二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.15 )
- 日時: 2012/07/24 07:42
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「ただいまー」
「「速っ!?」」
師匠が帰ってきました。それにしても驚きすぎじゃありませんか?
「・・・なぜ傷が無い」
ここで康太君が質問。なるほど、そういうことですか
「え、用件を言ったら代表以外の男子生徒が襲ってきたけど」
「「「けど?」」」
「一人あたり0.2秒で鳩尾にいれて、気絶させただけだよ」
(((絶対に敵に回したら殺される!!)))
おや、雄二君と秀、康太君は目線で訴えてました。別に師匠はそんなこと考えていませんよ
「怪我は無いですか?」
「うん。別に無いよ」
「なら安心です」
「なら、ウチが殴る箇所はまだあるのね」
“デンジャラス発言した島田さんはクラスメイト扱いになった!”
「で、話を戻すが何時開戦にしたんだ」
「昼休み終了後だけど」
なら、お昼を取ってからですね。弁当は師匠が作っているので楽しみです
「なら、屋上でミーティングをすっから弁当持ってこい」
「分かった。はい、芹奈」
「ありがとうございます、師匠」
「吉井って弁当つくれるの?」
「作れるよ」
「「「嘘だ(嘘ね)(嘘です)!!」」」←ひぐらし風
悲しいですね。信じてもらえないと
というか早く行きませんか?
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.16 )
- 日時: 2012/07/24 13:07
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
屋上へ続く階段を登り扉を開ける。行くまでが暗かったせいか明るくなると目を細めた
「風が気持ちいいですね」
「昼寝をしてしまいそうだね」
なんて師匠と会話をしました。そして、雄二君がフェンスに腰をかけると、次第に私達も腰を下ろしました
「ま、ミーティングの前に飯でも食うか」
「では、いただきます」
師匠が作った弁当の卵焼きを食べましょう
「うん。おいしいですね」
「ありがとう、そう言ってくれると嬉しいよ」
「なあ、一つおかず貰ってもいいか」
「わしもじゃ」
「・・・同じく」
「お手並み拝見ね」
「太ってしまいますが・・・」
「あの、たぶん食べると男子はともかく女子はショックを受けますよ」
次第に師匠のおかずが無くなり、全員が口に入れました
「う、うめぇぇぇ!!!」
「とろけそうじゃ」
「・・・旨い」
男子陣からは一致した意見がでました。女子はというと・・・
「「負けたわ(ました)・・・」」
膝を落としました。大丈夫ですよ。私も最初はそんな感じだったので
「あの、明日は私が作ってきます!今の食べてると女子として負ける訳にはいかないので」
そういう人は嫌いでは無いですね。アレとは違って
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.17 )
- 日時: 2012/07/24 15:29
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「へぇー、瑞希って、吉井だけに作ってくるんだ」
でた。自分にも作ってくださいアピール。無理して作る程の量を作るのはエラいのに
「な、なら!皆さんにも作ってきましょうか!」
「姫路さん。無理して作らなくてもその心意気だけでもいいよ」
「まあまあ、女子の手作り弁当なんて、滅多に食えないぞ」
「た、確かに」
「なら頼めるか、姫路」
「はいっ!」
やはりこの時止めていればということを後に知ることになるのでした
「さて、本題に入るがDクラスを狙うのには二つ理由がある。一つはーーー」
「Eだと、勝てるからだね」
師匠がそう言いました。確かに、観察処分者の師匠。A以上の私と次席だった姫路さん。そんな、強敵ぞろいのクラスだから、作戦が無くても勝てますね
「あ、明久にしては頭が回るじゃねえか。持病か?」
「失礼な奴だな。まあ、メンバーを見てもわかるけど結構強いからね」
「ほう。ならここにいる面子を見てどう思う」
「弟子(好きな人)が一人、美女が一人、悪友一人、友が一人だね」
「一人足りないぞ」
「えっ!?あっ、ごめん。島田さん」
「失礼ね!殴られなさい」
とりあえず二つ目の理由を聞きましょうよ
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.18 )
- 日時: 2012/07/24 20:32
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「で、二つ目の理由はなんなのじゃ」
秀が流れを変えました。ナイスですよ
「二つ目はDは戦略を練れるからだ」
「なるほど。Eクラスは大群で攻める形ですが、Dは戦略が練られることから、流れを切り替えることが可能ですね」
「さすが、明久の弟子だな。今、中沢が言った通りEは作戦なんか考えずに突っ込んでくる。そうしたら姫路がいる俺らでもキツい」
「なら、さっきなんで勝てると言ったのよ」
まあ、確かにそうですが
「さっきのはあくまで姫路と中沢がAの点数を持っていた場合だ。康太、俺らが最後に受けたテストは何だ」
確か、振り分け試験ですね。そういうことですか
「・・・振り分け試験」
「そうだ。わざと低い点を取った中沢はともかく、姫路には点が無い」
「じゃから深追いをしないで作戦を使う代表だと、補給ができるからかの」
「その通りだ。だから狙った。いいか、俺らFクラスは最強だ。打倒Aなんて協力したらできる」
「やってやろうじゃないのよ!」
「引きずり落としてやろうかの」
こうしてDクラス戦を向かえました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.19 )
- 日時: 2012/07/24 22:05
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
現在、私はテストを受け直してます。理由は言わずとも分かりますよね?といっても私は師匠とのコンビネーションでなければ活躍できませんが。といっても一対一ならアッサリ倒せますよ
「先生採点お願いします」
「わかりました」
さて戦場に行きましょう
階段踊り場
「Dクラス金守が参戦します!試獣召喚!」
始まって数分ですがかなり熱狂です。と言うか男子が多いですね
「芹奈!手伝ってくれ!」
この声は師匠ですね!
「どうしましたか師匠!」
「こいつらを片づけるから協力してほしい」
「わかりました!では中沢芹奈、師匠を助太刀します!試獣召喚!」
デフォルメされた召喚獣が魔法陣から出てくる。そして師匠の背に背を当てた。これが私と師匠の攻撃スタイル。さて
「師匠!背中は守ります!」
「わかった!じゃあいくよ!」
吉井明久 VS Dクラスモブ1~20
中沢芹奈
物理
68 VS 120
738
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.20 )
- 日時: 2012/07/25 06:56
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
『700点越え!?』
『勝てるわけがない!』
『ひ、怯むな!束になってかかれば倒せる!』
さて、私には10人程いますね。しかも一斉攻撃とは
「もったいないけど腕輪発動!行け!」
ヒュイン
『どこへ消えた!』
「あなた達の後ろですよ」
パパンッ
Dクラス 11~20 0点
『なにぃぃ!!』
『何が起こったんだ!?』
「説明しますが私の腕輪は『神速』でして、肉眼では見えない速さを出します。そして私の召喚獣はあなた達の死角の後ろに行きました。その時に一体は私に当たって吹き飛び戦死しましたが。その後皆さんが私を探してる数秒間で頭を貫く角度を探して撃ったという訳です」
腕輪の説明もしましたが大丈夫でしょう。どうせ補習室で勉強(拷問)させられるので
『凄い・・・』
『なんだろ、美しいというか華麗というか』
『二つ名は無双の舞姫だな』
なにやらおかしな話をしてますよ。それにしても無双の舞姫ですか・・・
おっと、こんなことをしている場合じゃないですね。助けに行きますよ師匠!
