」
側転しながら移動すると、水流と無数の黒い弾が降り注がれた。
「誰よッ!!?」
キーブレードを構えながら睨み付けると、闇の回廊が開いた。
「そう怒るなってハナシ、お譲ちゃん」
「ヤッホー☆」
闇の回廊から出てきたのは、ガンアローとシタールを構えたシグバールとデミックスだった。
「オッサンにデミックスッ!!」
厄介な奴らが動き出したなと思いつつ、リズは警戒をする。
「誰がオッサンってハナシだ」
「アンタ以外、誰が居るのよ」
「………………(汗」
シグバールとリズの言い合い(?)が始まり、デミックスは戦う気あるのかなと疑問に思ったらしい。
「めんどくさいわね!!とっとと終わらせてあげる!!!」
とうとうリズが切れ、いきなりキーブレードをデミックスに向けた。
「サンダガ!!サンダーストーム!!サンダガショットッ!!!」
「ぎゃあああああああああ——————ッ!!!!!?」
まさか自分が狙われると思っていなかったようで、デミックスは弱点である雷を喰らい気絶した。
「おーおー、容赦ないねぇ〜♪」
「ッ!!お互い様でしょ!!」
シグバールが楽しそうにいい、リズも着地しにやりとする。
何時の間にかアルテマショットを撃たれ、気が付くのが遅かったらくぎ刺にされる所だった。
「だけど…この勝負私の勝ちだよ」
「何ッ!!?ぐああああああ!!!」
リズが上を見上げると、シグバールに雷が襲い掛かった。
「ラクシーヌに教えてもらった戦法よ♪」
リズは、倒れ行くシグバールにウィンクした。
実はデミックスに攻撃したのは、ついでであったのだ。
デミックスに攻撃したと見せかけて、虚ろなる旋律の空間全体に雷魔法が入っているとどろく魔石を投げつけておいたのだ。
後は金属の武器を持っているシグバールが何か技を放てば、感電するだけ。
「私のキーブレードには感電しないようにしてたしね♪まずはシグバールたち撃破☆」
ついでに私の勝ちだねと言って、リズは更に先へと進んだ。
暴走した爆弾を、はたして機関メンバーは止められる事が出来るのか…?
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.160 )
- 日時: 2010/12/25 14:22
- 名前: 美亜子 (ID: bZNnCgQ1)
リズちゃん頭いい♪
脱走なのになぜか楽しそうw
それより、デミックスー!?大丈夫かー!?即死だぞ!?
まぁ、デミックスらしいよね!
ロクサスは責任を感じて出てちゃったんだね
なんか、せつないよーーー!!
これからも楽しみにしてます★
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.161 )
- 日時: 2010/12/25 20:01
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
美亜子さん
リズは頭いいですよー!!
小さい頃から、ヴィクセンやゼクシオンといった研究者がちゃんと教えてきましたから☆
リズ「うん、これでも大学生レベルなら解けるわよ」
…どんな、教育されたんですか…
そのかわり、あまり外の世界に行ってないので基本的な事は解りませんがね
ムーン「確かに…リズって雪とか見た時最初わからなかったよな…」
これ以上は、NGで
脱走ですが、リズにとってはほぼ遊びですから←(エ?
デミックスなら大丈夫ですよ!!
アクセル並に生命力はありますから(どういう意味だッ!! byアクセル)
ロクサスは責任とか、何でも一人で背負い込んじゃいますからね…
今から続き書きますので!!楽しみにしてください!!
