二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.1 )
- 日時: 2011/05/01 13:05
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
自然の草道を1台の引越しトラックがゴンゴンという音を立てて、進んでいた。
そしてその中では、ラジオを持った一人の少女がこの時期には暑いと思われる茶色の毛物を肩に乗せていた。
—ジジッ…『こちら中継です!!!イッシュ地方でのチャンピオン戦が終わりました…何と最年少チャンピョンの誕生です!!!』—
ラジオがそう発表すると周りが騒いでいるのか歓声が聞こえ、ラジオを聴いている少女は嬉しそうに茶色の毛物に—何と話しかけた。
「聞いたリフィ?イッシュで最年少チャンピオンが誕生したんだってさ」
「ブイッ!!!」
少女が話しかけると、リフィと呼ばれた茶色の毛物は嬉しそうに反応した。
モコモコの毛が揺れ、少女に擦り寄っている。
この茶色の毛物はポケモンと言う生き物である、ポケモンとしての種族の名前はイーブイ…珍しいポケモンである。
すると、ラジオの続きが響いた。
—『早速最年少チャンピオン・ライトさんにインタビューして見ましょう…ってアレ!!?チャンピョンは!!?』—
—『ああ、それならゼクロムで飛んで行きましたよ?』—
—『何ですって——————ッ!!?』—
「あははははははッ!!!流石ライトだなぁ…」
ラジオがパニック状態になっているのを聞くと少女は爆笑し、向こうの地方で何処かに飛んで入っているだろう親友の姿を想像してしまう。
「さてと、ライトがチャンピオンになったなら私もやらなきゃいけない事があるね」
バンダナをした少女がラジオを止めながらそう言うと、トラックが止まった。
恐らく、引越し先の町へと着いたのだろう。
トラックの後が開き、降りると自分と同じ茶髪の母親が現れた。
「お疲れプレース!!長い間トラックに揺れて大変だったでしょ?」
「まぁね、でも楽しかったよ」
「フフフ…どうここが私たちの新しく住むミシロタウンよ!!!」
少女—プレースが母親と会話をしていると、プレースはもう一度引っ越してきた町を見る。
「ここがホウエン地方のミシロタウンか…のとかでいい場所じゃない!!!」
赤いロングスカートに緑のバンダナを着けた何処かおてんばそうな服装で背伸びしていると、母親に話しかけられる。
「荷物はポケモンが整理してくれるから、貴方はお隣さんのオダマキさんに挨拶して来て!!」
「えー!!?」
引越し早々お隣さんに挨拶とか何のフラグだよと思いつつ、仕方ないなと思いプレースはうな垂れた。
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.2 )
- 日時: 2011/04/23 17:18
- 名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: /LylQYeE)
- 参照: http:/ARUGRIZMU
初めまして、白黒といいます。
リラさんのポケモン小説、面白そうです。更新頑張ってください。
僕もポケモンが好きで、ポケモンの二次小説を書いていまして、もしよければ暇な時にでも読んでください。
では、続きを期待しています。
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.3 )
- 日時: 2011/04/24 14:18
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
白黒さん
初めまして!!コメントありがとうございます。
面白そうと言ってもらえて光栄です!!
更新頑張りますので楽しみにしてください(笑
プレース「笑じゃねぇーよ、笑じゃ!!」
うるさいな…
白黒さんの小説、私結構好きなんですよ!!
だから後でまた見に行きます!!
それでは書きます!!
