二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: FAIARYTAIL 「悪霊憑き」 オリキャラ募集中 ( No.67 )
- 日時: 2013/02/10 17:27
- 名前: 有栖 (ID: kGzKtlhP)
“契約”…………。そうなるのかな。
チラッと後ろにいるシエルを見ると笑顔で返してくれたのであってるんだろう
「はいっ」
『そう。断る理由もないわ、ちょうど暇してたし、いいわ。付き合ってあげる。私はラーウェル。貴方は?』
「……ノエル」
『よろしくね、新しい主、ノエル』
その言葉に自然と笑う事が出来た
それからは、他の子たちも混ぜ他愛もない話をして宿に戻る
部屋に入るとツナさんやグレイさん、お姉ちゃんはもう寝ていた
“枕なぐり”して相当、体力使ったんだろうなと思って苦笑
ルーシィさんの姿は見当たらない。どこいっちゃったんだろ。
そのうち帰ってくるよね。明日も戻ってこなければ探しにいけばいい
でも、帰ってこなかったのはロキさんだった。
昨日一応ギルドに帰ってきたらしいけど何かあって出て行ってしまったらしい
そこでギルドの皆全員で探す
最初に見つけたのはルーシィさんでロキさんは人間ではなくて“星霊”だったらしい
シエルたちは薄々気づいてたみたいだけど。この世界の者同士じゃないから分かったのかな
ロキさんの本名、レオさん。黄道十二門の中の珍しい鍵で獅子。
つまりライオン…かな
「ノエル、いくぞ」
すごくワクワクした目でお姉ちゃんが私にいう
さっき、そのレオさんから元々女の子達と一緒に行く予定だったという
リゾートホテルのチケットを貰ったんだ
そんな高そうなホテルも泊まったことないし海も全然いかなかったので私も楽しみといっては楽しみ
お姉ちゃんの後ろをついていきギルドに行くとちょうどチケットをもらっている所
ルーシィさん達もいろいろと揃えて海へと出発
そこで色々と楽しんだ。泳がなかったけどね
陸にあがるとグレイさんを熱いまなざしで見ている人物が一人
あれは………水のエレメントの人…。なんでここにいるんだろ
まあいっか。対して危険なことは考えてなさそうだしね
+++
時は過ぎてルーシィさんに連れられカジノへ遊びに来る
私は年齢的にもまだ幼いはずなので出来ないけど。というよりやり方を知らない
ので、ルーシィさんとともにお姉ちゃんのプレイを見ていた
それはイカサマしてんじゃないかってほど絶好調でかなり稼いでいる
ナツさんの方は、なんか文句いってるけど………
ついにディーラー、勝負する相手が変わる
「今なら誰が相手でも負ける気がせんぞ」
「だね」
「だったら特別なゲームを楽しまないか?賭けるものはコインじゃない」
テーブルに一文字ずつ英語が並べられる
そこに書かれた単語“DEATH”
「命。かけて遊ぼ。“エルザ姉さん”」
「「?」」
「…………ショウ…」
お姉ちゃんとその今、目の前にいる人の関係は知らない
でもあえていうなら……今はあまりいい状況じゃない
その瞬間、一気に部屋が暗くなる
停電どころの暗さじゃない。これは魔法で意図的に暗くなった
「シエルッ」
『オレは夜目効かない』
“シエルの方を見るとあきれたように手を広げていた”
そうだよね、実体化したら今見えるものも見えないよね
「あぁ、そうだった。ごめんね」
だったら闇竜のムーンさんならいけるはず
「 公共物に憑依を possession(パーシオン) “ムーン” 」
「何をすればいいんだ?」
「ルーシィさんとお姉ちゃんの保護をお願いします」
その瞬間に大量の人の気配が消えたと同時に明かりが戻る
そこで見たのはカードにされた人達
これ全てがあの“ショウ”と呼ばれた人の魔法
「みゃあ」
ダンッと音をたてて走りだしたムーンさんが何かをたたき落とす
地面に落ちたのはロープのようなもの
声がした方をみるとそこに猫の仮装をした女の人がいることからその人が出したものだと思われた
「元気最強?」
その後も次々と人は現れる
全体的に四角い人とかマスクをかぶった人が現れる
お姉ちゃんはその人達のことをかつての仲間たちだと言う
だったら下手に攻撃は出来ない。ルーシィさんととも攻撃態勢に入る
話を聞くことによるとこの人達はお姉ちゃんを目的にここまで来たんだっていうことが分かる
どうでる…?
様子をたがいにうかがっている一斉に襲いかかって来た
- Re: FAIARYTAIL 「悪霊憑き」 オリキャラ募集中 ( No.68 )
- 日時: 2013/02/10 17:50
- 名前: 有栖 (ID: kGzKtlhP)
まず初めについさっきの魔法と一緒で視界が暗くなる
お姉ちゃんは動けても今は攻撃出来ないと思うし2対4。
完全にこっちの方が不利だ
それに夜目が効く人がムーンさん以外に魔力の消耗が低い人がいない。
ルーシィさんだってきっと効かないだろうし…
………違う。狙いはお姉ちゃんだ。
まずお姉ちゃんを守らなくてどうする?
「シエルッお姉ちゃんは何処っ!?」
ムーンさんの戦闘の邪魔にならないようにシエルに話しかける
“シエルは、私の後ろを指さした”
そこに手を添えると誰かいるのが分かる。たぶんお姉ちゃんなんだろう
まだ、ここにいる
連れていかれないようにっていう訳じゃないけど思い切り抱きついた
それだけじゃ力が足りないのは知っている
でも、こうでもしないと一人でどこかにいってしまう気がしたんだ
「気付いたのはいいがもう手遅れだぜ、お譲ちゃん」
「っ!?」
頭に何か固いものがあたり身動きが取れなくなる
これはきっと“銃”だろう。それを当てられている
駄目だ、誰か、どこかに。とにかく誰でもいいから実体化させたい
何か手に触れているようで触れていないような感覚につかまれてそれに魔力をそそぎこんだ
銃を離された瞬間に銃声音がひびき何かが壁かなんかに激突した音
それと同時に抱きしめていたはずのお姉ちゃんがいなくなり視界が明るくなる
そこでみたのは、さっきまで銃を私に向けていたはずの四角い人が吹っ飛ばされておりショウさんが口から少量の血を流している姿
それと近くにアクトの姿があった
「どうやら間に合ったようですね」
さっき、手に触れた感覚はアクトだったんだ
「でも、エルザさんは守りきれませんでした」
その一言を聞いてあたりをもう一度見渡すとマスクをかぶった人がお姉ちゃんを担いでいた
ムーンさんに向かわせようとしたけどとっさの事で魔力を急激に使ってしまい目眩がしてその場に倒れる
実体化していたものも戻ってしまった
ルーシィさんはロープのようなものに縛られている。
「「エルザー!!/お姉ちゃんっ!!」」
「姉さん…帰ってきてくれるんだね“楽園の塔”へ。きっとジェラールも喜ぶよ」
ただ、何もできずにお姉ちゃんはその人達に連れ去られた