二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.238 )
日時: 2012/08/19 17:06
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

       第六十九話 --




城に入ると
すごい豪華な料理が並べられていた
周りには新しいメイド達が囲んでいる

悠「お、腕が良くなったね、シェフ」
シ「誠にありがとうございます」
沙「おいしい!」

正直言うと
これは教団レベルを超えているっ!!

      ※教団では砂糖しか食べていません

よけいな※いれんじゃねーよ

メ「しかし悠様・・・今までどちらにいらしたのですか?」
悠「・・・どこだと思う?」
メ「え・・・」
悠「おとぎ話の中」
メ「おとぎ・・・話・・・?」
悠「なんちゃって。冗談。沙羅探しだよ」
沙「その割には避けられてたような気も」
悠「やめろって」

切りま

Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.239 )
日時: 2012/08/20 14:45
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)




食事が終わると
メイに呼び出された

メ「余計なお世話かも知れないのですが・・・」
悠「何?」
メ「悠様、沙羅様のお父様とお母様のお墓に・・・行ってもらえないでしょうか」
悠・沙「!!」

そうだった
僕達には親がいて
それももう亡くなっている

もうずっと行ってないじゃないか

悠「行こうか」
メ「!はい・・・!!」

連れて行かれた野原には、一つの綺麗な墓があった

悠「・・・毎日、掃除しててくれたのか」
メ「あ、すいません!・・・せめて悠様が帰ってくる時には・・・綺麗のままで置いておこうと」
悠「ありがとう」

夕焼けが墓を照らす
新しい花をあげて
両親の好きなまんじゅうを置いた

手をあわせて
父上、母上に伝えた

今まであったことを




・・・とまあ、色々な事がありました
そして今、沙羅と共におることが出来ます
沙羅は捨てられたことを恨んでなんかおりません

むしろ喜んでおります
''この国が幸せで良かった''と

・・・肬は僕等が殺しました
最初に殺したのは僕ですが

僕達は神に選ばれました
イノセンスというものに
ノアというものに

僕達は扉の向こうに行きます
消えた扉のその向こうに
だから・・・王女もやめねばなりません

次期王は・・・メイに任せます
お父様
お母様

貴方方は許してくださいますよね
なんせ私の

たった一人のお父様、お母様なのですから


帰り道
僕等は手を繋いで歩いた

沙「何を言ったの?」
悠「ん?・・・今までの事」
沙「同じこと伝えてどうするのさ」
悠「・・・流石姉妹。考える事も一緒か」
沙「酷い!」
悠「ハハン。さあメイ、返って砂糖食べようぜ」
メ「え・・・砂糖でございますか!?」

久しぶりに思いっきり笑えた
久しぶりに思いっきり話した
久しぶりに沙羅の笑顔を見た

ありがとう

ルカ
このよの全て

教団
千年公
ティキ
ロード

これからは
僕達は僕達の道で歩いていく

みんななら
応援してくれるかい?