二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【REBORN日常編】Distance【オリキャラ募集】 ( No.60 )
- 日時: 2011/09/30 19:20
- 名前: 北大路 ◆Hy48GP/C2A (ID: dCkmB5Zo)
- 参照: http://ameblo.jp/peace0913/
#19「Tune off」
最悪だ……。
若くて頼りにもなり真っ直ぐな強さを持つ彼女に代わって、
特に取り柄のない垢抜けた俺が行けば……
『樫野さん!』
突如入った通信。空気読んで欲しかったが口には出さず、通信機から聞こえるいわば足軽隊の報告を聞く。
『亀が急に小さくなっています!』
はあ?
それが報告を聞いた後の第一声。
いや、でも体内にママンを初めとするキャバッローネファミリーの人間が居るはずだが……。
もう消化されたのか? それにしては随分早い気がするけど……。
『さ、産卵しているようです!』
はあ?
それが正直な感想。
人食って小さくなって消化して産卵? それアレじゃないか?
などと考えていたが当然口に出さなかった。出せなかった。
『10個ほど、大きさ……70センチほどです!』
「半径?」
『直径です』
えらくデカい卵だが、あれぐらいの大きさなら当然か?
『卵が割れました……、中から人が……え? 本当に人かアレ?』
足軽隊員は、自分で言っておきながらも、かなり混乱している。
「と、とりあえずそっち行くから!!」
連絡をよこした足軽隊のいるポイントへと、恵作は息を切らしながら走った。
「あ、樫野さん! こっちです!」
- Re: 【REBORN日常編】Distance【オリキャラ募集】 ( No.61 )
- 日時: 2011/10/07 20:02
- 名前: 北大路 ◆Hy48GP/C2A (ID: dCkmB5Zo)
- 参照: http://c.ly/1nwg
#20「Tune on」
そこには大きな白い殻から食われて行方不明とされてた人たちが居た。
「おー、樫野さん、大分スッキリしましたよ」
ママンだ、無事でよかった……。
ほっと胸をなでおろしてたら、また通信が入った。
『樫野君、その亀はボスのリフレッシュ用のボックス兵器よ』
「それ早く言えよバカッ」
『Buona fortunaと言った辺りから気付いたの』
「知らねーよ! その時言えよ!!」
分かっていたならわざわざプールを抜けてまで行く事なかったじゃん、何で確かめもせずに連絡してくるの? 馬鹿なの?
有り得ないでしょ、俺の休日とプール返してくれ。
「んま、皆が無事で何よりだけどな、ハハッ」
イタリアに来て初の笑い。こうでなきゃな。
『とにかく、悪かったわね』
「ああよ」
一件落着。