-プロローグ-「ねえ…シズちゃん。」「なんで池袋に誰も居ないの?」「答えてくれよ …シズちゃん。」「帝人君と園原君と…ああ憂鬱。」風が優しく臨也の背中を押した。この池袋で、何が起きるのかは誰も知らない。何時しか、池袋には人の姿が見れなくなった。見えるのは、ただ風が吹いているその景色「誰かいるかい?」