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.21 )
- 日時: 2012/07/25 14:24
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「師匠!後何人ですか?」
さて、さっきの人たちは西村先生に連行されたし、残りは師匠の周りにいるターゲットだけです
「後七人だけど、危険な状況だね。うわっと」
『話す暇があったら早く死ね!』
「させません!行け!神速!」
さっきとは違いステップを刻みながら敵の周りを早く回る。すると残像が残り分身した
『な、何が起きてるんだ!?』
しかし、速すぎて相手は何かが自分の周りを回っているとしか思えません
「師匠、ジャンプをしてください!」
「わかった、当たらない事を祈るよ」
師匠が高くジャンプをします。その間私は弾がなくなるまで、撃ちます。弾が切れるのと同時に師匠が着地をしました
Dクラス 1~10 0点
そして敵は粒子になり消えました
「戦死者は補習ぅぅぅう!!!」
常日頃、廊下を走るなと言う先生が走ってきました
「西村先生、頼みます」
「中沢か。さっき戦死した十人はお前等がやったのか?」
「いえ、やったのは芹奈だけで僕は三人しか」
「なる程な。(ぼそっ)これは考え方を変えた方がいいかもな」
「とりあえず連れていったらどうですか。逃げ出しそうな人がいるので」
「そうだな。頑張れよ吉井、中沢」
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.22 )
- 日時: 2012/07/26 14:40
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「そういえば師匠。なぜ、他の隊員がいないんですか?」
「そりゃあ、すぐ戦死したからね。特に島田に限っては逃げようとしたから殺しちゃったけど」
さすが自己中女。そうやって逃げても意味ないのに
「とりあえず師匠は補給でもしてください。後は自分がなんとかするので」
「わかったよ」
そう言うと走ってFクラスへ行きました
さて、私は落としに行きますか。これ以上長引かせるのも面倒なので
Dクラス
もう、作戦とか関係なく私は船越先生を連れてDクラス前まできています
ガラッ
そして引き戸を開く
「中沢芹奈!Dクラスにいる生徒全てに数学で挑みます!」
「承認します!」
「試獣召喚!」
数学
中沢芹奈 VS Dクラス2149 平賀源次
805 VS 125 140
『試獣召喚!』
さて、一瞬で決着をしましょうか
「神速!」
ヒュイン
『どこへ行った!』
『速い!』
私は正直言って何人もいた生徒を払いのけて代表さんの周りを回ってます。さて、小芝居も飽きたし止めをさしますか
「私ならここですよ」
『な、何ぃぃぃ!!!』
パパンッ
「戦争集結!勝者Fクラス」
あっさりとこの戦争は終わりました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.23 )
- 日時: 2012/07/27 15:00
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「おいおい、どうなってんだ?」
戦争が終わりを告げるとDクラス前にFクラスの人がぞろぞろときました。もちろん雄二君を筆頭に
「私の腕輪を使ったまでですけど」
とりあえず説明をしておきます。腕輪という言葉を聞いて驚かないあたりは師匠が説明してくれたのでしょう
「あらためて聞くと凄いな、お前の腕輪・・・」
「確かにね。僕たちDクラスも腕輪を持っている人がいると考えて行動すれば・・・」
「いや。なんせ初日から俺らが戦争を仕掛けて、さらに腕輪持ちがいるとは普通考えないだろうな」
「そうだね。さてと、僕たちは負けたんだし、明日から設備交換でいいかな」
「いや、設備交換はしない」
これは驚きですね。なぜか雄二君は交換しないと言ったのでしょう?
『なんで勝ったのに交換しないんだ』
『せっかくおさらばと思ったのによ』
「まあ、待て。俺たちの目的はなんだ」
えーっと、打倒Aクラスでしたね。それが・・・そういうことですか
「Aクラスに勝つことじゃな」
「その通りだ秀吉。今変えたらお前等のやる気が下がるから交換はしない。だがAに勝ったら俺たちは一気に天国を味わえるさ」
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.24 )
- 日時: 2012/07/27 15:28
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
そう、ここで交換すれば後の戦争への意欲が減りますが、交換しなければ多少の不満はあるものの失うものが無いからです
『確かに』
『交換してたら絶対だらけてたよ』
色々と言葉が挙がってますね。さすが雄二君、相手の気持ちを理解しています
「で、だ。平賀とやら、俺がクラス交換をしない代わりにあるものを破壊してほしい」
「わかったけど、壊すのは気が向かないな。せめて、動かなくすればいいかな」
「それでもいいさ。なら今から、動かなくさせる奴を見せにいくから付いてきてくれ」
「わかったよ」
「なら、僕も見にいってもいい?」
「明久か。別にいいさ、作戦に影響する訳じゃないからな」
そして師匠と雄二君、平賀君はどこかへ行きました
『・・・Fクラスにまさか二人もAクラス並の学力を持つ奴がいたとはな。さて、明日にも開戦する準備をするか』
あるクラスの陰から誰かが覗いてたのは誰も気づかなかった
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.25 )
- 日時: 2012/07/27 19:35
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
翌日の学園にて
私と師匠は学園に来ると、先に来ていた昨日のメンバーと話していました
ガラッ
「Fクラス代表はいるか?」
扉が開き誰かが来ました。はっきり言って気持ち悪い感じの人です。それにしても、なんの用でしょう
「俺が代表だが何の用だ腐れキノコ」
「誰が腐れキノコだ!俺は根本恭二だ!まあいい。先に言うが俺はこんなクラスに来たくはなかったが先に用件だけを言おう」
「ナルシスト恭二と言ったか。さっさと用件だけ言え。お前が来るとさらにキノコが生える」
雄二君と気があったのは私だけでなく、このクラスメイトもだと思いましょう
「っ!!俺たちBクラスはFクラスに今日の午後の授業開始と共に試召戦争をする!」
『『「!!!???」』』
この腐れが言ったことには正直驚きました。まさかFクラスを潰そうとする代表がいたとは
「いいだろう。その提案を呑もう」
「いいの、雄二。僕たちは下位クラスだから断れるよ」
師匠が反論を言いました。確かに下位クラスは上位クラスの戦線布告を断れます
「いや、俺も今日B相手に挑もうとしてたからな」
「なら、俺は帰るぞ」
そして、腐れは帰って行きました。もちろん換気はしますよ
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.26 )
- 日時: 2012/07/27 20:38
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「・・・さて換気はしたな。お前等、さっきナルシストが言ったように、俺たちFクラスはBクラスと試召戦争をする事になった」
『質問がある。正直言って勝てるのか』
クラスの一人が質問をしました。確かに作戦よりもそちらが気になります
「お前たちが全力で応援してくれたら勝てるさ。さてと、今日の午後から戦争だが、Bクラスは文系が得意な奴等が多い。そのため今回は奴等の苦手な理数系で勝負をする。午前は数学、科学、物理、と保体の補充試験を受ける」
『理数系の教科は分かるがなぜ保体も受けるんだ』
またまた質問です。私にとっては嬉しい教科ばかりじゃないですか
「それはだな、昨日平賀に言ったのはエアコンの室外機を動かなくさせるためだ。そして、暑苦しい教室の窓を開けてそこに保体の最高保持者である康太を入れて戦わせるためだ。まあ、詳しいことはまた後で説明する。午前はしっかり補充を頑張ってくれ。以上だ」
さすが元神童ですね。先の事まで考えています。これなら午後も大丈夫ですよ。きっと
そして、私たちは午前中補充試験を受けました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.27 )
- 日時: 2012/07/27 21:39
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「さて、みんな補充試験をやった後で悪いが今から作戦を伝える」
