二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(コメ求む ( No.38 )
- 日時: 2012/01/05 15:01
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
冬島
寒い時に息を吐くと、空気は白くなる。
彼女が乗っている船には
白くて
小さな雪が積もっていた。
「—もうちょっとかな?」
カジュアル系の冬着を着たカノンはサニー号の柵に持たれて、
水平線の先を見ていた。
「おーい!カノン!!」
「なにー?」
長い髪が後ろに流れた途端、目に映ったのは
ルフィとチョッパーと雪だるまだった。
「おれとチョッパーの合作!
〈ジャイアント雪だるサンダー〉!!」
「か、かわいい〜〜〜〜〜」
女の子なら当たり前の反応。
しかし、これにルフィとチョッパーはあんぐりと口を開け
がっかりとしたように言った。
「カッコいいじゃねーのかよぉ!!!!」
「え…ダメ…?」
「お前ら!
そんな小せぇ雪だるまじゃ、おれ達には勝てねぇよ!!」
「なんだと——!?」
ムキになった二人と、「なんだろう」と首を曲げながら
振り返るカノンの目は次の瞬間、輝いた。
「「「カ———ッチョイイ————!!!!!!!!」」」
目の前には、本当に雪で作ったのかが
窺わしいロボット像があったからだ。
子供心をくすぐるミサイルや、ビームなどを施したその名は—
「天才ウソップ&フランキーの合作!!
〈スノーキャノンロボ〉!!!」
「「「イカス———!!!」」」
「だんだんと寒くなってきましたね…って!
私、寒さ感じる皮膚無いんですケド——!!」
「zzz…ZZZ…」
◆◆◆
「あいつらホント、どういう神経してんのかしら…」
「元気でいいじゃない」
「ナミさ〜ん!ロビンちゃ〜ん!!
熱々のコーヒーが入ったよ〜〜」
「はいはい」
少し苦味のあるコーヒーを一口飲んだナミは、窓の方を見た。
広い海の上に一本の長い何かが生えていた。
平べったい何かから。
「まさか…アソコ!?」
ログポースの針もそこを指していた。
「なんだあの生えてんのは…」
サンジが望遠鏡で“何か”を見た。
“何か”はレンガでできていた。
てっぺんには、屋根がついていて所々に窓がある。
つまり—
「ありゃ塔か!?」
「でけぇ塔だなぁ…」
「……」
「カノン?」
カノンはじっと島を見つめていた。
「…いるの…?」
「へ??」
「あっ!いや、独り言だよ」
そう彼女は一味に言ったが、その後も彼女は黙って島を見つめた。
—懐かしい匂いがしたから……。
- ONEPIECEー天竜少女の物語ー(コメ求む ( No.39 )
- 日時: 2012/01/08 14:04
- 名前: noeru (ID: mW7zBAGR)
- 参照: http://s-tomoda@tcat.ne.jp
あの、オリキャラ募集ってやらないんですか?
私、ONE PIECE大好きなのでサリーさんの作品に考えたキャラを登場させてほしいんです。
追伸
あとオリキャラ募集やると、結構な数のコメントいただけますよ!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(コメ求む ( No.40 )
- 日時: 2012/01/22 12:48
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
むう…ではやりましょう!!
これをコピペしてください!!
———
名前『』 性別『』
異名(海賊のみ『』懸賞金『』
年齢『』
身長『』体重『』
容姿『』
性格『』
武器(無しでもOK)『』
悪魔の実(能力者のみ)『』
その他『』
サンボイ
「」
「」
「」
———
では待ってま〜〜す!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集!! ( No.41 )
- 日時: 2012/01/08 20:21
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
あ、言い忘れましたね。
あけましておめでとう!
今年は辰年、竜の年ですね!!
カノンおめでと!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.42 )
- 日時: 2012/01/09 07:57
- 名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)
あけおめ〜
実はこの小説も見てたけど何故かコメントしてなかった月那です〜
オリキャラかぁ〜
今から部活だからあとで投稿するかも・・・
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.43 )
- 日時: 2012/01/09 15:06
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
待ってるよ〜〜〜
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.44 )
- 日時: 2012/01/09 16:08
- 名前: ショコラ (ID: sopKm/an)
名前『ショコラ』
年齢『16』
身長『162cm』体重『50㎏』
容姿『赤と蒼の半そでとスカートとで瞳は紅と蒼のオッドアイで
首にはエメラルドが
はめ込まれたロケットペンダントをつけている。
髪は長さが腰まであるロングヘアーで
ポニーテールに結わいている。
腰にはいつも剣を下げている。』
性格『まじめで優しくて正義感が強く頼れる。』
武器『剣と短剣』
その他『天竜に導かれルフィー達の世界に迷い込んだ異世界の少女
魔法剣士で自然の力を操れる。
フルネームは、ショコラ・ガトー・クラシック・ア・パラ・グランジェス・ミカエル。
剣術、体術、を駆使して戦う。料理の腕前は絶品。
仲間以外の人は信じられない。
運動能力は狼男並で並の人間では不可能なジャンプ力を見せる。
風で空を飛べる。
本気になれば翼が出現し空も飛べ今の強さよりもさらに強くなる』
サンボイ
「なっ!?今まで空を飛んでドラゴンを追っかけてたのに・・・。
まさか・・・ドラゴンに異世界へ導かれた?そんなはずは・・・!!」
「うわぁ〜〜〜骨格がひとりでにうごいとる〜ありえねぇ〜引くわ〜〜〜〜〜〜・・・とりあえず魔物だから殺しますか・・・。」
「何此れ?・・・・・あっなんだよく見ればトナカイじゃん。」
「あれ・・・骨は?何この世界?完全に世界の理がずれてる・・・。
体は伸びる。死体は動く・・・・。私に訳がわからないし解りたくもないな・・・・。」
新年明けましておめでとうございます。
私のオリジナルテイルズキャラです。
ディセンダーが出てくるレディアントマイソロジーシリーズが原作の私の小説キャラの主人公です。
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.45 )
- 日時: 2012/01/09 19:02
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
ショコラ様ありがとうございます〜〜
さっそく第三章で使わせてもらいますね!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.46 )
- 日時: 2012/01/09 19:39
- 名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)
では投稿!!
名前「レイス・テンペスト」 異名「嵐呼びの銀姫」
年齢「17〜18」
身長「162cm」体重「43」
容姿「紅蓮の瞳。茶色の太ももあたりまである長髪(ポニーテール)。
悪魔の実の能力をつかうと銀髪になり、ポニーテールをほどく。
服の内側に拳銃を二丁、隠し持っている。
右足の太ももに棘模様の刺青がある。」
性格「クールで気が良くきく。知らない人のまえではどうしてもツンデレになってしまう。仲間思いでやさしい。拳銃を持つと性格が男っぽくなる(口調も)」
武器「二丁拳銃・扇子」悪魔の実「ゴウゴウの実。手のひらから嵐をおこせるが、いつもは扇子を振りながら嵐をおこす。怒り狂うと制御がきかなくなる」
その他「怒り狂うと制御がきかなくなるためあまり悪魔の実の能力をつかいたがらない。だから二丁拳銃で戦っている。
幼いころに制御がきかなくなり、父母と故郷の村を滅ぼしたため、あまり深くは人と関わろうとしない。海賊といっても仲間はいない。」
サンボイ
「私はレイス。一応言っておくけれど、悪魔の実の能力者よ。」
「べ、別に助けたわけじゃないんだから!!あんたみたいな大食い娘!」(カノンのこと)
「はっはっはっは!!血が騒ぐゼ!!暴れまくるゼ!!!」(拳銃を持っている状態)
というわけで即席で作ったよ!どうかな?
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.47 )
- 日時: 2012/01/10 11:43
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
お、おもしろそう!!
使って見ましょうか…
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.48 )
- 日時: 2012/01/13 20:24
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
異界
ある所に少女がいた。
—待って!
