二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ぬらりひょんの孫〜櫻が舞うころ〜 ( No.2 )
日時: 2011/09/26 07:30
名前: ★HITOMI★ (ID: H6c/o5GF)

第二話

私はお昼休みに、『午後五時半に奴良くんの家へ集合!』と、清継さんに地図をわたされた。家に帰って普段着に着がえると、早速行ってみた。奴良さんの家に行くと、みんな来ていて、
「あ、魔月さん!」
「やっと来たね!」
と、みんなで家の中に入っていった。そこら中に妖怪の気配がする。やっぱりすごいな・・・・。と、私は感じていた。
「あ、みんないらっしゃ〜い。」
と、奴良さんと、
「!!!」
女の人が出てきた。もしかして、この人は・・・・。
「あ、魔月さんも来てくれたんだ。この人は僕のお母さん。」
「こんにちは。」
私はしばらく食い入るように奴良さんのお母さんを見つめた。
「ま、魔月さん?」
その声に私はハッとして、
「あっ、ご、ごめんなさい!魔月 櫻姫です!」
「櫻姫ちゃんね。かわいい名前ね〜。」
「あ、ありがとうございます!」
私たちは奴良さんに案内されて部屋に入った。でも、私は部屋に入らずに、
「奴良さん、トイレ行ってもいいかな?」
「あ、うん。そこの突きあたりだよ。」
と、奴良さんは案内してくれようとしたけど、断った。私はトイレへ行かずに、角を曲がると、私はひざをふるわせて座りこんだ。そして、涙を流しながら、
「・・・・お、お母さん・・・・!」