補充試験が終わり昼食を取ろうとしたところ、雄二君が作戦をみんなに言おうとしました
「まず始めに言うがBクラス代表はあのキノコだ」
すると、教室がざわめき始めました。確かにあの腐れがBクラスにいることも疑わしいのに代表ともなれば驚きを隠せません
「で、だ。さっき言ったように今回は康太でケリをつけるが相手は代表があれとはいえBクラスだ。極力一人相手に二〜三人ついて戦ってくれ。教科についてはあっちより先に先生を拉致して連れていってくれ。おそらく今日はそれで精一杯だろう。そして翌日に康太を使って戦う」
『だいたいは分かったが今日の部隊長は誰がするんだ』
「そうだな・・・隊長は明久、副隊長は島田でいこう。頼めるか?」
「OK」
「わかったわ」
島田を副隊長にするのはどうかと思いますが・・・まあ、勝手な行動をしなければいいでしょう
さてと、雄二君が言った事を整理すると
・今日はBクラスとの乱戦で精一杯
・教科については理数系で相手より先に仕掛ける
・極力一人相手に二〜三人ついて戦う
・翌日、作戦の要である康太君が腐れにとどめを刺して勝利
ですね
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.28 )
- 日時: 2012/07/27 22:02
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「以上が作戦だ。解散していいぞ」
そして、ようやくお昼です。一応私も弁当を作ってきましたよ。何でしょうか今日の朝起きたら嫌な予感がしたので
「さて、飯でも喰いに行くかー。今日はラーメンにカレーにチャーハンにすっかな」
「雄二よ、今日は姫路が弁当を作ってくるじゃろうが」
「そうだったな。じゃあ、みんなは先に屋上へ行っといてくれ。俺は昨日の活躍を含めてジュースでも買ってくるからよ」
「あ、坂本。私も手伝うわ。一人じゃ大変でしょ」
「サンキュー」
そして私たちは−絶品姫路弁当を食べに近ずくことに気がつかないまま、屋上へ向かいました
屋上にて
バタンッ!!(ピクピクッ)
なぜか姫路さんの弁当を食べた康太君が倒れまてました。その光景に私と師匠、秀は黙るしかありませんでした
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.29 )
- 日時: 2012/07/29 20:57
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
話は戻りますが数分前
「寝たいねー」
「そうじゃの、昼寝もしたくなるぞい」
「・・・秀吉の寝顔だと!」
一人別の事を言っている変態さんがいますが確かに、風が心地よく、温度もポカポカしてて眠たくなりますね
「あ、あの・・・上手ではないと思いますが・・・どうぞ」
「「「オオッ!」」」
でてきたのは美味しそうなおかずです。私も負けないくらいに作れたか不安になりますね
「じゃあ、この海老フライをも「・・・もらうのは俺」ムッツリーニ!」
師匠が取ろうとした海老フライを横取りしました。せめて待ってから取ればいいのに
(ひょい)
「ムッツリーニ、味はどうなのじゃ」
「・・・衣はサクサク、中は火が通ってて凄くうmァ(バタンッ!)」
はい!?何事ですか!?確か感想を言い切る途中に顔面からコンクリの床に勢いよくキスをしましたね
(原因はあの料理だよね)
(うむ、演技ではないぞい)
(なら聞いてみますか)
そして何が入っているか聞こうとしたとき、扉が開き雄二君と島田さんが来ました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.30 )
- 日時: 2012/07/30 14:50
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「おー、遅れてすまなかったな・・・て、康太はなんで倒れてんだ」
「よっぽど美味しかったんじゃないかしら」
まずいですよ。今雄二君と別に倒れてもいい島田さんが食べようとしています
「姫路、この鮭むすびをもらうぞ」
「ならウチはサラダにしようかしら」
「ま、待つのじy(ぱくっ)・・・また、二つの花が散ったのじゃ」
秀が止める前に二人は口に入れました
「「犯人はにぎりめーーー(バタンッ)」」
変なことを言いながら倒れました。犯人は握り飯って聞いたことすらありませんよ
「どうしたのでしょうか二人とも。味がいけなかったのでしょうか?」
まず助けるより味を心配した姫路さん。ですがこれは聞けるチャンスですね
「姫路さんちょっといいですか?」
「はい、なんでしょうか?」
「料理に何か隠し味とかいれましたか?」
「はい!酸味がなかったので塩酸を入れました!」
「「「はい!?」」」
思いもよらないものですね。食べると危険で取り扱い注意の塩酸と言いましたよね。正直、姫路さんの味覚は別の意味で凄いですよ・・・
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.31 )
- 日時: 2012/07/30 16:44
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「・・・姫路さん、ちょーっとO☆HA☆NA☆SHIをしようよーもちろん、来るよねー(怒)」
「は、はい。行きます」
師匠は料理になると凄く厳しいですよ。あれは入れた材料と姫路さんの思考が間違っていますね。さて、私は倒れている二人を助けましょうか
「秀、私は男子を蘇生するのでそちらのバカ女の方を蘇生してくれませんか?」
「ぶっちゃけ、わしも苦手でのう、放っておけばその内復活するじゃろう」
秀も苦手なんですね・・・秀の言った通り放っておきましょう
「では・・・蘇れ!!」
「「ぐぼはぁぁぁあ!?」」
全ての力を込めて鳩尾を殴りました。ふぅー。ひとまず安心ですね
「お主、案外鬼畜じゃの・・・」
何か言ってますが聞こえませんよ。キコエテナイヨー
「ゲホッ、俺は何をしてたんだ?」
「・・・三途の川は本当にあった」
「姫路さんの弁当は凄いですね・・・」
ホント、人が死ぬ直前を体験させるなんて
「島田は起こさなくていいとして姫路は何処へ行ったんだ?」
「姫路さんならそろそろ帰ってくるのでは?」
「ただいまー」
師匠と目が虚ろな姫路さんが帰ってきました
「「「姫路に何があったんだ(のじゃ)!?」」」
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.32 )
- 日時: 2012/07/30 19:20
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「簡単に言えば姫路さんが雄二たちが食べた弁当に、姫路さん曰く「とっても美味しくなるように塩酸を入れちゃいました♪」って言ったから拷問(お話)をしただけだよ」
「言いたいことと本音が逆だぞ」
「しかし、料理に塩酸とは・・・これで懲りることを祈るぞい」
「・・・(こくり)」
そうですね、私も願いますよ
「しかし、姫路の料理が食えないしな。なんか腹がまだ空いてる感があるぜ」
「ならこれを食べて下さい。あ、それと。緑茶も。殺菌効果があるので」
「ありがとう芹奈。だけど何で作ってきたの?」
「朝起きたら、嫌な予感がしたので」
「的中じゃな」
「そうですね。持ってきて正解でした」
「さて、飯を食おうぜ。じゃ、俺はむすびーーーてか、むすびしかねえな」
しかたないんですよ。冷蔵庫にペットボトルと昨日の残りしかなかったんですから
「まあ、明久の弟子じゃから相当の腕じゃろう」
「・・・お手並み拝見」
「んじゃ僕も」
そして四人がむすびを口に入れました
「「「非常においしゅうございます」」」
「おいしいね。塩加減が丁度いいね」
そろいも揃って同じこと言うと気持ち悪く感じます。でも、師匠に褒められて嬉しいですね
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.33 )
- 日時: 2012/07/31 09:40
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「さてと、飯も食ったし戻るか」
「その前にこの二人をどうにかしないとね」
「姫路さんは大丈夫として、島田さんはどうしましょうか」
「それならいい方法があるよ」
どんな方法でしょうか。レズな女子を保健室に呼んでその中に入れるとか
「どんな方法だ明久」
「えっとね、清水さんだったっけ。その子を保健室に呼んでその中に入れるってやつ」
「「「それだッ!!」」」
清水さんってたしか、去年、島田さんをお姉様と呼んでた人ですよね
「よし、島田は清水に任せるとして姫路はどうするんだ」
「えっとね、確かここをしばけば!!」
バシィ!!
