二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.79 )
- 日時: 2010/11/27 22:49
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
番外編—リズ!!過去の十三機関見学会—
「くー……」
ここは存在しなかった世界の城の一室
そこでは、金髪と栗毛の少女リズティクストが気持ちよさそうに寝ていた。
時刻はまだ5時、任務に行くのも早いので少女は寝ていたのだが
「おらリズ!!起きろ——————ッ!!!」
「ッ!!?」
赤ウニこと、アクセルが突然朝早く訪問してきた。
これには流石のリズも驚く、だが一番言いたい事は
「てめぇ朝早く何なんだァ———ッ!!!マジックアワーッ!!!!!」
「ギャアアアアアアアアッ!!?」
朝から何という睡眠妨害、リズの怒りは爆発しアクセルに光の柱が向けられた。
「…ったく、こっちはまだ寝ていたいのッ!!それなのにこんな朝早くから来るってどう言う神経してるのさ!!?」
攻撃した事で少女の怒りが少し収まったのか、寝巻きの黒いノースリーブに白い半ズボンのままでアクセルを見下ろす。
仁王立ちで見下ろされているアクセルは、流石に年頃の女の子の部屋に朝早くから来た事を反省しているのか
冷や汗を書きながら、正座している。
「今日の任務の説明に…」
「あぁん?任務の説明だと?こんな朝早くに」
アクセルがそう言うと、更に機嫌が悪くなったのかリズはとうとうキーブレードを構えながら切れる。
「だ、だってよ!!今日の任務は機関の見学会なんだよ!!」
「………はい?」
任務を聞くと、リズは呆然としながら思わず聞き返す。
「サイクスから昨日そう言われてよ…俺が同行する事になって、それなら朝早い方が色々見れるから…」
アクセルがそう言うと、少女の中で何かがブチッと切れた音がした。
「それでこんな朝早くから起こして、機関の皆を見学だと…?」
「おう、機関内の施設とかも知っといた方がいいだろ?」
「へぇ……(シャン」
「ちょ、待て…何故キーブレードが白いのと黒いのに包まれてる?」
アクセルが慌てると、リズのキーブレードが更に白と黒に包まれる。
「…吹っ飛べぇぇぇぇぇぇ——————ッ!!!!!!」
「のぎゃあああああああッ!!?」
少女の声優ネタの人のセリフにより、アクセルが飛ばされ
悲鳴が存在しなかった世界中に、響いた。
「ッ!!?」
そして、その声の大きさにロクサスはリズと同じパターンで起床した。
他の人も、いや殆どの人が今の絶叫で起床したそうな
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.80 )
- 日時: 2010/11/28 11:04
- 名前: 美亜子 (ID: bZNnCgQ1)
番外編ですね♪
まってました★アクセル&リズのコンビ最高↑↑
ところでムーンは・・・・・ってなに!?
気になるぅwwつづきが楽しみにしてます★
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.81 )
- 日時: 2010/11/28 11:22
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「………」
「「「「………」」」
ロクサスたちが悲鳴が聞こえた方向に行くと、リズがドス黒いオーラを放っていた。
そしてリズの視線を辿って見ると、床にはアクセルが倒れていた。
「「「「………」」」
ロクサスやナミネやサイクスが話そうとして見るが、一言でも発すれば今にも殺されそうな気がした。
それほど、今のリズは怖い…青い瞳が笑っていない。
「ったく…仕方ない、見学とやらに行くぞ」
するとリズがため息をはき、少し空気が軽くなった。
これには一同がホッとし、リズはアクセルを引きずっていった。
「んで、何処から見学してくのよ?」
「ゼムナスの部屋からだ」
それから数分後、生命力が高いアクセルは復活しリズに見学の説明をしていた。
「…ナスの部屋…?」
リズはそれを聞くと、真っ青になる。
「どうしたんだ?」
「だって、未来ではナスの部屋…サイクスに立入禁止されてたし…」
これにはアクセルが聞き返すと、リズは冷や汗を書きながら答える。
「そんな事今は関係ねぇし知らねぇよ、ほら行くぞ」
「嫌ァァァァァァ——————ッ!!!(泣」
さっきとは、立場が逆とはこの事か
存在しなかった世界に、リズの絶叫が響いた。
「ゼムナス様、失礼しますよっと」
アクセルがノックしながらドアを開くと、絶句した。
そこには、沢山のきぐるみなどが飾ってあったからである。
「俺、参上!!………あ」
「「………」」
そしてゼムナスはと言うと、○王の赤いイ○ジンである人のきぐるみを着てセリフを言っていた。
「い、いや私は子供の気持ちを分かろうと…」
ゼムナスがそう言うが、リズとアクセルの目は冷たい眼差しだった。
他にはポ○モンのあの電気の子や、プ○キュアの全種類の衣装まであるのだ。
それで、2人の取る行動は一つ
「「ボス、失礼しました…この事は機関の全員へと伝えておきます」」
「やめろぉぉぉぉぉぉぉ!!!(泣」
ゼムナスがそう叫ぶのも空しく、2人は持ち前のスピードで逃げ去っていた。
「………(真っ青」
「気持ち悪いもん、見ちまった……」
何とかゼムナスを振り切った2人だが、顔色がすごい悪かった。
「…サイクスが部屋に入っちゃいけないって言った理由が、よく解った気がする…」
「同感……」
そして、2人とも覇気が無い声で同じ事を思ったらしい。
「次はシクバールか…」
「ゼムナス見たいに、変な趣味持ってませんように…」
ただそれを願いながら、リズとアクセルは次の難関(?)の元へと向かった。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.82 )
- 日時: 2010/11/28 11:27
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
美亜子さん
はい、番外編ですよ☆
リズとアクセルと言う、漫才コンビです!!(オイ
ムーンはですね…
ムーン「作者の時よ止まれ!!ストプガ!!」
リズ「ムーンは、とある理由でリクがかなり嫌いなんだ!!」
グラッセ「その理由は、話で解るから楽しみにしてて下さいね!!」
アクセル「それよりも、作者のストプガ誰か解いてやれよ…(汗」
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.83 )
- 日時: 2010/11/28 11:28
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
どうもです(・ω・*)ノ
リクは…。
何はともあれ、いろいろとやり過ぎですよね。
忘却の城でもやけに強かったリク君。
ナミネはどう思ってるんだろ?←((疑問
社会見学って題名&朝早いってことで、リズが皆を叩きおこs(ry)
ソラとリクはどんな登場になるのか結構楽しみだったりする!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.84 )
- 日時: 2010/11/28 15:00
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
花影さん
どうもです!!
