二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン ブラック・ホワイト 2人の英雄 ( No.25 )
日時: 2011/01/08 20:47
名前: 莉遠 ◆71ZCESB8ZI (ID: 0cbUjVkJ)

第10話 〜一応これでもポケモントレーナーです!〜


サクヤ:よ〜し、よく寝た!んじゃ、また旅を始めますか!ポカブ!

ポカブ:ポカ!


サクヤもポカブもやる気満々である。

今日の目標は自分に合ったポケモンを捕まえること。それでポカブをモンスターボールから出しているのである。気に入ったポケモンがいたら逃げられないようにすぐバトルに持ち込むために。


サクヤ:ん?あれはなんか洞窟だね。あそこになんかいいポケモンいるかな・・・・・・。いや、いる!そんな気がしてきた!

ポカブ:ポカ!


一段と今日はポジティブである。この洞窟とは地下水脈の穴である。入ってまもなく、女の子の声が聞こえる。


女の子:やめて!私のポケモンを返して!

:貴様などがポケモンを持つべきではない。我々のポケモン解放運動に協力させるのだ。


あれは・・・プラズマ団だ!プラズマ団の2人組が女の子からポケモンを奪っているようだ。


サクヤ:ちょっとアンタら!何やってんのよ大人気ない!その子にポケモン返してあげなよ!

プラズマ団:なんだ貴様?ん?貴様も無駄にポケモンを連れ歩いているようだな。

ポカブを指さして言った。

サクヤ:無駄じゃないし。一応これでもポケモントレーナーです!あとポカブの気持ちを代弁してやる。指さすなコラ!

プラズマ団:フン、ちょうどいい、貴様のポケモンも我々の手で解放してやろう。

と言ってプラズマ団の2人はポケモンを出した。一匹はミネズミ、一匹はコロモリだ。


サクヤ:2対1か・・・やっぱもっと早くにポケモン捕まえておけばよかったね、ポカブ。でも、仕方ない!2匹相手でも行ける?

ポカブ:ポカ!


:ちょっとアンタ達。大人2人で1人のトレーナーと戦うなんて大人気ないんじゃない?


と言って眼鏡の少年が現れ、サクヤの隣に立つ。


:大丈夫かい?助太刀するよ、行け!フタチマル!


と言ってフタチマルを出す。ミジュマルの進化形だ。どうやら彼もポケモントレーナーのようだ。


サクヤ:ポカブ!一気に行くよ!ニトロチャージ!

:いきなり接近戦で行くなんてね。ま、いいや。フタチマル、シェルブレード!

ポカブとフタチマルはいきなり接近攻撃を仕掛ける。

プラズマ団:ミネズミ、かみつく!

プラズマ団:コロモリ、つばめがえし!

プラズマ団も接近攻撃を仕掛ける。そしてその結果、ミネズミとコロモリは倒れた。


プラズマ団:ウソだろ!一発で・・・

:君たちのように愛情を注がないで育てたポケモンなんかに負けないよ。今、その子を離して退いてくれたら今日あったことは忘れてあげる。まだ抵抗するなら・・・

と言って眼鏡を少し上げた。その奥には鋭い眼光が・・・。それにビビってプラズマ団は女の子のポケモンを置いて逃げて行った。


女の子:ヨーテリー!あ〜、よかった!お姉ちゃんたちありがとう!

サクヤ:また盗まれないように、気を付けるんだよ。

女の子は彼女のポケモン、ヨーテリーとともに地下水脈の穴を出て行った。


サクヤ:えっと、ありがとうございます。助かりました。私、ポケモントレーナーやってるサクヤって言います。

:サクヤ・・・そうか、君のことはベルから聞いてる。彼女と同時期に旅を始めたチェレンだ。よろしく。

サクヤ:ベルの?じゃあトレーナーなんだ。またポケモンをたくさん集まったらバトルしてくださいね。

チェレン:ああ、もちろん。あと、ポケモンを捕まえるなら地下水脈の穴もいいけど、シッポウシティの先にあるヤグルマの森がおススメだよ。あそこの方がたくさんポケモンがいるからお気に入りのポケモンが見つかりやすいよ。ま、君が岩タイプとかごついタイプが好きならすすめないけど。

サクヤ:あ、そうですか?ふ〜ん。じゃあ一気にそこまで行ってみるか!ポカブ!

ポカブ:ポカ!


サクヤはこれからヤグルマの森を目指す。




続く