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.4 )
- 日時: 2011/04/24 14:46
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「隣ってすぐそこかよ!!!」
お隣さんへ挨拶へと行こうとなり数分後、あっという間に着いてしまったプレースは思わずそう叫んだ。
近くではリフィが何を期待していたんだと言わんばかりの顔をしながら呆れている。
「悪かったわね、どうせ冒険っぽいもの期待してましたよ」
「ブイー!!?(何であたしの言葉理解できてるの!!?」
そして自分のポケモンの言葉が解るトレーナーに対して思わずツッコミを決めてしまった。
「まぁいいや、こんにちわーッ!!!」
取りあえずインターホンを押してドアを開けてみると、黒髪の女性と茶髪の子供が出てきた。
「貴女は…」
「初めまして、今日隣に引っ越してきたプレースです」
「ああ!!貴女が引っ越してくるプレースちゃんね!!」
女性は恐らくこの子の母親だろうと思い自己紹介すると、女性は納得し上がってとプレースを家へと招きいれた。
「家にも貴女と同じくらいの息子がいるのよ!!新しいお友達が出来るって喜んでいたわ」
「へ、へぇ…」
何とこの家にも自分と同じくらいの少年もいるらしいく、それについては興味がわいた。
「2階にいると思うわ、プレースちゃん挨拶して来てくれる?」
「は、はい…」
何か今日はヤケにパシられているようなと思いつつ、プレースは2階へと向かった。
「—っていないし!!!」
2階に来たがお目当ての少年がいなくプレースはため息をはいた。
…母親なら息子がいるかいないか、ちゃんと把握しとけよ…と恨みつつ
「ん?モンスターボールだ」
そんな事を考えていると緑色のカーペットの上にモンスターボールが置いてあった。
…と、言う事はこの家の少年はトレーナーか?
「ん?お前誰だ?」
「ひゃっ!!?」
すると目の前に白と緑の帽子を被った黒いジャケットの少年が現れ、プレースはいきなりの事に驚いてしまった。
「ああ悪い、驚かせたか?」
「ううん、こちらこそいきなり驚いてごめん…私今日引っ越してきたばっかりで挨拶に来たんだ」
少年も驚いたようで、プレースは素直に謝ると少年は目を見開いた。
「じゃあお前がプレース?」
「え?何で私の名前を…」
「そりゃあ俺の父さんは『オダマキ博士』って言うお前の父親である『センリ』さんの友達だからな」
「え、えぇ!!?」
何と少年は自分の名前を知っているようで首を傾げると、オダマキ博士の子供らしく更に驚く。
…お隣さんがオダマキ博士とか…ママ、私聞いてないよ…?←
「俺の名前はメノウ、よろしくな」
「メノウ…」
「ジムリーダーの子供って聞いたからてっきり男だと思ってたよ(まさか女の子だったとは…」
「あはは、よく言われる」
少年—メノウが名乗ると、プレースは嬉しそうに微笑んだ。
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.5 )
- 日時: 2011/04/24 17:47
- 名前: ミジュマル ◆Bi8fr91d9w (ID: RQnYSNUe)
>>0チャンピョンじゃなくて、チャンピオンですよw
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.6 )
- 日時: 2011/04/29 11:55
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
ミジュマルさん
ッ!!!(滝汗
本当だ…チャンピオンって書いてたつもりなのに…
指摘ありがとうございます(汗
プレース「バカだねぇ、ドジアホマヌケ作者」
うるさいわぁ!!(涙
そこまで言う事ないだろう!!
プレース「じゃあ救いようのないバカでいいかしら?」
…もう、どっちでもいいです(諦めの表情
それでは、書きますか!!
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.7 )
- 日時: 2011/04/29 12:32
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「メノウかぁ…同じ年の子がこっちの地方にもいて良かった…」
オダマキ一家に挨拶を終えてそう愚痴りながら、プレースは家に帰ろうとしていた。
しかし、この時事件が起きた。
「た、大変だーッ!!!」
幼い少年が慌てながら走ってきたのだ、泣きながら
「どうしたの?」
「あ、あっちでポケモンに人が襲われているんだ!!!」
「なっ!!?襲われている!!?」
これにはただ事では無いと悟り聞いてみると、何と人がポケモンに襲われているようだ。
人がポケモンに襲われているとなると、ただ事レベルじゃない。
「私が行って来るわッ!!!だからキミは襲われている人が怪我をしてるかもしれないから大人を呼んできて!!」
プレースは少年を落ち着かせ冷静に指示すると、襲われている人がいるであろう101番道路へと向かった。
「た、助けてくれーッ!!!」
「オダマキ博士ッ!!?」
101番道路に着くと何と襲われていたのはオダマキ博士で、プレースは驚いた。
何で、博士が大量のポケモンに追いかけられているんですか!!?