リクは、ちょっとやり過ぎだと思いますよね
忘却の城かぁ…便利だったな←
ナミネは、多分ロクサスたちと仲良くして欲しいと思ってます。
ムーン「はぁ?あんな奴と仲良くしろってほうが無理だろ」
ロクサス「お前、ホントリクの奴嫌いだよな……俺も人の事言えないけど」
…仲良くする気はまったく無いようですが…
リズ「だってさー、父さんを無理やり闇の力解放して倒すし…それでディズと協力して挙句の果てには消しちゃったじゃん」
ムーン「そして、そのせいでアクセルとロクサスとシオンの友情も粉々にしたんだろ?」
…子供たちの悪口大会になってるんですけど?
リズ「良いって」
アンタ、本当にロクサスとナミネの子供ですか…?
そう以上言ったら終わりです(汗
たしかに、リズが全員を叩き起こしまs(自主強制)
ソラとリクの登場は、まだまだです!!(何ぃ!? byソラ&リク)
それでは、番外編の続き行きます!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.85 )
- 日時: 2010/11/28 15:29
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「シグバァァァァァルゥゥゥゥゥ!!!!!」
言葉になっていない絶叫で、リズ部屋の扉を破壊し突入
「おい!!ドアぐらい開けていけ!!」
すかさず、アクセルがツッコミを入れる。
どうやら、赤ウニもリズのツッコミに慣れて来たみたいだ(好きで慣れたんじゃねぇ!! byアクセル)
「ん?アクセルに新人のリズティクストじゃねぇか」
この部屋の主であるシグバールは以外にも、イスに座りながらコーヒーを飲んでいた。
…部屋の中あるのは、オッサンらしい雑誌や銃だったが…
「(今更だけど、機関にまともな奴って居ないよな……)」
アクセルが、心の中で今更な事を思っていたが
「なるほどねぇ…リズちゃんに機関の城や人物の見学会を…」
そして、シグバールに事情を説明するとオッサンな笑顔を浮かべる。
「まっ、そう言う事なら自己紹介しとくぜ…俺はナンバー2シグバール」
「オッサンでしょ?」
シグバールが自己紹介をすると、リズが笑顔でトドメをさした。
「…それ、誰から聞いた?」
「ゼクから、シグバールはくだらないオッサンでムダに洞察力だけはあるってさ」
ちなみにゼクとは、ナンバー6ゼクシオンの事
リズと同じ黒を宿す者であり、中々の情報力の持ち主
「(ゼクシオンの野朗…俺が手出さないように、色々とリズに仕込んだな…)」
それを聞いたシグバールが、最低な事を考えていたらしく舌打ちした。
「シグバール、呼びました?」
「「「ッ!!?」」」
すると突然声がし、振り向くとゼクシオンが笑顔で居た。
「ゼ、ゼクシオン……?」
「あ、ゼク」
「どうもリズ、こんなところでアクセルと何をやっているのですか?」
いきなりの登場にシグバールも驚いているが、ゼクシオンは華麗に無視し、リズに話しかけた。
「私の今日の任務、機関の見学なんだ」
「なるほど…シグバール、貴方リズに何かいやらしい事しようと考えてましたね」
リズが言うと、ゼクシオンが全てを見通したかのように言って来た。
「ど、どうしてそれが解ったってハナシ!?……あ」
思わず言うと、リズとアクセルがまたしても冷たい眼差しでシグバールを見つめ
ゼクシオンに至っては、武器であるレキシコンを構えている。
「それでは、本の中で反省してきてください♪」
「イッツ、ショウタイム〜♪行ってらっしゃい♪」
リズとゼクシオンの言葉とともに、シグバールが本の中へと消えた。
そして聞こえてくる、痛々しい悲鳴
「まさかこんなにハッタリが上手くいくとは…シグバールもチョロイですね♪」
「ゼクの気配が言ってたからねぇ♪シグバールはセクハラをする可能性があります、気をつけてくださいってね☆」
2人は楽しそうに話しているが、アクセルが思った事は一つ
「(まさか…遠距離でコイツら会話していた…?)」
シグバールの見学会も、見事最悪に終わった。
次こそは、まともだと信じたい人物だが…
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.86 )
- 日時: 2010/11/28 17:29
- 名前: 美亜子 (ID: bZNnCgQ1)
シグバール最高↑↑
やっぱ番外編も最高だぁw遠距離で話すとかゼク&リズ気が合いすぎwシグバールゎリズに何をしようとしてたんだぁ!?リズ様に手だしたら許さないぞ(怒)
ま・・リズちゃんゎ襲われるほど弱くないなww
もうちょっとまともになろうシグバール!!w
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.87 )
- 日時: 2010/11/28 20:32
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
美亜子さん
シグバール最高でしたか!!