…今日中に目標のアレまで書けるかな…←
それでは、行きますか!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.162 )
- 日時: 2010/12/25 20:34
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
シグバールとデミックスを倒したリズは、黄昏から望む場所を通り抜け歪みを貫く柱まで来ていた。
「…やっとここまでこれたわね、そろそろ出てきたらどう?」
呆れながらそう言うと、2つの影が降りて来た。
それは、アクセルとマールーシャだった。
「赤ウニにマルちゃん!!」
「「そのあだ名で呼ぶなって言ってるだろうがぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」
リズがあだ名で呼ぶと、2人してツッコミを入れられた。
「そんなにムキにならなくても♪」
「お前のせいだろうがッ!!てか何で脱走しようとしてる!!!」
相変わらずのリズにツッコミを再びアクセルが入れると、本題に入った。
「…お前らには関係ない…私はもうここには居れないだけ」
するといきなり目つきが変わり、キーブレードを構えられた。
「…止める気はねぇってか…なら」
「気絶させてでも、止めるしかないようだな」
アクセルが確認すると、マールーシャがサイズを出し
「ブロッサムシャワー」
桜の花びらが刃となり、リズへと向かって来た。
「リフレクッ!!!」
だが相手が悪かった、何たって光属性のリズだからだ。
さまざまな魔法を使える彼女が相手では、時間稼ぎで精一杯だろう。
「火炎の牢獄ッ!!!」
マールーシャが技を放ったその隙に、アクセルが炎の牢獄を作る。
「チッ…!!赤ウニを倒さないと解除出来ないめんどくさい技か…ッ!!!」
流石にリズもこの技には、困惑したかのように見えたが—
「ま、いっか♪寧ろ好都合だしね〜☆」
「「…はっ?」」
笑顔で喜びながら、そう言うと姿が消えた。
「ッ!!?」
「何処だッ!!?」
これにはアクセルとマールーシャも驚き、辺りを見渡すが…
「私はここだよ、残念だったね赤ウニ♪」
遅かった—アクセルの目の前にリズが居て、キーブレードを持ちながら魔法を唱えていた。
「グレイシャルアーツ」
その言葉とともに、花びらまでが凍り付いた。
アクセルとマールーシャとともに
「…死んではないから、大丈夫だよね」
ごめんねと謝っておいて、リズは前を見た。
そして、ようやく虚無への誘いまで付くと待ち構えていた者は…
「やっぱり…」
「俺だ」
リズが予想していたかのように言うと、キーブレードを持ったムーンが頷いた。
「事情はよく解らないが…お前を出て行かせるワケにはいかない」
「…こっちにだって、やらなきゃいけない事があるのよ」
ムーンがキーブレード『ダークブレスメモリー』を構えると、リズも構える。
すると2本のキーブレード『スターホワイトチェーン』と『ウィンドノーバディクラウン』が握られている。
「…それを出したって事は本気出したって事か…」
「まぁね、行くよッ!!!」
そう言いながら2人は、闇や光の技を出した。
そして——
リズティクスト ナンバー15
最後にムーンが止める物の、敗北し脱走
脱走した日はよりによって12月25日—クリスマス—だった。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.163 )
- 日時: 2010/12/26 11:35
- 名前: 美亜子 (ID: bZNnCgQ1)
リズちゃんついに脱走ですか★
ホントにあなたは強すぎる!!かっこいいい!!
いつか私もこの家を脱走してみようかなぁw
多分捕まるだろうけどね♪
クリスマスに脱走って・・・リズちゃんはともかく、置いてかれたムーンたちが可愛そうだよね。
特に赤うにとか、ショック受けてそう・・・
あっ!!遅れましたがメリークリスマス★
これからもファンとして応援しています☆≡
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.164 )
- 日時: 2010/12/26 20:18
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
きゃふう☆クリスマスが終わったぜ☆
リズ「そう…ならば」
ロクサス「お前の抹殺タイムじゃああああああ!!!!!」
え?のぼうわぁぁぁぁ!!?
ちょ、何でぇぇぇぇぇ!!?
美亜子さん
リズ、ついに脱走です(ボロボロ
ホント、強すぎですね…女の子じゃ無くなっていく気が…(殴
え?家を脱走はやめましょう!!捕まるので(汗
私も何回、脱走した事か←
クリスマスに脱走やりたかったんですよねー(笑
ムーンたちに、一度落ち込んでもらおうと!!
