二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: トランプとアリスとボーカロイドと ( No.7 )
日時: 2011/03/19 21:03
名前: 猫科の犬☆元リラくま (ID: KrNEmkft)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第2章 クラブの国の大富豪

2−1
音異達の大富豪での勝負が終わった

あれ?僕・・・勝った?やったのね!
「おめでとうアリス。このカードは、君の者だ。」
このカード?・・・!ミクが写ってるカード!でもどうすれば?

そのとき音異の頭の中に声が聞こえた。
『ア・・・リス!・・・ア・ス!・・・アリス!』

音異がやっと起きた。

「やっと起きましたね。アリス。」
ほぇ?ここ何処?
「ここ何処?って顔ですね。アリス。アリス急に君は大富豪の勝負がついたとたんに気を失ったんですよ」
大富豪・・・勝負・・・そうだ!思いだした。
僕、勝負に勝ってそれでなんか時計を持ってるウサギsがカードになった後なぜか気を失ったんだ!
そう。今手元にあるこのA(エース)のカード。これには時計を持ったウサギsの絵が描かれている。
「帽子屋s。なんで時計屋ウサギsがカードになってしまった?」
「アリス。帽子屋sなんて昔みたいにハッターでいいよ。やっぱり君は違うアリスなんだね・・・。」
違うアリス?確かにハッター達がいってるアリスではないと思うけど・・・。
アリスっていわれたらアリスなんだよねぇ・・・。
「じゃあウサギがカードになったわけを話すよ。えっと君の名前は?俺は、さっきのようにハッターだよ」
「えっと邪界音音異です。」
「じゃあ音異って呼ばせてもらうよ。さて話は、戻るけどこの国は前に夜のジョーカーというものに呪われてしまった」
またジョーカーのお話。今僕の手元にはモノクロのジョーカーとクラブの1がある。

その後帽子屋の話は続いた。

「それじゃあ僕に負けた1番最下位の人がカードになっちゃうってこと?」
「そう。だから俺は、君でためした。俺が知ってる方のアリスかどうか。そしたら違うアリスじゃないか。」
「僕じゃない方のアリスと戦ったら時計屋ウサギはカードにならなかったってこと?」
「あぁそうだよ」
なるほどそうゆうことね。
1つ目にこの国は、前に呪われた。そして僕(アリス)と大富豪で勝負し、大貧民になった者はカードにされるってこと。
2つ目に大富豪で戦う人は、皆レベルがきめられているらしい。
時計屋ウサギは1 3月ウサギは2 チシャ猫は3 帽子屋4 この先にでてくる双子が5と6 眠りネズミ7 トランプの兵8
赤の女王9 白の女王10 J、Q、Kが不明このレベルでトランプの数字が決まる。
3つ目に大富豪で勝負し最下位になった人がもしレベル3だとしたらその下のレベルは勝っていてもカードになるということ。
なんかカードにされた人達ってかわいそう。何か呪いを解くカギはないかな?
「ねぇどうすればこの呪いを解くことが出来る?」
「この呪い?それはKに勝つこと。そうすればこの呪いが解けると聞いた。」
「ハッター達はKに挑戦しなかったの?僕と戦わないかぎりカードにならないんでしょ?」
「俺もそう思ってKと勝負したさ。だけどKは強すぎる・・・。」
今やっとハッター達の勝負に勝てたのにKはもっと強いの?でもKのカードにはミクc達が・・・
ん?まてよ。もしかするとKってミクc達!?でもカードには必ず1人しか封印できないから
ミクc達の中の誰かがKにいるのね。Kを倒せばミクc達の誰か1人も助かるかもしれないし呪いも解かれる!
「僕がKを倒すよ!ハッター。」
「本当かい?音異」
「うん!僕の友達もきっとKの元にいるから!」
「わかった。俺は、それを手伝おう」
よっし頑張るぞォ〜♪でもいきなりKは無理。やっぱ強い相手と勝負して力をつけなきゃダメだよね。
あ。強い相手と戦う=負ける危険性(大)
「ねぇハッター。負けたらどうなるの?まさか僕もカードに!?」
「それがわからないんだ。」
えぇ〜!分からないの!?でも皆を助けるにはKを倒すしか方法はないんだ。
弱音なんてはいてられないよね。待っててね。K!