「考えてても仕方ない!!リフィ、アイアンテール!!!」
取りあえずはオダマキ博士を助けるのが先決だろう、イーブイのアイアンテールでポケモンを攻撃し何とか隙をつくる
「博士!!こっちです!!!」
敵が驚いている内に博士の腕を掴み。プレースはミシロタウンへと戻った。
「はぁはぁ…博士大丈夫ですか!!?」
「ゼェゼェ…大丈夫だよ、ありがとうプレースちゃん」
研究所まで戻り博士の安否を確認すると、何とか無事らしくほっとした。
「博士何でポケモンに襲われていたんですか?」
「いやー、実はポケモンの生息分布の調査をしていたらさっきのポケモンの巣穴に入っちゃったようで…怒らせちゃったんだよ」
「…それ、確実に博士が悪いじゃないですか!!!」
襲われていた理由は何とも些細な事で、博士の不注意さに呆れながら言った。
当の本人は、その自覚が無いようで苦笑している。
「全く…パパが聞いたら呆れて怒りますよ?」
「ははは、センリに怒られるのは慣れているよ」
今日は父親もミシロタウンへと来るので、今日の事を教えておこうとプレースは誓った。
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.8 )
- 日時: 2011/05/01 13:36
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「もう聞いているけどな、久しぶりだなプレース」
「パパッ!!?」
「センリ!!来たのか!!」
すると突然知っている声が響き驚いていると、父親であるセンリが肩にナマケロを乗せながらいた。
オダマキ博士にまたやったんだなと呆れつつプレースの傍に来ると、頭を撫でる。
「3年ぶりか?大きくなったな」
「そりゃあ、パパがジムリーダーになって引越しの手続きがありましたからね」
相変わらずの父親に苦笑しながらも、再会を喜びプレースたちはオダマキ博士と家に戻った。
「パパ、久しぶり♪」
「ママ、元気そうだね」
そして家につくと、二人はイチャ付き始めた。
…相変わらず、新婚のように仲がよろしくて…
「…相変わらず、愛妻家なんだなセンリの奴…」
「ははは…もう慣れました」
オダマキ博士が変わってないなと納得すると、プレースも苦笑する。
このまま二人を見ていても疲れるだけなので、プレースは研究所へと向かう事にする←
「さてと、プレースちゃんはこれからどうするんだ?」
「え?私は…取り合えずポケモンリーグに挑戦したいからジム巡りをしようと思っているんです」
行く途中プレースが旅立とうとしているのを知っているオダマキ博士がそんな事を聞いてきて、取りあえずは答える。
私はポケモンリーグでチャンピオンになる事は、昔からの夢だったから
「そうか…夢を持つ事はいい事だよ、頑張ってくれ……ッ!!?」
オダマキ博士が羨ましそうに褒めると、突然殺気が襲いかかる。
「プレースちゃん、危ないッ!!!」
「え?きゃあ!!?」
その気配に気が付きプレースを安全な場所まで押すと、爪のようなもぼが背中を切り裂いた。
「ッう…ッ!!!」
「博士ッ!!!このポケモンさっきの…!!」
余りの痛みに呻き声を出すと、プレースは慌てながらリフィを出す。
オダマキ博士の周りには、さっきのプレースが撃退したポケモンがわんさかいたのだ。
「まさか、仕返しに来たの…?」
さっき自分が攻撃した事に怒りを感じ、群れの仲間を呼び寄せたのだろう。
だとすれば、博士が自分を庇って怪我したのは私のせいだ…
「この!!リフィ、かみつくだよ!!!」
そう思うと許せなく、リフィの技を1匹にぶつけるが
「嘘…全然聞いてない…」
「プレースちゃん!!ソイツの名前はポチエナ!!悪タイプのポケモンなんだ!!!」
「そんな…」
相手は全く平気そうで首を傾げていると、博士が説明し納得する。
ホウエン地方のポケモンの知識が無い故の、ミスだった。
「あっ!!!」
そう油断していると自分まで噛み付かれてしまい、腕から出血してしまう。
「痛ぁ…!!」
「ッ!!!プレースちゃん、このポケモンを!!!」
その攻撃は人間には余りの痛みを伴い顔を歪めていると、博士が3つのモンスターボールを投げて来た。
その中には、もちろんポケモンがいる。
「この中から好きなのを選んで戦ってくれ!!戦闘力は結構ある…!!!」
「解りました!!」
必死に叫んでくる博士の思いに答えるため、プレースは3つの中から1つ選んだ。