ゼクシオンとリズは気がとても合いまくりです。
何せ、どちらも腹黒という(何処からかメテオが飛んでくる)
リズにシグバールは、いやらしい事をしようとしてました。
シグバール「おうよ!!そりゃあ女の子だぜ!!あんなぎゃあ!!?(作者とリズが殴る」
リズ「このセクハラ親父…!!次そう言う事したら張り倒すぞッ……!!!(怒」
流石にそれは、私も止めます(汗
まぁ、ホントリズはシグバールに襲われるほど弱くないですけど☆
リズ「当たり前だッ!!」
グラッセ「つか、そんな事したら呪文なしで連続魔法してやる……」
ムーン「ホント、まともになれやオッサン」
シグバール「心ないけど、哀しいってハナシだ」
あー、そこ黙ってて!!
シグバールはいい加減、反省しなさい!!
それでは、書くぞ!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.88 )
- 日時: 2010/11/28 20:55
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「次はザルディンか…」
次の見学の部屋を確認して、アクセルはため息をはいた。
何せ、ゼムナスといいシグバールといいある意味酷かった。
ザルディンもその酷さに負けを劣らない気がして、しょうがない
「…赤ウニ、次まともじゃなかったら殺すからね」
「何でそうなるんだよッ!!?」
何時もより覇気が無い声で、リズが低音で物騒な事を言うとアクセルがツッコミをいれる。
「はっ、私は機関の皆を見学するため朝早くから来てるんだよ?それなのにさぁ…」
朝早いのが怒りにプラスされ、リズはドス黒いオーラを解放する。
「(完全に怒りで壊れてんな…どうかザルディンがまともな事してますように!!)」
アクセルは、ただそれを願いながら部屋のドアを開けた。
そこに広がってたのは
「「え……?」」
そこは滝が流れており、道場のような場所だった。
「うわぁ…」
「つーかおかしいだろッ!!何で城の中に滝があるんだよッ!!?」
リズがすごいと感心してる時、アクセルだけがツッコミをいれる。
「その声はアクセルか?」
「…そのようだな」
すると床の上でザルディンとレクセウスが正座しており、リズたちに気がついた。
「どうしたんだ?」
「…機関の皆を、見学する事になったんだ」
槍を下ろしザルディンが聞くと、リズが疲れたように答えた。
同じく、アクセルも前の2人を思い出し顔が真っ青になる。
「何だお前ら?顔がすごい疲れているぞ?」
「「…聞かないでください」」
これには思わずレクセウスも話しかけるが、2人はハモりながら答える。
「うむ…疲れたときには、息抜きが必要だな…」
ザルディンがそう言うと、いきなり6本の槍を構え
「リズティクスト、俺と勝負しろ」
「…へ?」
「はい?」
これには、リズも呆気にとられ、アクセルが絶句する
「いやいやッ!!何で疲れてんのに勝負するんだよ!!?」
これを止めなければ、膨大な被害が及ぶ可能性がある。
しかし、ザルディンは
「疲れている時には、大自然とともに戦うとすっきりする」
「お前だけだァァァァァァ!!!!!」
流石武士と言われる人らしいセリフだが、アクセルは絶叫したかのような声で叫んだ。
そして、リズは微笑み
「いいわ…受けて立つッ!!」
そう言いながら黒コートを脱ぎ胸にサラシを巻きスカートを履いている状態のままキーブレードを構える。
「何でこうなったんだァァァ——————ッ!!!!!?」
アクセルは、戦う構えをした2人に対してまたしても絶叫した。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.89 )
- 日時: 2010/11/29 13:27
- 名前: 美亜子 (ID: bZNnCgQ1)
ザルディンとレクセウスやば!!
てか、なんで城の中に滝あるの!?
リズちゃん戦うんだね・・・
アクセルツッコミうまくなってきたね★←慣れたのか?w
まっがんばれぇ!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.90 )
- 日時: 2010/11/30 13:14
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
美亜子さん
ザルディンとレクセウスはやば過ぎます!!(汗
ホント、何で城の中に滝あるんだろう…
ロクサス「お前がやったんだろう…」
リズ「そうだよ、てか何故この時間帯にパソコンを触っている!?お前学校は!!?」
学校は今日からテストで早く終わったの
それで、さっきまでフェアリーティル見てました…
ロクサス「ちょ、待て…」
リズ「フェアリーティルってたしか今…(ロクサスを見る」
うん、ロクサスの中の人出てて驚いたね☆
おっと、話がずれてすみません
リズが戦います!!
野獣と堕天使のぶつかりあいです!!(堕天使いうなぁぁ!! byリズ)
アクセルは、ツッコミ役としてこれからも色々とやる事になりそうです(オイ
アクセル!!頑張ってね!!(お前が頑張れや
それでは、書きますか!!