全員『それで、皆怒っているんだよこのバカ作者——————ッ!!!』
…はい、すいません
赤ウニは、結構…いやかなり落ち込んでいますので!!(他人事だからってざけんなぁぁぁ!! byアクセル)
それは、今からご覧ください!!
私も、遅れながら美亜子さんを含めた皆様にメリークリスマス!!
それでは書きます!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.165 )
- 日時: 2010/12/26 20:46
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
リズが脱走した翌日、グラッセは医療室に来ていた。
戦い負けてしまい重症を負ってしまった、仲間のお見舞いに
「ムーン、アクセル、大丈夫か……?」
グラッセが一番大怪我をした2人を見ると、ムーンとアクセルは苦笑する。
「これぐらい、どうって事ねぇよ…それよりも」
「ごめんな…圧勝されちまったよ…」
アクセルがグラッセの頭を撫で、ムーンは親友に謝った。
あの時、ムーンは懸命に戦ったが
『ダークファイガッ!!』
『ック……流石やるわね!!』
キーブレードを使い、上手くリズの懐にムーンが闇の技を決めた。
ムーンも中々強い、あのリズとここまでやりあえる腕の持ち主だから
『だけど…これならどうよッ!!?』
『ッ!!?うわぁぁぁぁぁぁ——————ッ!!!』
しかし足を思いっきり蹴られバランスを崩すと、その隙にリズがキーブレードを2本振り下ろした——
『…うぐぅ…』
『っう…やっぱ、ムーンが相手だとこれぐらいの怪我は覚悟しなきゃいけないよね…』
ムーンが血だまりの中に倒れると、リズも膝をつく。
リズも結構なダメージを負わされていたのだ。
『…とにかく、サイクスとか来る前に行かなきゃね』
そう言うと、リズはキーブレードを消し怪談を降りていった。
『く、クソォ……』
そんな少女を見て、ムーンは気を失った。
「ムーンは何も悪くないッ!!俺があの時ロビーに居れば…ッ!!!」
説明を聞くと、グラッセが悲痛な声を上げる。
リズが脱走したのは、元とは言えば自分のせいである
彼女を傷つけ真実を教えなかった…その跳ね返りのようなものだった。
そのせいで、ムーンとアクセルは重症を負った。
それだけでは無い、シグバールもデミックスもマールーシャも自分のせいで怪我をしてしまった。
この2人と比べ、軽い方だが3人とも任務を休まなくてはならない程の傷だ。
「(…俺が…もっと早くリズに真実を伝えていれば…ッ!!!)」
グラッセは、ただ自分を責め続ける事しか出来なかった。
『言い訳は聞きたくないよッ!!!』
『酷いよ……最低だよグラッセッ!!!』
少女の言葉が、頭の中で刃のように突き刺さり響く
そう言われても仕方なかったんだ…
「ごめん…ごめんなッ!!ムーン…アクセルぅ……ッ!!!」
グラッセはそう言うと、泣き出した。
とにかく、誰かに謝らなきゃ哀しくてしかたなかったんだ。
苦しくて…申し訳なかったんだ。
何だかんだ言ってよくリズの面倒を見ていたアクセルや、リズを大切にしていたムーンに
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.166 )
- 日時: 2010/12/27 14:24
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「…闇と光が動き出しているわね…」
一方、リズはレイディアントガーデンの闇の淵へ居た。
脱走した後、この世界なら何か解るかも知れないと思い来ていたのだ。
「取りあえず…まずはファンタジアを見つける事が最優先よね…」
そう言うと、リズは気配を探すため集中する。
