二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.245 )
日時: 2012/08/25 10:37
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

       第七十三話 --




沙「悠!!」
悠「沙羅・・・」

血だらけの床
きっと千年公がやったんだな

沙「これ・・・」
悠「そんな事は後だ。きっとみんなどっかに隠れてる。・・・探すぞ」

目の前に現れたのは
アクマ

イノセンスは捨て
今はただの人間だ

沙「イノセンス・・・あれ!?イノセンスがない・・・!!」
悠「・・・っ。逃げるぞ!」

なんでだ?
千年公・・・
ダイスキなんて
嘘だったのか

後ろから弾丸が発射する音が聞こえた
でも痛みは感じなくて
ただ

温もりを感じた

悠「・・・!!アレン・・・リナリー?」
ア「無事でなによりです」
沙「なんで・・・」
リ「怪我してない?大丈夫?」

きっと
ルカが言って
連れ戻しに来たのか?

ア「大丈夫ですよ。教団は追って来ません。・・・扉については聞きました。だから・・・」
リ「少しでも力になれたらって。・・・ついて行ってもいいかしら?」
沙「・・・ありがとう・・・・・・・・・二人共」

・・・二人の力は小さくて弱い
四人の力は大きくて強い

固まれば固まるほど
力は強くなっていく

これが
黒の教団
エクソシストか

悠「来るからには、ちゃんと守ってくれよな」
ア「はい!」

携帯電話を取り出して
城の皆に一斉にメールを送った


  ''沙羅や僕は無事だ。みんなの現地情報を教えてくれ。僕等は王室の前にいる''

ア「すごいお金持ちだったんですね・・・」
沙「ここまで仕立て上げたのはお父さんなんだよ」


             切りま

Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.246 )
日時: 2012/08/27 13:35
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)




ア「へぇ・・・。それで、これからどうするんです?」
悠「まぁ取りあえず、肬の首取りに行かねーとな」
ア「え」
悠「うそうそ。もうここにある」
ア「いえ、そういう意味じゃ・・・」

メールの着信音がした

   ''怖いです、王女様・・・助けてください!!(画像付き)''

画像を見た
その残酷な写真を
そこには
アクマのドアップ写真があった

悠「・・・!!」

この背景
かすかな背景
思い出せ
ここが何処なのか

お願いだから・・・
思い出すんだ
これ以上犠牲者は出したくない

悠「・・・ここって」

音楽室
父が殺された


あの部屋



行かなきゃいけない

悠「音楽室だ!」
沙「わ・・・待って!!」

どうしてだ
千年公よ
俺の事好きなら
なぜ城の皆を襲う!!

悠「皆!」

ドアを開けたら
服だけが散らばっていた

そこにいたのは
千年公
紛れもない

ボクの愛した人

ア「伯爵!」
悠「待てアレン。・・・出てけ。二人で話す」
ア「そんなの!」
悠「出てけ!!」

アレン達は出て
千年公と二人きりになった

悠「・・・さよならって言ったのに、また会ったな」
千「・・・悠くン」
悠「どういうことか・・・説明してもらおうか」