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.91 )
- 日時: 2011/02/26 11:38
- 名前: リラ (ID: p.MMag6.)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「かかって来いッ!!キーブレードの使い手よ!!」
「それじゃあ遠慮無く!!行くよッ!!」
ザルディンが挑発すると、リズはキーブレードを持ちながら高く飛び上がった。
「ここまで飛べばお得意の風は当たらないよ!!光よ!!」
そう言うと、ホーリーが何本も飛んできた。
「無茶苦茶だな、オイ……」
そしてアクセルも、ツッコミに疲れたのかもはやレクセウスとお茶を飲みながら眺めている。
「中々やるなぁ!!だがまだ甘いッ!!」
しかしザルディンは機関内でもかなり強い、糸も簡単にホーリーを全て相殺した。
「お前の実力は中々と見た、こちらも本気を出そう」
「何っ!!?」
するとザルディンの周りに風が吹き溢れ、竜巻のようになる。
「絶望の風」
その言葉とともに、リズが突風で弾き飛ばされた。
しかも、その突風は刃のように少女の体を切り刻んだ。
「うわぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!」
流石に、痛みを感じリズが風の中で絶叫するが
「まだだ、ヤリ乱舞」
「ああああああああああッ!!!!!」
それなのに、ザルディンはさらに6本の槍でリズを釘刺しのように何回も刺し滝へと落とした。
「リ、リズ———ッ!!!」
「……………ッ!!」
これには座りながらお茶を飲んでいたアクセルやレクセウスも立ち上がり叫んだ。
「やり過ぎだザルディン!!!あのままじゃアイツ死ぬぞ!!!」
アクセルがかなり慌てながら、ザルディンに言う
ザルディン自身も、子供相手に本気を出し過ぎたと冷や汗をかく。
レクセウスに至っては、気を失いかけているが
「まずいな…」
「リズ!!!大丈夫かぁぁ——————ッ!!!!!?」
2人は焦りながら探すが、返事がない。
—と思った瞬間、滝から人が出てきた。
「っ行っけぇぇぇ!!!!!」
それはリズで、ボロボロになりながらも少女は立ち上がってきた。
「滅茶苦茶だコイツ——————ッ!!」
「ななな、何故滝に落ちて無事なんだァァァァァ!!!!!?」
アクセルが絶叫しながらツッコミをいれ、ザルディンは唖然とする。
「クライドで上がって来たに決まってるだろッ!!!」
「それお前しか出来ねぇ——————ッ!!!!!」
自信満々にそう答えると、再びアクセルが絶叫した。
「これで終わりさ!!はぁぁぁぁぁ!!!」
キーブレードを構えながら一気に走り込み、ザルディンに振り下ろした。
そして確実な手ごたえ、キーブレードはザルディンを切り刻んでいた。
「…俺の負けだ」
ザルディンは武士らしく、素直に負けを認め倒れた。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.92 )
- 日時: 2010/11/30 16:27
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「このバカ、死ぬ気かぁ?」
「…すみませんでした…」
アクセルに包帯を巻かれ、リズは謝った。
あの後、リズは全身に切り傷を負いアクセルのハイポーションによりある程度は治ったのだが
治らないところは仕方ないので、包帯を巻かれた。
「ったく…ホントムチャする所は父親似だよな」
「悪かったわね」
アクセルがそう言うと、リズがふてくされたかのように拗ねる。
子供らしいところもあるんだなと、アクセルは苦笑した。
「…というか、レクセウスの方が大丈夫なの?」
「あ」
リズがレクセウスを見て、アクセルがハッとする。
レクセウスは血を見るのが意外と苦手だったらしく、気絶していた。
「ぷっ…」
「あははははははっ!!!!!」
2人はそれを見て、爆笑した。
その姿は、今頃海を見ているキーブレードの勇者が友と笑っているかのようだった。
「さてと…次行きますか」
「そうだな」
リズはいつもの黒いコートを着ると、部屋を出て行った。
気絶しているザルディンたちを放置して
「ヴィクセン〜?」
「入るぞ?」
次の見学する部屋であるナンバー4ヴィクセンの部屋に行くと、機械と資料が山ほどあった。
「…これ全部、あの使えない科学者が作った資料ですか…?」
「誰が使えん科学者だッ!!!」
思わずリズがそう言うと、資料の上からヴィクセンの声がした。
「あ、居たんだヴィクセン」
「………………(泣」
「…で、何故貴様らが居るのだ?」
資料を読みながら、ヴィクセンは本題に入る。
「今日、機関の皆を見学することになってさぁ…」
「ほほぅ……」
リズが説明すると、ヴィクセンが目を光らせる。
「ならば、私の実験台に「燃え尽きろぉぉぉぉぉ!!!!!」ギャアアアアアアア!!!!!」
ヴィクセンが何か言いかけた瞬間、アクセルの炎が燃やし尽くした。
「リズ!!次行くぞ!!危うくコイツの実験台にされるところだった!!」
「?わかった、じゃあねヴィクセン」
チャクラムを消しながらアクセルにひっぱられ、リズは退却した。
…子供は知らなくていいと言う言葉が、今まさに合っていた。
「次はゼクの部屋だ〜♪イェーイ!!!」
今度は上機嫌で、ゼクシオンの部屋へとリズは向かっていった。
本当はレクセウスだが、彼はまだ気絶中なので無視した。←
しかし、アクセルは腹黒である彼の部屋に行く事に少し恐怖を覚えていた
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.93 )
- 日時: 2010/11/30 17:50
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「ゼク!!」
「おや、リズ」
ゼクシオンの部屋に行って見ると、ちゃぶ台があり畳の上でゼクシオンは漬物を食べていた。
「あ!!ゼクの漬物だ!!」
「おしんこですよ、2人とも食べますか?」
「食べるー!!」
「んじゃ、遠慮なく」
そう言うと、お茶会(?)が始まった。