この世界へ来た途端、強力な闇の力とファンタジアを気配を感じたのだ。
「ん〜…だけどこの強力な闇の力の奴とも戦ってみたいし…」←
さらっと恐ろしい事を口にすると、ため息をはいた。
すると、上から黒い羽が舞い降りて来た。
「あれ?この黒い羽は…?」
「何者だ、貴様?」
黒い羽を拾い首を傾げていると、いきなり後から長い刃が突きつけられた。
「うおっ!!?…危ねっ!!!」
それを何とかキーブレードを出しはじき返すと、側転し刃を持った奴の後ろに着地する。
「…ッ!!この闇の気配、さっき感じた強力な力はお前って…なぁぁぁぁぁぁ!!?」
「ほう…お前もキーブレード使いか」
顔を上げ相手を見ると、それはよく見知った奴であった。
「セフィロスッ!!?」
「?何故私の名を?」
長い銀髪の男—セフィロスは自分を名前を呼ばれ、リズを見つめた。
「(いや…未来で色々と騒動起こして、私と本気で戦いまくりましたって言えないんですけど…?)」
説明したい所だが、流石に正体がバレるので言えません。
そう考えているうちに、正宗を構えられる。
「ちょうどいい、お前の強さ見せてもらおう!!」
「ッ!!上等だコラァ!!」
セフィロスが楽しそうに笑うと、リズもキーブレードを構える。
そして、2人が駆け出すとド派手に光の闇の後が周りに響いたり被害を及ばす。
本来の目的をすっかり忘れ、アホ2人は戦いを楽しんでいた…
ちなみに、その被害は街まで及びレオンやクラウドたちが見に行ったのは言うまでもない。
—存在しなかった世界—
「…思い切って、ここまで来ちゃったけど…」
「俺たち、確実に敵として見られるよな…」
「来ちゃったものはしょうがないでしょ!!ほら行くよ!!」
ダークシティでは、3つの光が来ていた。
ソラとリクとカイリだ。
3人はトワイライトタウンでの出来事の後、十三機関へ直接行きロクサスたちに会ってみようと考えたのだ。
それで、幽霊屋敷を通りその中にある闇の回廊を使いここまで再び来たのだ。
「って言ってる傍から…ノーバディ来たぞ」
リクがそう言うと、ダスクやダンサーと言った配下ノーバディたちが現れる。
「カイリ、戦えるか?」
「うん、大丈夫」
ソラが心配すると、カイリもキーブレードを出す。
「行くぞ!!」
その掛け声とともに、3人は戦い始めた。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.167 )
- 日時: 2010/12/27 15:55
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「侵入者だと!!?こんな時に…」
サイクスが侵入者が居ると言う連絡を聞き、頭を抱えた。
リズとロクサスが脱走した事により、戦力が大幅にダウンし殆どが大怪我をし皆も落ち込んでいる時に侵入者と戦えるのだろうか
「大丈夫だサイクス、俺が行く…」
「ムチャするなッ!!お前が精神的に一番ダメージを負っているだろうが!!」
するとグラッセがキーブレードを出し、敵のところへ行こうとするが止められる。
「これぐらいどうって事ないッ!!これは俺の報いなんだ…」
「何を報うんだ?」
グラッセが叫んだ瞬間、足跡とともに声がした。
「リク……ソラ…カイリ…」
いきなり現れた人物の名を呟き、思わずグラッセは呆然とした。
「何があったか、説明してもらうぞ」
リクがそう言うと、グラッセは俯きながら頷いた。
「リズとロクサスが脱走ッ!!?」
それを聞いた途端、カイリが大きな声で叫んだ。
「…俺が、素直にリズに真実を教えなかったから…聞かれたくなかったから…」
グラッセはそう言うと、生気の無い目でソラを見つめる。(超危険)
父さんなら、どうすればいいか解るだろ…?
