二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン ブラック・ホワイト 2人の英雄 オリキャラ募集中 ( No.48 )
日時: 2011/01/31 19:19
名前: 莉遠 ◆71ZCESB8ZI (ID: 0cbUjVkJ)

第20話 〜困ったときはお互い様ですから〜


アロエ:これは・・・・


博物館のど真ん中にあった『リュウの骨』。頭蓋骨が丸々なくなっている。


アロエ:どういうことだい!誰がこんなことをしたんだい!

キダチ:さっきも言った通り、変な格好をした人たちが急にドロンとして骨が消えて・・・

アロエ:説明へたくそすぎるよ!アンタ!


あわてて外に出たが、その集団はもうどこかに行ってしまっているみたいだ。


アロエ:クソッ、サクヤ。探すのを手伝ってくれ。あたしはサンヨウシティ方面、アンタはヤグルマの森方面を探してみてくれ。

サクヤ:あ、ハイ。でも・・・もし奴らがまた戻ってきたらどうするんですか?

アロエ:あ、そうか・・・・・・


:よかったら僕たちが守っておきましょうか?


そこへ現れたのはチェレンとベルだった。



ベル:こんにちは〜、アロエママ。なんか困ってるっぽいね。どうかしたの〜?

アロエ:ベルにチェレン!アンタこんなところで何をしているんだい?

チェレン:博士への頼まれごとがあって、一旦カノコタウンに戻っていたんですよ。それで偶然ここを通ったところ、困った顔をしたアロエさんとサクヤが博物館から出てきた・・・と言うことです。


簡単に事情を2人に話した。


チェレン:なるほど、じゃあ追うといい。僕たちがこの博物館を見張っておく。

アロエ:ありがとう。恩に着るよアンタたち!

ベル:いいですよ。困ったときはお互い様ですから!じゃ、頑張ってね!

サクヤ:うん、ありがとう!2人とも!


そしてサクヤはヤグルマの森に向かった。

とても勢いよく走った。まだ間に合うかもしれない!少し焦っていた。そしてそのせいで・・・


「ドン!」


:痛っ!

サクヤ:どこ見て歩い・・・じゃない。今のは完全にこっちが悪い。ごめんなさい、大丈夫ですか?


男の人とぶつかってしまった。というかむしろ、勢いよく走っていたのでほぼサクヤがタックルしたと言った方が正しいのだろう。


:僕は大丈夫だよ。君、急いでるんでしょ?

サクヤ:あ、そうだ。あの、変な格好して、リュウの骨・・・というよりおっきい荷物持った人、見ませんでしたか?


リュウの骨を普通に持って歩いている奴などいない。だが、あの骨は大きいので、大きな荷物になっているはず。


:リュウの骨・・・ってまさか、アロエさんのトコの?

サクヤ:あ、ハイ!誰かに盗まれちゃったんです!

:それは大変だ。ていうか、さっき変な格好をした連中がこのヤグルマの森に入って行ったんだけど?

サクヤ:本当ですか!?じゃあまだ遠くに行ってない!まだ間に合う!


と言って再び走ってヤグルマの森へ向かおうとしたらその男が・・・


:ちょっと待って、僕も手伝うよ。アロエさんにはいろいろ恩があるからね。

サクヤ:へ?

:僕の名前はアーティ。一応、ヒウンシティのジムリーダーをやってるから、腕はあるよ。

サクヤ:ひ、ヒウンジムのジムリーダー!?


えっと・・・ヒウンシティ?え?ジムリーダー!?



アーティ:ついさっき見かけたからまだ森を抜けていないと思う、急げばまだ間に合う。行こう!

サクヤ:は、ハイ!



アーティ登場!




続く