「そう言えば…メンバーの見学はどうですか?」
「「………………」」
ゼクシオンがそれを聞くと、2人とも黙ってしまう。
何せ、改めてまともなメンバーが居ないと実感したからだ。
ゼクシオンが終われば、次はバーサクママンことサイクス、音楽バカことデミックスという超個性的なチーム(?)が待っているのだ。
「…取りあえず、まともな奴が居ないと解った」
「それはそうですよ、何たってオッサンどもですし」
疲れたように言うと、ゼクシオンも納得済みならしく苦笑しながら頷いた。
「ゼムナスはコスプレしてたし、シグバールはセクハラだろ、ザルディンとレクセウスは勝負、ヴィクセンは実験だったぞ…」
同じくアクセルが、かなり疲れながら今までの見学して来た者を教えた。
「なるほど…それでは僕がお茶を入れてあげましょう」
そう言うと、ゼクシオンはお湯を沸かしお茶と和菓子を持って来た。
「わぁー……」
「意外とそういう事も出来るんだな…」
「以外とは余計ですよ、アクセル」
ゼクシオンがお茶を上手く混ぜていくところを見て、リズたちは感心する。
それから数分後、暖かいお茶が完成した。
「音を立てて飲んではいけませんよ」
「お茶会のマナーだよね、わかってるよ」
ゼクシオンが注意すると、リズは頷きお茶を飲み始めた。
「ほう……やりますね」
リズは器用に音を立てず、回しながらお茶を飲んだ。
「…おいしかったです」
飲み終わると、微笑んでそう言った。
「珍しいですね、お茶が好きなんて」
「うん、私お茶好きなんだ…でもゼクが入れるお茶が一番好きだよ!!」←無自覚
「!!!」
リズが笑顔でそう言うと、ゼクシオンは固まった。
「ゼクシオンの入れるお茶って、何だか心が温まるような優しい味だもん!!」←
「…ありがとうございます…」
リズにそう言われると、ゼクシオンは微笑む
自分の入れたお茶がここまで喜んでくれると悪い気もしませんねと思ったからだ。
「またね、ゼクー!!」
「はい」
お菓子を食べた後、2人が次の見学場所を目指した。
「なぁリズ、お前って天然か?」
「?何が?」
アクセルがそう聞くと、リズが本気で首を傾げた。
そしてアクセルは、リズが非常に天然で恋愛系統に鈍いと言う事を学習した。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.94 )
- 日時: 2010/12/01 19:47
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「嫌だぁぁぁぁぁぁ———ッ!!!」
「俺だって嫌だわ!!でも行くしかないんだよ!!」
何故か機関の廊下でリズが絶叫しており、アクセルがそれを無視しリズを引っ張っていた。
「だって!!次は……ッ!!!!!」
「バーサクママンこと…月の魔人サイクスだ」
「なおさら、行きたくないわぁ!!!」
アクセルが肯定の言葉を返すと、ツッコミ返しをし全力でリズは逃げようとしていた。
「もしバーサク何てされて見なさいよ!!私たち殺されるわよっ!!」
「お前なら何とか止められるだろ!!」
「それでも、マジで死ぬかと思ったわよ!!絶対もう戦いたくないッ!!!」
どうやらリズはサイクスのバーサクがトラウマ(?)らしく、サイクスには会いに行きたくないようだ。
「未来で機関脱走した時、リアル殺されかけたもん…」
「うおいッ!!機関脱走した事あるんかいッ!!」
「あれは仕方ない事だったの!!しょうがないじゃん!!」
さらっと恐ろしい事を言ったリズに、アクセルがもはや定着してしまったツッコミを決める。
そして2人は気が付いていない、近くに話題の人物が居る事を
「…お前ら…」
「「ッ!!?」」
かなりの低音なのに、その声は廊下中に響き渡った。
恐る恐る後を見ると、クレイモアを担いだ男がキングダムハーツの光を浴びながら居た。
「あはははははっ!!!」
「…これは、指導者補佐官殿…」
リズは笑っているが、汗が止まっていない。
アクセルに至っては、死にそうな程青ざめていた。
「廊下で騒ぐなと…あれ程言っているだろうがぁぁぁぁぁ!!!!!」
「「そっちですか——————ッ!!!!!?」」
自分たちの会話を聞かれ怒っていたのではなかったようだ。
…聞かれていたら、間違い無くあの世逝きだが…
が、今も似たようなものだ、サイクスの上にコマンドのバーサクエネルギーがギュイーンと増えているように見える。
—あれが、解き放たれたら?—
「…殺されますね♪てか死にますね♪」
「♪付けて言う事じゃねぇだろ!!?どーすんだよ!!?」
リズが笑顔でそう言い、思わずアクセルが聞くとリズは青い瞳を鋭くし
「…決まってるだろ、逃げるのよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
リズの言葉とともに、2人は持ち前のスピードで全力疾走をした。
「逃がすかァァァァァァァァァ!!!!!」
そんな2人を、サイクスはバーサクしたまま追いかけ始めた。
「どーすんだよ!!リズゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
「私の名前を叫ぶなァァァァァァ!!!戦いたくないわァァァ——————ッ!!!!!」
そんなこんなで2人は叫ぶながら、全力で城中を走り出した。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.95 )
- 日時: 2010/12/02 13:07
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
お久しぶりです(・ω・*)ノ
風邪ひいてました…(((o(>□<;)o)))
ママンこえーっ(゜Д゜)
サイクスだけは敵にしたくない…。機関メンバーでよかったよねっ?!((冷や汗
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.96 )
- 日時: 2010/12/02 18:25
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
花影さん
お久しぶりです!!花影さん!!