「…この子にする!!お願い、力を貸してひよこポケモン・アチャモッ!!」
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.9 )
- 日時: 2011/05/04 11:06
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「チャモッ!!!」
プレースが選んだのは炎タイプのひよこポケモン・アチャモだった。
アチャモは元気よく現れ、戦闘態勢を取る。
「やる気まんまんね!!行くわよひっかく!!!」
その威勢を感じ取り、プレースが指示するとあっという間にアチャモはポチエナを倒してしまった。
「やったあ!!ありがとうアチャモ!!」
「チャモチャモ!!」
アチャモに感謝し頭を撫でると、アチャモは嬉しそうに擦り寄ってくる。
これを見て、オダマキ博士は驚いていた。
「あのアチャモが人に擦り寄るなんて…これは何か運命が動き出しているのかもしれないな」
「え?」
博士が呟いた事に首を傾げていると、いや何でもないと言いプレースに近づいて来る。
「それより怪我は大丈夫かい!!?」
「あ…平気です、これくらい」
オダマキ博士が慌てながら聞いてくると、プレースは自分が怪我をしていた事を改めて実感する。
噛まれた右腕は、紫色に染まっており急に痛みが強くなっていた。
「…ッ」
「これは…どくどくのキバ…!!?」
段々と目が霞んで来て眠くなると、オダマキ博士が解毒剤をカバンから出すのが見える。
「オダマキ!!それは普通の毒じゃない!!猛毒レベルのものだ」
「センリ!!!メノウ!!!」
すると父親であるセンリと友達のメノウが走って来た。
後では、ママが何処か泣きそうでいる。
「プレース、しっかりして!!」
「その声…ママなの?」
「大丈夫か!!?」
意識が薄れていく中、ママとメノウの声を聞きプレースは今度こそ完全に意識を手放した。
体が熱い…?それとも…
「父さん!!プレースの奴どうなるんだよ!!?」
「落ち着けメノウ!!!」
気を失った少女を見て、メノウが真っ青になりながら父親に問い詰めると何とか宥め付かせる。
「オダマキ、メノウ君大丈夫だ…これは猛毒レベルだが処置が早いから間に合う!!!」
そんな二人を見てセンリはポケットからスプレーのような物を出す、それはなんでもなおし…状態異常に聞く薬だ。
「それポケモン用の薬じゃ…」
「これは人間にも聞くタイプの薬だ、これを傷口につけてオダマキの研究所の解毒装置で回復させる」
メノウが冷や汗をかきながら言うと、センリは冷静に答えなんでもなおしをつける。
そしてプレースをかかえて、オダマキ研究所まで走った。
「(それにしても…ここらのポチエナのレベルは低いはずだ、なのに何故どくどくのキバなど覚えているんだ…?)」
そんな疑問が胸の中を渦巻きながら…
そして、それを見つめている一人の女に気が付かず
「フフフ…流石は我がリーダーのアオギリ様、こんなに地上に悪影響を及ぼすなんて…これでいいわ」
一人の女—そうアクア団幹部・イズミだ。
その手に握られているのは、水晶のように透き通っている蒼き玉
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.10 )
- 日時: 2011/05/04 12:54
- 名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: /LylQYeE)
- 参照: http:/ARUGRIZMU
アクア団が出てきたということはひょっとしてマグマ団も……それに蒼い玉って藍色の玉……?
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.11 )
- 日時: 2011/05/05 22:22
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
白黒さん
また、コメントありがとうございます。
アクア団が出てきたので、もちろんマグマ団も出てきます。
蒼い玉は…今は言わないでおきましょう(オイ
プレース「ちょ、今更じゃない」←過ぎた事はどうでもいいタイプ
キミは大雑把過ぎるの!!
ネタバレになるじゃんか!!!(十分ネタバレしてるじゃん byプレース)
あ、でもアクア団の登場の方が多いかも(どっちだ
まぁ、見てからのお楽しみって事で!!
