二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: REBORN 復讐のインフェルノ 第一話更新 ( No.5 )
- 日時: 2010/03/02 17:16
- 名前: 秋空 (ID: iRJ1Fm4A)
- 参照:
天道様へ
初コメント有難う御座います^^
頑張って逝きたいと思います(!?
妃和(元・フェイトへ
またですよ___
懲りもせずにねぇ♪
REBRON
〜復讐のインフェルノ〜
小休止:主人公紹介
名前【由良明日香/ユラ アスカ】
年齢【23歳】
性別【♀】
血液【AB型】
性格【毒っぽい性格の割りに正義感が強いがマフィアでの厳しい任務で心を鎖している。】
外見【体にフィットした服を愛用する。動きやすさ重視のためスカート。
黒髪黒目の元気そうな顔立ちの美人】
炎の属性【雪←オリジナル】
備考【家族を殺されマフィアを憎んでいる。特殊な能力として炎を武器に変えることが出来る】
〜END〜
第一章:崩壊と新たなる罪
第一弾「1つの弾丸が1つの魂を奪う」
(ユラ アスカ視点)
父・母・お兄ちゃん......血の雫となって私の下に横たわっていた。
助けを呼んでも誰も来ない。
臓物が散乱し死が覆うその場所で私は泣き叫ぶしかなかった。
白蘭「おや?生き残りの子だね?ゴメンね…もう少し早く着ていれば…」
明日香「貴方は?」
白蘭「僕は白蘭…孤児達を助ける事とマフィアとか悪党を退治することを仕事にしているんだ。
ゴメンよ…悲しい事だ……何時も悪党の方が動くのが早くて…せめて君に」
私は差し伸べられる手を唯掴み彼に助けを求めていた。
考えて見れば分った事……
本当は私の家族を襲った者達は白蘭の手の者だった。
白蘭は自分の手の者に街をターゲットを殺さないように襲わせ
その部下達を殺しターゲットを白蘭が助けたように魅せる事により多くの子供を手中に収めた。
滑稽な事だ___
私ハ___父達の仇ノ元に___生活してイた!!
それを知ったのは2年程度前……白蘭様の設立した孤児院で生活して9年経ってからだ。
助けてくれた存在___だから,マフィアと言えど怨みきれなかった。
___<ソレマデハ!!!>
ダガ今は違う。心の底カら怨んデ殺したイ____
__________________
ゴクッ___明日香「はぁっ,やっぱり紅茶はレモンティーよね」
恨みに溢れた彼女は今や白蘭の配下にしてA級の戦士だ。
近年発見された新たなる波長———雪の波長の持主だ。
昼下がり,ミルフィオーレファミリー第五食事室(上級者用食事室)......
そんな彼女の近くで紅茶を飲む女が1人。
アフロヘアーの目鼻立ちのハッキリした鞭を携えた女,妖花アイリス…幹部級戦士の1人だ。
アイリス「何処がいいのよ?あんた味覚可笑しいんじゃないの?」
明日香「あんたに言われたくないわ。ミルクティーとか甘ったるくてやってられないわ」
アイリス「言うじゃない?あんたこそマフィア嫌いなくせにマフィアやっててさ?」
それと是とは話が別だろとアイリスを馬鹿にした目で見ながら
明日香はいつも通りのこの質問用の答えを言う。
明日香「白蘭様は特別だから……特別に恐ろしいから」
アイリス「全く同じ答えばかりね?」
明日香「同じ質問を何度もするなよ…
それともそれしか言えない馬鹿なのか?貴方馬鹿みたいですものね?」
アイリスの挑発に明日香は小さな毒で返す。
それに眉をピクピクさせアイリスは言う。
アイリス「何ですって!?」
明日香「だってそうでしょう?その髪型と言い筋肉ダルマ相手に鞭奮って笑ってる姿と言い……
正直引きますわお姉さま?あっ…へ・ん・た・いお姉さま?」
ブチッ…
血管の切れる様な音が響きアイリスは顔を赤くする。
然し,明日香に対して文句が出ない。格なる上は鞭で殴ってやろうと思った矢先…
ガチャッ___<ドアノブが周る>
ドアの前には中性的な…どちらかとえば女性的な顔立ちの魔女の様な格好の少年が立っている。
ジンジャー「まぁまぁ,女同士の見苦しい言い争いはそこまでにして……さ」
明日香「ジンジャーブレッド———!!」
ジンジャー「恐いなぁ…そう,睨まないでよ?綺麗な顔が台無しだよ?」
ジンジャーは顔を引き攣らせるようにしながらも余裕のある口調で宥めるように言う。
その上げられた手には先程は無かった筈の封筒が合った。
ジンジャー「これ,明日香ちゃんへの任務だってさ___」
バシィ…ジンジャー「乱暴だなぁ…お嫁にいけないよ?」
明日香「ほっとけ!」
