二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 ( No.75 )
日時: 2012/11/01 21:03
名前: タク (ID: 39RfU1Y2)

完結話 最高の相棒(ベスト・パートナー)

「シント!!大丈夫か!!」

 と、テツヤ達が駆けつけるとデュエルが始まっていた。現在、7ター

ン目シントのターン。

「俺のターン!!呪文、【リーフストームトラップ】で俺のコブシ・エ

ースとお前のタージマルをマナゾーンへ!!【ヤッタレ・ピッピー】で

シールドブレイク!!ターンエンド!」

 ライオネルのターン。

「私は4マナで【先導の聖霊 ヨサコイ】召喚!!ターンエンド!!」

「オレのターン!!3マナで【コッコ・ルピア】召喚!!1マナで、

【反撃の城 ギャラクシー・ファルコン】を要塞化!!ターン終了!」

 両者一歩も引かないプレイング。しかし、12ターン目。ライオネル

のターン。

「私は6マナで呪文、【ヘヴンズ・ゲート】!!効果で【偽りの名 オレ

オレ・ライオネル】、【真実の名 ラララ・ライオネル】召喚!!」

 ヘヴンズ・ゲートは、光文明の6マナのシールド・トリガー呪文。

効果で光のブロッカーを二体までコストを払わず召喚できる。どんなに

コストが大きくても進化クリーチャー以外なら出せるので便利だ。

「さらに、ラララ・ライオネルの効果でガチンコ・ジャッジ!!」

「わわわとと・・・!登場時のG・ジャッジとか初めて見たぜ・・・!

行くぞ!・・・俺の負け!?」

 効果でヘヴンズと名の付く呪文をシールドに仕込める。

「まだだ!オレオレ・ライオネルで攻撃だ!!G・ジャッジ!!」

「げげぇー!!こいつもかよ!・・・負けたァー!?」

 効果でブロッカーが一体登場する。

「そして、W・ブレイク!!」
 
 これでシントのシールドは残り3枚。

「効果で・・・私(【『俺』の頂 ライオネル】)召喚!!効果で相手に

シールドを選ばせる!!ただし、ライオネルの効果でどれもシールド・

トリガーだがな!!」

「んじゃ右端で・・・。」

 そのシールドからは、

「S・T!!【真実の名 オレコソ・フォックスター】召喚!!」

「最悪だぁー!!」

「効果で、ヘヴンズ呪文を一枚手札から唱えられる!呪文、【ヘヴン

ズ・ダブルテイル】!効果で貴様のクリーチャー2枚タップ!!そし

て、シールド追加だ。ターンエンド。」

 大量のブロッカー!!シント危うし!!

Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 ( No.76 )
日時: 2012/11/10 23:05
名前: タク (ID: 39RfU1Y2)

完結話の続き

 シントのターン。

「俺は6マナで・・・。呪文、【超爆デュエルファイヤー】を使用!

効果で全てのブロッカーを破壊!どうだ、今の気分は!ブロッカーを破

壊されてその野望も諦めたか!!」

 しかし、ライオネルは不敵な笑みを浮かべて言い放つ。

「馬鹿め、エターナル・Ωで私は手札に戻る。ゼニスこそクリーチャー

の頂点なのだ!それに、フォックスターはブロッカーではないぞ!よっ

て破壊されない!」

「っ・・・!ターン終了・・・・。」

 テツヤがぼやいた。

「お前、何でコッコ・ルピアで攻撃したんだ?」

「・・・・・・・。」

「アホかー!殴り返されるぞ!(フォックスターに)」

 フジが叫ぶ。シントはたまにプレイングミスを犯す。それも、致命的

なミスを。

(やっちゃったよこの馬鹿シントォォォォ!!)

 だが水澤だけは違った。

(シントさんの事だ。何か考えがあるに違いない・・・!)

 何故ならシントが、あの忍者(?)とのデュエマで、参考にした戦法

があり、そして自分がそれを知っていたからだった。

「私のターン!【ハッチャキ】を召喚し、フォックスターでコッコ・ル

ピアに攻撃!」

 その時だった。シントは笑みを浮かべ、叫んだ。

「ニンジャ・ストライク7発動!【斬隠オロチ】を召喚!」

「「「「ニンジャ・ストライク!?」」」」」

 その場にいた全員が驚いた。

「この効果で俺のコッコ・ルピアを山札に戻し、そして山札から出よ!

【隻眼の鬼カイザー ザーク嵐】召喚!」

「ぐぬう・・・!やるな人間!」

「効果で3枚ドロー!どうだ!」

 これでこの部屋には2体のクリーチャーが対峙。勝者は誰だ!?

Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 ( No.77 )
日時: 2012/11/10 23:40
名前: タク (ID: 39RfU1Y2)

完結話の続き

 ザーク嵐が吠えた。

『ライオネル!貴様の好きにはさせん!』

 ライオネルが言い返す。

「何を・・・。同じクリーチャーのお前に文句を付けられるとは、思わ

なかったぞ。何故だ?何故そこまで人間にこだわるのだ!人間など滅べ

ば良い物を・・・!」

 ザークが言った。

『相棒だからだ。それ以外に理由等無い!』

 シントも叫んだ。

「そうだ!最高だぜ仲間は!ライオネル。お前に仲間はいないのか?」

 テツヤが言った。

「そうだ。そもそもお前は何故そこまで人間を滅ぼそうとするんだ?」

 ライオネルが怒鳴った。

「うるさい!貴様らも黙っていろ!聖なる閃光(スーパー・スパー

ク)!」

 テツヤ達の体中には気づけば光の鎖。口にも光の猿轡が結ばれ、もう

何もできない。シントが怒りを露わにした。

「卑怯だぞライオネル!」

「さあ続きをしよう。貴様のターンだ。」

「分かってる!俺は【永遠の流星・カイザー】召喚!流星でW・ブレイ

ク!ザークで最後のシールドブレイク!ターンエンド!」

「私のターン!呪文、【ヘヴンズ・ゲート】!【我牙の聖霊 HEIK

E・XX(ヘイケ・ダブルクロス】2体召喚!フォックスターでシール

ドW・ブレイク!ターンエンド!ふはははは!終わったな無頼シント!

次を凌げば私の勝利だ!」

 その瞬間、HEIKE・XXが2体ともタップされた。

「流星・カイザーの効果発動!相手はタップしてクリーチャーを場に出

す!」

「馬鹿な!!ま、待て!」

「これがキズナの力だ!流星でトドメだァァァァァァァ!!」

「グワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」