二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 ( No.39 )
日時: 2012/10/16 16:31
名前: タク (ID: 39RfU1Y2)

第五話の続き

 テツヤは、決勝戦を控えていた。すると、ケータイの着信音。出てみ

ると、シントだった。

『テツヤか?こっちは、大会が中止になっちまってよぉ・・・。どうな

っているんだって話だ!』

 とりあえずテツヤは、

「知るか!とりあえず、月曜日に調査してみよう。」

 と言い、切った。今は決勝戦が先だ。係員が、

「決勝戦、スタート!!」

 と言った。ついに試合開始したのだ。相手は吉祥ダイゴというこの地

区でも強い方だ。しかし、様子がおかしい。

「キヒャヒャヒャ・・・。ぶっつぶしてやる・・・!」

「様子がおかしいな。まさか、ブランクの仕業か!?」

 ジャンケンで先攻はダイゴに決まり、11ターン経過した。ダイゴの

ターンだ。

「俺のターン・・・。6マナで、超次元バイス・ホール!効果で、【時

空の封殺ディアスZ】を場に!そしてお前の手札から、【ヘヴンズ・ゲ

ート】を捨てさせる!」

「チッやられた。まずいな・・・。俺のターン!【大電導コンセント・

バトラー】召喚!O・ドライブ、光×1 水×1発動!」

 O・ドライブとは、召還時に指定された文明のマナをタップすること

で発動する効果だ。

「効果でこのターン、こいつと、ハッチャキと、氷結カッチ・コチーン

のパワーは、お前が前のターン、タップしたマナの数、6×1000上

昇するんだ!」

 【大電導コンセント・バトラー】パワー1000→7000

 【ハッチャキ】パワー2000→8000

 【氷結カッチ・コチーン】パワー3000→9000

「さらに今、Oドライブでタップしたのは、光と水のレインボー。だか

ら1枚タップするだけで済んだ!残った3マナで、【束縛の守護者ユッ

パール】召喚!効果で、ディアスZをタップ!そして、ハッチャキで攻

撃!破壊だ!さらに、カッチ・コチーンで、シールドブレイク!」

「ぐっ!シールド・トリガー発動!!【メカピン】をバトル場へ!」

 

 

Re: デュエルマスターズ カミカゼ伝 ( No.40 )
日時: 2012/10/06 18:43
名前: タク (ID: 39RfU1Y2)

第五話の続き

 18ターン目。テツヤ:シールド1枚 ダイゴ:シールド2枚

 次はテツヤのターンだ。テツヤの場には何も居ない。しかし、ダイゴ

の場には、ディアスZが居る。

「俺のターン!【偽りの名iFormuia X(〜アイフォーミュラテン】召喚

だ!こいつがターンの終わりにタップされていて、なおかつ手札が10

枚以上ある時、俺の勝利だ!ターン終了!」

 グレートメカオー使いの、テツヤらしい切り札だ。しかし、

「俺のターン!7マナで【ロスト・ソウル】!手札全破壊だッ!」

 これで、テツヤは勝利から遠のく・・・。いや、違う!捨てられた手

札から、クリーチャーが現れた。【斬隠双頭龍バイケン】召喚!効果で

ディアスZを超次元ゾーンへ!」

 バイケンは手札から捨てられると、場に出るのだ。

「何ィ!!馬鹿な!」

「奇跡が起こることだってある!それがデュエマ!俺のターン、バイケ

ンでシールドブレイク!iformula Xで、とどめだァ!」

「ぐああああああ!!」

「・・・これが、優勝賞品の【常勝ディス・オプティマス】だ!君に優

勝の証として、差し上げよう!おめでとう!」

「ありがとうございます!!」

 店の外にて。

「さあ帰ろ・・・。」

『少年よ・・・・。』

「わっ!カードから声が!」

 テツヤは驚き、カードを落とすところだった。

『私は太古から封印されし、リアルカード・・・。お前を正しい心の持

ち主と見込んで、お前を選んだ。ここからは、悪の気配を感じ

る・・・。こっちだ!』

「わわっ!引っ張られる!!」

 カードに引っ張られ、テツヤが来た場所とは?

Re: デュエルマスターズ カミカゼ伝 ( No.41 )
日時: 2012/10/06 19:00
名前: タク (ID: 39RfU1Y2)

第五話の続き

「失敗しただと!?役立たずめ!!」

 そんな声が聞こえた。黒ずくめの男二人と、ダイゴがいた。

「す・・・みませ・・・ん。も・・・人格が消えそうです・・・・。」

「勝手に消えろ!」

 そして、ダイゴは倒れた。植え付けた人格が消え、気絶したらしい。

が、そこでテツヤが啖呵を切る。

「そこで何をしている!」

 二人は驚き、テツヤの方を向いた。

「わあっ!・・・てガキんちょか。驚かすな!」

「今ここで、あったことは全て、テープレコーダーに録音しておいたの

さ、悪党め!」

「ならば、死んでもらおうッ!」

 片方の男は、ナイフを取り出し、テツヤに襲いかかった。しかし、

「召喚!【常勝ディス・オプティマス】!」

 その時、オプティマスが現れ、男を吹き飛ばした。が、男達も、

「リアルカード使いか・・・。ならこっちも、【祝の頂ウェディング】

召喚!」

「俺もだ!【呪の頂サスペンス】召喚!」

 彼らもリアルカードを使うらしい。2対1では、こちらが不利だ。そ

の時だった。

「召喚!鬼カイザー『滅』!!」

 そこにいたのは、シントだった。

「テツヤ!加勢するぜ!」

「シント!何故そのカードを!?大会は中止になったんじゃ・・・。」

「話は後だ!こいつらを倒すぞ!」

 こうしてタッグデュエマが始まる!

第五話(完)