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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: LILIN (エヴァで完全オリジナルストーリー) ( No.1 )
- 日時: 2011/05/15 13:23
- 名前: そう言えば、こしょうの味しらない (ID: lZRL.MZu)
プロローグ
— エヴァシリーズって? —
それは人によって創られた対使徒殲滅用の人造人間のようなものかな。
ベンチで休んでいた白衣のオジサンに聞いたらそう答えてくれた。
— そこでひかかったんですけど、使徒ってなんですか? —
生命の起源であるアダムが創りし生命体。私たち人間を滅ぼそうとしている奴らね。
タバコを悠悠とくわえて同じく白衣を着た女性が答えてくれた。
一年前かな、学校の社会科見学で米国営企業として有名な“ネルフ米国サンフランシスコ支部”があったからクラスの皆で見に行った。
そこでは警備員のおっちゃんや研究員の方々は色々な事を教えてくれた……はずなんだけど……ねぇ。
僕は集団から抜け出して、そこいらで一服していた研究員の人たちに質問したことしか覚えてなかったから、あとで書かされたレポートがこの質問の事しか書けなかった。
もちろん集団から抜け出したことや、レポートが真っ白のことで補習になったも合わせ、学校の先生にめったくたに怒られたのだ。
しかし、あの時補習授業で一生懸命勉強したはずなのに。
一年後の僕はもう忘れている。覚えているのは上記の抜け出して質問した内容のみ。日付も曖昧だ。
まぁ、それは仕方ないとして。問題は内容なんだよ。
僕はその時、エヴァや使徒がそもそも何なのかが気になっていた。かなり根本的な所が気になっていた。皆が勉強した内容なんか気にならずに。
でも、帰ってきたこの答えすら、探せば教科書にすら載っている。もしかしたら、大人はまだ、何も知らないで教科書というバイブルで動いているのかもしれない。
僕も、そう生きなきゃだめなのかな? ただ、何かに従って動く。そんなんでホントに?
それって、ホントに生きているって言えるのかい?
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