少女は空を飛ぶ何かを追っていた。
輝く、白い鳥—いやそれよりも大きい。
四本脚もある。
それは—
◆◆◆
「ざびぃ〜〜〜い!!!」
ルフィ悲痛の声が真っ白い銀世界に響いた。
辺りに見えるのは吹雪や雪のみ。
コートなどの防寒着を着ていても凌げない程の寒さだった。
“ザクザクザク”
一味が歩く度、踏まれる雪は音を立てる。
“ザクザク ザク”
「?」
「どうした?」
「あそこだけ踏んでも音がしなかったの」
カノンが音のしなかった場所を指した。
「もしかしてお宝が!?」
「ホントか———!?」
「掘りなさい!!」
「は〜い、ナミさん!」
皆、大きな期待を膨らませて積もった雪をモグラのように掘る。
掘りまくる。
「……」
掘りまくった手が止まった。
全員の顔が青白くなる。
雪の中からは、
肌色の手、足、整った顔。
人間が埋まっていた。
「ウソォ——————————————————!!!!!?????」
◆◆◆
「ん…」
「あ、目覚め…「きゃ———!」痛ァッ!!!」
「%$#&?!*+‘&%$#!」
気を失った少女とカノンはでこをぶつけ、叫び声を上げた。
「大丈夫ですか?」
「…死体!?」
「ヨホホホホ!美しィ—ビューティホォ—!!
パンツ見せてもらってもよろしいですか?」
「見せるかァ!っていうか、何で死体が動いてるの!?」
すると少女は何かを思い出したように言った。
「ここはどこォ——————————————!!!!!!」
「ここは偉大なる航路の冬島だよ」
「いや、何普通に答えてるの!!?」
「名前は?」
「…ショコラ・ガトー・クラシック・ア・パラ・グランジェス・ミカエル。
貴方は?」
「ドラニール・カノン。
カノンってよんで」
カノンは微笑みながらショコラに温かい飲み物を渡した。
「ねえ、なんであなたは雪の中に??」
彼女は思いだしているのか少しの間黙り考えた。
すると、「あッ」と声を出し言った。
「確か白く輝く竜を見たような…」
「!?」
「それ追っかけてたらここへ…」
「ど、どこで!?いつ!?」
急に血相を変えた一味の新入りは大声を出しながらショコラに迫った。
「えええっと…たぶん2日前だと…南の方で」
「南ね!行って来る!!」
「おいカノン!!」
フランキーがカノンの名前を呼んだ時には、彼女は休憩場所の
洞窟からは消えていた。
「…っ偉大なる航路って?」
「「「「「はっ?」」」」」
一味は情けない声を上げた。
この少女は偉大なる航路のこの冬島に埋まっていた筈だ。
なぜこの言葉を知らない?
「あんた、どっから来たのよ?」
「グラニデ国首都ザーフィアス」
「……」
いつもは達者に喋るナミもついに言葉を詰まらせた。
「まさか…異界かしら?」
「異界??」
ロビンの言葉に全員は首を曲げた。
「ええ。私達の住んでいる世界とは違う世界」
「じゃあなんだ?
この女は天竜に連れられてこっちに来たって訳か?」
「そう考えるのが一番いいわね」
スラスラと進む会話にショコラは頭はこんがらがった。
(え…じゃあ私は天竜に連れられてこの世界にきて…はっ??
なんで私がぁ??
どーゆう事———!!??)
“グルルルルル…ッ”
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.49 )
- 日時: 2012/01/13 20:28
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
ショコラさん、こーゆー感じになりました。
変…ですかね…?
すみません。
月那さん、次の章(長ッ)では絶対出しますので待っててね!
本当にすみません!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.50 )
- 日時: 2012/01/17 17:54
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
化物
「いなぁぁぁああああああああああああい————!!!!」
雪景色の中を爆走するカノンは女の子に
あるまじき大声を上げた。
“ドカァンッ!”
「ん?」
いきなり鳴った音は休憩所の洞窟から聞こえた。
◆◆◆
「なんだコレ!?」
チョッパーが驚きの声を上げた。
目の前にいたのは巨大な牙の生えた巨大虎だった。
「なんか…最近行く島々全部に凶暴な動物が居る気が…」
「大丈夫。私もそう思うから」
ナミは冷や汗を掻くウソップの肩に、手を“ポンッ”と置いた。
「この世界ってこういう魔物がウジャウジャいるの?」
「星の数以上にいる」
「へぇ…そこは私の所と一緒だ。でも」
立ち上がったショコラは剣と短剣の二本を鞘から抜き出し、虎を睨んだ。
「魔物だから殺しますか…」
その瞳の迫力は、場にいた者全員の体を震え上がらせた。
「行くわよ…“水の眷属達よ我が意に従い我が意に答えよ!!
アクア・ルボルフ・ウォーター・ラグラ・マ—」
“ドカァンッ!!!”
ショコラが魔法を言い終えるよりも先に、何かが虎の顔面を蹴った。
倒れた反動の雪煙りから現れたのは—
「カノン!?」
「い、いたのかグランディーネは?」
「それがね!
ショコラに言われた通り南に行ったけど、いなくて
で一応東に行って、西に行って、北にも…あれ?
北へ行ったけな…?
あっ、行ってないや!!」
「騒がしいなー、お前」
「じゃあ、私北に行ってくるから!!」
「その前にこの虎を倒しなさいよ!!」
ナミが虎を指しながら叫んだ。
虎は「グルルル…」と唸る。
「なんだあの虎」
「生意気だな…」
「虎か…。
蒸すのと揚げる、どっちがいいカノンちゃ〜〜〜ん!!」
「う〜ん…、まずは倒してから!!」
4人は虎に向き合った。
虎は4人に向かって飛んでくる。
1人は拳を構え
1人は剣を持ち
1人は足を上げ
1人は空気を思いっきり吸って
「“ゴムゴムの銃”!!!」
「“三刀流龍巻き”!!!」
「“羊肉ショット”!!!」
「“天竜の咆哮”!!!」
その怪物級の攻撃を喰らった巨大動物はバタリと白目を向いて倒れた。
皆、「やったか!」と喜びの声を上げたが次の瞬間
『『『グルルルル…』』』
その倒れた虎の後ろから50を優に超える巨大虎がいた。
「これは」「無理な」「数」「だね」
と4人が言った後に、全員は逃げ出した。
◆◆◆
“ザクザクザクザクザクザク”
踏まれる雪がメトロノームのようにリズムを鳴らす。
次の一歩を出したその時——
“ズポッ”
地面の床が抜けた。
「ぎゃああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
◆◆◆
チ…コナ…デ…
———
「冷てぇ!!!」
ルフィの背中に冷たい水が入った。
ここは島の地下の洞くつだ。
上を見ると、こちらに向かって生えている氷柱が。
「なにこれ!?」
向こうの方でカノンの大声が聞こえた。
何かと一味が彼女の所に行った。
「!?」
「こりゃあ…」
「すげぇ…」
「なんで…なんで…」
そこにはサニー号程の大きさの氷がありその中には—
「なんでこの中にドラゴンが!?」
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.51 )
- 日時: 2012/01/18 15:36
- 名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)
- 参照: http:/
なんでドラゴンが!?
