二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズナイレブン【あの時、私は恋してた…】 ( No.31 )
日時: 2011/07/31 06:52
名前: 風星 (ID: KY1ouKtv)

 <想いと時間は比例して>

 第七話「恋する乙女は”恋”に敏感です」

班決めも終わった日の放課後
部室では
「夏未さんと冬花は誰と同じ班になったの?」
私は聞いた
「私は冬花さんと豪炎寺君と鬼道君よ」
「へぇ〜いつものメンバーだね」
笑いながら言うと、夏未さんがちょっと恥ずかしそうに
「美鈴さんと…あの、秋さんはだ、誰と一緒に?」
あ〜、円堂が秋ちゃんと一緒になったかが知りたいのか
「円堂と風丸だよ!円堂がいたら、絶対に『つまらない』にはならないしねぇ〜」
「そ、そうなの。楽しそうね」




「豪炎寺と鬼道は同じ班なんだってな」
風丸が何気なく言う
「ああ。他に雷門と久遠もだ」
豪炎寺が短く返事をする
「へぇー」




「…美鈴先輩っ!ちょっといいですか?」
春奈ちゃん?
「いいけど」
そのまま春奈ちゃんに連行されてしまった
「で、何かな?」
「あのですねぇ。キャプテンは鈍感ですよ!秋先輩も頑張らないと、と思うんです!」
あぁ〜そういうことか
「その通りだと思うよ」
「え、美鈴先輩!頑張ってくださいよぉ」
「…うん!私だけだもんねぇ、修学旅行じゃあ、仕掛け人できるの」


はぁ、やっぱり、作戦を


「美鈴ちゃん、場所決めだね。明日」
秋ちゃんが尋ねる
私が答えるより、はやく
「楽しみだなっ!!」
円堂が言う
「………。」
何、このほのぼのカップルっ!!
世間から見たら、可愛い〜カップルなのになぁ