二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.1 )
日時: 2011/04/30 21:24
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

序章—戦いの幕開けと戦士の復活!!—



「あー、ようやく普通に動けるようになったよ」

海が見える街の上で、金髪と栗毛の少女が背伸びしながらそう言うと隣にいる赤髪の青年が呆れた。

「あのなぁ…元とは言えばお前がやったんだろ」

「うっ…(汗」

青年の言うとおり、動けなくなった原因は自分にあるので少女は何も言い返せずうな垂れる。
しかし、そんな事を気にするワケもないのですぐに微笑み

「そんな細かい事気にするなって、いちいちグダグダ言ってるとうるさい姑みたいだよ♪」

「俺は女でもねぇよッ!!!」

バンバンと背中を叩きながら何とも失礼な事言うと、すぐさま赤髪の青年はお得意なツッコミを決める。
何とも息が合ったコントだろうかと、近くにいる栗毛の少年は苦笑してしまった。

「ほら、二人とも早く行こうよ…皆待ってるしさ」

「そう言われれば、そうだね…」

しかしこのまま待っていれば日が暮れそうなので栗毛の少年がそう言うと、金髪と栗毛の少女は納得し岩陰に座っている紫髪の少年を見る。

「そろそろ、行くよ!!」

「お前のせいだよ、バカヤロー」

はりきりながら自分を呼ぶ親友に、待っていた原因はお前だろと思いつつ紫髪の少年は立つ。
すると美しい海と島が見えてきた、そうこのワールドはディスティニーアイランド…運命の島なのだから

「あれからもう数ヶ月が経つんだねぇ…」

「当たり前だろ、主にお前らの怪我の完治で時間食ったんだから」

「…そうでした」

「…悪い(汗」

あの戦い…世界と親友と仲間を守るために戦った大騒動から、数ヶ月が経っていた。
この4人も戦って、色々とあり金髪と栗毛の少女と少年が重症を負ってしまったのだ。
紫髪の少年と赤髪の青年も怪我をしたにはしたが、少女たちほどでもなかったので大丈夫だったのだ。


「—また待たせちゃったわね、きっと怒ってるだろうな…」

「しょうがねぇだろ、お前は何でもムチャするからだ」

特に金髪と栗毛の少女は大切な親友が待っているので、魔法攻撃成敗が待っていると言う恐ろしいおまけも付いているが会いたかった。

「—待ってろよ、グラッセ!!私今行くから!!」

大切な親友—グラッセの名を言うと、金髪と栗毛の少女—リズは駆け出した。
ずっと会いたかった友に、久しぶりと言うために

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.2 )
日時: 2011/05/01 00:32
名前: 苺 (ID: oxfV1uL3)

来たああぁぁあああぁ(黙

メモリーチルドレン!!続編ですよね!(タイムトリップの)
続きが楽しみだぁ!!

ア「じゃあ、あんたもさっさと続き書こうね(^言^)」

えー…。

ア「『えー…。』じゃない!!GWなんだから、せめて1話くらいは書け!!カズも何か言ってよ!!さっきからだんまりしてるけど!」

カ「作者…。」

何?

カ「リズちゃんと何か戦ってみたい…。」

「「はぁ!!??正気かぁ!?てか何で今さら!」」

カ「え?何となく…。」(何となくかい…by作・アリス)

あぁー…じゃ行って来い。(いろいろとめんどく、なってきた)←

ア「じゃ、リフレガとかで援護するね〜。(回廊を開ける」

あっ…何か話ずれましたね、すいません(汗)
続き待ってますね〜。グラッセがどんな反応するか楽しみです♪

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.3 )
日時: 2011/05/03 13:07
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

苺さん

メモリーチルドレン来ました!!
ちょ、アリスちゃん怖い怖いッ!!!(滝汗

リズ「アリスちゃんが怒るのは、突然だと思うけどねぇ…(超黒笑」

え…?な、何でキミまで怒ってるんですか…!!?

リズ「最近の更新が遅いからに決まってるだろうがッ!!!」

ムチャいうなぁ!!私を殺す気ですか!!?
2年生になってから結構忙しいんですよ!!

リズ「お前の言い訳なんか聞く気はねぇ——————ッ!!!」

—少々お待ちください byムーン—

あだだ…(涙

ムーン「自業自得だろ、つーかカズミちゃんがリズに挑戦状贈ってきたぞ?」

………(滝汗&逃走

ムーン「あ、何故逃げる!!?」

そりゃあ逃げるわぁ!!!リズとカズミちゃんが戦ってみなさいよ!!
向こうがどれだけ強いかは解らないが、世界が破滅するわ!!