それでは、書きます!!
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.12 )
- 日時: 2011/05/05 22:46
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「んー…?」
「「「「プレース(ちゃん)ッ!!!」」」」
猛毒に犯されたプレースが目を覚ましたのは、あれから数時間後の夜だった。
近くでは、何か機械を操作している博士と、心配そうな顔をしているメノウとママとホッとしているセンリがいた。
いまいち今の状況が釈然としない彼女は、何があったと首を傾げる。
「私…?」
「覚えてない?貴女ポチエナの技で体に毒が回り倒れたのよ?」
そんな彼女に気が付いたのかママが説明すると、ようやくプレースはハッとする。
そうだ、私は昼間ポチエナの集団と戦って…
「オダマキ博士は大丈夫なの!!?」
「今は自分の心配しろよ!!!」
背中を切り裂かれた博士を身を心配していると、メノウにツッコミを入れられセンリと博士が爆笑した。
「ハハハッ、相変わらず他人を心配するクセがあるんだな…」
「私は大丈夫だよ、キミよりは傷が浅かったからね」
オダマキ博士が右腕を指差し、プレースは確認する。
噛まれた場所は、毒が抜けたお陰が色が元に戻り包帯が巻かれていた。
「あ、毒抜けてる」
「あの後、センリさんの機転ですぐ解毒できたんだよ」
全く気が付かなかったのか、包帯を見ながらそう言うとメノウが呆れながら説明する。
流石パパ、トレーナーの実力はジムリーダーなだけにピカイチだねと尊敬する。
「ありがとう、パパ」
「気にするな、それよりもオダマキが話があるそうだよ」
父親にお礼をすると、センリはオダマキ博士に目線を向ける。
すると博士はデスクから1つのモンスターボールを出し、あの時のアチャモを出した。
「あ、アチャモだ…この子がどうしたんですか?」
「いや、実を言うとキミにこの子を託そうと思うんだ…この子はキミ以外のトレーナーに全く懐かなくて…」
プレースを見た途端、嬉しそうに抱きつくアチャモを見て貰って欲しいと頼む。
元々、プレースにはポケモンを1体あげようと考えていたから
「父さんの言うとおりだよ、エサをあげようとしただけでも俺突かれたぞ」
そんな父に便乗し、メノウは突かれて怪我をした部分を見せる。
かなり痛そう何ですけど、そこまでメノウが嫌だったのか…(笑←
「いいんですか!!?この子実は気に入ってたんです!!」
実際プレースもアチャモの事を気に入っていたので、これ程嬉しい事は無いと思い承諾する。
するとそれが伝わったのか、アチャモはまた嬉しそうに擦り寄ってきた。
「折角貰ったんだからキミの名前考えなきゃね♪」
そう言うとプレースはうーんと悩みながら、アチャモを見つめる。
「キミの名前は〜…セラ!!セラよ!!」
アチャモ—セラは、その名前が気に入ったのかチャモ!!と喜びながら頷いた。
ちなみにこのアチャモ、じゃなくてセラは♂なのだがソコは気にしない
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.13 )
- 日時: 2011/05/05 23:47
- 名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: /LylQYeE)
- 参照: http:/ARUGRIZMU
そうですね、ポケモン育てるのに♂♀なんて関係ないですよね(とか言いつつ♂♀結構気にする)
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.14 )
- 日時: 2011/05/07 16:34
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
白黒さん
ポケモンを育てるのには性別なんて関係無いのが一番だと思います。
プレース「よく言うよ、ファイヤーレッドではニドラン♂かニドラン♀どっち育てるか迷ってたくせに」
…それはこれ!!あれはあれ!!(そんなワケないだろ
私はどっちかと言うと、性格とかも気にしますね←
プレース「一番関係ないじゃんソレ」
だってー、性格とかで攻撃力とか防御力とか変わるんだし(汗
…話ずれてすみません、それでは書きます!!
