二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 星のカービィ:友情。それは偽りでしかない*修正中now ( No.234 )
日時: 2013/03/13 17:42
名前: 鏡猫 (ID: kGzKtlhP)
参照: とりあえず今日はep.1(1)まで終わらせようかな

ep.1 久しぶり

『久しぶり』でも久しぶりなんて、友達にしかいわない。いえない。


「リボン〜後何人いるのさぁ〜」

「え?えっと……まだまだいます、ね」

「うぅー。見つけ出すさけでもこんなに疲れるのにいつまでやればいいのさ……」

ピンクのボールの形をしたカービィとその仲間達は、リップルスターの住人を探す旅に出ていた
リボンの話によると突然リップルスターの空に
ぽっかりと黒い穴があいて妖精たちがいなくなってしまったというのだ。
そこで星の戦士、カービィ。描いた絵を実体化出来る能力を持つ絵描きのアドレーヌ。
自称カービィの永遠のライバル、デデデ。デデデ城に住む門番、ワドルディ。
そして、リップルスターの住人で唯一クリスタルの力を使える妖精、リボンで依頼を遂行していた

「お腹すいてきちゃった。ねぇ皆!少し休もう?」

いつもお腹をすかせていそうなカービィが地面に寝っ転がり問いかける

「そうね。少しやすもっか。カー君」

「そうするぞい!わがはいも疲れたぞい!」

「……!」

「えっと、ワドルディは僕もそれに賛成!っていってる」

口がついているか分からないワドルディはいつも喋らないのでいつもリボンが
クリスタルの力を使って翻訳していた

「分かりました」

多数の賛成の意見を聞いて一旦休憩することになった一同
世界移動は、リボンが持つクリスタルの力を使って次元の穴を作る事が出来るので急ぐ理由はない
アドレーヌがカービィ達の為にサンドウィッチかなんかを描いて実現化させてまったりする



「……ここは?」

白いボールの形をした一人、ビーズは暗闇の中で目を覚ます
しかも何か鳥かごの形をした牢屋に閉じ込められているようだ
そこへ水色をした同じような形の一人、カイルが近づき優しく話しかける

「起きた?」

「うっうん。貴方は誰?」

カイルは一瞬だけ驚いた顔になったがすぐに元に戻る

「……しばらく眠ってたからわからないだけだよね?覚えてるでしょ、オレのこと」


水色をしたわたしと同じ形をした人……
誰だろう。あったことあるのかな?この人と…
なんで思い出せないんだろう
わたしは今まで何をしていたんだっけ?


「わからない」

「嘘……だろ?」

カイルが手を牢屋の策を思い切りつかむ
それにひるまずにビーズは続けた

「本当だよ。まったく覚えてない」

「イッタダロ?友情ナンテ記憶ガナクナレバ全テ終ワリダ。ナァ?オ前達」

その声がこの部屋に響きカイルが手を離してそちらを見る
そこには目玉の形をしていて赤い羽根が生え、そして天使の輪っか
そいつは、3体のダークの名を持つ者に話しかける。その3体は、頷いた

「誰……?」

「オット。失礼、オ譲様。シバラクノ間深イ眠リニツイテクダサイマセ?」

何を言う隙もあたえずにその不気味な奴、02は詠唱する
ビーズは何もできずにその場に倒れる

「!! ビーズに何をした!」

「眠ラセタダケダ。心配スルナ」

「……どうすれば、ビーズの記憶を取り戻せる?」

「クククッ簡単ダヨ、カービィヲ殺セ。ソウスレバ教エテヤル」

「カービィを!?あいつは!俺の大事な友達だぞ!?」

「ソンナノ関係ナイダロ?オ前、オ譲様ガドウナッテモイイノカ?好キナンダロ?ソレニ友情ナンテスグニ終ワルンダ。殺シタッテ何モ変ワラナイ。カービィハ今仲間ガイルガオ前ニハイナイ。ソレハ寂シイダロ?デモ、オ譲様ノ記憶ヲ取リ戻シタラオ前ハ1人ジャナクナルゾ。」

「………っ………本当に…教えてくれるんだな」

揺らぐ目で02を睨む
不敵な顔をして02は言った

「アア。イイゾ」

その時カイルは、闇に落ちる
たった一人の初恋の相手の記憶を取り戻す、ただそれだけに

Re: 星のカービィ:友情。それは偽りでしかない*修正中now ( No.235 )
日時: 2013/03/14 15:32
名前: 鏡猫 (ID: kGzKtlhP)



「もうそろそろ休憩は、お終い。探しに行きましょう」

アドレーヌが立ちあがり言う

「うん!えっと次は……ウルルンスターだね!」

それにつられてカービィ達も立ち上がりリボンが次元の穴を開け皆がそれぞれ入っていく
数秒もしないうちに目的地ウルルンスターへとたどり着く
ウルルンスターは唯一、水が多い世界

「よし。隅々までよくさがすぞぉ〜!」

「わがはいは先にいってるぞい!」

「……」(僕も先にいっています)

「私も先にいって待ち伏せしているね」

みんなはカービィを置いて先へ進んでしまう
ほとんど妖精を探すのは、カービィとリボンだけで他の皆は先にいき
進めないような道も進めるようにしてくれているのだ
そのおかげで進みズライ道だって簡単に進めるようになる

「いこっか!リボン!」

「はい」

リボンはカービィの頭の上に乗る。リボンのいつもの定位置
そこがお気に入りでいざという時に近くにいられる

そして順調に進んでいく妖精探し
新しい力、ミックスコピーを使ってどんどん進んでいく
途中でデデデにあい遠くの陸まで飛ばしてくれる
この後にデデデもカービィに追い付くのだがどうやって海を越えているのかはよく分からない
遠くの陸へと投げられたカービィは見事、奇麗に着地し前へ進む
一度だけ来た事のある世界でもありゴールまでの道のりは記憶していた

「カービィさん、あそこに誰かいます……」

「どこに誰がいるの?妖精さんじゃなくて?」

嫌な予感を抱えながらもリボンがその方向へ指をさす
その先にはカービィと同じ形をした水色のカービィ、カイルだった

「あ……。カイルッ久しぶり!!今までどうしてたの!?あれ?ビーズは?一緒じゃないの?」

カービィは久しぶりの再会に興奮する
もう一人の親友、ビーズの姿を探すためにきょろきょろと周りを見る

「知ってる人なんですか?」

「うん、親友だよ!ポップスターに落ちる前に出会った昔からの親友なんだっでもいろいろあって離れ離れに……でもこうして会えた。ね?カイル」

「久しぶり、カービィ」

カイルは、普通に答える。久しぶりの親友との再会に喜びもせずに
嫌なオーラをまとわせてカービィの見た