二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン ブラック・ホワイト 2人の英雄 ( No.10 )
日時: 2011/01/02 21:34
名前: 莉遠 ◆71ZCESB8ZI (ID: 0cbUjVkJ)

第4話 〜ジムリーダーは僕たち三つ子の兄弟〜


:いらっしゃいませ、お嬢様。ご注文は何にいたしますか?

サクヤ:う〜ん、腹ペコだから、なんかガッツリしたものが食べたい。何かおすすめある?

カフェの中ですごくぐったりした様子のサクヤ。

このカフェには全体的に女性が多かった。どうやら理由はこのウエイター達であろう。若くて爽やかイケメンであった。

だがサクヤはそんなこと気にも止めなかった。男に興味がないからではない。お腹が空きすぎているからだ。

:そうですねぇ、それならこの、ハンバーグセットはどうでしょう?セットだと、ごはんやサラダがついてきて、さらに価格は安めです。

サクヤ:は、ハンバーグ・・・。じゃあそれで!

サクヤはハンバーグが大好きなのである。


しばらくすると、お店にある男の子が入ってきた。すっごく怖い顔であった。そして、こう叫んだ。

男の子:たのも〜〜〜!ジム戦しに来た!


ん?ジム戦?


そしてしばらくしたらハンバーグを運びにウエイターさんがやってきたので、

サクヤ:あの〜、あの男の子ジム戦って言ってますけど、あれなんですか?

:ああ?知らなかったの?ここはカフェだけど、それは副業。僕たち本職はジムリーダーなんだ。

サクヤ:僕たち?


いきなりカフェの中が真っ暗になり、ウエイター3人にライトが当たった。


:ようこそ、サンヨウジムへ。ジムリーダーは僕たち三つ子の兄弟、深緑の貴公子、デント。

:灼熱の貴公子、ポッド!

:冷血の貴公子、コーンです。以後、ご見知りおきを・・・


キャーー、とカフェの女性客が騒ぎ出した。


サクヤ:え、何々!?ジムリーダー3人!?ど、どゆこと!?

デント:え〜っとですね、実際に戦うのは一人なんですけど、実は特殊でして・・・。皆さんは最初に水タイプ、草タイプ、炎タイプのポケモンを選んで旅をしているはずです。それで、水タイプを選んだ方はこの僕、デントが。

ポッド:草タイプを選んだ奴はこの俺、ポッドが!

コーン:そして炎タイプを選んだ方は、この僕。コーンが相手になります。

ふ〜ん、じゃあ私はコーンって人と戦うことになるのかぁ・・・。


男の子:俺の最初のパートナーはツタージャ!だからポッドさんと戦うことになるってことでいいのか!?

ポッド:おっと、草タイプを選んだのか。そういうことだ!奥にバトルステージがある。そっちへご案内するぜ!


と言ってポッドと男の子は奥の扉、すなわちサンヨウジム入って行った。


コーン:それでは、お客様、ハンバーグをお召し上がりくださいね。

サクヤ:あ、あの・・・、コーンさん!

コーン:ハイ?なんでしょう。

サクヤ:私もポケモントレーナーです!今日はやるつもりありませんけど、いつか、ジムに挑戦する予定です。よろしくお願いします!

と言ってペコリと頭下げた。そしてコーンはくすりと笑い

コーン:こちらこそ、よろしくお願いします。相手が女の子でも、ジムバッジをかけた戦いなので手を抜くつもりはありませんよ。

サクヤ:もちろん、手を抜いたら怒りますよ!

と言ってサクヤはハンバーグをガツガツ食べだした。すごくおいしかった。



ジムリーダー、コーン。一体どんなポケモンを使うのか・・・




続く