そんな期待を、持ちながら
「…リズの気持ち、俺は解るな」
「ッ!!!」
痛いところを付かれて、グラッセは言葉に詰まった。
「あの子…何か真実知っても受け止められる強さを持ってると思うんだ、だからキミに怒ったんじゃないのか?」
「…え?」
ソラがそう言うと、思っていなかった事を言われきょとんとする。
「きっと自分を信じて欲しかったんだよ、リズとグラッセの絆をね…それなのにキミは自分を信じてくれずに言わなかった…そのせいで居なくなったんだと思うよ?」
「………………」
そう言われ、ようやく自分の間違いに気付いた。
そう…俺はリズが傷つくと思い込んで言わなかった。
俺は、リズを信じていなかったんだ……彼女の心の強さを
自分の思い通りにすれば、誰も傷付かないと自惚れて…
それこそが、皆を傷つけた…バカな考えだった。
「…友達を信じない程、哀しくて苦しいものも無いと俺は思うよ」
ソラが青い瞳で、グラッセを見つめる。
その目は勇者の目で、リズと同じく迷いが無く凛としていた。
その強さは…グラッセにとっては羨ましいものであり哀しかった。
リズの言葉と、ムーンの言葉がノイズのように頭に響くから
こんな自分が…ただ情けなくて仕方なかった。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.168 )
- 日時: 2010/12/28 13:24
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「………………」
存在しなかった世界の虚空の祭壇に、ソラとリクそしてアクセルとムーンは居た。
「さっきのは、ちょっと言いすぎなんじゃねぇか…?」
キングダムハーツを見上げているソラに、アクセルが恐る恐る聞いた。
あの言葉は、傷付いているグラッセに塩を塗り込んだようなものだ。
「仕方ないだろ、事実なんだから」
リクも、今回はソラに意見に納得したように頷く。
「迷っているからこそ、言わなきゃいけないと思ったんだ」
そう言いながら、やっとソラが振り向いた。
その表情は、哀しみと苦しみを宿しているかのようだった。
「…グラッセはリズを裏切ったんだ、それだけは彼に考えてもらわないといけない」
ソラが言うと、リクも顔を歪める。
それは、かつて自分が同じ立場だった故
「…だから、何なんだよ…?」
すると、今まで黙っていたムーンが突然口を開きリクの服を掴んだ。
「だから何だよッ!!?グラッセにこれ以上苦しめって言ってるのかよッ!!?」
ムーンが悲痛な声で叫ぶ、涙を堪えながら
だが、今度はソラを見ると
「解ってるよッ!!俺だってこんな思いさせたくないさッ!!!!!」
そう言うと、彼は泣いていた。
「でも…彼には乗り切って欲しいんだッ!!!どうしてこんな気持ちになるかなんて解らないけど……」
グラッセのため故、ソラも苦しみ泣いていた。
—…このころから、ソラさんってホントに優しいんだな…—
そんなソラを見ながら、ムーンは密かに思った。
「じゃあ、俺は…どうすればいいんだ…?」
「…グラッセを、助けてやれ…それがお前に出来る事だ」
そう考えると、ムーンも迷ってしまいアクセルはそんな彼の頭を撫でた。
「…それぞれの苦しみが、絆を砕き始めている…」
レイディアントガーデンのアンセムの城の屋根から、ファンタジアは街を眺めていた。
もちろん、リズとセフィロスが戦っていたところも…
「リズ大丈夫かなぁ…?黒い羽が生えてた人と未だに戦ってるし…」
ファンタジアは苦笑しながら、闇の淵の方向を見る。
「闇に落ちろッ!!」
「誰が落ちるかぁぁぁ!!!」
そんなこんなで、ブラックマテリアとマジックアワーが全力でぶつかりあっていた。
「まぁリズなら絶対大丈夫だとして…何処に居るの?シャドウ…」
ファンタジアはその名を呟くと、目を閉じた。
第五章終了
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.169 )
- 日時: 2010/12/28 20:43
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
第五章終了〜!!やっと事件の始まり書けた〜!!
リズ「…意外と短いわね」
うっさい!!こっちとて忙しいんじゃ!!(怒
ムーン「うわぁー…逆ギレしやがった」
だってさー、バイトが入ってるし冬休みなのに学校行かなきゃいけないし雪降って寒いし←
リズ「最後関係なくね?」
ムーン「そして、作者お前忘れてないか?」
何を?
