二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: <REBORN>お空のたい焼き。 ( No.2 )
日時: 2010/01/07 02:49
名前: 廿楽 ◆KM6LlIg2nQ (ID: /aM8oOne)

「いーじゃん姉ちゃんよぉ。」



「姉ちゃんじゃありません。ロリコンが。」



「そんな意地はらなくてもいいんだぜぇ?」


「しつこいですね…(ボソッ」


「あぁ?」



「しつこいっつってんだよ。」



「テメェ喧嘩うってんの——」




ズシャッ




「自業自得ですよ、今のは…行こうか。」

「みゃおん。」



<★−1−★>


「そろそろ生活も苦しいね…。」


「にゃーん…」


「だよねー…私は家も愛も何もない捨て猫だもん。」


私は幸帆。
事情があって家族なし、家なしの野良猫さんです。

なんとか泥棒してすごしてますが…

さすがに限界かなーってとこです。


「うにゅん…」


スリスリ


「よしよし、ロティ…いや、スズはただ一人の親友だよ!」


「にゃうん…♪」



「…お、獲物はっけーんw」


近くの並盛中学の人か…
茶髪、銀髪(かな?)、黒髪…。

よし、あの天然そうな黒髪でいこう…


「にゃん。」


「あ、フードかぶんないとね♪」



−その頃ツナ達(目の前だけど)−


「…っ…;」

「どうしました?十代目。」

「寒気が…;」

「風邪か?」


呑気でした。

まぁ、存在に気づいてるのもこの3人ではない一名が…




−幸帆に戻ろう−


「行くよー?」



ドンッ



黒髪にぶつかる(わざと)。



「す、すいませんでしたー!!;」


とかいって逃げる。


「あ…!」


何か言いかけたけど気にしない気にしない♪



えーっとね…
サイフを掏ったんだよー。


ぶつかった瞬間に…


「中学生だからあんま金ないだろうけど…」


ま、大丈夫でしょ♪


−その頃またツナ達ー−


「なんだあの餓鬼…」


「あれ?山本サイフ…」


「…野球馬鹿、サイフ落としたか?」


「…掏られたのな。」


「あんな小さい子がぁ!?」


「たしかに、あいつだぞ。」


「リボーン!」


「ツナ、捕まえて来い。」


「えぇ!?」


…まぁ、いろんなやり取りがあって結局追いかけさせられたツナ+2人でした★


−幸帆は−


「ふー…木の上も落ち着くもんだね。」


「にゃん。」


「なんか嫌な予感する…逃げるかもしれないから鞄の中にいな。」


「にゃーん…。」


あー…
なんだろう…この寒気は…。


「あ、十代目いました!!」



…あらら〜…?;

掏り気づいちゃったかなー…



「見つけたのな★」


黒い…
天然だから狙ったけど黒いよあの人。


「…ゴクッ…」



ストッ
ダァァァッ!!!(逃げた



「こら待てぇぇぇぇぇぇ!!!!!」




さてさて鬼ごっこの始まりです。


つかまれば私の人生終わりだー!;



まー、あいつら人間だし気ぬいてやりましょうk———


ガシッ



「ひっ…」


は、早いぞこいつらぁぁぁ!;



5分もたってないって!!!


気を抜いた私が馬鹿だった…;



「さ、サイフ返すんで離してくださいー!;」


私はサイフを返した。


 これでもう離されるだろう。



黒髪の人が離そうとしましたがっ———



「待て、山本。」





「リボーン、サイフ返してもらったんだし…」



私は声のする方に振り向いた…





あれ…



あいつは…



「アルコバレーノ!!?;」



「ん?やっぱ見たことある顔だな…。」



一度会ったことがある。


どこでなにをしてたかなんて覚えてないけど…


このちっこいのとあったのは覚えてた。



「ロティはいないのか?」


「いますよー。」



「や、あの、全然話見えないんだけど…;」


「とりあいず、一回こいつを連れて帰れ。」


「ちょ、行くの嫌ですよ。」


「反抗するなら無理矢理逝ってもらうぞ♪」


こ、こえぇぇぇぇ!!!!



てな訳でしかたなくー…




行くわけないー!!!!




猛ダッシュで逃げます…が、作戦は失敗されるのであった。



「おい、ツナ。たい焼き買って来い。」


「え!?」



≪た   い   や   き≫ですと…?



「すいません、行きます。」



『えぇぇぇぇ!?』



「な、何したんだー!?」


「こいつ、たい焼き昔から好きだからな。」


うぅ…

馬鹿にされるよ絶対ー…



「何味がいい…?;(←声かけにくい」


「チョ…コ…。」



−ツナの自宅−


結局、家ついてもたい焼きもらえず。


「たい焼き…。」


「もういいぞ。」


やったーっ♪



モグモグ…



「お前、人間じゃないだろ?」





「!!?」







<★−つづく−★>