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　　＜気づいたら、はじまっていた＞

　第二話「やっと、気付けました」（春奈視点）

はじめは
色々抱え込むから、心配で。
弟みたいに思った。

「ほっとけない」

でも、それは

『仲間』として『友達』として

だと思っていた


でも…離れてみて………
気づいた。
　　　
　　『音無さん』

と呼ぶ明るく、優しく、無邪気な声が---------------

　



懐かしくなる。




会えなくで寂しい

聞けなくて悲しい



私は自分でも気づかないうちに

彼の「一生懸命」なところに

彼の「ひたむき」なところに

彼の「頑張る」すがたに



　”恋”していた


アイタイ、声がキキタイ

　　もう一度
　

　　　イヤ


　これからも、ずっと
私のトナリで笑ってほしい

　私のトナリで
名前を呼んでほしい