Re: トランプとアリスとボーカロイドと ( No.8 )
日時: 2011/03/20 19:57
名前: 猫科の犬☆元リラくま (ID: KrNEmkft)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

2−2

そういえば。双子と眠りネズミとは、いつ会えるんだろう?
先にハッター達とあっちゃったからなぁ〜
「音異。まず白の女王の所にいこう。きっと何かわかるはずさ。」
「分かった。いくよ。ハッター」
白の女王かぁ〜どんな人なんだろう?楽しみだな♪

そしてハッターと3月ウサギと音異が、白の女王の所へ行くために森の中で歩いていた。

なんだろう?森の奥に何か赤くちらちら見える・・・。
ん〜・・・まぁハッター達も気にしてないみたいだしいっか。

その瞬間だった。

「音異!しゃがめ!」
うわっ!反射的にしゃがんでしまった。
でもしゃがんでよかったかも知れない・・・だって今頃立ってたら矢が僕に刺さってたもん。
「音異。今から俺の話をよく聞いてろ?このまままっすぐいけば眠りネズミがいるから!そいつについていけ!」
「わかった」
とりあえず走るか。でもハッター達はどうするんだろう?

音異が後ろを向こうとしたその時だった。
「絶対に後ろは、向くなよ!」

危ない!向く所だった。でもそういわれると向きたくなる。
どうしてハッター達は一緒に来てくれないんだろうとか。
・・・
ん?あそこに寝てるのは誰?結構小さいな。ネズミか?
お〜い。生きてますか?

音異はネズミをちょんっと少し触ってみた。

「誰だよ!アタシを起こすのは!?」
うっわ!!びっくりした。このネズミが眠りネズミ?
「よく見たらアリス?アリスじゃないか。ハッターに聞いてるよ。さあおいで。こっちだ。」
このネズミも僕のことアリスっていってる。そんなに僕と皆がいってるアリスって似てるのかな?
まぁいいや。とりあえずついていこう。
あ。そうだ眠りネズミは大富豪で負けたらどうなるのか知ってるかな?
「あぁ〜ねぇ眠りネズミ。大富豪で負けたらどうなるの?」
「カードになる。たぶんアリスもそうだと思う。」
え。やっぱカードになるのかぁ〜
「でも・・アタシが知ってるアリスじゃない方なら別。」
え。そっちのアリスのこといってたの?ややこしいなぁ〜
「どうなるの?」
とりあえず眠りネズミが知ってる方のアリスじゃないってことはいわないでおこう
「さぁ?でも負けたら、何か真っ暗な場所へ行くっていう話だよ。アタシの夢が間違ってなければ」
夢ですか。てか夢でそれ決めるってどうゆうことだよ。
「さぁついたよ。白の女王がいる城に。」
ここかぁ〜・・・でかいね。やっぱ。城だもん。きっとこれが普通なんだよね。うん。

Re: トランプとアリスとボーカロイドと ( No.9 )
日時: 2011/03/21 18:18
名前: 猫科の犬☆元リラくま (ID: KrNEmkft)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

2−3

「女王様!アリスが来ましたよ!」

眠りネズミが大きく城の中で大きく騒いだ。
しかしその答えが返って来ることはなかった。

白の女王今いないのかなぁ〜返事がない見たいだし。
「おかしいなぁ〜いつも城にいるはずなのに」
いつも?じゃあ城の中にいないっていうことはおかしいのか。
じゃあ白の女王が居る部屋まで行けばいいじゃん。
「女王の部屋にいってみようよ。」