グラッセ「…決まってるだろぉ…!!(黒笑」
ロクサス「俺たちの怒りに、触れた事だぁ…ッ!!(超黒笑」
私とて学習しないわけじゃないッ!!喰らえッ!!イクシオン!!
2人「「召還獣呼びやがったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!?」」
…危なかった(滝汗
リズ「…何時召還獣使う事覚えた…(汗」
作者の特権と言うやつさ☆
ムーン「職権乱用…?」
意味違う、ムーン(汗
そこで倒れてる2人はほっといて!!
ファン「…作者、取り合えずシャドウの説明したら?」
リズ「そう言えば…シャドウって誰?」
ネタバレになるから、無理ッ!!!
…だけど、かなり関わってくる名です…(汗
リズ「ふーん」
ソラ「それと、俺は一体どんな事をするんだ?」
リク「同感、俺もどうするんだ?」
…はっきり言えば、ソラはロクサスの心をえぐる…
再会した時、事情知らないで(汗
そしてリクは、ムーンを闇に堕とす…?
ソラ「…そうか♪…(とてつもない闇のオーラ」
リク「なるほどな♪(同じく」
って、納得してるのに何でヴァニタスとゼアノート見たいなオーラ出してんの!!?
ソラ「お前のせいだぁぁぁぁぁぁ!!!」
リク「切り刻んでやるっ!!!!!」
絶対、嫌——————ッ!!!(泣
リズ「…また、どっか行っちゃったね」
ムーン「ああ…俺たちだけでやるか」
ファン「そうですね…次回はリズとロクサスが脱走し落ち込んでいる機関員やムーンたちにさまざまな真実が明かされた…そしてリズとファンタジアの再会により全てが動く!!」
リズ「そして、消えてしまったロクサスに更なる苦痛と異変が…!!」
ムーン「第六章『更なる真実と幻想曲の正体』をよろしくな!!」
それでは、皆さんよろしくお願いします!!
3人『何時、戻ってきてたの!!?』
さっきから、2人を巻いて来てたよ…
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.170 )
- 日時: 2011/01/08 18:37
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
あけましておめでとうです(`・ω・´)キリリリッ
ソラが黒くなっていく…。
リクは黒いほうがいいな〜。(意味不明
______更新(`・ω・´)ふぁいとです!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.171 )
- 日時: 2011/01/19 20:24
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
…あははッ!!大変お久しぶりです皆様…
かなり遅いですが、明けましておめでとうございます(汗←
ムーン「………(超ブラック笑顔」
グラッセ「貴様、一ヶ月近くも何やってたぁ…!!!」
…やっぱりですよね(泣
リズ「てか今回は事情説明した方がいいわよ、じゃないとグラッセたちに殺されるよ?」
しますよ!!(滝汗)じゃないとどうなるか解ったもんじゃありません!!
…実は右腕を怪我してしまい、投稿出来る状況じゃありませんでした。
お陰で一ヶ月近くもパソコンを触れなかった言う…(涙
リズ「やっと、パソコンを触れるくらい回復したから今日から出来たのよ」
グラッセ「なるほどな…」
ホント、申し訳ございませんでした。
特に花影さんにはコメントを返せずに…(泣
ムーン「そんな事言ったってしゃーねーだろ、早くコメント返せ」
はい…
花影さん
今回は、コメントを返すのが遅れて大変申し訳ございませんでしたぁぁぁ!!!(泣き&土下座)
あけましておめでとうございます!!
ソラが黒くなっていきまーす(笑
リクはやはり黒いほうがいいですよね!!(殴 byリク)
更新出来ずにホントすみませんでした…(泣
今日から頑張りますッ!!
それでは、久しぶりに書きます!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.172 )
- 日時: 2011/01/19 20:49
- 名前: 藍那 ◆zCS1o.kilU (ID: Nf5qxtZ9)
KHの小説とか珍しいですねw
めっちゃ楽しい小説ですた^^