風邪をひいていたですと!!?…私も風邪気味です(笑
リズ「花影さんはともかく、バカは風邪引かないって言うのにねー」
…アンタ、ホント失礼ですね、こっちはやっとテストが終わって上機嫌なのに…
グラッセ「よく言うよ、テスト何て捨てた捨てた♪って言ってたくせに」
いいじゃん、別に
ママン怖いです!!
一応、リズはママンより強いですが戦った時重症を負いましたから、と言うか子供相手に負わせ(バーサクで殴 byサイクス)
ホント、敵に回したくないキャラですよね!!
機関メンバーで、よかったね!!
アクセル「よくないわ!!俺なんか朝寝坊するとバーサクされて追いかけられるんだぜ!!?」
リズ「…それ、確実にアンタが悪いよね」
そこの漫才コンビ黙って
それでは…
リズ「さぁ、早く書け☆(笑顔」
…はい…
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.97 )
- 日時: 2010/12/02 18:49
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「嫌じゃああああああああああああ!!!!!」
何とも子供らしくない悲鳴を上げて、リズは走り続けた。
隣では、アクセルもほぼ絶叫しながら走っている。
「赤ウニィィィ!!何とかしろ——————ッ!!!!!」
「ムチャ言うな———ッ!!!サイクスに勝てた奴なんて今までロクサスかソラしか居ないんだよ———————ッ!!!!!」
よく叫び続けながら走る2人
そして、後にはバーサク状態のママン
…普通の人には出来ない光景である…(できたらある意味怖いが)
しかし、この先はたしか行き止まりである。
残された道は…
「戦うしかないって事か…?」
アクセルが呟くと、リズも頷く。
「何とかバーサクを解けば、殺されずに済むと思う…」
「殺される前提かよ……それじゃあ俺がおとりになる、その隙に一気に叩き込んでバーサクを解除しろ」
「りょーかいッ!!!」
アクセルがチャクラムを出したのに頷き、リズは距離をとる。
「行くぜっ!!来いよサイクス」
アクセルが挑発すると、一気にサイクスは懐へと入って来た。
「(バーサクしたら、一気に駆け込んでくるのは相変わらずだな)」
そう思い、苦笑するがそれどころではない。
近くに居るだけでも、この殺されるような感覚と威圧感
ノーバディに心は無いが、アクセルは今ものすごい怖いと感じる。
「今だリズ!!」
その掛け声とともに、リズが全力のスピードで駆け込んできて
「喰らえぇぇ!!ライトレイズソードッ!!!ジョーカー・ジェクトクロスッ!!!」
一気に手加減無しの光と闇の攻撃を加えてきた。
その反動で、サイクスが下がりバーサクエネルギーが少なくなっていくのが解った。
「む……?」
そしてサイクスが声を出すと、何時もの金色の瞳が現れる。
広がっていた傷も見る見ると収まっていく。
バーサク状態が、解けたのだ。
「…はぁ」
「助かった……」
これには、リズとアクセルも疲れのあまり座り込む。
「リズにアクセル…?そうか…俺はバーサクしたのか」
「まぁね」
サイクスがママンモード(?)で聞くと、リズが疲れながらも答える。
「済まなかったな、今日の晩飯はお前らの好きなミートソースとカツ丼にしよう」
「「お願いしまーす」」
そう言うと、2人は生気がない声でまた頷く。
これが一番タチが悪い、サイクスはキングダムハーツの月でバーサクすると、暴れた時の記憶が一切なくなるのだ。
「…めんどくさいから、デミックス外してルクソードのところ次行くか…」
「…そうだね」
とうとうめんどくさいので一人外して、2人は次の目的地に行く事にした。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.98 )
- 日時: 2010/12/02 19:58
- 名前: 美亜子 (ID: bZNnCgQ1)
え・・・!?
デミ外されちゃった!?
まあ、バサーク状態のママン倒したあとだしねw
次、ルクソードが何してるか気になるw
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.99 )
- 日時: 2010/12/03 21:24
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
美亜子さん
デミ外されました☆(殴 byグラッセ)
グラッセ「ふざけるなぁぁぁ!!それは建前で単にめんどくさかったんだろうがぁ!!!!!」
ギクゥ…!!流石ツッコミ役…
グラッセ「てか、何で今日はリズ居ないんだ?」
ママンとの、戦闘後だから休みたいんだって
まだ、ルクソードの話もあるし
グラッセ「なるほどな」
うん
バーサク状態のサイクスを倒した後だから、しかたないですよね〜
ルクソードは…うん、今からご覧ください!!