音異達は、白の女王の部屋までとりあえずいくことにした。

「失礼します。女王様。」

扉を開けた。でもそこにいたのは・・・

あれ?これが白の女王?なんかやけにおばさんっぽくない?
「お前はっ!女王様はどうした!?」
あれ?白の女王じゃないんだ。まぁ白の女王ってもっと奇麗な人だと思ってたからいいけどね。
じゃあこいつは、誰なんだろう?
「やぁドブネズミ!白の女王だって?そいつはここいいるよ。」
ん?上から紙みたいなものが・・・ってこれモニター!?
てか眠りネズミのことをドブネズミって。ひどい奴。もしかするとこいつが赤の女王!?
モニターに映ってるのは白の女王だと思われる人と、隣は・・・ハッター!?
なぜ?ハッターがそこにいるの?まさか捕まった?いやそんなこと見ればわかるよな。
ロープで繋がれてるし。
「なっ!女王様達を離せよ!このおばさん!」
「うるさいわよ!そうね・・・ドブネズミ。貴方が私の弟子にでもなってくれればいいわ。もちろんアリス。貴方も」
え。僕も?こいつの弟子なんて嫌だよ。こんなおばさんと。そうだ。
「ねぇババァ。条件交換しようよ」
「へぇ〜おもしろそうじゃない。」
見事にひっかかった。やったね。
「勝負は大富豪。僕が勝ったら女王達を離して。でもババァが勝ったら僕達を好きにしていいよ。」
「のったわ。その勝負。でもレベル9の私に勝てると思う?」
うるさいなぁ〜運だめしだよ。運だめし。大体これにかけるしかないんだからさぁ〜仕方ないじゃん。
「いいよね。眠りネズミ。」
「あぁ。・・・アリスお前アリスじゃないな。」
「うん♪よくわかったね」
「アリスは僕なんていわない。だから」
よく聞いてるね。別にいいけど。ばれたって関係ないし。さて始めよう。
「あ。カード持ってないんだ。眠りネズミ。ある?」
「あぁ。」
「ありがと」
よしこれで出来る。
「じゃあ始めよう。赤の女王。」

そして大富豪が始まった。

















Re: トランプとアリスとボーカロイドと ( No.10 )
日時: 2011/03/25 20:39
名前: 猫科の犬☆元リラくま (ID: KrNEmkft)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

2−4

ルール
前回と同じ。都落ちなし。3p先にとった人が勝ち
階級
大富豪1 富豪0 平民ー1
1回戦目 
音異ー1p 赤の女王1 眠りネズミ0
2回戦目
音異ー2p 赤の女王2 眠りネズミ0
3回戦目
音異ー1p 赤の女王2 眠りネズミー1
4回戦目
音異ー2p 赤の女王3 眠りネズミー1

勝負終了


え?僕の負け・・・?
しかも最下位だし。どうなっちゃうの?僕!
「私の勝ちよ!さぁ貴方達は今から私の部下よ!」
「アリス・・・。」
僕はアリスじゃない。あぁ!もう!どうなるの???
うっ!何?まぶしい!時計屋と同じ・・・。じゃあ、僕カードになっちゃうの!?
え?だとしたら何になるんだろう・・・?うっわすごく気になるんですけどw
って笑ってる場合じゃない!!!
「アリス!アリス!どうしたの?アリス!」
僕を呼ぶ声がする。

音異はその場から消えた。
「アリス!」
「ちょっと。アリス。どこにいくんだい?」



































ん・・・?ここは?どこ?どこもかしこも真っ暗・・・。
えっと僕は確か・・・赤の女王との決戦に負けて急にまぶしくなったと思ったら、
目の前が真っ暗になって倒れちゃったんだよね・・・
それにしても本当にどこだろう?
歩き回ってみようかな?





「ん?誰かきたようだ。」
誰?どこかで見たことがあるけどわからない。いや似てるんだ。
でも思いだせない。
「君は?どうしてここに?滅多にここにはこれないのに。生きてる人は。」
生きてる人は?じゃあここは死者の世界。
「正解。ここは死者の世界。もう皆は眠る時間だから眠ってもらってるのさ」
どうして?死者って眠るの?
「あぁ眠るよ。外の世界にいる人間を呪うために力をためているのさ。」
呪い?じゃあもしここにいる死者達が起きていたら・・・。
「うん。君は呪われていただろうね。さぁ君はここにいる人じゃない速くここからでるんだ。こんな所に長居してるよ君も死ぬよ」
死ぬ。それは嫌だ。でも・・・
「僕。どうやってここに来たのかもわからないんだ」
「へぇ〜君が心から思えばいい。ここから出たいと。でも出れる場所は、元いた世界じゃないかもしれないね。そろそろ時間だ。さぁ速く!」
心から思う。ここから出たいということを。
僕は、まだ死にたくない。
今生きているなら速くここからでたい。僕はここからでたいんだ。
ここからだして!ここから・・・ここからだして!!!