ジンジャーの軽い冗談に気が立っている明日香は本気で怒った口調で答えた。
それに対してジンジャーは「やれやれ」と首を振る。
明日香は任務の内容を封筒を開けて確認する。
ジンジャー「所でさ…君は,地が好きかい?」
明日香「嫌いではない…嫌いな用じゃマフィアは出来ない」
ジンジャーの突然の状況にも今までの会話にもそぐわない質問に当惑しながら明日香は答えた。
それに対して彼は言う。
おぞましい声で恐ろしい表情で…
ジンジャー「甘い甘いばぁ〜,それじゃぁいけないなぁ…好きになりなよ?そのほうが楽だよ」
バタン...「———下衆が!」
ジンジャーの言葉で更に機嫌を悪くして明日香はズカズカと音を立てて歩いた。
______________________
(ユラ アスカ視点)
時計を確認すると丁度,午後四時ごろか___
私はふぅと一息入れて任務内容を思い出す。
___ブラックスペルのB級戦士『グラヴィス』が数人の部下を連れて裏切り行為を行った。
〜グラヴィス以外は全員殺しタが肝心のグラヴィスは逃シた〜
奴のボックス兵器は既に破壊してある。
奴を発見し射殺するだけの楽な任務だ______
明日香「楽な任務か___全くだな__紅雪大狼」
あたしはグラヴィスの逃げ込んだ洋館を雪の凍結の力で完全に氷で包み込んだ。
人間の力で逃げれる逃げ場は開かれた扉しか無くなった訳だ。
後はターゲットを探すだけと悠々自適に洋館に入り込む私___
___「此処が最後の部屋だ」
ボロボロの服を着た無精ひげの痩せこけた眼鏡の男。
居タ!間違いナく___コイツだ!
グラヴィス「四面楚歌......劉備のようには行かないだろうな___詰みって所だ」
明日香「そうね___貴方の人生は此処で終り。
全く,裏切りなんて愚かな真似」
グラヴィス「はははっ,全くだ。あの人を裏切るなんて愚かな事だ。」
死期を悟っているのか彼はカラカラと楽しそうに笑う。
グラヴィス「だが,粋な事だ。最後に七弔花(←新たなる属性発見のため)の紅一点,
絶世の美女と歌われる由良・明日香君に会えるとは」
明日香「それは良かったな」
美人って言われるのは慣れてる。
聞き流すように私は言った。
最後の言葉くらい聞くのが私の流儀だ。
グラヴィス「しかし,僕と君は似ている。家族を殺され助け主と騙され育てられ………
使い捨てにされていく。そんな中,彼の嘘に気付き復讐を誓った」
明日香「____黙れ」
私は彼の言葉に怒った。
腹立たしいのではない。彼に感情移入してしまいそうで撃てなくなりそうで恐いから___
だが,彼は続けた。
グラヴィス「だが,君と僕には違いが有った。先ずはその類希なるセンスの差……
そして,復讐するタイミングを冷静に待つことの出来る悠然とした精神……
それは日本人特有の落ち着きなのか?羨ましい事だ…僕は敗北者だ」
明日香「その通りだ!敗北者はこれ以上喋るな!!」
グラヴィス「そう思うなら直ぐに撃てばいいのに………頼む。
明日香......僕達の———白蘭の被害者の希望になってくれ」
明日香「……………嗚呼____」
ガシィ
私は涙を流し銃を持つ手は振るえ噛み締める様な思い出引き金に力を入れた。
出来るならこんな男と愛し合いたかった。
そう思えた。
肩を強く彼は掴む。彼の思いが伝わってくるのが分る。
グラヴィス「しかし,白蘭も最後の最後で粋な物だ。
氷付けの洋館,銃を持つ美女ヒットマン…まるで,B級映画のワンシーンじゃないか?
ふふっ,僕はこのシチュエーション意外と気に入ってる♪さぁ,撃て…」
ターン.........
1つの弾丸を発射される。
彼の頭に穴が開く。
鮮血が舞う。
彼は言葉を止め椅子から崩れ落ち私の力で凍りついた床を血の赤で染めた。
悲しいはずだ。苦しいはずだ。
しかし,血の赤を見ていると何だか心が騒ぐ。
明日香「うひゃ…うひゃははははははははははは♪気持ち良い♪」
___血ハ好きカイ?
私は嫌いじゃないと答えたな?
本当は大好きだ。この赤が......この死の臭いが___
家族の復讐を誓った女が___滑稽な事!!
所詮,魂1つ......銃弾1つで奪えるから___
私は冷たくなったのか?
明日香「父さん___母さん__兄さん……こんな私が復讐をする資格は有りますか?
こんな血に___罪に___穢れた私が」
∞END∞
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〜ちょっと一言
グラヴィス…個人的には好きな奴でした。
活躍させたかった(涙