ムーン「…でも相手はアリスちゃんもスケットに入るだろ?それじゃあリズが不利だから俺が援護してくる(そう言うと闇の回廊を開く」

なおさらやめ——いッ!!!
リズとアンタが組んだら別な意味で終わる!!
ってか、何で私を連れて行こうとしてんのォォォ!!?

ムーン「だってリズはもう楽しそうに『この喧嘩買った、受けてたつ♪』って言いながら行ったぞ?」

絶対行きたくない!!!って押すなぁぁぁ!!!

ムーン「作者は回廊にいれて…グラッセはちょっとヤバい事になるので…まぁ取りあえずは今から書きますのでそれをご覧ください!!!(そう言うと作者ごと消える」

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.4 )
日時: 2011/05/03 13:30
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

「あれから数ヶ月経ったんだな…」

「そうだね」

一方ディスティニーアイランドのソラの家では赤髪の少年—グラッセと黒髪の少女—シオンが遊びに来ていた。
両方とも、待つ立場になってしまった者だった。

「リズとムーン、今何処にいるんだろうな…」

「ロクサスとアクセルも何処にいるんだろうね…」

お互いが待っている親友たちの名前を口にすると、ため息をはいてしまう。

『—ごめんね、ソラにグラッセに機関員の皆』

あの時、リズはそう自分たちに謝り自分たちを救うために大爆発を起こし—消えた。
殆どの人が爆発に巻き込まれて死んだのではないかと語っているが、グラッセとシオンは気が付いていた。
リズたちが、爆発のエネルギーに飲み込まれる前に自分たちに微笑んでいた事を

『—またね、グラッセ』

再会を願いそう呟きながら、まるで光に飲み込まれるかのように
だから信じていた、お前らが生きている事を

「あれぐらいの事で、倒れるお前じゃないだろ?」

きっと何処かにいる親友が近くにいるみたいに話しかけると、グラッセはシオンと微笑んだ。
そう話していられるのが、これで最後だとも知らずに…

「………」

『ファンタジア、そんなに哀しんでたら…アイツが困るぞ』

「…シャドウね」

存在しなかった世界では、青髪と緑髪が混ざった少女—ファンタジアが絶望に歪んでいると、中にいる『もう一人の自分』が話しかけて来た。
もう一人の自分—シャドウは、タイムトリップ騒動の時の元凶な存在だ。
しかし、彼はただ自分と向き合おうとしていただけで…逃げていたのはあたし自身だった

『…済まなかったな、リズの件…』

「いいのよ、シャドウだって好きでやったワケじゃないんだし」

彼もリズの件を知っており謝ってくると、ファンタジアは首を振る。
そう、これは仕方なかった事だった…シャドウが悪いわけじゃない
寧ろ彼だってこうなるなんて想像もしていなかったのだろう…それは痛いほど彼の心から伝わってくる

「シャドウが悪いわけじゃないの…でも、悔しくてッ!!!」

またしてもリズを危険な事に巻き込んでしまった事に自己嫌悪が激しく、涙が止まらなかった。
あたしは…結局強くなんかなってない、リズに助けてもらってばっかりだった。
キミは恐らくこれを聞けば怒ると思うけど、今だけは言わせて…貴女に謝らせて

「貴女の『時間』…大切な日々を奪ってごめんなさい…」

そう言うと、ファンタジアはもう一度まるで何か叫ぶのを堪えるかのように泣いた。

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.5 )
日時: 2011/05/04 17:03
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

—記憶って物は、脆いだけも物じゃないと思うんだ—
—だって、その記憶は自分に取っては大切な物でしょ?—

「キミの記憶はとても暖かくて、優しい光がいつも差し込んでいたよリズ」

同じく存在しなかった世界で、ナミネはリズとロクサスとアクセルとムーンの絵を書いてそう呟く。
リズとロクサス—その関係は切っても切りきれない関係だった。
そしてナミネ自身も、リズとの深い繋がりがあった。