いい音ですね。野球でいうホームランを打ったときの音並みでしたよ
「痛い!な、何してるんですか吉井君!」
「ゴメン、蚊が止まってて、つい」
「いくら蚊が止まってたとはいえ、力加減を少し考えてくださいね」
優しく言うあたり、姫路さんにとって師匠は良い印象があるかもしれませんね
「さて、戻ってきたことだし帰るぞ」
そして事件があった屋上に島田さんを置いて教室へと戻りました。しかし、戻る途中、恨みのような視線がありました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.34 )
- 日時: 2012/07/31 06:27
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「ーーーという訳だ。最終確認は終わりにするぞ」
教室に戻った後、最終確認にきました。島田さんは復活して出ますが。ちなみに私は今回、教室待機で、緊急時の助けに繰り出されるそうです
キーンコーンカーンコーン
「野郎共!きっちり死んでこい!」
『イエッサー!!』
「わ、私は遅れるので、その間頑張って堪えてくださーい」
チャイムが鳴るのと同時に教室から先発部隊が行きました。ちなみに姫路さんは部隊長ですが、もう少し隊長らしいことを言った方が
『やったるでーーー!!』
『絶対姫路さんを護る!』
『好きです!付き合ってください!!』
忘れてました。このクラスは女子がいるとやる気があがるんでした
さて、私も頑張りましょうか
こうして、Bクラス戦が開きました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.35 )
- 日時: 2012/07/31 10:39
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「・・・そろそろだな。主力部隊しっかりと殺ってこい!」
『了解ッ!』
先発部隊が行って数分後、師匠率いる主力部隊が行きました。主力なだけあってか30人が行き、教室は代表と私を含めて10人しかいません
ガラッ
「失礼します。Bクラスの使者の者ですが、代表はいますか」
「俺だが、なんの用だ」
「外道が協定をするらしく、隣の空き教室まで来てくれないかとのことです」
協定はやりたいですが内容がわからないし、代表がアレですからね。少し信頼できません
「一つ聞くが内容はどうなってるんだ」
雄二君も疑問に思ったらしく聞きます
「今日の四時までに決着がつかない場合、四時以降は試召戦争に関わる全てを禁止し、翌日の朝の授業開始と共に戦争を再び開始するです」
なるほど・・・こちらとしては受けておいた方が良さそうですね。しかし、なぜ空き教室でやるのでしょうか
「わかった、行こう。済まないが全員ついて来てくれ」
少し嫌な予感がしたものの空き教室へと行きました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.36 )
- 日時: 2012/07/31 14:37
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
協定が終わり教室に戻りました。すると、ちゃぶ台、シャーペン、消しゴムはへし折られてました。これじゃ、補給ができませんね
「あれ、雄二と芹奈、それにみんなどこにいっていたの?」
師匠が声をかけました。そして秀もいつの間にかいました
「ちょっと、協定に行ってた。帰ってみるとこの有り様だ。やってくれるぜ根本の野郎」
「まあまあ、落ち着いて雄二。で協定は受けたの」
「ああ。四時までが戦争でそれ以降は戦争に関わることは禁止っていうな」
「どうして結んだのじゃ」
「それは姫路さんですよ。明日は彼女の頑張りが必要になるので少しでも早めに終わらせるのが適切かと」
「なるほどのう」
納得したようでした。鍛えている私は大丈夫ですが、姫路さんは体力がそんなに無いのですよ。現に最初に言った彼女の言葉がそうですが
「ところで、明久と秀吉はなんで教室にいるんだ」
それは私も気になります
「代表が根本だから何かするんじゃないかって思って」
「で、わし等がきたのじゃ。隊長は島田に任せておる」
嫌な予感がしてきました
『吉井!木下!大変だ!』
「どうしたの須川君。そんなに慌てて」
『島田が人質にとられた!』
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.37 )
- 日時: 2012/07/31 15:32
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
ほら。必ず島田さんはなにか起こすんだから。しかし人質とは。バカなことでもしたのでしょう
「とりあえず、落ち着いて話を聞かせてくれないか須川君」
『ああ、確かお前等が行った後島田が指揮を執ったがダメで戦死者が増えるばかりでよ。それで、俺がお前等を呼ぼうと戻ろうとしたときにはなぜか保健室に向かっていく島田がいて、呼び止めたら『吉井をお仕置きしなくちゃいけないの。だからあんたに指揮を任せるわ』って言われて。もう一度島田を見たら今度は島田が戦死寸前の敵二人に捕まってたんだ』
馬鹿すぎる。もはやこの学年で一番馬鹿ですよ
「芹奈、来るよね」
「はい、付いていきます。あ、秀と須川君はこない方がいいですよ。私たちかなり怒ってるので」
二人は私たちの言ったことを理解したのか、無言で頷いてくれました
「じゃあ行くよ芹奈」
「了解です」
そして廊下に出ると神速で彼女の所まで行きました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.38 )
- 日時: 2012/08/01 11:10
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
一瞬で私たちは島田の所までいく。無論、神速で来たため突風が吹き、何人かはとんでいったが今は気にしない。気づいてると思うが今私は鬼姫だ。なにしろキレている。今にも殴りかかりそうだが、ここで島田を殴ったら、私もアイツと同じになるため、上がりそうな手を我慢している
「島田、まず聞くが何で戦場から離脱した」
キレかけの口調で聞いた。どうせろくでもない理由だとはわかる
「吉井が瑞希のパンツみて鼻血が止まらなくなったって聞いたから折檻しようとしたのよ!」
チャキ、ガシャン
「芹奈、聞いてて殴りたくなったんだけど」
「奇遇だな、私も今そう思ったところだ」
私はハンドガン二丁、師匠は日本刀を鞘から出した。もうコイツの話を聞かなくていいな。だが、少しの余地は与えるとしよう
「な、なによ!女子に酷いことするの!やめなさいよ!」
「一つ言うが、お前が言えたことじゃない。どこにも女を敬えなんて国はないぞ。むしろ男女平等だ」
「島田、俺からも言う」
「なによ!」
私の話を聞いていたか?なぜ、攻撃姿勢なんだ。だから、バカなんだろ
「お前は俺よりバカで、俺はお前が嫌いだ」
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.39 )
- 日時: 2012/08/01 13:49
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「私もだな。いつまでもコイツといたらキリがない」
「・・・わよ!あんたにだけはバカと言われたくないわよバカ!!」
「なら、行動を改めろ。だとしても嫌いなことにかわりはないが」
「帰るぞ、師匠。コイツに手を下すまでもない」
そして、静まり帰った戦場に背を向け再び教室へ行く。本音を残して
教室
一度キレた私は師匠に気絶させられてまた気絶から目が覚めました。今回はようやく記憶に残すことができましたよ。それにしても師匠、キレたら怖いですね。というか鬼姫、よく話してましたね
「そういえば今、何時ですか?」
「四時だよ。協定通り休戦中」
「なあ、明久に中沢。島田に凄いこと言ったらしいな」
「ええ。ですが彼女は師匠のことはいいですが私は嫌ってますからね」
「僕も困るよ。危険な人を好きになるわけないのに。はぁー」
「お主も大変じゃのう。色々な人から好意を寄せられてのう」
なぜか私をちらりと見ました。まあ、好きなのは認めてますが
「僕は別に芹奈は好きだよ。むしろ、芹奈しか好きな人はいないけど」
「△※Σ◎☆!?(ぷしゅー)」
す、好きって、両思いってことですよね!?