>>49
りょ〜かいッ!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.52 )
- 日時: 2012/01/18 19:35
- 名前: ショコラ (ID: sopKm/an)
オリキャラどうぞ。
名前:ホーリーナイト
性別:雄 年齢:不明
性格:優しくて正義感が強いがちょっぴり冷めてる。
ショコラに間する事には用心深い。
好きな物:ショコラ・ショコラの手料理・ショコラの楽器演奏と歌。
マタタビ・魚・犬・猫・木登り・水。
嫌いな物:ショコラを傷つけたり裏切ったり利用する人間。
欲深な人間、人権を汚す人間。
備考:ショコラのパートナーの魔力を宿した喋る黒猫。
戦いの知識が豊富で、
寒さに強く幾ら甘いものを食べても死なない。
何時もショコラの肩に乗っている。
ショコラと一緒の世界の住人で
遺跡調査中に起きた時空の歪みのせいでルフィ達の世界に飛ばされた。
ショコラの辛く悲しい過去やトラウマを知っている。
魔力を開放する事で戦いに参加する。
魔力解放後容姿が変り
体の大きさはライオンと同じ体の大きさで大きな翼を持った。
黒豹の姿になる。特徴は鍵尻尾と黄色と水色のオッドアイ。
サンプルボイス
「俺か?俺はホーリーナイトって言う黒猫だ。」
「お前達がショコラの事を知りたい?フッ、ヤダね。
断る。俺はお前達を信用していないからな。」
「苦しむぐらいの勢いなんて与えねぇよ・・・。
・・・・・・・・・・直ぐに噛み殺して貴様を俺の爪で微塵にしてやる・・・」(殺意)
「うるせぇな・・・・黙ってろ!!」(怒)
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.53 )
- 日時: 2012/01/18 20:07
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
ほ〜、クロネコですかぁ…
私、大好きな設定ですので出します!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.54 )
- 日時: 2012/01/18 20:56
- 名前: ショコラ (ID: sopKm/an)
おぉ〜!!ありがとうございます!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ募集中です!! ( No.55 )
- 日時: 2012/01/22 12:46
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
はい、急ですが
番外編リクを募集します!!
———
投稿用紙
ストーリー(大まかでOK)『』
何系?(甘は除く)『』
登場キャラ(何人でも)『』
この小説の気になる謎『』
———
コピペをしてくださいね!
では、待ってま〜す!!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編募集中です!! ( No.56 )
- 日時: 2012/01/24 13:13
- 名前: noeru (ID: mW7zBAGR)
- 参照: http://s-tomoda@tcat.ne.jp
オリキャラ、盛況ですね。提案してみて良かった〜!
ってことで、こんなキャラどうでしょう?
名前『サーシュ(ネフェルタリ・リアラ)』 性別『女』
異名『砂漠の姫君』 懸賞金『7200ベリー』
年齢『ビビの1つ年下。ビビってなんさい?』
身長『160前後?ルフィと変わらないくらい』
体重『国家機密』
容姿『ビビ似の青い髪は肩までのボブ。首には魔物に噛まれた跡が。肌は雪のように白く、血色は薄い。スタイル抜群。』
武器『さばきの杖(ドラクエか)女神の羽衣(防具?)』
悪魔の実『あり。ミズミズの実』
その他『幼い頃に捨てられたアラバスタ王国の姫。ビビの妹。海の神に愛され生まれ、航海に祝福のチカラを与える。ミズミズの実は彼女だけの特別な物で水の中だと逆に呼吸もできる優れもの。(津波を引き起こす物なので、他は溺れる。呼吸ができるのはオマケ。)捨てられ海に流されたのをシャンクスの船に拾われ、サーシュの名をもらい、シャンクスの娘として暮らしてきた。幼きルフィの友人。アラバスタ国王を悪魔と呼び、嫌う。一方、シャンクスはパパと呼ぶ(笑)前世はメリザといい、不治の心臓の持病で大好きな兄と親友たちを残して死んでしまい、将来は彼らとメリザとして再会するのが夢。』
サンボイ
「私は誰にも愛されない。パパを除いて・・・。でも、それで幸せなんだ。」
「私の魔力は主に未来予知と攻撃、それから前世を見ること。」
「将来、幸せな人生を終えたら、前世の世界に行く。
大好きな人々に思い出を語って・・・今度こそ前世で幸せになるの。」
「お願いします。この世にアラバスタ王国第2王女はいない。居るのは、サーシュにしてください。・・・私は・・・民を苦しめることは・・・できない。メリザのように・・・苦しんでほしくない。」
長い。長いです。スミマセン。
あと遅いけどあけましておめでとう!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編募集中です!! ( No.57 )
- 日時: 2012/01/24 13:45
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
ビビの妹ですか〜
おもしろそうですねぇ〜〜
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編募集中です!! ( No.58 )
- 日時: 2012/01/28 12:06
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
黒猫
氷の中に入ったドラゴンは眠っているようだった。
しかし、その体は大きくこれが動き出したら
大変な事になるのは目に見えていた。
「まさか…これがグランディーネ?」
「ううん、グランディーネはこれより少し小さいの」
「いや、それでもでけぇよ」
…タ…テ…
「—誰か何か言った?」
「は?」
「誰も喋ってねぇぞ」
「変だなぁ…」
…ス…ケ…
「また…?」
さっきからカノンの耳に誰かの声が聞こえてくる。
理由は分からないが途切れ途切れになって
何を言ってるのか正確には分からない。
すると
“グニャ”
【ニャッ】
「?」
1歩踏み出した足の裏から何かの鳴き声が聞こえた。
恐る恐る足を上げると…
「…!」
【—ッ…って…】
可愛らしい黒猫がいた。
「かわいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
カノンの嬉しげな叫びが洞窟銃に響いた。
他の仲間達はなんだなんだと驚いた目で彼女を見るばかり。
「どうしたんだ?」
「これ!黒猫!!」
「ホーリーナイト!?」
【ショコラ!?】
「…」
一同は少しの間黙ってすぅ〜と息を吸って叫んだ。
「喋ったぁああああああああああああああああああああああ!!?」
「なに?驚く必要ないじゃん、そっちにも同じようなのがいるじゃない」
【ショコラ、アイツらはなんだ?】
「ああ、海賊よ」
「すげぇ平然と喋ってる!!」
「ちょ、ちょっとおおお落ちこう!!!ええとまず、えええ…」
【お前が落ちつけよ】
◆◆◆
という訳でどこから取り出したのか分からないが、
一同はちゃぶ台に置かれたショコラ特製ハ—ブティーを飲みながら一息をつき、
ホーリナイトの話を聞いた。
【俺は遺跡調査の時に突然起こった時空の歪みに流され此処へ来た】
「……」
【どうした?】
「ど、どこから理解したのいいのよ…」
「別次元すぎる…」
ほとんどの者が必死に頭を回転させてる中、
「なぁ、お前ら仲間になれよ!」
「はぁっ!?」
「「「「「「「「ルフィ!!!!!!!」」」」」」」
ルフィは二人を一味に勧誘していた。
もちろん二人は拒否。
「なんでだよ!?」
【誰がやるか海賊なんて。俺はお前らを信用してねぇんだ】
ホーリーナイトはちゃぶ台の上に立って一味に指を指した。
【いいか?
俺はショコラを傷つけたり、利用したり裏切ったりする奴は信用ならない】
「おれ達しねぇぞ、そんな事」
【フンッ…どうだか…】
そう吐き捨てて、ホーリーはちゃぶ台から降りた。
ショコラは黙ったまま俯く。
カノンは何故か頭を押さえた。
“カツ…カツ…”
「!?」
「誰か来る!」
「おいおい隠れろ!!」
「うぅう…」
足音を聞いたカノンが唸った。
その音が近づく度に頭が締め付けられるように痛くなる。
頭の中に何かの声が響いてくる。
“タ…ケ…ネ…イ…”
“タスケテ!!!”
「!?」
歩いて来た者の姿を見た一同は言葉を失った。
青色のストレートロングに王族のような衣装。
まるで宝石のような美貌で14歳くらいの少女。
違う所は———
ただ透けているだけ。
「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ……」
幽霊。
その生命体はずっと凍ったドラゴンを見ていた。
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編募集中です!! ( No.59 )
- 日時: 2012/01/31 19:15
- 名前: ショコラ (ID: sopKm/an)
ショコラのトラウマは首無しの死体と生首を見ること。
首から出る大量の血を見ること。
血が海のように溜まっている真っ白い部屋に一人で居る事。
補足
どうしても首を斬る必要があれば目をつぶり首を切り落とす
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編募集中です!! ( No.60 )
- 日時: 2012/01/31 19:25
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
アドバイス、ありがとうございます!!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編募集中です!! ( No.61 )
- 日時: 2012/02/01 16:53
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=5808
この小説の挿絵を描いてくれる人を募集しています。
詳しくは参照をクリックして下さい。
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編募集中です!! ( No.62 )
- 日時: 2012/02/02 20:25
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?762862
この小説のイメソンです!
