二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 出撃!雷門女子サッカー部!! 建て直し ( No.7 )
日時: 2009/12/11 17:54
名前: くろーばー (ID: SLKx/CAW)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12354

第3話 新たな仲間


放課後、夕香は新たに入部すると言ってきた
女子2人を、河川敷に連れてきた。

1人はサラサラのストレートな髪で、
もう1人はウェーブがかかった髪の子だ。

部員のみんなは、驚きを隠せず
口をポカ〜ンと開けていた。

「みんな、口が開いてるわよ」

「だって、その2人って……」

実花が言いかけたとき、ウェーブの髪の子が
明るい声で言った。

「私は天野川美月!こっちは双子の姉の
 名月よ。よろしく!」

「よ……よろしくお願いします」

「ほらやっぱり。双子の転入生だよ。
 聖夜とか言うやつが予言したこと、
 全部当たっちゃった……」

玲菜が信じられないという口調で言うと、
実花がため息混じりに、

「予言じゃなくて、元々知ってたんでしょ……」

とつっこんだ。

「聖夜……?それって」

「先輩!!」

突然大きな声をあげたのは、
ミッキーのカチューシャをしている
背の小さなDF、夢野みきだ。

「あの、天野川先輩たちって、何か
 必殺技をもってるんですか?」

みきが両手を組み、瞳をキラキラ
輝かせた。

「あるといえばあるけど……」

「本当ですか?やってみてください!」

「名月、やろうよ。後輩にこんな目を
 されたの、初めてだし」

「うん……」

実花がゴールについて、実力をチェックする
ことになった。名月と美月がフィールドに立つ。

「個人の技じゃないんですね」

みきがつぶやく。

「行くよー!名月!!」

「うん!」


続く!!