二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

市立見滝原中学校の日常(さくら) ( No.33 )
日時: 2011/07/28 23:13
名前: 空音さくら (ID: Pr1SsiXj)

「ふぁあああー………んん。」
「大きなあくびね、」
「昨日ね、深夜の5時に寝たんだぁ。」
「それは朝の5時というのよ」
「へえ、はじめてしった。」

—深夜の5時?
3時間も寝てないの?—と、脳裏に疑問を浮かべるほむら。

「はあ、目のしたにクマ出来ちゃった、」
「なんでそんな遅くに寝たの?」
問いかけるほむら、
「んーっとねえ、…………勉強してた!」
「なんでそんなに遅く寝たの?」
「さっきの答えをなかったみたいに同じ質問しないでえ!!!」
「…なんでそんなにおそ」
「深夜アニメ見てました。」
「…自業自得ね」
罵倒。

「…そーいわれると思って言わなかったのに…」
がーん、

「嘘言うともっとけなすわよ?…そうね、貴方が今見ている、アニメの[けーおん]だけど、あなたがはまっていると聞いたからみたけど、あの黒髪の女、秋山澪だったけ?キャラがつかめないし、いまいち。唯ってyつも、てんねんすぎてうざ」
  —「黙れ」
「ごめんなさい、いいすぎたわ」
※注意、…アニメのことをけなすと、本気でさくらきれます。

—チャイムが鳴る。
「ふぁあ……よく眠れた」
「ちょっと、さくら勉強、また悪い点数取っても知らないわよ…」
「ほむら先生!」
「はぁ…………勉強会明日やる?」
「うん!!どっちの家?」
「そうね—一夜漬けになると思うから、さくらの家で」
「えええ……(ふふふふ)」

≪次回、勉強会。


Re:  星屑メランコリー.(短編集)  ( No.34 )
日時: 2011/07/29 11:16
名前: 空音さくら (ID: Pr1SsiXj)

勉強会、
夕方@6時

「いらっしゃあ〜い!!」
「おじゃまします」
「なぁにかしこまっちゃってんのさ〜家にはあたしだけなのに!」

一瞬、暗い顔をするほむら。
さくらの両親は、魔女に食われた。
さくらの11歳の誕生日の日、家で。

「………ほむほむ!」
「やめにゃしゃいよ」
むにゅ、とほむらのほっぺたをひっぱるさくら。
「じゃあ、さくらの部屋にあがらせてもらうわね、」
「うん」
「綺麗な部屋—、」
「昨日徹夜で掃除した」
「そう」

ほい、と目の下のクマをさすさくらに、ほむらはあきれ顔で相槌をうった。
「貴方—夜ふかしのしすぎよ、体によくないわ」
「ありがとう」
「…苦手科目は何?」
「ぜえええんぶ!」
「はあ」

ためいき一つ。

「—貴方……中1になって、小6の問題もわからないの…?」
「うん!」
「………じゃあ、基礎からいくわよ」
「うん…」
「第一問、1+1=?」
「どれだけあたしをあまくみてるの!?1でしょ?」
「………」
「あ、これは1×1だ!!!」

—「Xとyの関係を式にあらわしなさい」
—「植物がみずから養分をつくり、それを草食動物が喰らい、その草食動物を肉食動物が喰らい、その肉食動物をさらに肉食動物が喰らうことをなんという?」
—「大化の改新は何年におきた?」
—「線①、「だって、お父さんが—」この時の優子の気持ちを20字以内に述べなさい。」

「いやだあああああッ、……ぐすん、文章第も数学も…食物連鎖も歴史も……いやだあああッ」
悲鳴、