———
ある日 突然現れた少女
少女は空からやってきた
なぜここへ来たんだろう?
そんな疑問もあるけれど
今は進もう 仲間と共に
少女の過去 悲しい過去
少女を育てた竜
どこかへとびさってしまったけれど
いつか 再会できると信じて!
仲間と共についた島
危険があるけど進むの
仲間と共に
謎の人たち現れて 戦うことになったけど
私は絶対諦めない!!
宝島の冒険 色々あったけど
それでも進むの私たち
「さぁ、次の島へ全速前進!!!」
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ&番外編募集! ( No.63 )
- 日時: 2012/02/03 18:00
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
幽霊
城が真っ赤に燃えあがる。
メラメラと…人1人残さずに全てを消す火が。
「誰かァ————————————!!!」
「助けてくれぇ!!」
後ろからは何千人もの悲鳴が響く。
炎を発火させた者は遠くからその無惨な光景を見ていた。
見かけは幼い。まだ10才にもなっていなかった。
子供はその場から立ち去ろうとした。
“ガシッ!”
何かが子供の足を掴んだ。
「ヒール…親の私達を…」
「見捨てる気か…?」
「!?」
子供は震え上がった。
焼け焦げた両親が大口を開けて彼女を引きづり下ろそうとした。
◆◆◆
「——ノン…カノン!!」
頭を押さえ、苦しむカノンを仲間達は必死にその名を呼ぶ。
しかしあまりにも大きすぎ…
「…あ…」
「ど、どうしたのよ?」
「ききき…気づかれたァ————————————————ッ!!!!」
幽霊は冷たい視線で一同を睨んでいた。
「やんのか!?」
化物3人組は体制を整えるが、
「やめろぉ!!」
「呪われたらどうすんのよ!?」
「お前ら責任取れんのか———!?」
「「「取れねェ」」」
「「「うぉい!!!」」」
その場にいた幽霊は消えていた。
「!!」
幽霊はカノンの目の前にいた。
幽霊の手には尖った氷が。
“ザシュッ”
斬れる音が—
“ブシュッ”
血の出る音がカノンの首から聞こえた。
「カノン!!!!」
「お前…ッ!!」
「ショコラ!見るな!!」
ホーリーが声を荒げる。
しかし彼の言葉は届いていないのか、ショコラは倒れたカノンを見ていた。
「あ…ぁあ…ぁああああああアアァァ———————!!!!」
彼女の悲痛な悲鳴が洞窟内に響き渡る。
幽霊はまた消えた。
「い…今の隙だ!!カノンとショコラを安全な場所へ!!!」
【やかましい奴らだ】
全員が声のする場所を見上げた。
凍ったドラゴンの上にいた幽霊が全員を見下ろしていた。
「なんなんだよ!!お前は!?」
【…私はアイス・パンドラ・ヒール。
パンドラという国の王女となる筈だった】
「だった…?」
ヒールは表情を暗くしていく。
【その理由をいう理由は無い】
「じゃあ何が目的なんだ?」
【目的、か…】
しいていうなら、と言って彼女は手を広げこう言った。
【このドラゴンを使って世界を混乱に落とす…そういう事だ…!!】
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ&番外編募集! ( No.64 )
- 日時: 2012/02/03 18:00
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
なんか…自分でも分かんない展開になってきた…
(思いつきだから)
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ&番外編募集! ( No.65 )
- 日時: 2012/02/03 22:05
- 名前: ショコラ (ID: sopKm/an)
いいえ・・・・。
私の小説の話は殆ど思いつきなので同じですよ。
気にしないでください。
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ&番外編募集! ( No.66 )
- 日時: 2012/02/05 20:03
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
フォローありがとうございます、ショコラさん。
ここで決定前の設定を言っておくと、
ヒールは最初、スノーという名前で味方の筈だったんです。
最初は男女2人の敵が出てくる筈だったんですよ…
でもいつの間にか出てなくてスノーがヒールって名前で
敵になっていた…
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ&番外編募集! ( No.67 )
- 日時: 2012/02/05 20:23
- 名前: ショコラ (ID: sopKm/an)
あぁ〜解るな〜・・・。
私も初期キャラ設定は闇ギルドの暗殺者の設定で居たのですが。
でも、色々な曲の歌詞やアニメの動画や法律などと訊いていて、
命の重さってなんだろうと視点を変えたら、国の兵器とか、
罪人の設定になってしまって・・・。
気が付いたら敵のキャラが味方になってたりして・・・・。
次の掲示は続きをお願いします!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ&番外編募集! ( No.68 )
- 日時: 2012/02/09 17:43
- 名前: かがみ (ID: hjVvZ87o)
サリーさん、少し遅くなったけど、来ました!(覚えてますか?w)
あんな下手絵ですいませんね・・・・・・ホントに。
この小説応援してますね!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ&番外編募集! ( No.69 )
- 日時: 2012/02/11 12:00
- 名前: サリー# (ID: ZjIbjScL)
その説はどうもありがとうございました!!
イメージ通りのリナでございましたよ(喜)
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ&番外編募集! ( No.70 )
- 日時: 2012/02/19 14:02
- 名前: サリー ◆qbNb6Ma0MY (ID: ZjIbjScL)
番外編かきてー…
でもバレンタインネタだからなぁ…
変な話だからなぁ…
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ&番外編募集! ( No.71 )
- 日時: 2012/02/19 21:20
- 名前: 勇騎那 (ID: FRnJyOeS)
謎に包まれている感じがたまらなく好きです
偉そうなこと言わせてください!
サーシュ、強すぎじゃね?!!\(゜Д゜)
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ&番外編募集! ( No.72 )
- 日時: 2012/02/19 22:05
- 名前: サリー ◆qbNb6Ma0MY (ID: ZjIbjScL)
そりゃnoeru様にいうてくださいwww
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(オリキャラ&番外編募集! ( No.73 )
- 日時: 2012/02/25 18:43
- 名前: サリー ◆qbNb6Ma0MY (ID: ZjIbjScL)
番外編!「勘違いのチョコ」
「ねぇ、皆なにワクワクしてるの?」
「だってなぁ〜〜〜」
「今日はバレンタインデーですから〜ヨホホホホ!!」
「バレンタインデー…」
2月14日、バレンタインデー。
これは女子が好意のある男子にチョコなどの菓子をあげるという、
モテない男たちにとってはカーニバルなイベントである。
カノンはその言葉を聞くと、首を傾げた後
「ああっ!!」
と大口を開けて、財布を持って停泊中の街へと走って出かけに行った。
「おい、カノンちゃんは?」
「街に行ったぜ」
「な!!なんだとぉ〜〜〜!?まさか、買いに行ったのか!?」
◆◆◆
「で、なんでついて行くんだよ!?」
ドでかいサングラスをかけたチョッパーが、
同じような格好をしたサンジに聞いた。
「カノンちゃんがどっかの不良に襲われたらどうすんだ?」
「いや、カノンは強いから倒すぞ、絶対」
「強すぎたらどうすんだ!?」
「いやぁ…それは…」
「そういう時におれ達が駆け付けんだろ!!」
「あ、カノンさんが動きましたよ」
望遠鏡でカノンの様子を見ていたブルックが落ち着いた様子で告げた。
すぐさま、男達は移動する。
カノンは商店街の曲がり角へ行くと、そこに隠れてマジマジと
その先を見つめる。
「!?」
その表情と視線が向けられた者に男達は驚いた。
頬が桃のような色になっていた。
目はキラキラと輝いている。
—まさしく、恋する乙女の表情。
その先には—
「「「「「…るるるるる…ルフィ!?」」」」」
ナミの買い物に付き合わされていたルフィに、淡い視線は向けられていた。
「どうゆう事だよ!?