「貴女が私の子供だと知って、後悔しなかった日なんてなかったよ」

だとすれば、私は自分の子供すら守れなかったって事なんだ。
あの時—死ぬかもしれないのにキミは微笑んでいた。

『—私は…闇と沢山戦って来たけど、何よりもその中でもグラッセやムーン、そして機関員たちが消えてしまったと思った時が怖かった』

そして、キミはまるでただ迷わず進む光のように強かった。
自分の存在が消えてしまう事より、大切な人を失う事の方が怖かった。
…私とは全然違う、私は貴女を守れなかった…

「…ロクサスもアクセルもムーン君も…何時も何時も私を救ってくれた!!それなのに私は何も出来なかった!!!」

所詮—記憶の魔女と言われても、私には人を守る力なんてなかった。
寧ろ人を傷付けてしまう力しかなかったから

「…こんな能力いらない、誰も救えなく傷付ける事しか出来ないこんな力なんていらないッ!!!!!」

『記憶』を操る能力なんて、何の役にもたたないじゃない…ッ!!!
…その悲痛な思いが、今回の事件を招くなんて誰が思った事か…
『記憶』と『時間』…この二つの力が暴走を始めていたんだ。

—ドクン

「ッ!!?」

「うっ…?」

突然体に違和感を感じ、ナミネとファンタジアは首を傾げる。
すると二人の体を闇が包み込むように覆った。

「な、何…!!?」

『ファンタジア!!!逃げろこの力は…!!!』

これにはファンタジアも首を傾げていると、中にいるシャドウの気配が消えた。

「シャドウ、どうしたの!!?」

余りにも不審な事が続き、中にいるシャドウの心に話しかけるが応答がない。
何で…?シャドウがまるでいなくなったみたいに、彼の存在が感じ取れない。

「イヤ…体が勝手に…あたしこんな事したくない…ッ!!!」

すると自分の中から力が溢れ出すように出て行き、時間を操る力が暴暴走した。
それは、同じく闇に覆われたナミネもで

「ダメ…止めて!!!お願い…ッ!!!」

彼女自身も記憶を操る力が勝手に溢れ出て、それは止まる気配がが無いように出て行き続ける。

「「私(あたし)の力がこんなに外に溢れ出たら…嫌ァァァ——————ッ!!!!!」」

記憶の魔女と時間を操る者が必死に抑えようとするが無理で、二人は己の力のエネルギーに飲み込まれた。

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.6 )
日時: 2011/05/07 15:29
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

「え…?」

「な、何このエネルギー…ッ!!?」

暴走した記憶と時間を操る力は、世界中へと広がりディスティニーアイランドも例外ではなかった。
強力な力を感じたグラッセとシオンが外へ出てみると、驚愕する事となった。

「何コレ…!!?」

外は闇の力で満ちており、まるで星が降ってくるかのように闇のエネルギーが落ちて来る。
近くでは、ディスティニーアイランドの住人が倒れていた。

「大丈夫か!!?」

かけよりケアルをかけると、倒れた住人はうっすらと目を開けこう言った。

「アレを浴びてはいけない…あれは危険だ、逃げろ…ッ!!!」

途切れ途切れの言葉で伝えると、住人は目を閉じ—消えた。
まるでそこは誰もいなかったように、闇の匂いしか残らなかった。

「…何だよ!!こんなの…誰がこんな事を!!!」

さっきまで生きていた人を救えなかったのがもどかしくて、悔しく地面に手を打ち付けているとシオンが真っ青になりながら走って来る。

「グラッセ、危ないッ!!!」

「は?…ぐあぁッ!!?」

必死に叫ぶシオンに思わず首を傾げていると、彼はその意味が解った。
自分の真上に、住人を消した闇のエネルギーが降ってきていたからだ
今更気付いて避けれるワケもなかった。

「俺の中に何かが入り込んで…!!!」

その闇の力は強大で、グラッセの心の中を抉るように侵食してくる。
闇を拒み抗うが、その力に心は耐えられなかった。

「り…リズぅ…ムーン…ッ!!!」

頭の何処かで、大切な親友たちを思い浮かべると彼は意識を手放した。
暗いくて、何もかも忘れてしまうかのような闇の空間へと

「グラッセ——————ッ!!!」

先らとは違い姿は消えず、闇に捕らわれている少年の名前を叫びシオンは慌てる。
闇のエネルギーはまだ降り注いでいる、このままじゃ迂闊に近寄れない。

「これじゃあ、グラッセも消えちゃう可能性がある…!!どうすれば…」

いいのと言おうとすると、シオンの横を黒い影が通り過ぎた。
その影は、シオンと変わらない背丈ぐらいでかなり素早かった。

「まーったく、久しぶりに会えると思って攻撃覚悟してたらコレかよ!!何でこうなってるのかなぁ!!」

影から発せられた声は、幼き少女の声で闇のエネルギーを避けながらグラッセの元まで行く。
その素早い少女が立ち止まったと思うと、光の剣を出す姿を見て絶句した。
彼女は数ヶ月前…自分を救い世界も救い姿を消してしまった者だったから

