二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 桜の図書館 (inzm/小説集) オリキャラ募集開始!! ( No.164 )
日時: 2011/12/28 16:48
名前: さくら (ID: z2eVRrJA)

ゆら。ゆらり、ゆらり。とある島の、何処かの森に、黒い髪のあの少年は居た。
黒い髪の、髪飾りを付けた瞳までもまるで闇に閉ざされた様な少年は、恐らく樹齢1000年を超えるであろう大木のしっかりとした枝の上に座り、幹に背を委ねる様にしてぼんやりと空を見上げていた。
ゆらゆら、雲はゆっくりと流れている。額に手を翳し、木の葉のお陰で隠れていた日光が顔を出す、その眩しい位の光を遮る。この森は彼、彼ら“堕ち過ぎた善なる運命エンシャント・ダーク”が活動の拠点としている森だ。部外者の侵入は一切認めない。認められていない。はぁ、シュウは溜息を付けば音も無く自然と消えていく息も同じ様にぼんやりと眺めながらうつらうつら、脳内を眠気に侵略され様としていた。


「そんな所で寝ていたら、風邪を引くぞ」


ビクン。、突如頭上から聞こえて来た低く、そして筋の通った深い声に背中が跳ねた。

人物を確認し、その張本人が安堵出来る者だった事に脱力し、またもや深い溜息を零すシュウは、彼の言葉———否、存在までもを無視する気なのだろうか。
咄嗟に起き上がった身体を、溜息と共に元に戻す。そして数十秒が経つのだが、それから一歩も動こうとしない彼の痛い視線を浴びながら、伏せていた瞳を片目だけ開いて表情を確認する。言うまでも無く、彼は顔に不機嫌という文字を貼り付けたような表情だった。The,Hukigen.
これ以上無視し続ける様な、冷酷では無い為、否、実を言うと彼は根はとても優しい為、これ以上無視し続ける様な事は出来ず、諦めて身体を起こした。

太く伸びた枝に座る彼の体重は、一体誰が想像出来ただろうか。



「—————、で。どうしたの?、白竜、・・・って言うか寝てないし。」













「それは此方の台詞だ。こんな時に暢気に昼寝など・・・。・・・・・まさか知らないとは言わせんぞ」

「あはは、冗談だよ。明日だもんね」


全く、冗談で済む話では無いだろ。と愚痴を零しながらちょいちょいと手招きをする。

彼等は悟っていた。今回は、前代未聞の大接戦になる事を。円堂守とその同志達。彼等は前回の魔聖大戦で聖書を手にした猛者である。何故今回の魔聖大戦まで歳を取らなかったのか。何故今回の魔聖大戦にも出生するのか。何故伝説に“なりかけた”男達は、今回で伝説に“なろう”としているのか。それは未だ謎である。何故聖書管理組織フィフスセクターは、彼等を聖なる場に招いたのかは、聖書管理組織フィフスセクターの中核を成している白竜とシュウでさえ、知らされていない。
そして、聖書管理組織フィフスセクターにとって、最大の脅威であろう魔族、革命軍も招かれたのである。革命軍の大黒柱“松風天馬”とその同志達。嘗て聖書管理組織フィフスセクターシードであった“剣城京介”。白竜やシュウは、そのシードの中でも究極と呼ばれる存在であり、聖書管理組織フィフスセクターの従者の中では最高位の位を担う少年達である。そして、革命軍の指揮を取る“神指揮”、“神童拓人”。この3人を中心に、革命軍は動いている。この時代最高位の革命の芽だろう。
他にも、招かれた客は、強い猛者達だらけだ。