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.40 )
- 日時: 2012/08/01 16:28
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「その様子だと中沢も明久のことが好きみたいだな」
「新カップルの誕生じゃの」
「・・・殺したいほど妬ましい」
「ねえ、芹奈。みんなもそう言ってるしつき合おうよ」
「わ、私でよければどうぞ///」
なんか、突然の告白でパッとしませんが、この際忘れましょう。ですが、いつか私から言いますよ
「まあ、新カップルができたのは置いといて、康太。他のクラスに怪しい動きはあったか?」
「・・・Cクラスが戦争の準備をしていた」
「なるほどのう・・・漁夫の利を狙うわけじゃな」
なんともいやらしい代表ですね。腐れみたいですよ
「そうですね。でも、Cクラス代表は誰なんでしょうか」
「確か根本の彼女の小山優香さんだっけ。そんな人。根本の彼女からして、なにか絡んでいるだろうね」
「ちょっと待て。ならアイツは協定破りじゃねえか」
確かに雄二君の言う通りです。今は試召戦争に関わる全てのことを禁止を破ってますね
「大方、私たちが不可侵条約をしにくるのを狙ってたのでは」
「そのようだな。よし、騙されたフリをして今日中に奴をしとめるぞ。んじゃ、いくぞ」
そして、騙し打ち戦法を考えCクラスに行きました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.41 )
- 日時: 2012/08/02 10:08
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「Fクラス代表の坂本雄二だ。このクラスの代表はいるか」
作戦を決行し、私たちはCクラスにいます。ちなみに今、作戦に参加しているのは私と師匠と秀と来る途中見つけた須川君と横田君です。康太君は明日に備えて、早めに帰って保体の勉強をしているそうです
「私だけど、何か用?」
この人が小山さんですか。すぐ怒るS:Mさんみたいな雰囲気です
「Fクラス代表としてクラス間交渉をしに来た。時間はあるか?」
「交渉?ふぅん・・・」
一瞬ですがにやりとした表情になりました。そして私は作戦の一つを言います
「ちょっといいですか?なんで、このクラスにBクラスの人しかいないんですか?」
「ッ!?な、なんのことかしら」
掛かった!これで腐れがいることはわかりました。さらに攻めましょう
「あ、なんで奥に根本がいるんですかね、まさか、私たちが来るのを知ってた様じゃないですか」
「どういうことよ恭二!話しが全然違うじゃない!」
ついに痺れを切らしたのか怒鳴りました。要するに作戦は成功です。さて後は止めを刺すだけです!
「チッ!バレたのなら仕方ねえ!お前等、代表ともヤレ!」
そして、扮装していたB生徒が出てきました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.42 )
- 日時: 2012/08/02 10:24
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「芹奈!ここは僕たちに任して!」
「お主は奴の首を取りに行くのじゃ!」
「その通りだ中沢さん!倒れそうになったら横田が助けに参ります!」
「横田の言う通りだ!頑張れよ!」
『ゴチャゴチャうるせえな!!試獣召喚!』
「「「「試獣召喚!」」」」
では、私も仲間の期待に答えなければなりませんね!
「見つけた!Fクラス中沢芹奈、Bクラス代表の根本にいど「おっと、これがなんだかわかるかな」!!」
奴が見せてきたのは師匠が一年の頃に買ってくれたカチューシャでした。なんで、アイツが持ってるんですか!?
「これを返して欲しけりゃ、戦争に参加するなよ。わかったな!」
「・・・はい」
そう言うとアイツは帰りました。あのカチューシャは大切な物です。戦争よりも。だから認めざるを得ません。私は泣くのを堪えて戻りました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.43 )
- 日時: 2012/08/02 10:44
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「雄二君すみません。逃がしてしまいました」
「そうか、まあいい。こっちは一人も死なず奴等を討ち取ったからな。引き上げるぞ」
こちらも倒したようですね。なら、帰りましょうか・・・
「芹奈、どうしたの?暗いよ」
帰り道、師匠からそう言われました。師匠なら、言ってもいいですよね
「あの、さっき教室が破壊されたじゃないですか。そのときに奴に、師匠から・・もらったカチューシャ・・奪われて・・・」
「え!?」
「で、明日の戦争に・・・参加するなって・・言われて」
泣きながら私は言いました
「大丈夫・・・絶対に取り返すから」
「ありがとうございます・・・師匠」
繋いでた手を握りしめながら、私に言いました。心配かけないように優しく言ってますが、師匠は奴に対してかなり怒っているはずです
「僕の彼女の大切な物を奪ったことを後悔させてやる!!まってろよ、根本!!」
夕日に照らされながら叫んだ師匠・・・いや、明久はカッコよくて凛々しく見えました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.44 )
- 日時: 2012/08/02 11:07
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
翌日
「雄二、朝一に僕にテストを受けさしてほしい」
「どうしたんだ明久、何かあったのか」
「うん。芹奈から大切な物を奪った根本を倒したいんだ!!」
「・・・おおかた見当はついた。なら朝、お前にテストを受けさす。教科は全てでいいな」
「わかった。絶対倒してやる」
朝早くに来た明久は雄二君に訴えました。さすがといっていいほど、状況を理解したようです
「と、いうことで僕は受けに行くからね」
「はい。ありがとうございます明久」
微笑んで返しました。久々ですね、明久に微笑んだのは
そして再び始まった
「明久のバカはテスト大丈夫なのか」
「大丈夫ですよ・・・私より、いや学年主席をとれますから」
「はあ!?あいつはバカだぞ。中沢も一緒にいてバカが移ったのか?」
「いいえ。昔はバカでしたが、今は天才ですよ。武術も学力も私を越えてますから」
「そうなのか。もしだが、あいつが本気だすと何点とれるんだ」
「総合点は6000を普通に越えます」
「まじかよ・・・なら、倒せるなあいつは」
「はい。だって、自分のことより好きな人を守るところに私は惚れましたから。だから勝ちますよ。必ず」
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.45 )
- 日時: 2012/08/02 11:25
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
明久side
僕は芹奈の気持ちに答えるため、根本を倒す。根本だけは絶対にーーーー
ぶっ殺す!!!