「リズ…!!!」

「久しぶりねシオン、取り合えず今は挨拶とかは後でだね!!」

シオンがその少女の名前を言うと、リズはキーブレードでグラッセに取り付いた闇を全て断ち切った。

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.7 )
日時: 2011/05/08 01:19
名前: 苺 (ID: oxfV1uL3)

二人の身に一体、何が…。
ファンタジアとナミネ……大丈夫かな?
それに、グラッセも…あっグラッセは最愛の彼女が来たから
大丈夫かな?

「「ただいま〜。」」

おかえり〜。生きて帰って来たか。

「「当たり前!」」

で…どうだった…?

「5分しかもたなかった…。」

「あんなにエーテル使ったの初めてだよ…(といっても5個位」

チート並のMP持ってるくせに…。
デトネではめ倒し作戦は?(そこらじゅうデトネ系で埋める作戦)

「あぁ…無駄に終わったよ。」

「でもね、」

「「すっごく楽しかった!!」」

そりゃ良かったな。リズちゃん、もし良かったらまた、こいつ等の
相手をしてあげて下さい。無論、リラさんや私を巻き込まないよに…。
では、更新待ってます!

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.8 )
日時: 2011/05/09 21:20
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

苺さん

二人の身にはかなーり大変な事がありました♪(ネタバレになるので言えませんが
彼女たちは心が強いので大丈夫ですよ!!
グラッセは…うん、最愛の彼女なのか?

ムーン「寧ろ一方通行だよな、グラッセ→リズって言う」

アンタ意外とサラッと酷い事言うね…
まさに、そのとおりだが(オイ
生きて帰ってきましたか!!良かったです(涙
ホント、死人でないか不安だった…

リズ「失礼ね、私だってそこまでやらないわよ!!」

やってるから言ってるんじゃぁぁぁぁぁ!!!!!
5分持てば、十分です!!お疲れ様でしたアリスちゃんにカズミちゃん…
苺さんもホントお疲れ様です…(汗

リズ「私相手に5分持つなんて中々の魔力よ、ヘタすればグラッセ以上に魔力あるかもしれないわ」

チートって書いてますもんね、グラッセ聞いたら挑戦状持って行きそう(汗

リズ「グラッセなら勝てないんじゃない?あの子達結構強いわよ…次は1分で終わらせてみせるけど♪(黒笑」←酷い&怖い

まぁ、またやりたいって言ってるしそれまで特訓して強くなって下さい…相手を殺さない程度で

リズ「解ってるよ、私も楽しかったよアリスちゃんにカズミちゃん☆またやろうね♪」

私と苺さんは見てるからガンバッテネ!!(途中から恐怖の余りカクカク
それでは、書きます!!

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.9 )
日時: 2011/05/09 21:41
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

「………」

「おっと!!平気かグラッセ!!?」

取り付いたような闇を切り裂くとグラッセが倒れてきて、何とかリズが抱きしめて受け止める。
どうやら気を失ったようだが、何処か苦しそうだ。

「あんな高エネルギーの闇を喰らったから、結構ダメージ来たみたいだな」

「グラッセは光属性だしねぇ…ロクサスも当たってたらこうなってるよ」

「ゲッ…(汗」

するとムーンたちが走って来て倒れているグラッセにケアルガをかけると、自分も当たってたらこうなるかもと聞いたロクサスは冷や汗をかく
流石に、こんな強力な闇にブッ飛ばされるのはリクのゼアノートの闇の開放以来勘弁してほしい(軽くトラウマ
そう考えながら、座り込んでいるシオンの傍へ駆け寄った。