グラッセ「それでは、スタート!!」
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.100 )
- 日時: 2010/12/03 21:47
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「あぁ…思い出せば、遥か遥か〜♪」
「(ヤバイ……コイツ疲れのあまり壊れだした…)」
十三機関の半分を見学したリズは、個性的なメンバーのせいにより疲れていた。
そして、今はとうとう『光』を歌い始めてしまった。
「(何で壊れた時にロクサスと同じく歌うんだ……)」
そして、アクセルもロクサスとの共通点をまた見つけ、更に疑問が広がりつつある。
「おーい、リズ生きてるかー?」
「…生きてるに決まってるだろ、死にてぇのかてめぇ……(黒笑」
「いえ別に……ッ!!目が死んでいたので…(汗」
少女はどうやら機嫌が悪くなると、ガラが悪くなるようだ。
口調がいつもの、半分以上ぶっ飛んでいた。
「ほ、ほら!ルクソードの部屋着いたぞ!!」
何とか八つ当たりされないように、ルクソードの部屋の前へと来る。
「ルクソード、入るぜ」
アクセルがノックしながら入ると、ルクソードは普通にトランプをしていた。
「ん?これはアクセルにリズティクストではないか、どうした?」
ルクソードがリズたちに気が付くと、一瞬にしてトランプを消す。
「今、リズに機関の全員を見学させているんだよ」
「なるほど…リズティクスト、お望みのものはあるかな?」
アクセルが説明すると、ルクソードは紳士らしくやりたい事を聞いてきた。
「…思いっきり暴れたい…」
するとリズは、ドス黒いオーラを出しつつなおかつドスの聞いた声で呟く。
「なるほど……アクセル、お前に覚悟はあるか?」
「あん?覚悟だって?そんなもんどんな事にだってあるよ」
いきなりルクソードが聞いて来たので、アクセルは答える。
その答えを聞くと、ルクソードは微笑み
「ならばリズと勝負してやれ、今からトランプの世界へと2人を送り込む」
「「……はい?」」
そう言うと、ルクソードは大きなトランプを2枚出した。
「と言うワケでリズティクスト、好きなだけ暴れてきて良いぞ」
「いいの!!?」
「ちょ、ちょ待て———ッ!!!いくらそれは……ッ!!!」
ルクソードが勝手に決め、アクセルは絶叫するが
「レディが困っているのだぞ?少しは男らしく耐えろアクセル」
その言葉とともに、アクセルたちはトランプに吸い込まれた。
「ッ……!!ここは…?…!!!(汗」
気が付くと黒と白が混ざったような空間に居て、。目の前ではリズがキーブレードを振り回している。
「さぁて…赤ウニよ、殺りあいと行きましょうか♪」
「………」
リズは普通にそう言うが、目が笑っていない。
むしろ、獲物を見つけた野生の目と化している。
—取りあえず、叫びたい—
「理不尽だァァァァァァァァァァァ!!!!!」
その後、光の柱や闇の衝撃波が空間中に広がり男の悲鳴が響き続けた。
そしてルクソード、意外と鬼畜紳士だと判明
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.101 )
- 日時: 2010/12/04 11:42
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「次は、マルちゃんかー」
「…そうだな」
ルクソードの見学が終わったリズたちは、マールーシャの部屋へと向かって行った。
…若干一名はボロボロだが…いいとしよう
「よくないわぁ!!あの後俺はマジックアワーとかダークオブリングだの色々やられたんだぞっ!!?」
思わずアクセルは、何処ぞのナレーターにツッコミを入れていた。
「マルちゃん〜!!!」
「誰がマルちゃんだ!!マールーシャだ!!」
リズがそう言いながら部屋をあけると、怒号とともにバラが飛んでくる。
が、簡単に受け止める。
「リズティクストか…これは失礼した」
「まぁ、手荒い歓迎として受け取っとくよ♪」
流石に少女に攻撃したのには罪悪感を感じたのか、マールーシャは謝り、リズは笑った。
「なるほど…機関のメンバーを見学しているとな…」
そして、部屋に来た理由を説明してると、バラを舞わせながらマールーシャは納得する。
「ねぇその花ビラ、今すぐ止めないとアンタ事燃やしていいかな?(黒笑」
「ふっ……それは勘弁してもらいたいな……(滝汗」
リズが右手にファイガの魔力を漂わせると、マールーシャもホントにやりそうだなと感じとり止めた。
「…と言うか、何なんだよこのバラ園は…」
すると、アクセルが周りを見て一番疑問に思った事を口にする。
何故かマールーシャの部屋はバラ園で、花で埋め尽くされていた。
そして見事に白い机やイス、クッキーやケーキなど紅茶など整ってている。
「…マールーシャ、アンタって女見たいねぇ」
すると、ここには居ない女の声が響いた。
「ラクシーヌ!!」
「ヤッホー、リズ」
少女がその名を呼ぶと、ラクシーヌはウィンクした。
「マールーシャ、クッキーある?」
「あるぞ、お前の好きなリンゴ味もな」
すると、2人は少し良い感じにお茶などを飲み始めた。
「お邪魔虫はここで退散しなきゃね、行くわよ赤ウニ」
「…わかってるよ」
そして、そんな2人をリズは微笑ましそうに見つめこっそりと去った。
「ラクシーヌとマールーシャって何かいい感じなんだよね、早くくっつかないかな〜」
そして闇の回廊を通って廊下に、出ながらリズは楽しそうに呟く。
「私も早く、グラッセやムーンや『 』に会いたいなぁ…」
「…?」
そしてリズが何かもう一つ名を言った気がしたが、気のせいだろう。
「大丈夫だって、大切な友達何だろ?きっとすぐ会えるって」