「今回も惨劇になりそうだね・・・。否、今回は特に、」


「ああ。七瀬を中心とするオリキャラ軍は皆強いがな、」

「ちょ、リアルを語らないw」


今の二つの会話は尋常に無視して頂いて結構だ。否、無視して下さい。



「特に、七瀬にはバックに柱刺団が付いてるらしい。其方の情報は、此方にも届いている」

「知ってるよ。本当、ふざけてるのかと思ったよ」

「ああ。柱刺団の団長は七瀬。副団長はシンデレラ。団員に、赤頭巾、ジュエット、眠り姫、人魚姫、ラプンツェル、アリス。」

「何時ぞやの童話キャラばかりじゃないか!」

「だが油断はするな。あの七瀬が仕切る柱刺団だ。実力は確かなものだろう」



「そして問題は、“冠羽珠琴”だ。」

「かんば・・・?誰なの?」

「やはり、お前も知らないか。・・・あいつは、あいつに関する情報の殆どが明かされていないんだ。」

「如何いう事・・・?」




白竜が言っている事。それは、冠羽珠琴についての情報の殆どが謎のまま、という事だ。
普通、主催者の聖書管理組織フィフスセクターには出生する全ての魔族の能力やらステータスやら年齢、出身などの情報が全て届けられる訳だが、珠琴に関しては如何いった手違いか、殆どの情報が届けられていないのだ。なので、白竜やシュウ、他の聖書管理組織フィフスセクターの配下の魔族達は“冠羽珠琴”という人物が如何いった人物なのか、全く把握仕切れて居ないのだ。




「その子…。強いの?」

「分からん」

「へぇ、」




何処か意味有りげに、シュウはニタリと笑った。







Re: 桜の図書館 (inzm/小説集) オリキャラ募集開始!! ( No.165 )
日時: 2011/12/28 16:52
名前: さくら (ID: z2eVRrJA)

此処でこそもう遅いが、此処で少し彼等の紹介をしよう。白い白銀の髪を束ねた何処か神々しい雰囲気を纏うこの少年の名は「白竜」。フルネームは不明。彼は、“失われし理想郷ロスト・オブ・エデン”に存在する不落した“天国宮殿”及び“絶対白殿”に住み着く神官である。“絶対白殿”は“王亡き城”とも呼ばれており、文字通り前世に住み着いていた王族は全滅。それを見つけた聖書管理組織フィフスセクターが彼等に与えたといわれている。
その目的は、宮殿の地下に眠り、同時に彼の化身でもある“聖獣・シャイニングドラゴン”を守護する為である。元よりこの島で生まれ、この島で育った島人である。だが今では聖書管理組織フィフスセクターの手に堕ち、同志のシュウと一緒に“聖書”の管理を遂行している。
そして、先程まで樹の上に居た、黒い髪の可愛らしい少年の名は「シュウ」。白竜と同じく、“失われし理想郷ロスト・オブ・エデン”に存在する“雲海の森”の奥深くの神殿に祀られている“暗黒神・ダークエクソダス”を守護する神官。白竜と同じく、この暗黒神は彼の化身でもあり、同志の白竜と一緒に“聖書”の管理を任されている。



「僕達は、只、此処で待つ事しか出来ないのだけどね」

「否、その方が良いだろう。戦い方も知らない雑魚共と一戦見えるとは、屈辱過ぎる」




彼等は、余程プライドの高いのだろう。

其処でふ、と、白竜はある事に気がついた。



「松風天馬・・・も、彼も、出生するらしいな」

「うん。そうだね。・・・あれ、フィフスは怖くないのかな。天馬は“革命”すスキルを持っているというのに」



シュウが松風天馬の事を「天馬」と呼ぶ事には意味がある。彼とは随分と親しい仲だからだ。あの時は、お互い敵になろうとは微塵も思って居なかったのだろう。少なくとも、未だに松風天馬はシュウが自分の敵だという事を知らない。



「何か、考えがあるのだろうがな。“あいつ”は其処まで馬鹿では無い」



白竜が“あいつ”と称した人は、今はまだ伏せておこう。只、今後七瀬虹彩や松風天馬、円堂守達にとって、最大の脅威になるに違いない人物だ。
シュウは、良い様の無い思いを胸に刻み止め、反射的に瞳を閉じながら呟いた。




「裏切り、か。多分、キリスト教の話その物なんだろうな。……イエスが天馬で、ユダが、———…僕、」















 12L.( 神官達の静宴。 )