「ヘマしなかったか?俺たちがいないこの数ヶ月」

「久しぶりだなシオン、待たせてごめん…ただいま」


「…お帰り、ロクサス、アクセル」

一人にして済まなかったと謝ると、シオンは久しぶりの親友達との再会に涙を流した。
そして、リズはまだ落ちて来る闇のエネルギーを見て

「…そう言えば、何でこんな事になってるの?」

『そんなもの知るかぁぁぁ———ッ!!!知らないからこうなってるんだろうがこのバカぁぁぁ!!!!!』

「(…見事にツッコミが揃ってるな…)」

相変わらずマイペース過ぎる質問に、ロクサス以外の全員が揃って絶叫した。
そこがリズの良い所なのだが、場合によっては迷惑でしか無い時もある。

「とにかく家の中に逃げるぞ!!どうやらあのエネルギー家の中まで入ってこれない!!」

「え?ってのわぁぁぁぁぁ!!?」

このまま外にいても危険なだけなので、アクセルがリズのフードを引っ張ってソラの家まで戻った。

「あ、危なかった…」

「く、首絞まるかと思った…(涙」

それぞれが違う理由で一安心すると、リズは異変に気が付いた。
何時もならこう言う事があれば必ず騒ぐ別名トラブルメーカーのソラがいない…

「…まさか!!?」

嫌な予感がし、リビングにいるハズだと思い行くと予想は当たってしまった。
リビングでは、苦しそうに闇の匂いを漂わせているソラがいた。

「ソラッ!!!」

絶対闇のエネルギーに当たったんだと確信し、駆け寄るとソラは気絶している。
しかし、取り付いた闇の匂いと力は全く消える気配がない…どう言う事だ?

「家の中でも当たってたのかよ…」

「ソラといいグラッセといい、どうなっているの…?」

ムーンが悔しそうに頭を掻き、リズはただ深まる謎に眉間に皺を寄せていた。

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.10 )
日時: 2011/05/10 21:12
名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: y40nzU8A)

ぬあああああ?!!!!!!!

レイナ「奇声を上げるな。奇声を」

イキナリすごい事態になってるから、びっくりバナナ。(注:バナナの意味は特にない)
にしても、
ソラはとらぶるめーかーですか……。(ずれてるよぅ
もはや突っ込む隙も猶予もないくらい、ぴったりと当てはまってるよ…?
とらぶる君。

レイナ「ソラが許しても、私が許さないよ?」

あ、それ本編のネタバレ…


メモリー、頑張って(リズちゃんを暴れさせて)ください!!!

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.11 )
日時: 2011/05/11 18:53
名前: 大和 (ID: 1TfmKDW9)


  お久しぶりです〜。スイマセン、なんか色々とバタバタしてたもので・・・・

 マーベル「俺からも、スイマセン!」

  何でアンタまで謝ってんですか!!?

 マーベル「・・・たまには素直になってやろうかなぁ、と思って」

  ・・・はは〜ん。さては私のほうの本編の事だな??(ニヤリ

 マーベル(ギクッ!!(汗 )

  あ、詳しくはネタバレになってしまうので控えておきます♪

  ソラってそっちの世界でもトラブルメーカーなんですね!私の世界でもですよ〜(笑

  タイムトリップ読みました!!まさかあんな素晴らしい終わりだったとは———!!

 ロクサス「コイツ(大和)一人でパソコンの前でニヤ×2してたな」

  ちょっとーーー!!恥ずかしいじゃん!!言わないでよっ

  また来ます!!それでは〜☆

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.12 )
日時: 2011/05/12 20:35
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

花影さん

どうも、お久しぶりです!!
すごい事態になってましたか…(なっとるわドアホッ!! byリズ&ムーン
ソラは完全なるトラブルメーカーです、毎度毎度面倒な事しか運んできません←
レイナちゃん…そのセリフすごい気になるよ!!?
私に教えてくだs(殴&蹴

リズ「何さり気無く、聞こうとしてんだぁぁぁ!!!」

チッ!!(オイ
メモリー頑張ります、今回も彼女は大暴れしますので♪(ちょ!!? byリズ



大和さん

お久しぶりです♪マーベル君も謝らなくていいですよ!!(汗
…そんなに、本編が嫌なのか…どんな話なんだ…(汗

リズ「あんなに嫌がっているんだから…よっぽどの事じゃないの?」

だろうね、例えば女装するはめになるとか

リズ「それはないでしょ、流石に」

私はロクサスにやらせる予定ですけど?(え?
ソラは何処でも共通でトラブルメーカーのようですね♪(酷い

ムーン「お前…ソラが聞いたらアルテマウェポンで殴られるぞ」

今いないから大丈夫だもん〜(笑
タイムトリップありがとうございます…嬉しいです!!(感涙
また来てくださいな☆
それでは書きます!!

