PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 03 すれ違い —亜美side— ( No.65 )
- 日時: 2011/09/14 18:41
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: /HyWNmZ0)
「段々と崩れてっちゃうよなあ、これ……」
何処かへ消えていく二人を見、ゆっくりと息を吐きだした。溜息とはまた違うそれに、アハハ、と思わず笑みが零れる。円堂くんがやや心配そうな顔で此方を伺っているのを見て、私はそっと近づいた。
すっかりと暗くなってしまった雰囲気を打ち破ることは、今の私には出来なくて。やっぱり、弱いなあ——とか、そういうのも考えた、けど、何よりも馬鹿みたいという言葉が喉のすぐそこまで迫り上げてくる。何もできない私に、暗いこの雰囲気に。
「——あの、さ。彩音ちゃんと豪炎寺くんの二人を再会させることは、私には出来ないからね」
何でもかんでも、私は出来ないよ。
ため息交じりに呟いて、私はその場から歩き出す。風丸くんが近付いて、私と一緒に帰ると言ってくれた。少し、心強く感じるのはきっと私だけ。
後ろから声が掛かる。円堂くんの、変わらない明るい声が。
「亜美、——悪い」
何もせず、黙ってみていることしかできない私に、円堂くんはそう謝る。それが辛くて、アハハと笑った。
なにも出来なくて、謝るのはきっと私なのに。
「円堂くん、彼が居ないから、彩音ちゃんを慰めてあげてくれない? 私はそういう役、ごめんなのねー」
へらりと笑って、酷い嘘を吐いた。ずきん、と心が痛んだ。其れだけ。
*
んと、んと、繋げない、かな?
とりま皆を合流させるか、一度帰らせたい←
- 03 すれ違い〜茜音sids〜 ( No.66 )
- 日時: 2011/09/14 18:50
- 名前: 哀奏 (ID: k6TMo7OD)
- 参照: 私は、私。 それだけ、
「よし、みんなのとこ戻ろう。」
「…うん。」
—みんなの目線が怖い。 でも、彩音ちゃんも辛いはずだもん。
——……
「ごめんね、」
私が、戻ってから言ったのは 謝りの言葉。
「気にすんな、」
そう、言ってくれた。
でも、無理だよ。 私は、その言葉を信じられないの。
「あのさ、」
誰かが、発した。
「帰ってくれないかな?」
#
う、うざすぎる……。
すみません。 めんどくさくて…;;
- 03 すれ違い —彩音side— ( No.67 )
- 日時: 2011/09/14 19:22
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: /HyWNmZ0)
- 参照: キャラメしよっかな!←
「帰ってくれないかな?」
——え。戻らなくちゃと思って、あたしが戻ってくると酷く冷たい声が聞こえた。だ、れ?
「——……、え」
茜音ちゃんが呆然と呟く。それは、明らかに茜音ちゃんかあたしに向けて放たれた言葉だということは理解できた。どちらへと言ったのか、それはまだ分からないけど。
「帰ったらどーかな」
不意に、声が聞こえてくる。亜美ちゃんの、声。
苛立っている様子も見えず、寧ろ淡々と無表情だった。あ、れ? さっき、亜美ちゃんは帰ろうとしていた気がするんだけど、
「——私はもう帰るけど」
誤魔化すように、というよりは取り直すようなそんな言葉に、あたしは眉を寄せた。先ほどの発言に少なからずショックを受けたのは茜音ちゃんとあたしだし、亜美ちゃんの様子が何か可笑しい。
*
帰ってくれないかな、ゆう、って続くんですね分かりまs。
駄文ごめんちゃい(は
- 03 すれ違い〜茜音sids〜 ( No.68 )
- 日時: 2011/09/14 19:29
- 名前: 哀奏 (ID: k6TMo7OD)
- 参照: すぱいす!!
「あ、亜美ちゃん……? わ、私が気に入らないなら 私が帰るから
みんなとは、仲良くしててほしい……」
恐る恐る言う、
—亜美ちゃんの本音が分からない。
私に向けられている目も、雰囲気さえも 分からない。
「ばいばい、」
そう言って去る亜美ちゃん。
—怒らせた……?
#
いやいや、そんなはずは…(←
こちらこそ、ごめんなさい。(
- 03 すれ違い —彩音side— ( No.69 )
- 日時: 2011/09/14 19:41
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: /HyWNmZ0)
- 参照: キャラメしよっかな!←
「、あ、亜美っ!」
不安げに、心配そうな表情をこっちに向ける風丸君。円堂君が「良いから、」と風丸君にそういう。風丸君はまだ不安げな表情をしていたけど、次いで亜美を追いかけた。
——亜美ちゃん、あんな子じゃない筈なのに。でも、もうすぐ春が来る。香奈ちゃん——ううん、姉を亡くした季節が。だからきっとピリピリしてるんだろうけど、それだけじゃない筈。フィフスセクターとか、関係してないよね……?
「あ、茜音ちゃん……その、ごめ、っ、」
上手く酸素が取り入れられない。
——あたし、友達を傷付けてしまった。あたし、じゃないけど、あたしも少なからずきっと彼女を傷付けている、から。
亜美ちゃんが何を考え、何を思い、何がしたかったのかってことは、あたしには理解できなかった、ねえ、亜美ちゃん。
「……今日は解散にすっか?」
円堂君がポツリと、小さくそう呟いた。
*
てへぺろ★
次宜しくですb
いやいやいy。
こっちこそまじでがちでごめんなさい!
- 03 すれ違い〜茜音sids〜 ( No.70 )
- 日時: 2011/09/14 19:50
- 名前: 哀奏 (ID: k6TMo7OD)
- 参照: すぱいす!!
「あ、茜音ちゃん……その、ごめ、っ、」
彩音ちゃんが、泣きそうな顔で私に言う。
「大丈夫、気にしてないよ! 駄目だなー…」
あはは、と笑う。
—無能。 その言葉が頭を過る。
「何やってんだ、私……」
鼻にツーンとくる。
まだ、まだ…泣いちゃ駄目。 駄目……
「……今日は解散にすっか?」
円堂君が呟く。
「そ、だね……」
みんなが苦笑いをしながら賛成する。
その日は、解散した。
連絡も途絶えた。
その日から、孤立するように 私は 必要以上に外に出なくなった。
#
今の茜音の状態、私ですね。 分かります。(
よろぴくv←
- 03 すれ違い —彩音side— ( No.71 )
- 日時: 2011/09/15 19:26
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: /HyWNmZ0)
「——茜音ちゃん、大丈夫なの?」
「必要以上外に出なくなっちゃって、」
からん、ストローを動かせば氷が心地よい音を立てた。とある喫茶店で、あたしは吹雪君と話している。茜音ちゃんの結婚相手ということは、きっと茜音ちゃんの今の状況も把握してくれているんだろうと考えてあたしが呼び出したのだ。
亜美ちゃんとはあれから会ってない、時々見かけるけど、何処か忙しそうだし、メールをしても返事が遅れることが何度か有った。亜美ちゃんはこの間のこと、忘れてるみたいに話題に触れない。あたしも持ち出してないんだけど、
「、茜音ちゃんに悪いことしちゃったかなあ……」
「亜美ちゃんも彩音ちゃんも悪くないよ、」
眉を下げると、吹雪君が穏やかな声でそう言う。そう言われても、罪悪感は胸の中から消えないのに、
「そうだ、彩音ちゃん。様子、見に行く?」
その誘いにあたしは頷いた。
*
うーあああっ←
駄文ごめん、次よろしく+
小説投稿掲示板
イラスト投稿掲示板
総合掲示板
その他掲示板
過去ログ倉庫