「…そうだね」
そう言うと、最後の見学であるロクサスの元へと走り出した。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.102 )
- 日時: 2010/12/04 17:11
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「………………」
「……あの、リズさん?」
何故かリズとアクセルは、摩天楼の下におりダスクやサムライと言ったノーバディたちに囲まれていた。
「……来るわね(シャン」
「…何故、キーブレードを出す!!?…ぐえぇ!!?」
そして、いきなりキーブレードを出しアクセルを引っ張った。(首のフード掴んで)
「…リフレガ!!」
その言葉を発すると、リズとアクセルの周りに光の壁が現れノーバディたちが全滅した。
「ええ!?配下たちは攻撃してねぇぞ…!!?」
「攻撃してきたのは、配下たちではないわ」
アクセルが驚いてると、リズも普通に答える。
リフレガは、攻撃してきたものの攻撃を跳ね返す技だ。
そして、リフレガは発動した。
配下たちが、攻撃してきてないと言う事は…
「あれ?アクセルにリズ?」
すると、キーブレードを2本持ったロクサスがビルの上から降りて来た。
「やっぱり、ここで特訓してたんだねロクサス」
「よくわかったな、俺の気配に…」
「…えと?どう言う事デスカ?」
勝手に話が進む2人に、思わずアクセルは聞いた。
つまりは、こう言う事だ。
リズたちは、最後の見学者であるロクサスが中々見つからず困っていた。
すると、リズがハッとしたかのように摩天楼へと向かったのだ。
そして、着くとノーバディたちにいきなり囲まれてしまったと言う事だ。
「いやー、バトルの特訓しててさー配下ノーバディたちと戦っていたんだよ」
「…ちょい待て、お前配下ノーバディたちを大量殺戮したよな、特訓どころじゃねぇぞ」
説明するロクサスに、アクセルがすかさずツッコミを入れる。
あの一瞬で、約100匹居たノーバディを瞬殺したのだ。
流石ロクサスと言うべきか…ある意味恐ろしい
「(流石父さんだね…私もこれくらい出来るくらい強くならなきゃ)」←
「…おい、今何かものすごい危険な事考えてなかったか?」
リズがそう考えると、アクセルが心を読み冷や汗を書く。
「(チッ…心読むんじゃねぇよ)何の事かな?私知らないよ?」
「絶対考えてただろ!!つーか何か聞こえて来るんだからしかたねぇーだろ!!」
「うるせー!!」
「ふっ…あはははははっ!!!」
そう言うと、ギャーギャー騒ぎ始めロクサスは笑ってしまった。
しかし、心の中は違った。
「(リズに攻撃した時…何か凄い切ない痛みが聞こえたんだよな……)」
そう、あの時リズが居たのに攻撃してから気が付いた。
ロクサスは何とかリフレガで防御した彼女を見てほっとしたのだが、その時
『私は…存在しちゃいけないの…?』
『どうしてだよ…ッ!?アイツは何も悪くないのに…!!!!!』
『俺はただ…リズとグラッセと3人で居たかっただけなのに…』
『俺は…またアイツらを…守れなかったんだ』
『貴女にはわからないよね!!?』
『私は…ッ!!どうして何も出来ないの…』
突然、胸が苦しくなってこの言葉が響いた。
何故か、それはリズが背負っているようにも聞こえたんだ。
「(何でだろう…凄い胸騒ぎがする)」
そして、ロクサスはこれからの日々に不安を感じていた。
番外編終了
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.103 )
- 日時: 2010/12/04 21:43
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
番外編、終わったぁぁぁぁぁ!!
リズ「…この、あとがきみたいな感じ止めようよ…」
だって、解説必要じゃん、番外編の
ロクサス「このバカ作者…」
あぁ!!?(怒
KH一の泣き虫に言われたくないね←暴走中
ロクサス「地毛が茶髪な奴にも言われたくねぇぞ…(キーブレード2本出す」
リズ「あー(汗)ロクサス、今血出すような事は止めて」
グラッセ「つーか、はよ解説せい」
ムーン「そのために、俺たち出ているんだから」
はいはい
それでは、まず技からいきましょう
ライトレイズソード…光の衝撃波を刃形に変えたもの、光の力で貫く
ジョーカー・ジェクトクロス…闇の衝撃波を刃形に変えたもの、闇の力で貫く
リズ「…私って意外と、光と闇の技多いんだよなぁ…」
これの強化版もあるしね(笑
ネタバレになるから、言えないけど…
グラッセ「次は、ロクサスさんが感じた言葉について」
はい
これは、かなりこれからに関わってくる痛みですね。
次回からロクサスとリズに異変が起きますから
リズ&ロクサス「「…嫌な予感」」
そして、次回オリキャラがもう一人でます。
全員『はぁ!!?』
ムーン「俺とグラッセとリズだけじゃ無かったのかよ!!?」
予定は変わるものよ☆
一応、スタジオ(?)に来てるから紹介しよう!!
おいでーファンタジア!!
ファン「どうも」
リズ「って、ファンタジアかよ!!!」
本編にはまだ、登場させてないからそう言う発言ストップ
プロフィール乗せます☆
名前:ファンタジア
年齢:不明
性別:一応、女
特徴:緑と青が混ざった薄い緑の瞳をした子
その名の意味は『幻想曲』である。
謎が多い存在であり、リズは正体を知っている。
服装は黒いワンピースに白のブーツ
ファン「よろしくね…」
ロクサス「何か、この感じデジャウを感じるんだが…?」
まぁ、ナミネと似た感じの子だから
ナミネ「私?」
この子の、正体はある意味ヤバイ存在だから
それでは、次回をお楽しみに!!