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.13 )
日時: 2011/05/12 20:59
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

「どうなってるも何も、もっと驚く事があるぜ?」

「はぁ?赤ウニどう言う意味よ……ッ!!?」

すると突然、アクセルが窓を指差し首を傾げて近寄るとリズは絶句した。
さっきまで、降り注いでいた闇のエネルギーの星が一瞬にして消えていたのだ。

「嘘ッ!!?あの一瞬で何も無かったように…」

「…闇の匂いは残ってますけどね」

これにはロクサスも外へと飛び出し、ムーンは未だに残り続ける闇の匂いに顔を歪める。
闇は全てが悪い物では無いことは彼らは知っている、でもここに溜まり続けている闇は明らかに悪い物だった。

「まるで、一瞬の内に私たち以外の人間がこの世界から消えたみたいなんだけど…」

「…そのとおりだ」

そんな彼らを見て、リズが呟くと闇の回廊が目の前に開く。
そして、中からはサイクスとゼムナスとダスクに運ばれているナミネとファンタジアがいた。

「ナミネ!!?」

「ファンタジア!!?」

「安心しろ、ただ力が弱っているだけだ」

リズとロクサスがそれぞれの友達の名前を叫ぶと、サイクスが宥め付かせる。
周りが落ち着くと、頭を抱えながら壁に寄りかかり

「…この世界は、突然降ってきた闇の星のエネルギーにより住人が全て消えた…それは紛れも無い事実だ」

『ッ!!!』

信じられないとでもいうかのように、全員が目を丸くすると本当だとサイクスは頷く。

「そんな一体…誰がそんな事をしたのよ!!?」

「それは…ナミネとファンタジアだ」

「ああっ!!?」

思わず問い詰めると、ゼムナスが代わりに答えムーンは唖然としながら二人を見る。

「ゼムナスさんの言ってる事は…本当です、私たちの力が暴走してしまったんです…」

「…エヘ☆ごめん」

『お前らのせいかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』

申し訳なさそうに俯いているナミネと苦笑しながら冷や汗をかいているファンタジアに本日何度目かの全員のツッコミが炸裂した。

「元凶は解らないとか思ってたら、一番近くにいました的なパターンかよ!!」

「しかもエヘってふざけんなぁぁぁ!!!」

「…すいません…(汗」

切れて今にでもキーブレードで切り付けそうなリズと、格闘技を繰り出そうとしているムーンをロクサスとアクセルが必死に抑える。
この光景を見て、ファンタジアは泣き目で謝ったそうだ。

「…とにかく、このままでは私たちの力が全てこのような現象になってしまう…だから、リズたちにはそれを喰い止めてほしいの」

その後何とか暴れるリズたちを抑え、落ち着いた一行はナミネの説明を聞く。

「まぁ、これだけ酷い被害になってるなら止めるしかないよね…」

「こんなんじゃ、再会も喜べないしグラッセも目を覚まさないしな」

流石にこんな事態はほっといておけないので、リズとロクサスは倒れているグラッセを見ながら頷く
起きる気配は全く無い、寧ろ闇の匂いが強くなっているような気がした。

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.14 )
日時: 2011/05/14 21:57
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

「…ありがとう、リズたち武器を出して」

「武器を?」

そんなリズたちを見て、ファンタジアは光の力を集める。
どうして武器を出さなければならないかは解らないが、取り合えずキーブレードとチャクラムを出す。

「ナミネも持てる光の力を全てここに集めて」

「うん」

6本(リズとアクセルは二刀流)の武器を出すと、ファンタジアはナミネと力を合わせ武器へと光を注いだ。

「…これで、キーブレードやチャクラムを闇のエネルギーを喰らった人に掲げれば闇が回収されて大丈夫だよ…」

「ファンタジア!!ナミネ!!!」

しんどそうに息をはきながらそう言うと、ファンタジアとナミネは倒れる。
これにはリズも駆け寄るが、サイクスとゼムナスが手で制す。

「大丈夫だ、力を使いすぎて気絶しているだけだ」

「そう…」

サイクスが脈を計り魔力などをチェックすると、リズはほっとしながらため息をはいた。
だがと、ゼムナスが付け加えるまでは

「二人の力は恐らく一向に衰弱し続けるだろう、彼女たちの力は何者かに吸い取られている」

「ッ!!なんだと…」

「そんな…」

暴走した闇のエネルギーが二人の力を吸い取り続けていると聞き、ロクサスとムーンは焦る。
暴走したエネルギーが二人の中にいる力に勝っていると言うことは、かなりマズいのではないか…