かかかか…カノンちゃんが…ルフィに…!?」
「いやいや、カノンは恋愛感情なんか持たねぇだろ。スーパーな勘違いだって」
「でもあの表情…春ですねぇ…」
するとまたカノンは移動し、今度は旗状の看板に隠れた。
さっきと同じような表情で何かを見ていた。
その光景を見たサンジのサングラスが
“パリ———ンッ!!”
と音を立てて割れた。
「嘘だろ…!?なんで…ぞ、ゾロにぃ!?」
ベンチに座ってうたた寝している剣士は、淡い視線と嫉妬だらけの視線に
気づく事などはなかった。
◆◆◆
「はァ!?」
「カノンがチョコくれんのか〜〜!?」
船に戻ったルフィとゾロ(とナミとロビン)が喜びと驚きの声を上げた。
「おいおい…またあのカレーみてぇなモン食わされんのか?」
「そこは安心しろ、アイツは買ってた」
高級なヤツ2つをな、とフランキーは顔を青ざめたゾロに言った。
「カノンって、こういう男がタイプだったのね」
するとロビンは端の方で1人、孤独なオーラを発し泣いているサンジを仰いだ。
「そんな落ち込むなよー、チョコなんて食べれるじゃねぇか」
「レディがくれるチョコは特別なんだよ!!!」
「え、そうなのか!?」
「畜生…おれのどこがダメなんだ…」
「「眉毛」」
「平然とした顔で言うんじゃねぇ!!」
「おい、帰って来たぞ!」
ウソップが言うと、全員が外を見た。
そこには袋を抱えて上機嫌なカノンがこちらへ走って来るではないか。
「た〜〜〜だ〜〜〜い〜〜〜まッ!!!」
そのまま、彼女はサニー号に着地し噂の二人の元へと走って行った。
(待ってくれぇ!!頼むゥ、カノンちゃ————んッ!!!)
心の中で哀れなコックの悲鳴が響いた。
チョコが渡るまであと
300m、
200m、
100m、
“ビュンッ!”
「「え?」」
カノンは本命であるはずの男達を通り越して、そのさらに奥にいる人物の所へ—
「ナミ!ロビン!!ハッピーバレンタイン!!!」
「ああ、ありがとう!」
「フフッ、美味しそうなチョコね」
例のチョコが渡され、盛り上がる会話の端に、
“ポカーン”としている男達は尋ねた。
「か、カノン、おれ達には…?」
「え?なんで??」
「はっ?」
「バレンタインデーって、チョコは女の子にしかあげないんだよ」
このコメントには全員が黙った。
「カノン、バレンタインデーというのは本来は、女の子が男の子に
チョコを上げる日なのよ」
「えっ、そうだったの!?」
「つか、知らなかったのか!??」
「だって、私バレンタインデーって女の子同士がチョコの受け渡ししている所
しか見たことないし…」
成程、と大半の者は納得したがまだ謎は残っていた。
「じゃ、じゃああん時なんでルフィとゾロを見てたんだ!?」
「私が?」
カノンは少しとぼけた様子を見せた後、首を振った。
「私は二人の後ろにあった店の食べ物を見てたの」
「食べ物…って…」
つまり整理するとこういう事だ。
バレンタインデーのお菓子を買いに行ったナミとロビンの付き添いの二人は
店の外に待たされ、遅れてきたカノンはその店のお菓子に心を奪われてしまった。
男達は自分の勘違いに気づき、思わず顔を赤面にし笑った。
「そっかぁー、男の子にも渡すんだぁ…じゃあ来年は私、皆にあげるね!」
「ほ、本当か!?」
「うん、手作りで!」
「「「「「「いや、買って下さい!!」」」」」」
*おしまい*
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.74 )
- 日時: 2012/02/25 18:51
- 名前: サリー ◆qbNb6Ma0MY (ID: ZjIbjScL)
はい、季節完全遅れのバレンタインネタ。
うちのカノンは絶対に恋愛感情なんてものは持ちません!!
食べ物には持ちますが…
さて、番外編ネタ募集中ですので気が向いたらどうぞっ!
そして本篇もお楽しみに!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.75 )
- 日時: 2012/02/25 19:57
- 名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)
まさかのカノン友チョコ・・・
手作りじゃなくてよかった、よかった
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.76 )
- 日時: 2012/02/25 23:21
- 名前: サリー ◆qbNb6Ma0MY (ID: ZjIbjScL)
でも来年はねェ…
麦男8人「言うな!!」
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.77 )
- 日時: 2012/02/26 13:48
- 名前: noeru (ID: mW7zBAGR)
- 参照: http://s-tomoda@tcat.ne.jp
ひさびさに来ました!!中学説明会だの、1日体験入学だの、制服をもらいに行くだの、引越しの準備だので忙しくて・・・疲れた。
「サーシュ、強すぎじゃね?!」のコメントには思わずニヤけてしまいました。嬉しかったので、もっと強くしよう!と思います。
・グロい物大好き。生首とか見ると興奮する。そのため、すぐにゾロに「首、切って。」と言っている。
・好物は人間の血。
・料理は上手。理由は、幼いころ、初めて作った手料理に倒した敵の船長の肉を入れ、平然と食っていたのを「ヤバイ」と思ったシャンクスが料理を叩き込んだから。味はプロ級だが、未だに隠し味に「魔女の生き血」とか平気で入れる。
・もう1つの夢は「全ての生き物の生き血を飲むこと。」そのため一味では、特種な生き物(魚人など、殺したらやばくて、多分サーシュが食ったことが無いもの)とサーシュを2人きりにするなどしてはいけないという、暗黙のルールがある。
・普通の食べ物で好きなのは、チョコレート。1日に1リットルは食うが、全く太らない。太りにくい体質で、バレンタインなんかは男どものチョコを容赦なく奪う。それを禁止されると、男装してまでゲットしようとする。
・苦手なのは辛い物。カレーなどのちょっと辛い物もダメ。カレーはスパイス抜きの甘口。
・・・長い。長いです。でも細かく、いくつもやるの面倒なので、こうなりました。ごめんなさい。ちなみに今回は『食べ物』をまとめました。本編で全く出なくてもいいです。でも、こんだけやったので、番外編あたりに載せてもらえると嬉しいです。
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.78 )
- 日時: 2012/02/26 19:06
- 名前: サリー ◆qbNb6Ma0MY (ID: ZjIbjScL)
うぉー…設定ありがとうございます。
今考えましたが第4章終わり辺りにオリキャラ&一味座談会的なもの
書きます。
お楽しみに(ドヤッ)
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.79 )
- 日時: 2012/02/29 21:58
- 名前: 勇騎那 (ID: H6B.1Ttr)
オリキャラってまだ募集中ですか?
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.80 )
- 日時: 2012/03/01 18:27
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
あ、はい募集中です。
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.81 )
- 日時: 2012/03/02 19:50
- 名前: 勇騎那 (ID: ..kR6GNN)
名前『ヘルガ・レジーナ』
異名『月世見-つきよみ-』
性別『男』
年齢『20歳』
身長『183cm』
体重『教える必要はないでしょ?』
容姿『若草色の髪を方下まで伸ばし、ゆるふわカールにしている。目は真っ暗な漆黒。肌は少し日に焼けている』
性格『結構なめんどくさがり屋で、戦闘もめんどくさがる。気まぐれにしかしない。口調もどこか気だるそうに話す。たまに毒舌。やるときはやる頼れる存在』
武器『蹴りや、パンチなどの体術。ちょっとそういう気分になったら背負っている弓矢を使う。この弓矢は念じながら撃てば百発百中、必ず命中する』
その他『新世界出身。故郷を離れて気ままに旅していたら、(暇つぶしにそこら辺の海賊を討っていたら)いつの間にか政府から賞金を懸けられた。レジーナの方ではなく、ヘルガの方で呼んでほしいらしい。他人に人を信じられなくするのが得意だが、ルフィ達のことは信じてもいいと思っている』
サンボイ
「戦闘すんの?僕はやだよ。そんな気分じゃないし、めんどくさい」
「レジーナって呼ばないでよ!!次その名前言ったら……言わなくてもわかるよね……?」
「君がそれを望むのなら、僕は喜んでそれを受け入れる……」
「僕を信じてくれないの?……それなら君が誰も信じられなくなるんだよ?」
「僕の手にかかればみ〜んなかわいいかわいい操り人形なんだから」
私の頭の中でひょっこり生まれたオリキャラ君ですww
ヘルガがレジーナって呼ばれたくないのは、レジーナという言葉が「女王」を意味するからです。それは男としてのプライドが許さないのですよ。
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.82 )
- 日時: 2012/03/02 20:30
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
よし!もらった!!