「Fクラス吉井!ここにいるBクラス全員に挑む!試獣召喚!」
『!?』
『なめんじゃねえよ!観察処分者!』
『『『試獣召喚!!』』』
科目は日本史か、なら倒せる。さて、僕も変わろうか・・・本来の自分にな
日本史
吉井明久 VS B1〜49
根本 恭二
1159 VS 200
358
「ま、このくらいだろ・・・さてLet's show time!!」
俺を怒らすとどうなるか教えてやる!
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.46 )
- 日時: 2012/08/02 18:58
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「俺は今、最高にキレてんだ。だから一瞬でケリをつける」
強く念じる。すると、大きく目を見開いた俺の召喚獣が地を蹴っていく。そして、次々と召喚獣をいなして斬る。時々抜刀術や居合い切りを使う。そして、根本以外の召喚獣は消えた。一瞬にして敵を斬る技。そう、これが俺の腕輪、『瞬斬の舞』
「後はお前だけだ、根本」
「く、くそっ!こうなりゃやけくそだ!うおぉぉぉお!」
根本はこっちに突っ込んでくるという単純な動きできた。隙だらけだ。俺は刀を空中で振る
「バカめ!なに空中で素振りをしてんだよ!」
「バカなのは貴様だ。俺が訳もなくやると思うか?」
俺がやったのは鎌とかでならよく使う技。空気の刃ともいってよいーーー
「鎌鼬」
スパッ
召喚獣は真二つに分かれ、消えた。根本の負け、つまり代表の負けが決まり戦争は終わった
「戦争終結!勝者Fクラス!」
俺らの勝ちだ!そして、根本から取り返せると共に芹奈に笑顔が戻せる
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.47 )
- 日時: 2012/08/03 07:11
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「まけ・・ただとこの俺が」
「根本、返せよカチューシャ」
「・・・ああ。ほらよ」
根本は諦めたかのように力なく渡してきた
「はは、こんなことしなかったら勝てたかもな」
「そうだな。それと、一つある」
「なんだ・・・」
俺は根本の服を掴み壁に押しつけると壁に殴った
「今回はこれで済んだが次なにかしてみろ、本気(まじ)で殺すぞ・・・!!」
カチューシャを壊さなかっただけでもいいがもし壊してたら殴りとばしてただろう
「本当に済まなかった」
帰る際に聞こえた根本の声は反省の色として受け取っておこう
「明久よくやったな。取り戻せたな大切なモンを」
「ああ、笑顔が取り戻せるよ」
「中沢は教室でお前の帰りを待ってるぞ」
「ありがとう雄二」
途中出会った雄二と別れ教室へ帰った
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.48 )
- 日時: 2012/08/03 10:15
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「ただいまー芹奈。取り返したよ、カチューシャ」
僕は戻ってくるなりこう言った。少しでも芹奈に笑顔が現れてほしいからだ
「明久、ありがとうございます。本当に、あり・・がとう・・ござい・・・ます」
「泣かないで、芹奈。笑ってる方が可愛いから。せっかくのカチューシャが似合わなくなるよ」
「そう、ですね。・・・これでいいですか?」
涙を拭い、頭にオレンジのカチューシャをつけた。昔みた、姿にそっくりな感じだった
「うん。可愛いや。そっちの方が似合ってるよ。よし、行こうか雄二のところへ」
「はい!」
手を繋いで雄二のところまで行った
明久sideEND
芹奈side
返してもらったカチューシャを付け、明久とBクラスに向かっています。なにやら騒がしくなりましたね。少し聞いてみましょうか
『うっ、吐き気がとまんねぇ!』
『だめっ!もう吐く!』
『トイレだ!トイレに行け!早くしないと俺らが逝く!』
「・・・なにが起こってるんですか?」
「さあ?けどこの騒ぎっぷりからして相当ひどいことが起こったんじやない?」
「そうですね。行きますか」
何か起こったBクラスへ行きました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.49 )
- 日時: 2012/08/03 13:30
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「雄二何してるの?」
「明久に中沢か。ようやくこれを終わらせたんだ」
Bクラス前にくると雄二君がしゃがんで作業してました。明久が聞くと顔色が悪い雄二君が作業していたものを指さしました。どれどれ・・・
・女子の制服
・すね毛がうっすら生えてる足
・口紅を塗った顔
・紫色の長いカツラをかぶった
根本
「「ギャァァァアーーー!!!」」
気持ち悪!見てはいけないものを見ましたよ。てか、それよりもこれを着せた雄二君は変態だっ!!
「明久ケータイかしてください」
「ほら」
よし、通話モードにして、1・・・1・・・0・・・と
「中沢、どこに連絡してるんだー」
雄二君が聞きます。フフッ、どこってもちろん
「あ、警察ですか?男子に女子の制服を着せた男子がいるんですけど。はい、わかりました」
「うぉぉぉおい!!!」
「よかったですね。おじさんが『頑張って生きろ。わしはとめん』ですって」
「よかねぇよ!てか、おっさんの頭どうなってんだ!!」
自業自得です
「ま、置いといて。なんか考えがあるんでしょ」
「おいとくな!まあ、考えはある」
「どんなのですか?」
今度は変なのじゃないですよね
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.50 )
- 日時: 2012/08/03 20:12
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「実はな、キノコをあの格好でAクラスに戦争を仕掛けるということを伝えるだけだ。で、今回も和平交渉をしたから設備を変えていない」
「まだ可愛いお仕置きじゃないか。僕なんか、女装を小さい頃からさせられてるんだよ」
「でも、かなり可愛かったですよ。ナンパされかけましたから」
「明久の過去に何があったんだ!?」
聞いてはいけません。だって過去が原因で家出しましたから
「まあいい、帰るぞ。今日はサンキュな明久」
下校時間
「明久、明日ついにAクラスと、ですね」
「うん。僕の本気は知られてると思うんだ。学園長にも」
「何で学園長にもですか?」
「僕等が入学してすぐにテストがあったでしょ。あのとき僕、ぶっちぎりで一位だったんだ」
「それがどうかしたんですか」
「一位は一学期の間は取ったけど二学期からは最下位をとった。それで僕はバカになったって思われたけど学園長は違って、何で僕が一位を取ってたのに最下位になったのか聞かれて僕は面倒だった答えたんだ」
