二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 ( No.70 )
- 日時: 2012/10/29 21:12
- 名前: タク (ID: 39RfU1Y2)
第七話の続き
「・・・・。」
現在14ターン目。シントのターン。
シント:マナ7 シールド3
忍者:マナ6 シールド2
「俺は5マナで、【極武者カイザー『斬鬼』】召喚!【ヤッタレ・ピッ
ピー】でシールドブレイク!」
「この攻撃は通すでござる。」
忍者は不敵な笑みを浮かべた。
「くっ!ターンエンド!!」
「拙者のターン!【伊牙の幻 ハンゾウ】召喚!【斬鬼】のパワーを、−
6000!破壊でござる!」
これで、シントの場は、ヤッタレ・ピッピーのみとなった。
「さらに、ユウナギでシールドブレイク!」
「ぐあああ!・・・シールド・トリガー発動!【グシャット・フィス
ト】!ユウナギを破壊だ!」
「ターンエンドでござる・・・。」
シントのターンだ。
「俺のターン!来たぜ、【隻眼の鬼カイザー ザーク嵐】!効果で手札
を3枚引けるんだ!」
「何だと!」
「さらに1マナで、【反撃の城 ギャラクシー・ファルコン】を要塞化!
効果で、全てのハンターはスピードアタッカーを得る!嵐でW・ブレイ
ク!【ヤッタレ・ピッピー】でトドメ!」
「ぐあああああ!」
シントは水澤に駆け寄った。
「大丈夫か!今助けてやる!」
シントは、水澤を縛るロープをほどき猿ぐつわを外した。
「ありがとうございます!シントさん!」
「良いって事よ!あれ?あの変態忍者は?」
「うぐ・・・、ライオネル様・・・。」
後ろには、忍者が倒れていた。ブランクカードの効き目が切れかけて
いるのだろう。
「ライオネル!?そいつが元凶か!!許せねえ・・・。絶対倒す!」
シントの心は、怒りで燃えていた・・・。
・・・午後8時。シント達は獅子王デュエルスクールに着いていた。
倉山刑事が言った。
「とりあえず、入ろうか。」
ガチャリ・・・。門が開いたその時だった。
「シンニュウシャハッケン・・・。」
そこに現れたのは、三人の、ブランクに操られた生徒だった。
- Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 ( No.71 )
- 日時: 2012/10/29 21:33
- 名前: タク (ID: 39RfU1Y2)
第七話
テツヤはシントに向かって叫んだ。
「シント!お前は倉山さんと、奥に行け!俺達三人で、こいつらを、
倒す!」
フジが不満そうに、ぼやいた。
「え?俺らがこいつらをやるの?ったく・・・。しゃーねーなァ!!」
「無理矢理決定しましたね・・・。ですが、ここは倒します!」
シントは、駆け出し三人に叫んだ。
「ありがとう!いってくるぜ!!」
倉山が、シントを案内する。
「こっちだ!シント君!」
「ハイ!!」
そして、目的地の大会議室に着いた。
「今日ここで、職員会議がある。戸を開けよう!」
「はい!行きましょう!」
ガララララ・・・。そこに居たのは・・・。
「フフフ・・・。待っていたよ・・・。」
校長の、牙王 順次郎だった。しかし、禍々しいオーラを放っている。
「牙王 順次郎!貴方には謀殺未遂の疑いがある!署に来て貰おう!」
その時、きちがいの様に牙王校長が笑い出した。
「愚かな人間共よ・・・。私は太古から封印されし、リアルカード。
しかし、私には天頂の力が生まれつき備わっている・・・。この世界の
征服等容易い事だ。」
シントが疑問をぶつけた。
「じゃあ、お前はクリーチャー!なら何者だ!」
牙王校長は嘲笑い、
「【『俺』の頂 ライオネル】・・・。天頂種族アンノウンの王だ!」
- Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 ( No.72 )
- 日時: 2012/11/01 19:18
- 名前: タク (ID: 39RfU1Y2)
第七話の続き
倉山刑事が叫んだ。
「貴様の目的は何だ!!」
その時、校長の体が巨大化しクリーチャーとなった。
その時に起きた強風で倉山刑事は、吹き飛ばされ気絶した。そしてク
リーチャーが喋り出した。
「これが私の本当の姿、ライオネルとしての姿だ。さっきの質問の答え
を教えてやろう。」
ライオネルは間を空け、叫んだ。
「クリーチャーワールドの復活だ!!その為に余計な人間共を争わせ、
滅亡させるのだ!」
遂に最凶のクリーチャー【『俺』の頂 ライオネル】が姿を現した。
「さて人間共よ、消してくれるわ!はああああ!!!」
シントはデッキケースを取り出した。何故ならライオネルが、下僕の
クリーチャーをカードにして、デッキを構築したからだ。
「ライオネル!お前の野望は俺が阻止する!!行くぞ!!」
「「デュエマ・スタート!!」」
・・・その頃、テツヤ達は・・・。
「【合身巨兵 エスキュベータMS】でとどめだ!!」
「グアアアアア!!ライオネルサマァァァァァァァ!!!!」
一人はテツヤが撃破。そして・・・。
「【偽りの名 ヤバスギル・スキル】でとどめ!!」
「ウワアアアア!!ア・・・ア・・・!」
そしてフジも勝利。残りは・・・。
「水澤!!大丈夫か!!」
「ッ・・・!!強いです・・・・!!」
「フフフ・・・!ターンエンドダ!!」
相手はリーダー格の少年だ。ここまでだと水澤が不利だ。が、返しの
ターン。ドローの後、水澤の顔が輝いた。
「き、来ましたよ!【アクア・ジェット】を呪文、【フォース・アゲイ
ン】で破壊してから、再召喚!!効果で場のハンターの数だけ、ドロー
です!!私の場のハンターは、【アクア・アタック】、そして自身を含
め、二体です!!二枚ドロー!!そして、呪文、【フォース・アゲイ
ン】で、【魔水晶 スーパーディスリバイバー】を破壊し、【アクア・ジ
ェット】から再進化!!効果で【封魔 ザビ・ウォルフ】、【アクア・カ
スケード】復活です!!」
テツヤが叫んだ。
「来たァァァ!!水澤お得意のフォース・アゲイン戦略!!」
解説しよう。呪文、【フォース・アゲイン】とは自分のクリーチャー
を破壊し、再度召喚する水文明コスト4のシールド・トリガー呪文だ。
これのミソは、自分クリーチャーの登場時効果を使い回せる事だ。
ただし、進化クリーチャーを対象とする場合、またクリーチャーを
選んで進化させねばならない。これは、進化クリーチャーが場を離れた
時、進化元は別々のクリーチャーとして扱われるからである。
「最後に、一斉攻撃!!とどめです!!」
「アアアアア!!ライオネルサマァァァァァァァ!!!」
こうして水澤も勝利した。三人は職員室へ向かった。
第七話(完)