あ、でも4章の最後らへんにでるかも…
5章にはちゃんと出します!!
はい、キャラがいっぱいになったのでオリキャラリクストップしま〜す。
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.83 )
- 日時: 2012/03/03 15:16
- 名前: 勇騎那 (ID: /tdFVE37)
すいません!!ヘルガの懸賞金書くの忘れてました。
懸賞金『1億8700万ベリー』 です
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.84 )
- 日時: 2012/03/03 18:46
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?774213
わかりました!
億超えっすね!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.85 )
- 日時: 2012/03/10 11:55
- 名前: noeru (ID: mW7zBAGR)
- 参照: http://s-tomoda@tcat.ne.jp
お久しぶりに来ました!!休みだったので・・・。まだ本格的なものじゃないけど、卒業式の練習も始まりました。国会議事堂楽しかった!!
前にサーシュの好物は生き血とチョコレートと書きましたが、実はあれ私そのものなのです。「全ての生き物の生き血を飲む」っていうのと、「一日に1リットルのチョコレートを食べる」っていうのはちがいますが。私も血とチョコレートが大好きなんですよ。皆にはよくバンパイアっていわれたものです。もともと味覚の許容範囲が他人より広いみたいで。
あと設定を付けたして頂きたいのですが・・・
・幼い頃にシャンクス一味と魚人島に訪れたことがあり、竜宮城にも招待されている。そのためやたらお得情報(?)に詳しく、マーメイドカフェの割引券やパッパグの店の子供服をたくさん持っている。海中で人魚同様息ができるため、魚人街などにも行っており、魚人の間では可愛がられていた。幼きホーディの友達。
今アニメで魚人島やってるのでそれ関連にしました。また後で来ます!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.86 )
- 日時: 2012/03/10 18:17
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?774213
うおぉおすごい考えてるね…(全部出せっかな…)
あ、あとnoeruさん小6だったんだ!
私も小6でもうすぐ卒業だよ!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.87 )
- 日時: 2012/03/10 21:49
- 名前: 勇騎那 (ID: QXDbI9Wp)
へェ〜
サリーとnoeruさんって小6だったんだ。
あたしは中一だよ☆
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.88 )
- 日時: 2012/03/10 22:10
- 名前: ショコラ (ID: sopKm/an)
私も中一!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.89 )
- 日時: 2012/03/11 09:57
- 名前: 勇騎那 (ID: QXDbI9Wp)
ゾロ「勇騎那、noeru、ショコラ、もうお前らタメで行けよ」
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.90 )
- 日時: 2012/03/11 16:24
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?774213
うわっ!なんか怖いマリモがでてきた!!
いいよ〜タメで。
敬語なんて堅苦しいし。
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.91 )
- 日時: 2012/03/11 16:38
- 名前: ショコラ (ID: sopKm/an)
あ、解った出来るだけタメで行くよ。
サリーさん次のお話まだ〜?
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.92 )
- 日時: 2012/03/11 19:02
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?774213
話しを想像してまってて下さい!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.93 )
- 日時: 2012/03/11 19:25
- 名前: ショコラ (ID: sopKm/an)
ういうい。(了解)
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.94 )
- 日時: 2012/03/19 19:39
- 名前: サリー (ID: mogX9zR5)
卒業しました−−!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.95 )
- 日時: 2012/03/19 20:43
- 名前: ショコラ (ID: sopKm/an)
おめ〜。
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.96 )
- 日時: 2012/03/20 11:47
- 名前: サリー (ID: GRPIh4JV)
ありがとー。
さっきチラッと参照見たら……
1000越えてたぁぁぁぁ!!!!!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(番外編更新! ( No.97 )
- 日時: 2012/03/20 11:52
- 名前: 勇騎那 (ID: QMJmjark)
参照1000突破おめでと〜〜!!
卒業おめでと〜〜!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(参照1000突破! ( No.98 )
- 日時: 2012/03/21 11:03
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?774213
作「作者と!」ナ「ナミと!」ロ「ロビンの」
3人「参照1000突破!!こぼれ話のコ———ナ———!!」
ナ「…で何すんのよコレ?」
作「タイトル通り、この小説のこぼれ話をはなしていくコーナーじぇす」
ロ「何について話すの?」
作「今回はですねー…ジャジャン!!」
作者・カンペを見せる。
【カノンの初期設定!】
ナ「あぁ、確かに気になる」
ロ「気になるわ。どんな感じだったの?」
作「まず髪だね。今はオレンジと茶色を混ぜたポニーテイルだけど、初期はピンクのツインテールだったんだ」
ナ「へぇ」
作「性格もかなり違ったなぁ。ツンデレ、気ィ強い、自意識過剰、優しい」
ロ「それはそれで見たかったわね」
作「ただし!没にしました!!」
ナ「なんでよ?」
作「あんたとキャラが被りすぎたんだよ!!」
ナ「・・・」
ロ「確かに。で、違わなかった所は?」
作「んー…滅竜魔導師ってところかな?あと目的も」
ナ「てかなんで滅竜魔導師にしたのよ?」
作「・・・・・・・・・・・・・・・」
ナ・ロ「?」
作「ネタがなかったんだよ!!この小説だって即興で作ったんだもん!!」
ナ「これはこれで…」ロ「新事実」
ナ「じゃあ、話も?」
作「…これはあんま言っちゃあダメだけど、第4章までは即興だったけどそれから先は考えてます!」
ロ「カノンの正体も?」
作「それは作った当時から考えてます!!」
ナ「あたし達の出番は?」
作「(ビクッ!)—ええええ…えっっと…」
ロ「あら、冷汗が出てるわよ作者さん(二ヤリ)」
ナ「まさか〜あの化物3人組の出番しか考えてないとか?」
作「………(目を逸らす)—おっんじゃあ私、小説書かなきゃいけんいんで!!あばよっ!!」
ナ「あっ!!逃げた!!」
ロ「任せて。十二輪咲き(ドーセフルール) クラッチ!」
作「ぎゃあああああああああああああああああ!!!」
*また次回〜*ナ「続くんかい!!」
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(参照1000突破! ( No.99 )
- 日時: 2012/03/22 21:27
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?774213
入れ墨
(?side)
—なんでなの?なんで皆、私を嫌うの?
—何も…悪い事はしてなのに…
「来た…」「近づいたら王国の王に殺されるぜ」「やだ——!」
—お父さんは優しくなんかない。お母さんもそう。
「なんであんな子を産んだんだ…」「私に聞かないで…」
—私は皆と一緒にいたいのに…なんで避けるの?
—嫌い。
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い!!!
◆◆◆
「氷を溶かす…だって!?」
カノンの首の傷を見ていたチョッパーが、近くにあった氷に隠れて言った。
ヒールは喜びながらも喋り続ける。
【ドラゴンが一匹空を飛びまわると世界はどうなると思う?—終わるんだよ】
「!?」
全員の顔色が変わった。
「あ…あんたどうゆうつもり!?世界滅ぼして、一体何の得があんのよ!?」
【何もないな】
「はっ!?」
【私は200年前、世界に拒まれた。一生分の苦しみを味わわされた。
だから滅ぼしてやったのさ!!