「要するに学園長は明久が頭が良いのは知っていると」
「そういうことなんだ」
これがどう影響してるかはわかりませんが、結果は明日ということですね
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.51 )
- 日時: 2012/08/05 07:37
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
翌日
「みんな、よく聞いてくれ。俺らはさんざんバカにされ、学園の底辺とまでいわれていた。だが、思い出してみろ!上のクラスに二つも勝っているんだ!俺らはバカでも最強のFクラスだ!Aクラスに絶対に勝つぞ!」
『『『うおぉぉぉお!!!』』』
朝、みなさんが来ると雄二君はみなさんの前でそう言いました。その演説?が効いたのか士気は今までにないぐらい上がっています
「だが、みんなには済まないが乱戦はしない。が勝てる確率のある一騎打ちをしようと思っている。出られなかった奴は戦う奴の応援を全力でなってくれ!」
『わかったぜ、代表!』
『やってやろうじゃねえか』
「では俺は今から宣戦布告をしてくる。その間、出る奴を一応10人選んでおけ。任せるぞ明久」
「わかったよ」
そういうと教室を出ていきました。それにしても一騎打ちとは考えましたね
「えっと、まず選ぶ前に、今まで敵を倒した数を紙に書いて」
私は11人ですね
「集まったからちょっと選ぶね・・・へぇ凄いねこれは」
どんな結果でしょうか
「上から言うよ。僕、53人」
『『『桁が違う!』』』
次元が違いますね。それって一クラスは倒してますよ
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.52 )
- 日時: 2012/08/05 07:57
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「次、芹奈と姫路さん。11人」
『さっきのが凄すぎてつっこめない』
はい。私も驚けませんよ
「三番目、以外にも須川君。10人」
『『『何だって!こいつがそんなに倒してたとは!』』』
「三番目とは・・・以外だな」
須川君凄いですね。私と姫路さんと一人しか違わないですよ
「四番目、秀吉。8人」
「む、わしかのう」
『やるな、木下』
「後は全員二人か一人だったから次に、自分の取った最高点の教科とその点数を紙に書いて」
私は数学900ですね
「じゃ、また集めて・・・結果いうよ」
速すぎですよ。先生をも驚愕させる速さでしたね
「最初、僕。日本史、1159点」
『『『嘘だッ!!!』』』
まあ、バカのふりをしてたので信じてもらえないでしょうが
「次、芹奈。数学、900点」
『どこにつっこんだらいいんだ!』
これ、一昨日の結果ですよ
「次、ムッツリーニ。保健体育699点」
『もう一点欲しいな』
もう、つっこむ気力がありません
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.53 )
- 日時: 2012/08/05 08:18
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「次、姫路さん。数学、413点」
『中沢さんには劣っているけどすごいな』
そうですね。400越えるのは滅多にありませんよ
「次、本当に意外すぎる須川君。世界史357点」
『カンニングしたな絶対に!』
「してねえよ!俺は中国とかヨーロッパとかの歴史が得意なだけだ」
すごいですよ。明久には劣るけどAクラス上位の点数ですよ
「次島田さん。数学181点」
『ゴミのような点数だな、てぎゃぁぁぁあ!!!』
「瑞希に比べれば低いけどあんたよりかは上よ!」
大丈夫ですか、やられた人
「後は二桁の人だから省略するよ。で、今のを基にランクつけると」
「今帰ったぞー。で、人数は俺を含めて5人だ」
「分かった。人でいうと僕と芹奈、姫路さんに須川くんだね」
「よし、人も決まったようだしAクラスへいくぞ」
さて、今日。ついに決着が着きますね。頑張りましょう
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.54 )
- 日時: 2012/08/05 09:37
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「では今からFクラス対Aクラスの一騎打ちを始めます。ルールは5対5でFクラスは3回、Aクラスは2回の教科を選ぶ権利があります」
なら、私と明久は使わなくても大丈夫ですね
「では最初の方、前に出て下さい」
「じゃ、俺が出るぞ、坂本」
「任したぞ。教科は選んでもいいぞ」
「わかった。よし、相手が女子であろうと全力でやってやるぜ」
「では、私が行きましょう」
Fクラスからは須川君がAクラスからは確か佐藤さんがでました
「須川亮だ、よろしく」
「佐藤美穂です。よろしくおねがいします」
「では、教科はどちらが使いますか」
「俺らで。教科は世界史だ!」
須川君の得意教科です。勝算があるためにもここで使わないと後が苦しくなりますね
「承認します」
「「試獣召喚!!」」
須川side
さて、始まったか。俺がこういうところに立ったのはいつ以来だろうか。無いな。相手は痛そうな鉄球と来たか。見かけによらず凄いな。そろそろ点数が表示されるな
世界史
須川亮 VS 佐藤美穂
357点 362点
気を引き締めて行くか
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.55 )
- 日時: 2012/08/05 10:06
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「生憎、世界史は得意でね」
「でも、点数ではこちらが上ですよ」
点数?なに言ってんだ。俺は点数が低くてもな、敵を倒すとあることに気づいてんだよ。それには操作も必要だがな
「点数なんてもんは関係ねえよ。戦争に必要なものは操作なんだよ!」
話ながら召喚獣を突っ込ませ武器の棒で頭を突く。けど、吉井みたいに上手く突けないがな
「!ですが、私の武器は貴方よりリーチはある!」
すぐさま、鉄球を投げてくる。だが、相手は初めての戦いだ。狙い何処が外れてる。が、ここはあえて受ける
316点 309点
なる程な。やはり人の急所を狙えば倒せるな。それと同時に佐藤を倒せる作戦も思いついた。俺はあえて攻撃をせず待つ。なにもせずに
「攻撃をしないのならこちらから仕掛けるまでです!」
佐藤が鉄球を腹めがけて投げてきた。よし、今だ!すかさず投げた鉄球をドッジボールのキャッチの要領で取る。ダメージは負うが、これで奴を引き寄せることができる
「おりゃあ!」
「!!」
鉄球をおもいっきり後ろに引く。佐藤はしっかり握ってたようで、つながれた鎖ごと一緒に中に浮きこっちに来る。そして俺は鉄球を顔面めがけて投げる!
