二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

春日琴音 part2 ( No.92 )
日時: 2011/08/18 23:04
名前: 空音さくら (ID: Pr1SsiXj)

「琴音ちゃん、やっほ〜!」
「おお!春日ぃ〜、おはよう」
「……ぁっ…うん、おはよ……。」

昨日まで自分をいじめていた人が、みんな—。
「今日、一緒に遊ばない?琴音ちゃん、」
「おすすめの店があるんだけどさぁ〜!」

普通に仲良く喋りかけてきた。
彼女は恐怖に襲われた、自分が言った願いが、
叶うとこんなに恐ろしいものだとは—。

≫すみません、続きます、

春日琴音 part2 ( No.93 )
日時: 2011/08/19 22:23
名前: 空音さくら (ID: Pr1SsiXj)
参照: http://mb2.jp/_auth/sakura18/

「……………キュゥべえ、私はあなたが怖い」
「?どうしてだい?」
「貴方は、人の気持ちを変えてしまう—化け物なのね、」
「………それはおかしいよ、僕を化け物と思うなら、どうして願いを
いったんだい?君の願いが人の気持ちを変えられるものだと知っていたのに、…願いがかなわないと思ったのかい?」

「知らないわ、−ただ、怖い。貴方の力が—貴方のちからは人の気持ちを変えてしまうのだから—。」
「僕の力が人の気持ちを惑わしたんじゃあない、人の気持ちを変えたのは—、」

君の、願いだよ。琴音。
—朝、

「やめてぇ……っ!!もういじめないで……っ?きゃぁっ!!?」
「ばぁーか!しんじぁぇ〜!!」
「ぃたっ……。きゃっ…ゃめっ…!!」
「……………みんな、なにしてるの?」
「あ、こっとねぇ〜♪」

メガネのおんなのこをいじめていた女子が、琴音の肩に手を乗せる。
「ちょぉーどいいやぁ。一緒にコイツいじめよー?」
「………え?」
—そんなこと…できるわけ……。
「そんなこと私はしない…!!!きやすく、触らないで…っ!!」
「ことね…?」

わたしは人をいじめない。
「大丈夫?立てる?」
「う、うん……っ!!ありがと…ありがと春日さん…」

こんなことしたら。…………またいじめられるかな?
「あっ……。」
いじめられる恐怖が、私を襲う。
—女の子の手を、話してしまった。

「春日さん?」
「ちょっとごめんね……。」
さっきのいじめをしてたこのところへいく。

「こっとねぇ〜、今、恋花してるんだけどぉ〜。」
—え?

夜、
「—それはそうだよ、君はもう、二度といじめられない。そう願ったんだからね。」
「…………。」
怖い、怖い怖い怖い怖い…………!!!!
「もうあたしねる…!」
ベッドにもぐりこむ私、

「そうかい、じゃあ。今から君の選択肢しだいで、いじめられるかの道をかえられるようにしてあげるよ。」
その言葉は、琴音には届かない
—朝、

「…………。」
そっか、前向きに考えてみれば。
好きなことをやっても、いいんだ—。

「琴音ぇ〜おっはよ〜!」
「ん………。」
「春日ぃ、今日元気ねぇな?」
「アンタに関係ないでしょ、」

—こんなことしたっていいんだよね、
琴音は席に座る、

「ねぇ…ちょっとあいつ調子乗りすぎぃ、」
「ね、まじうざぁーい」
陰口が絶えない、

「春日さん!……その、昨日の御礼です!」
「いらない、」
ぱし、
クッキーをおとす琴音、
「ぁ………。」

「ねえねえ、春日超うざいよね?」
「………しく、しく…っ!!」
「かっわいそ〜。」

「みんなぁ、こっちきてぇー、」
「みんなコイツ囲んでぇ、」
「え…………?」
なにが起きてるの、という顔。

「アンタなにさまのつもりぃー?」
「えいっ!」
水をべしゃっとかける女子、


「ばぁーか!」
「ええ〜、それトイレの水だよねぇ?きったなー、」
「やめて……っ!!ねえ?」
「けっちゃえ、〜!」
「いえーい!」

がし、げしっ、
「ぃたっ……!!」
やめて…。誰か助けて……?

—家、
「お母さん?」
倒れているお母さん、
「お父さん?」
ねえ、—。

血だらけの部屋、
みんなは、強盗に襲われて—。
私は、

「ぅああああぁぁっ!!!」
ソウルジェムが—?

「君は、魔女狩りをしなかっただろう?」
「え—?」
私、ずっと思ってた。
ソウルジェムは、魔力を使わなければ濁らない。
だから、グリーフシードもいらない、魔女狩りもしない。って、

でも。
私のソウルジェムは—真っ黒だった。