憎き国を!!ゴミのような虫ケラ共を!!】
「なっ…!?」
【そうさ…世界中もあの国と同じ目にあうがいい…!!
苦しんで泣いて私に膝をつき、土下座をする!!
そう!!世界は私のも“アベシッ”…】
自分の野望を語りつくすヒールの顔が、1発の拳に潰された。
「なっ…何してんだルフィ—————!!?」
「あいつ、うるせぇな」
呆れたように腕の長さを戻したルフィをウソップは泣きながら叱る。
そんな光景を潰されなかったヒールの片目が睨んだ。
そして、低く憎しみのこもった声で言った。
【貴様…世界の女帝である私の顔を…】
顔が再び元に戻った。しかし、最初に現れた時とは様子が違った。
目は充血し、眉間にはシワが沢山より、何らかのオーラを纏っていた。
【貴様らはこの島から生きて帰さん!!】
ヒールが腕を振ると彼女の後ろに大量の巨大な氷柱が現れた。
まさか、と感づいた一同は避ける準備をした。
【死ねェッ!!!!“氷柱の急襲”(アイス・アソルト)!!】
まるでミサイルのように氷柱が自分達を狙って降って来る。
ヒールは氷を操れるようだ。
「一時退却—————————————————!!!!!」
「「「「「了解!!!!!」」」」」
◆◆◆
1人、カノンの治療をしていたチョッパーは彼女の首を見て頭に“?”を浮かべた。
“D−3”
そう首に入れ墨が刻まれていた。何の意味なのかじっくり考えていると…
「うぉおおお!!」「ギャ—ッ!!」
いきなりヒールと戦っていたルフィ達が滑り込んで来た。
「おいカノンちゃんはどうなんだ!?」
「うん、急所はギリギリ外してるよ。でも…ダメージが大きすぎて戦え——」
“ガバッ”
「!?」「か、カノン!?」
ありえない事にカノンが起きあがった。
しかし、その表情は冴えない。傷の所為か、いやそんな事ではなかった。
彼女の瞳には涙が浮かんでいた。
「…ルフィ…」
「?」
ルフィのコートを掴んだカノンは必至に叫んでこう言った。
「あの子を…ヒールを助けてあげて!!!」
「!?」
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(最新話更新! ( No.100 )
- 日時: 2012/03/22 21:45
- 名前: ショコラ (ID: sopKm/an)
続き来た〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
長かった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
続きが楽しみ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(最新話更新! ( No.101 )
- 日時: 2012/03/24 09:40
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: ewPwHyR8)
どもども、サリーさんに勧められて来た雷人です☆
1話から最新話まで見ましたが、実に面白いです。
駄文なんかではないですよ!
自信を持ってこれからも頑張ってください!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(最新話更新! ( No.102 )
- 日時: 2012/03/24 12:45
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
>>ショコラさん
そんな待ってたのか…ごめん他の小説が分量が多く…
>>雷人さん
お初ですね☆
お…おもしろい だとぉおおおおお!?
ありがとう!がんばります!!
雷人さんもがんばって!!(次からタメでいいですか?)
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(最新話更新! ( No.103 )
- 日時: 2012/03/24 13:27
- 名前: 勇騎那 (ID: L9PtbysF)
今さっき見た。待ってたぜ〜〜〜〜〜!!!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(最新話更新! ( No.104 )
- 日時: 2012/03/24 14:43
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
そうなのか…すんません、ものすごい待たせて…
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(最新話更新! ( No.105 )
- 日時: 2012/03/24 22:19
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: ewPwHyR8)
あっ、タメ口でも全然OKだよ☆彡
次の最新話に期待して待ってるぜ^m^
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(最新話更新! ( No.106 )
- 日時: 2012/03/25 14:03
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
おう!!楽しみにして…って次回ちょー暗い話だった…
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(最新話更新! ( No.107 )
- 日時: 2012/03/27 17:44
- 名前: noeru (ID: mW7zBAGR)
- 参照: http://s-tomoda@tcat.ne.jp
来たよ!!何気に携帯買ってから初☆のくせにネット禁止でPCからダヨ。
最近起こったこと
・卒業
・引越し
・携帯の購入(初)
・ONEPIECEのキャラ名鑑と好きな漫画の最新刊購入
以上!!
オリキャラの設定が派手なの、現実世界の反動かも。ていうかもともとそうなんだけどさ。
ちなみに買ったのは「ショコラの魔法」っていうちゃおホラーコミック。ホラーにしては怖くないし、チョコがいろんな種類出てて・・・おいしそうなの。
なんか最後好きな漫画の宣伝になっちゃったけど、中学入ってもよろしく!!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(最新話更新! ( No.108 )
- 日時: 2012/03/29 12:55
- 名前: noeru (ID: mW7zBAGR)
- 参照: http://s-tomoda@tcat.ne.jp
サーシュの年齢なんだけど、ビビって18なんだって。
つまり、18−1=17ってことでサーシュは17歳らしい。
何気に一味の中で(オリキャラ含めたらわかんないけど)最年少だった。
絶対に怪物3人よりちゃんとしてると思う。
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(最新話更新! ( No.109 )
- 日時: 2012/03/29 20:10
- 名前: サリー (ID: 7us28xUs)
noeluさん
ブルーディープかい?私も買ったよ。
じゃあ私もオススメ漫画を紹介!
ヘタリアっていう国擬人化漫画なんだけど、これが勉強になって何よりおもろいよ〜。
新設定もありがとね〜
さて、サリーは只今旅行中ですので帰ったら更新するかもしれませんので楽しみにして下さい!
- Re: ONEPIECEー天竜少女の物語ー(最新話更新! ( No.110 )
- 日時: 2012/03/29 23:11
- 名前: サリー (ID: VOLiE0.8)
短期SS連載!
〜アリス少女の物語!?〜
むかしむかし、ある所にカノンという女の子がいました。
カノンはある日空をボーッと見上げていると……
「やべぇー!遅刻だっ!」
「早くしねぇと!女王に肉取られちまう!」
1人と1匹の兎(?)が喋りながら走っていました。
奇想天外な光景を見たカノンは
(なんだろあの生き物…なんかおいしそう!)