231228
リア友の誕生日。柄風定まらない。

Re: 桜の図書館 (inzm/小説集) オリキャラ募集開始!! ( No.166 )
日時: 2011/12/28 18:09
名前: ショコラ (ID: sopKm/an)

名前:ショコラ・ガトー・クラシック・ア・パラ・グランジェス・
   ミカエル

性別:女

年齢:16

容姿:赤と蒼の半そでとスカートとで瞳は紅と蒼のオッドアイで
   首にはエメラルドが
   はめ込まれたロケットペンダントをつけている。
   髪は長さが腰まであるロングヘアーで
   ポニーテールに結わいている。
   腰にはいつも剣を下げている。
   始めてあった時は仮面をつけていた。

性格:まじめで優しくて正義感が強く頼れる。

肩書:『生きた殺人兵機ヘロードファング
   『属性使い(エレメントマスター)』
   『世界を見守る者』
   『異世界の剣豪』
   『双天の巫女』
   『仮面を付けた少女』
   『悲しい過去を背負う者』
   『過去を力にする者』

魔法:属性制御魔法エレメント・アーツ・マジック

魔法説明:空間や時間・水や炎といった属性を操り相手を攻撃する魔法
     風で空も飛べるし属性の融合攻撃も可能。

備考:剣術、体術、魔術を駆使して戦う。料理の腕前は絶品。
   命に掛かるくらいの大怪我か死に至るくらい強い。
   仲間以外の人は信じられない。
   運動能力は狼男並で並の人間では不可能なジャンプ力を見せる。

一人称:私、貴女 二人称:私たち貴方達

サンプルボイス
「私の名前は、
 ショコラ・ガトー・クラシック・ア・パラ・グランジェス・ミカエル
 名前が長いからショコラでいい。その・・・・・よろしく。」

「・・・・・・。」

Re: 桜の図書館 (inzm/小説集) オリキャラ募集開始!! ( No.167 )
日時: 2011/12/28 18:47
名前: さくら (ID: z2eVRrJA)

>>ショコラ
あ、久しぶりにオリキャラ募集が。
こんにちは、初めまして。さくらです。

って、名前長いですねw
でも・・・・・・・。めっちゃ可愛いです!その、タイプでs((殴

チートですね、
本当、オリキャラは最強過ぎるのが多くて。
実際、私もなんですけどね。
じゃあ、ショコラちゃんには、どこぞの料理店を営みながら戦わせていくようにしようかな。
料理店長やばい。タイp((蹴

珠琴「岩先祖!!」
サク「ちょっと、漢字違うw“言わせんぞ!!”ねw」
虹彩「サクラに言われるなんて、珠琴も鈍ったものね、いつぞやの剣城じゃない。あ、映画n((」

Re: 桜の図書館 (inzm/小説集) オリキャラ募集開始!! ( No.168 )
日時: 2011/12/30 19:05
名前: さくら (ID: z2eVRrJA)





  ※※重大なお知らせ※※

お知らせです。

このスレッドを、閉鎖させて頂く事に致しました。
理由は次の通りです。

他掲示板で、アンチレスを頂きました。他の掲示板で書いてる小説に、荒らしが来て、其処で“アリスと兎の逃避行”、“桜の図書館”のアンチレスを貰いました。

それと、私の小説だと思われる小説が無断で転勤&パクられている小説を発見致しました。
こんな塵屑小説なんかパクっても、読者が減っていくばかりであろうに。

只今書いている、“世界を忘れたティンカーベルの唄声は”という小説が進んでいるので、移動したかった。

閉鎖、とは言っても、このまま書かないわけにもいかないので、特に、“世界を忘れたティンカーベルの唄声は”は最後まで書きたいというか、念入りに練った作品でまだ書きたいネタも沢山ありますので、タイトルを変えてまた新しく、掛けていけたらと思います。駄文は変わらないんですけどね!


以上の理由から、このスレはロックさせて頂きます。
新スレを見かけた方は、是非立ち寄ってみてください。駄文なのは変わらないんですk((ry


・・・お騒がせしました。