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.56 )
- 日時: 2012/08/05 10:20
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「いけぇぇえ!」
グシャッ
投げた鉄球は顔にめり込み、そのまま落ちた。召喚獣は動いてない
「勝者Fクラス」
「よっしゃぁぁぁあ!!!」
『『『うおぉぉお!!!』』』
「佐藤、すこしでも油断したら負けだ」
「そうですね・・・次は勝ちますから」
「いつでも来い。勝ってやるさ」
俺は佐藤と別れると陣地へ戻って行った
芹奈side
『すげぇぜ須川!』
『Aクラス上位の奴を倒しやがって』
須川君の勝利によりFクラスは一勝。そして次は緑色の髪をした女子です。誰かは分かりませんが、強いことに変わりはないですね
「中沢、頼むぞ。奴はムッツリーニと戦いたかったらしいから保健体育で勝負に来る」
「分かりました。では」
さて、再び勝利をもたらしましょう
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.57 )
- 日時: 2012/08/05 19:27
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「では、私が受けます」
「へぇー、ムッツリーニ君を出さないことはなにがあったのかな?」
「いえ。純粋に保健体育は私が一位なので」
「ふーん、そうなんだ。あ、名前いい忘れてたね。ボクは一年の終わり頃転校してきた工藤愛子です。よろしくね」
「私は中沢芹奈と申します。康太君とは違ってスポーツ分野には詳しいですよ。あと健康に関しても」
「へぇー、じゃあ教科はこっちが戴くよ。せんせー、保健体育で」
「わかりました。承認します」
「「試獣召喚!!」」
保健体育
中沢芹奈 VS 工藤愛子
986点 480点
「頑張ったのですがなかなか越えられませんね」
「・・・orz」
あらら、固まってますね。声をかけましょうか
「工藤さん。勝負の最中ですよ」
「はっ!そうだった。ていうか、やる前から負けそうな予感?」
「なら、倒してあげましょう。神速!」
「見えないけどね、こっちにも作戦はあるんだよ!それっ」
一瞬工藤さんの召喚獣が光り一気に解放しました。そして、その光りを受けた私の召喚獣はダメージを追いました
「光の粒子を体内に集めて一気に放つ技ですか」
「そこまで見てわかるとは凄いね」
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.58 )
- 日時: 2012/08/05 20:33
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「それほどでも。ですが私は結構、腕に自信がある方なのでこれで決めますよ!神速!」
パパンッ
再びキーワードを発しましたが召喚獣は動きません
「あれ?動かないってことは点数不足かな?まあいいや、それっ」
「別に私は召喚獣が速くなるとは言ってませんよ」
そう速くなったのは
「速くなったのは弾ですから」
中沢芹奈 VS 工藤愛子
426点 0点
工藤さんの召喚獣が倒れ勝利が決まった
「し、勝者Fクラス!」
『うぉぉぉお!!!』
私が勝利したことで遂にリーチになった。そしてFクラスは最強の明久に襷を渡しました
- Re 師匠は元バカのア ( No.59 )
- 日時: 2012/08/05 21:47
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「Fクラスからは僕がでるよ」
「なら、相手は俺だ」
「お前は!!」
出てきたのはかつて明久の親友でありライバルでもある波崎迅でした。迅は明久と同じで天才の一人で隣町の学校に通ってたはずですが
「久しぶりだな、明久に芹奈。ははっ、俺がここにいることに驚いたか?」
「まあね、去年は隣町にいたからてっきりここにはいないと思ったよ」
「半分正解だ。俺は今年からこっちに転校することになったわけですぜ」
なるほど、納得しました。しかし、迅がいるとなると明久が勝てる確率は半分です
「なあ、あいつはどんな奴だ」
「迅は明久と同じ天才です。武術はもちろん学力も同じぐらいです」
「なるほどな、一応ここで決着をつけたいが勝率は半分になったわけか」
迅を知らない雄二君は私に聞いてきました。もちろん私も答えます
「さてと明久、これでどっちが上か決着をつけるぞ」
「いいね。ようやく勝ち負けが決まるよ」
「だな。じゃ高橋先生、日本史で頼む」
「承認します」
「「試獣召喚!!」」
日本史
吉井明久 VS 波崎迅
1159点 1196点
『『『ありえねぇぇぇえ!!』』』
この勝負、どっちが勝つのでしょうか
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.60 )
- 日時: 2012/08/05 22:28
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「じゃあ、新たに解放するよ・・・俺の力をな」
「そうだぜ。俺も死ぬ気で修行したんだ、本気でやらないといけないんだよ・・・明久!」
ゾワッ
「!?この気はなんですか明久に迅!」
「俺と迅は神気を使ったんだよ」
「正解だ、それにしても、俺ら二人を相手によく立ってるな。廊下にいるのとお前らの代表は立ってるのがやっとなのによ」
廊下にいる人は知りませんが雄二君は立ってることがやっとでした。他の人は座ってるのがやっとでした
「私も修行でいろいろ体験したので」
「まあ、立ち話はこのへんで止めて早くするぞ」
「そうだ、で互いに一撃で決着はどうだ。こいつらが気絶するぞ」
「だな。ところでお前の武器は何だ」
「日本刀だぜ」
「そうか。なら一瞬でつけよう」
「そうこなくっちゃ」
二人は日本刀を構えました
「「はあぁぁぁあ!!!」」
す、凄いですよ!私も立つのでやっと何ですけど。そして二人は周りを気にすることなく、地を蹴りました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.61 )
- 日時: 2012/08/05 22:48
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
ズバッ!
「俺の負けだ・・・明久」
「ああ。ようやく決着が着いたな」
明久の召喚獣は右肩を斬られたものの、死んではおらず、一方迅は、首を深く斬られて死にました
日本史
吉井明久 VS 波崎迅
126点 0点
「勝者Fクラスです。よって先に3勝したFクラスが戦争に勝利しました」
「立てるか、雄二」
「ああ、何にも活躍しなかったがよ」
「活躍はしてるさ。雄二の作戦がなかったら今ごろDにすら負けているさ」
次第に立つものは増え、Fクラスは歓喜の渦がAクラスは敗北を身に感じてました
「結局、俺らの試合はなかったがいいか」
「・・・負けは負け。それに少しでも甘く見ていた私たちはその時点で負けていた」
「まあ、俺もあの二人よりも須川は負けると思ってたがまさかな」
ええ。本当に最後まで意外な人でしたよ
「で、クラス交換だが「ちょいと待ちなウスノロ」誰だ」
Aクラスに来たのは我が学園長の藤堂カヲル学園長でした
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.62 )
- 日時: 2012/08/06 06:31
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「ふぅー、この試合のクラス交換はなしさね」
「なにいってんだがく・・・ババァ。俺らは戦争で勝利したんだぞ」
「勝利に着いては認めるが問題はそこの二人だよ」
そういって学園長は私と明久を指しました
「吉井はだいたいなにが言いたいのかは理解してるようだね」
「はい。学園長はAクラス以上の学力を持つ僕と芹奈、そしてAクラスに入れる姫路さんがいるクラスが一騎打ちで負ける訳がないと言いたいのですよね」
「そこの娘はしょうがないがここの二人は自ら入ったさね。吉井は知らないと思うが一年の一学期、ずっと学年一位をとってるんだよ」
「そして私は振り分け試験以外のテストで二位、一位を取ってましたよ」
『『『』はぁぁぁあ!!??』』
何度目でしょうか。馴れた自分に驚きです
「うるさいガキンチョさね。静かにできないのかい」
学園長、本音というものが
「できませんよ」
冷静なつっこみ発動
「ここにいるのが面倒くさくなったから結論だけいうさね。クラス交換はせずFクラスはAクラスの設備と同じのにするよ」
「じゃあ、俺たちはAクラスと同じということか」
「はい」
今度はどちらも歓喜の声が沸きました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.63 )
- 日時: 2012/08/06 06:56
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「さて、Fクラスの皆。遊びの時間は終わりだ」
西村先生が後ろからきました
「あれ、西村先生。どうしたのですか」
「ああ、今から『我が』Fクラスについて説明しようと思ってな」
我がクラスってことは・・・ああ、そういうことですか
『『『鉄人。我がFクラスってことはまさか』』』
「理解してくれてなによりだ。Fクラスの担任が福原先生から私に変わる。後鉄人と呼んだ吉井と中沢、島田、姫路以外の者は補習だ。覚悟してろ」
『『『なにぃぃぃい!!!』』』
戦争に負けてもないのに補習とはドンマイです
「と言いたいが設備交換するから今日から3日間は休みだ。補習は来週まとめて行う」
休みですか。デートにでも行きましょうか
「明久、明日どこかいきませんか?」
「いいよ、暇だし。けど明後日は朝から夜まで修行だから」
「・・・はい」
明日だけじゃないですか幸せな一時は
「明久、その修行とやら体験してもいいか」
「どうしたの雄二?珍しいね。別に大丈夫だよ」
「けど、一週間の筋肉痛には耐えてくださいよ。馴れてないとそのくらいなので」
「わ、わかった」
こうして休みも予定が決まりました。修行の次の休みは家で休みましょう