と思いながら追いかけて行きましたが途中で大きな穴があり…
「きゃあああああ!」
カノンは穴の中に落ちていきました…
*続く*
- Re: ONE PIECE−天竜少女の物語−(SS連載開始! ( No.111 )
- 日時: 2012/03/30 20:09
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
今回、残酷な描写・グロテスクなシーンがありますので苦手な方はご注意ください。
——
見えた
「助けてって…どういう事?カノン」
カノンは瞳に涙を浮かべながら下を向いて困惑した顔でいった。
「首を斬られた時、見えたの…彼女の全てが」
「!?」
そして彼女の口からヒールについての過去が話された。
◆◆◆
今からおよそ200年前、パンドラ。
この日新しい命が誕生した。それがヒールであった。
「国王!生まれました!」
家来が喜びの表情で玉座に座ったヒールの父に報告した。
しかし、王は暗い声で聞いた。
「性別は?」
「あ、はい!麗しき女の子です!」
「…なんだ女か」
「え…?」
戸惑う家来を余所に王は玉座から立ち上がった。
「何処へ?」
「セイナに会いに行く」
◆◆◆
医務室に王が行った時、ヒールの母—セイナは血まみれで暴れまくっていた。
「どうして…どうして女の子なの!?なんでなの!?」
「落ちつけセイナ」
王に呼ばれたセイナはハッと我に返り王の方を見た。
「あなた…」
「産んでしまったのなら仕方がない。育てよう」
◆◆◆
この国の全てを選ぶのは王だ。つまりその座を継承できるのは身内の男性。
ヒールの家系にはもう男性は王しかいない。
その報告を聞いた島の住民達も表情を曇らせた。
「おいおいウソだろ…」「一体この国はどうなるんだ?」
人々が不安に包まれる中、ヒールが3歳になった頃の事だった。
「おかーさん、わたしの名前ってなに?」
ヒールがセイナの服の裾を掴んで聞いた。しかし母親の視線は氷のように冷たい。
「自分で決めなさい」
そういうと自分の子の手を振りほどいて、セイナはつかつかと先に行ってしまった。
廊下でポツンと立っていたヒールの後ろに人影が立っていた。
「どうかしました?」
クシャクシャの黒髪で赤い瞳で15歳くらいの青年が優しく声をかけた。
「わたし、名前がないの。だからおにいちゃん、名前きめて」
突然の頼みに青年が戸惑った後、苦笑して微笑みながら言った。
「俺センスないんですみませんが…。ヒール。ヒールなんてのはどうですか?」
「ひーる…うん!いいよ!」
「そうですか。ならよかった。あ…じゃあ俺はちょっと用事があるんで、
また会いましょう。プリンセス」
青年はウインクをした後急ぎ足で歩いて行った。
そんな彼を見た日ヒールは顔を林檎のように赤くさせ、
「また会いたいなぁ…」と思った。
しかし、その後青年は姿を現わさなかった。
城の家来たちに聞いても「そんな奴はいないですよ」と言われ、街中を探しても
青年はいなかった。
いつぞか彼女の記憶には青年はもう消えていた。
そしてヒールが8歳になった時だった。
「このできそこないが!!」
「キャッ」
ヒールは母親に暴力を受けていた。毎日毎日、体と心に傷を受ける日々。
何も恵まれない、そんな日々が続いていた。
しかしある日——
「国王!!王妃!!」
「どうした?そんな血相を変えて」
「ここっ…これを…」
家来が王に何かの手紙を受け取り、目を通した。
———
パンドラの国王、王妃こんにちわ。
突然ですが、言っておきます。
この手紙が届いた日から1週間後までに城にいる誰か1人を生け贄に私に捧げてください
。
さもなければ、2人の首をいただきます。
—海賊・死風のガルデーンより
———
「がっガルデーンだと!?」
「数々の国に脅迫状を送り、その条件を飲まなかった国を滅ばす男…!!」
「生け贄といったって誰を…」
「…そうよ、アイツよ」
憎しみのこもった声と瞳でセイナは言った。
「ヒールよ!!」
「…!?本気か?」
「ええ!あんな役立たずが死んでもこの国には何の支障もでない!!
むしろ死んでほしいくらいだわ!!あなたもそう思うでしょ!?」
「……ああ」
- Re: ONE PIECE−天竜少女の物語−(SS連載開始! ( No.112 )
- 日時: 2012/03/30 20:09
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
◆◆◆
“コンコン”
「ヒール、私よ」「どうぞ」
セイナは爽やかな顔で入ってきた。
「ごめんねいつも暴力なんて振るって…」
そして両腕を開いた。
「来なさい。今日だけ抱きしめてあげる」
優しく微笑む母の元へヒールは向かい体を預けた。
「…こんなに大きくなちゃって…」
片手がヒールの頭をなでる。そしてもう片手は何かを持っていた。
ナイフ、だ。
「ちょっと目を閉じてなさい」
そしてセイナは自分の娘が目を瞑ったと確認しナイフを持った。
そして悪魔のような笑みを浮かべ、ヒールに向かって—
“グサッ”
「ハゥッ!!」
貫いた。
ナイフが
セイナの体を。
「はぁっ…はぅぐ!!」
苦しむセイナの耳元でヒールは囁いた。
「今さらいい親?ふざけんじゃないわよ。
あ、そうそう。今日城全体に油を捲いておいたわ」
「!?な…何のために…」
「裏切り者…この国を滅ぼす為よ。私を生け贄になんていい度胸ね」
(きっ…聞かれてた!?)
ヒールはポケットからマッチを取り出し、火を点火させこう言った。
「さようなら、ウジ虫」
◆◆◆
「どうした何事だ!?」
「城が…燃えてます!!」
「なんだと!?」
“カツカツカツ…”
「ヒール!」
バケツを持ったヒールは父親である王の顔を見て微笑んだ。
“バシャッ!”
バケツの中身を王にかけたヒールはマッチの火を投げた。
中身は油——
「ぐぅがぁあああああああああああああああ——————!!!!」
「王!!」
「ヒール様!!何を!?」
王の皮膚が、顔が全てが燃えていくのを見てヒールはケラケラと笑い声を上げる。
すると彼女は近くにいた家来の剣を抜いた。
“ザシュッ”
ヒールは笑いながら家来を斬り殺していく。
「な、何故私達まで!?」
「…憎き王と女王の国の者は全て殺す対象…あの人以外は…」
“ザシュッ”
“グザッグサッグサッグザッグサッグサッ”
ヒールは死んだ死体に剣を指し続ける。笑顔で。何の後悔も無い表情で。
◆◆◆
数時間後、国全てが炎に包まれた。その光景をヒールは丘から見ていた。
「奇麗な景色…」
うれしそうな声が言った。彼女自身の声だ。
しかしここにいてはいけない。
自分が国滅ぼしに犯人と知られてしまう。
その丘から立ち去ろうとしたその時だった。
“ガシッ”
「!?」
足を何かに掴まれた。
下を見ると…
「ヒール…親の私達を…」
「見捨てる気か…?」
真っ黒に焦げ、皮膚も無かった両親達であった。
「ならばお前も道連れだ!!」
「ヒッ———」
その時の彼女の叫びと共にパンドラは滅んだ。
◆◆◆
“パチ…ッ”
「目が覚めましたか」
ヒールは自分に起こっている事が理解できなかった。
生きている。あんな大火事に巻き込まれた自分が。
そして目の前には——
「お久しぶりです」
「貴方は…あの時の…」
3年前、自分の名付け親となった青年だった。
「落ちついて聞いてください。貴方は“レイレイの実”、幽霊人間になりました」
「え…!?」
「これは体が一生霊体になるかわりに不老不死になる能力です。
そして今から貴方をとある場所に連れていきます」
青年は城の一部だった塔を仰いだ。
「あの塔の地下、そこに幻の生物ドラゴン“ヒエーナ”がいます。
ヒエーナはあと200年後、氷が溶け眠りから覚め、世界を滅ぼすことでしょう。
…貴方は世界が憎くないですか?」
「!!」
「自分を産み、苦しませた世界。自分を拒んだ世界。
それを滅ぼせます」
「私に…どうしろと?」
「200年間、ヒエーナの復活まで見守ってほしいのです。
僕では無理ですが、不老不死の貴方ならそれができる。どうでしょうか?」
ヒールは下を向いた。唇を噛み締めた。
決意を決めた。
「分かった。私、やるわ」
「そうですか…では行きましょう」
「1ついい?」
「なんでしょうか?」
「—貴方は何者なの?」
ヒールの方を振り返った青年はそのままこう言った。
「…いずれ」
◆◆◆
過去を知った一同は静まり返った。
カノンは涙を流して拳を強く握る。
しかし、長く続いた静寂を打ち砕いたのは—
「助けよう」
ショコラであった。
「最初はなんだか分からなかったけれど、話聞いたら黙って置けなくなっちゃった。
それに…カノンに泣かれて頼まれたら断れない」
「ショッショ…ジョゴダ〜〜〜〜〜!!!」
「ホーリーナイト、貴方も手伝ってくれる?」
「…フッ、仕方がないな」
「仲間の頼みだ!断る訳ねぇよ!」
「レディが助けを求めてんなら騎士(ナイト)が黙っててどうする」
「なんだかお宝の匂いもするし〜B」
「歴史の謎も」
「だ———ッ!!いい奴すぎるぞおべぇらよ〜〜!!」
「泣き過ぎだ」
「ま、まぁおれにかかればこんなもんは…」
「ショコラさん、パンツ見せてくれm「なんでそうなる!!」
次々と一同の心が団結していく。
「だがどうやってやるんだ?今の所策はねェんだろ?」
「ううん、大丈夫。私に案があるの」