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.15 )
- 日時: 2011/05/08 22:56
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「それと、話しておきたい事があるの」
「何だ?」
するといきなりセラを撫でていたプレースが畏まり、センリが首を傾げると驚く事を口にした。
「引っ越して早々悪いけど、私明日から旅に出ようと思うの」
「「「「ッ!!?」」」」
前から決めてたんだとモンスターボールを握り締めながら言うと、全員が驚く。
旅立つトレーナーの資格は10歳から持つ事を許されているが、子供でこのホウエン地方を旅立つ者はあまりいないのだ。
「私の目標は8つのジムバッジを集めポケモンリーグに挑戦する事、だから今から旅立ちたい」
だからお願いしますと言う青い瞳からは強い覚悟を感じた。
するとセンリとママは同時にため息をはいた。
「はぁ、いずれそうなる事は解っていたよ…お前が旅立つ事は」
「だけど、こんなに早く旅立つとはね…」
センリはポケットからケースのような物を出し、ママは緑色のバックを出す。
「これはバッジケースだ…ジムリーダーに勝ちバッチを貰ったらこれに入れるといい」
「傷薬とか買った物はこれにいれるといいわ…気をつけてね」
「それじゃあ…」
とても嬉しそうな表情をするプレースに、両親たちは頷く。
「「行ってらっしゃい、プレース」」
「うん!!!」
旅立ちを許してくれた父と母に、プレースは元気に返事をした。
それをメノウは複雑そうに見ていたが
—そして、翌日—
「サイフに…バッジケースに…寝袋はあるっと!!」
緑のカバンを腰につけてバンダナをきっちりと結び、プレースは自分の部屋にいた。
キズぐすりを入れていると、下から何か声がする
「プレース!!メノウ君が来たわよ」
「メノウが…?」
ママが訪問者の名前を叫ぶと、メノウが部屋に入ってきた。
「どうした、メノウ?」
「いや、旅立つ前に渡したい物があってな」
そう言うとメノウはモンスターボールを5個手渡す。
「野生のポケモンを捕まえるためには必要だろ?」
「うん!!ありがとう!!」
わざわざ自分のために持って来てくれた友達に感謝すると、プレースはメノウと下へと降りていった。
「それじゃあ…行ってきまーすッ!!!」
目標を決めた少女は元気よく家を出て、ミシロタウンの外へと旅立った。
プレースの物語が今始まる—
序章終了
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.16 )
- 日時: 2011/05/07 17:18
- 名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: /LylQYeE)
- 参照: http:/ARUGRIZMU
ついに序章が終了しましたね。この先が楽しみです。
それと、バッチではなく、正確にはバッジです。
- Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.17 )
- 日時: 2011/05/07 22:56
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
序章終了です♪ミシロタウン編長かったような…
プレース「主に、アンタが更新しなかったせいだけどね」
…すいませんでした。
まずは白黒さんにコメント返し
白黒さん
ようやく序章終わりました!!
次からはジム巡りとメノウの話がちょっぴり混ざります!!
あっ!!バッジだった…(滝汗
メノウ「お前ホントにマヌケだな、誤字だ・ら・けだし!!(怒」←意外と短気
…痛いトコ付かないでくれ、マジで今は痛感してるから(涙
報告ありがとうございました。
さてと、コメント返したところで!!
プレース「まずはメノウの紹介と行こうか!!」
名前:メノウ・オダマキ
年齢:11歳
性別:男
特徴:エメラルドの男主人公の格好でオダマキ博士の息子である。
ポケモンの研究をしている父の手伝いをしており、目標があるプレースを見て自分が何をしたいのか迷っている。
博士であるオダマキの資料をよく見ているので、頭は結構いい
メノウ「つまり、俺は準主人公ってとこか?」
うん、イッシュで言えばNとかチェレンとかベルみたいな立場だね
まぁ、あとから不憫な思いばっかりしかしないけどね(笑
メノウ「………」
プレース「余計謎が深まったのは、私だけか…?」
まぁ、これ以上言ったらネタバレになるし
次回はコトキタウンとトウカシティのイベント書いちゃう予定です
プレース「あー、某新人トレーナーの???君の初ぽk…んぐっ?(作者がテープ張る」
メノウ「それと、トウカのもr(同じく」
危なかった…キミたち黙って!!
では次回、第一章『もう一つの旅立ちと発覚する敵!!』をお楽しみに!!