「ヘタすれば、俺たちが全てを解決する前に二人の力が全部吸い取られて消滅してしまい可能性がある…だろ?」

重い空気の中、アクセルが真実を言うとサイクスは頷く。
リズも、だからこれは時間との戦いかもしれないと腕を組む。

「ファンタジアとナミネの力は強大な物よ、全てを吸い取るのには時間が掛かると思うけど…なるべく進行を抑えるために二人には頑張ってもらわなきゃいけない」

リズは冷静に判断すると、気絶したグラッセたちを城へと連れて行こうとするダスクたちを見る。
ここは危険だと判断したのだろう、それならば存在しなかった世界の方が彼らを守れる。

「存在しなかった世界も厳重体制で彼らを守る、だからお前たちは全力でナミネたちの力を回収しろ」

「解ってるわよ!!そんな事やり遂げてやる!!」

サイクスが闇の回廊の中に入りながらそう言うと、リズはニヤッと何時もの笑みを浮かべ見送る。
闇が閉じると、リズはロクサス、ムーン、アクセルを見て

「—行くわよ、ロクサス、ムーン、赤ウニ、闇のエネルギーの全てを回収しに!!!」

「闇の回廊に入って世界渡らなきゃいけないけどな…今回はグラッセの回復無しで」

「…言わないでくれ、私にとっては地獄なんだ…(涙」

序章終了

Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.15 )
日時: 2011/05/14 22:55
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

メモリー序章、終了です!!
いよいよ、リズたちが旅立ちます!!

グラッセ「その前に…オイ作者ぁ…!!」

何か幻聴聞こえますが無視してください!!(滝汗
これからはリズ、ムーン、ロクサス、アクセルが4人パーティーとなりナミネやファンタジアの力を回収していきます!!
一体、他の世界では誰が闇の被害にあっているか!!?そんな感じの話に…どわっ!!?(キーブレードが飛んで来る

グラッセ「幻聴でもねぇし無視すんなコラァ!!!俺が被害者だボケ作者ァァァ!!!(ファイガ&メルトン発射」

いぎゃあ!!?(少し掠るが何とかかわす
こ、こう言う時キーブレードが無くても魔法乱射できるコイツは特に苦手だぁぁぁ!!!(リズもムーンもだろうがぁぁぁ!!! byグラッセ)

グラッセ「よくも序章で俺をあんなめに合わせて退場させやがったなぁ!!!許さねぇ!!(サンダガ発射」

ぎゃー!!痺れる!!
仕方なかったんですよ!!もともとメモリーではアンタには酷い目にあって貰うって言ったじゃん!!

グラッセ「それで納得する奴が何処にいるんだアホ———ッ!!!(フラット発射」

スタジオが壊れる事を考えずに魔法を乱射するお前がアホだぁ——————ッ!!(涙
リズ、ロクサス止めてぇぇぇ!!!

リズ「はいはい、行くよロクサス(キーブレード2本♪」

ロクサス「おう(同じく」

グラッセ「トドメだ作者ァァァ!!!(アルテマを放とうとする」

スタジオどころか、街が1つ吹っ飛ぶ——————ッ!!!
ヤバいよォォォォォ!!!(涙目

リズ「させるか!!!ゴメングラッセ、ダークフレイム!!!(汗」

ロクサス「喰らえ!!キーブレード投げ!!!(汗」

グラッセ「ごふっ!!?(苦手な闇属性の技を喰らい気絶」

あ、危なかった…危うく街が吹っ飛ぶと思った…

ムーン「アルテマは流石にグラッセが使ったらマズいだろ…(騒動が終わったので来た」

アクセル「街一つどころか、世界1つ破壊しかねねぇぞ…(同じく」

アンタら見てたなら助けてくださいよ…(涙
もー、グラッセのせいで次回予告しか出来ないじゃん
次回!!まずはレイディアントガーデンを訪れてみようと考えたリズたちは、そこで恐ろしい者を目にして固まる事に!!?
第一章『再び闇に覆われる輝きの庭』をお楽しみに!!