二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー ( No.3 )
日時: 2011/10/05 19:23
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)

墜落




偉大なる航路に進む船があった。

超大物海賊団麦わらの一味。

メンバーは、たった9人。

しかし、総懸賞金は7億越えなのだ。

「なぁー、まだか?宝島」

船長のルフィが、船の船首から航海士に訪ねた。

「うーん…。確かにログ・ポースはこの方向を指してるんだけど…」

ナミは甲板でログ・ポースとにらめっこをしていた。

「迷ったか?」

「てめぇ、マリモ!ナミさんになんて事言うんだ!!」

犬猿の中のゾロとサンジの喧嘩が始まった。

「壊れったっていうなら、いっそ改造してやるか?」

「設計は任せとけ!」

「か、改造できるのか〜!?」

長鼻のウソップと鉄人(サイボーグ)フランキーの道具製作コンビの

言葉にトナカイのチョッパーは目を輝かした。

このトナカイが喋っている理由は、後に述べよう。

「しなくていい!!

ねぇ、どうゆう事なの?ロビン」

長身黒髪美女のロビンが質問に答える。

「分からないわ…」

「そんなぁ〜!宝島には、行けねェのか!?」

「行くわよ!お宝が待ってるんだから!!」

ワイワイギャーギャー騒いでいると

「みなさん、落ちつきましょう」

とある紳士が声を上げた。

ガイコツ紳士が。

「ヨホホホー!

やはり美女が二人揃うと違いますね〜」

音楽家のブルックは、女子クルー二人の前に行ってこう言った。

「パンツ、見せてもらってもよろしいですか?」

「見せるかぁ!!!!」

彼のトレードマークのアフロにナミのパンチが入る。

パンツではなくパンチが。

「殴ったら、直るんじゃねぇか?」

「いっそ、斬れば…」

「だからー改造だって」

「ああ!便利機能を付けてやるぜ!」

「ホントか〜!?」

「おれとナミさんの今までの航海が何よりのログ…?」

「うるさいわよ、あんた達!!!!!!」

ボカッバキッ

なんて素敵な効果音が鳴り終わった後、ルフィ達はもの凄く

ボコボコになってブルックの隣に倒れた。

「?」

「なんだ…?あれ」

「え?」

全員が空を仰いだ。

何かが落ちてくる。

ああああああああああああああああああああああああああ!!!

叫び声を上げながら。

人が。

「ぎゃあああああああ!!!」

ドスゥンッ!

「な、何!?」

「お、女の子!?」

「べ、ベリィベリィカワイ子ちゃん!!!」

少女を見ながら、騒ぐ一味。

パチ…。

少女が目を覚ました。

少女の目に真っ先に入ったのは、旗。

海賊旗。

「か、かいぞくぅ〜!!!??」

少女は泡を吹いて、また倒れた。

Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー ( No.4 )
日時: 2011/10/05 19:41
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)

やっと一話更新です。

不定期更新ですが、よろしくお願いします。

Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー ( No.5 )
日時: 2011/10/08 11:13
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)

加入


バクバク!

ムシャムシャ!!

「・・・・!?」

「おいしい!なんておいしいんだろう!!」

ここは、麦わらの一味の船『サウザンド・サニー号』のキッチン。

先ほど墜落した少女はテーブルに並べられた豪華な食事を食い漁る。

量でいうと100人分の。

「あ〜、おいしかった」

「よ、よく食べるな」

「あと100人分はイケる」

『もうやめろ!!!』

これ以上食べられたら、おれたちが困る!

と一斉に一味はストップをかけた。

「お前、名前は?」

「カノン。ドラニール・カノン」

「カノンちゃんかぁ〜。

いい名前だなぁ…」

いや、名前より気になる事があった。

「あんた、なんで空から落ちて来たのよ?」

「えっ…」

ナミの質問に、カノンは少し戸惑った。

何か言えない事情があるのだろうか?

それとも…。

「…知らない間に落ちていたんだ」

「は?」

全員目が点になった。

「分からない…。ゴメン」

カノンは顔を下げてシュンと拗ねてしまった。

周りの空気が重くなる。

「…グランディーネ…」

カノンは何かを呟いた。

「誰?」

「私の義母の名前」

「じゃあ、帰らねぇと心配すんじゃねえか?」

心配そうにサンジが言った。

その言葉にカノンは言い返した。

「いない…。飛んでいちゃった…」

「なるほど、それでか」

「待て。…飛んで?」

カノンの言葉がおかしい所に、ゾロが気づいた。

「うん」

「待てよ!人間が飛べる訳ねぇだろ!!

…おれの部下にいたがな」

「と、飛べる人間〜!!?」

「だって…、人間じゃないもん」

批判したウソップとチョッパーもその言葉には、驚いた。

二人だけでなく全員が。

「グランディーネはドラゴン」

「ど、ドラゴン!!??」

「マジでか—!!!」

カノンは説明を続ける。

「幼い頃、親に捨てられて路頭に迷っていた

私を拾ってくれたのがグランディーネ。

…人間じゃないのに、生みの親じゃないのに、

本当のお母さんみたいにいろんな事を教えてくれた。

文化や勉強、そして魔法…」

「ま、魔法!!?」

さっきから、目が光りすぎてまるで照明のように

輝いているルフィ。

「…でも、ある日グランディーネは消えた。

自分の羽根を残して」

カノンは、羽根が付いているネックレスを握りしめた。

「だから…私はグランディーネを探して旅をしているの。

いつか再会する日を信じて」

「・・・・」

「じゃあ、お前…」

ルフィが口を開いた。

何を言うかは、一味の全員に検討がついていた。

「おれの仲間になれ!!」

「え!?」

「また始まった」

でも、結果も検討はついていた。

『NO』

目が覚めた時に、海賊旗にビビっていたくらいだ。

仲間になるはずは…

「いいよ」

『いいんかい!!』

「だって、旅なら一人じゃ楽しくないし」

「レディ大歓迎ー!!!」

「魔法がどんなものか見てみてェしな」

「グランディーネ…興味あるわ」

「まったく…。なんでこういう奴が揃うのよ」

「また賑やかになりますねー」

「この船に入るならおれを『アニキ』と呼べ!!」

「まー、これでお前もこの『ウソップ海賊団』の一員だ!!」

「ケガした時は、おれに言ってくれよな!!」

「た、たぬき!?」

「トナカイだ!!」

「いや…でも二足歩行するたぬきなんて聞いたこと無い。

あ、カワウソか!!」

「だから!!!」

「あ、鹿」

ガ—ンとチョッパーが落ち込んでしまった。

するとその間に、全員にジョッキが渡される。

「それじゃあ、新しい仲間・カノンの乗船に…」

「かんぱーい!!!」

こうして麦わらの一味に新たな仲間が入った。

















この少女が、一味いや、世界の運命をかける事など知らずに…。

Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー ( No.6 )
日時: 2011/10/08 11:20
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)

感想くださ〜い!!

Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー ( No.7 )
日時: 2011/11/18 21:28
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)

設定




名前【ドラニール・カノン】

性別【女】

年齢【?】

誕生日【?】

容姿【赤と茶色を混ぜたような髪の色。

   ヘアスタイルはポニーテイル。

   目の色はオレンジ。】

好物【辛口系】

弱点【にごった空気】

所属【麦わらの一味・戦闘員】

特技【大食い】

性格【素直&正直。

   初めて見るものに、ものすごく

   興味があるらしい。ツッコミができない】

好きな物【ドラゴン】

嫌いな物【ドラゴンを馬鹿にする奴】

夢【グランディーネとの再会】

武器【魔法(詳細は次回で)】


今書けるのは、これだけです。

物語が進むと、書き足していきます。

これからも『ONEPIECE−天竜少女の物語ー』を

よろしくお願いします。   

Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー ( No.8 )
日時: 2011/10/08 12:17
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)

天竜ソーサラー!


作「どーも!作者です」

カ「作者さん、何これ!?」

作「決まってんでしょが!」

カ「なに?」

作「わかんない」

カ「おい!!」

作「この小説ね、まったく感想がこないのよ」

カ「フム」

作「だから、どーやって感想が来るかって考えようって事」

カ「フムフム。

  っていうか、この小説知名度がすごく低いじゃん」

作「ガーンッ!」

カ「それじゃあ、どうやって知名度を上げるかってテーマになるね」

作「上げ方が分かんないのよぉ〜」

カ「じゃあ、一目つく場所につけたら?」

作「おお!

  でも、それよりいいのがあるよ〜」

カ「なに?」

作「この小説よろしくお願いしま〜す!!」

カ「意味ねぇえええ!!!」

Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー ( No.9 )
日時: 2011/10/08 13:00
名前: サリー (ID: ZjIbjScL)

魔法


新たな仲間、カノンが加わった。

その次の日。

一味はとある問題を思い出した。

「宝島は〜」

鼻割り箸をしたルフィがナミに言った。

「あたしが聞きたいわよ!」

ログ・ポースの針は、南を指している。

しかし、南をいくら進んでも見えるのは、大海原。

「同じ所をグルグル回っているみたいね」

ロビンが言った。

まるで『海の迷路』。

「今頃は、お宝見つけて大金持ちだったのに…」

全員が金品を思い浮かべた。

「ふ〜ん、そういう事」

カノンが何かを思いついた。

「この海域、世間的に知られてないからね」

カノンは両手を開いた。

すうううううううううううううううううううう

カノンが息をおもいっきり吸い込んだ。

「天竜の咆哮!!!」

カノンの口から強風、いや竜巻が出る。

すると、サニー号の前に広がっていた大海原が、

霧が吹き飛ぶように消えた。

そして、現れたのは…

「島だ!」

「ログ・ポースもあの島を指してるぜ!」

「な、なんなのさっきのは…」

カノンが説明をした。

「霧壁。この海域の名前さ。

名前通り、霧の壁が大海原の幻影を見せて航海者を惑わせる」

「じゃなくて!さっきのは…」

「魔法だよ。『滅竜魔法』。

本来、竜撃退用の魔法だけど」

「竜が竜撃退用の魔法を教えるなんて、変な話ですねー」

ミルクティーを飲んでいるブルックが呟いた。

すると、カノンは回し蹴りをブルックにした。

「か、カノン…!?」

「竜を馬鹿にするな!

あたしの恩人で、あたしの母親だ!!!」

「す、すみませんでした」

           ・
ここは、とある宝島。

ここでとある人物が麦わらの一味を監視していた。

「くっくっく…。

カノン殿か…」