二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リリなの衛宮士郎に憧れたもの改 ( No.6 )
日時: 2012/10/13 15:04
名前: れ、れ、れ、霊 (ID: JryR3G2V)
参照: http://syaininngu

視点 桃子

「………えっ??」

消えた。それ以外の表現が思いつかなかったわ。
さっきまで話していた男の子がいなくなった。
まるでその存在がなかったようにと言えば大げさだけど、
まるでそのとおりね。そういえば、プレゼントって何かしら?

「…楽しみに待ってるわ」

私は、期待を込めてそうつぶやいた。

「お母しゃん」

はっ…と気がつくといつの間にかなのはが目の前にいたわ。

「どうしたの?」

不思議そうに尋ねてくるなのは。こんな小さい子に無理をさせてたのね。
…ごめんねなのは。

「ごめんね。なのは」

「ふぇ?どうして謝るのなの」

「ううん。なんでも無いわ。そうだ!なのは。今日は、なのはが好きなものいっぱい作ってあげるわ」

「ホントなの!!」

「ええホントよ」

もうさびしい思いはさせないわよなのは。

視点 桃子OUT

視点 しょうn…

「ここがなのはの家か。これで俺がなのはを救えばなのはに好かれて、しかも桃子さんの前で救えば桃子さんの評価も上がって。ぐふふふふ」

訂正  超妄想野郎A

「ごめんください」

俺はそんな事を思いながらなのはの家に入っていく。おっと桃子さんが出てきたか。相変わらず綺麗だな。

「あら?君は誰かしら?」

「俺は、笠厳 剣一といいます。ちょっとお宅のなのはについて話をしようと思いまs「お母さん」…こんばんは、なのは」

ようやく俺様の嫁のお出ましか。

「ふぇ?どうしてなのはの名前を知ってr…お母しゃん」

ん??どうしたんだ。急に桃子さんの後ろに隠れて…はは〜ん。さては俺に会うのが恥ずかしくて隠れたんだな。

「あら、なのはのお友達じゃないの?それより、剣一君。もう暗いけどお家に帰らなくてもいいの?」

「ああ、別に大丈夫ですよ。それよりなのはが寂しがっていると伝え「ああ。それならもう大丈夫よ。あの男の子が教えてくれたわ」…すいませんその男の子は誰でしょう?」

…誰だ!!せっかく俺様の見せ場だというのに。ぶっ飛ばしてやる!!

「エミヤ 弓矢。あの子はそう名乗っていたわ」

「エミヤ 弓矢?」

最初はまったく心当たりがなかったが、名前がある奴に似ていたことから誰だかわかった。

「そいつは…赤い…いえ、青い外套を纏っていませんでしたか?」

あいつは、俺の世界のアニメで見たことがある。だが、あいつは赤ではなく青い外套だった。

「そうだけど…ひょっとしてお友達なの?」

間違いねぇ。あいつだ、さっきなのはに話しかけてた、あのモブキャラ野郎だ!!

「すいません。ありがとうございました、もう用はありません。またね、なのは」

「ひぃ!?」

うん?なんだ、まだ恥ずかしがってんのか。かわいいやつだな。そう思いながら俺はなのはの家を出ていく

「さてと…あのモブ野郎…あったらぶっ潰してやるぜ!!!!」

そう決意したときであった。

「そうだ。なのはのお父さんを助けて恩を売れば「君、なのはをもらってくれないか」といわれて。ぐふふふ。よし、さっそく実行に移すぞ」

そういい、俺は士郎の入院している病院に駆けて行った。

視点 超妄想野郎A (笠厳剣一)OUT

視点 桃子

…誰だったのかしら?あの子。それにしてもあの子、気持ち悪かったわね。

「…お母しゃん」

なのはが涙目になりながら抱きついてくる。

「あの子の目。とても気持ち悪かったの。なのはの事、物みたいな目で見てきたの…ぐすっ」

…うちのなのはに手を出してみなさい。…命はないわよ。

「…お母しゃん。怖い」

「大丈夫よなのは。それにもしもなのはの身に何かあったらエミヤ君が助けてくれるわ」

「エミヤ君が…ポッ(///)」

「あら〜なのは。もしかして…ウフフ」

「ちっ違うの!!別にエミヤ君の事(///)」

「あらあらあら」

「だから、違うのぉぉぉぉぉぉぉ!!!(///)」

ウフフ。うぶね。

視点 桃子OUT

視点 雪地

…さて。ようやく俺の出番だ。ちなみにみんな、いろいろ疑問があると思う。
まず、第一にプレゼントって何?
第二にあそこからどうやって消えたの?
超妄想野郎って、転生者なの?
こんなところだ。ちなみに言っておくがそれ以外の事は心の中にしまっておいてくれ。
それでは第一の質問
プレゼントって何?
これは士郎の怪我を治すつもりだ。まぁ、別に元よりそのつもりだったが、なんとなくで。
第二の質問
あそこからどうやって消えたの?
理由超簡単、アーチャーの能力だ。俺は神に英霊アーチャーエミヤの能力をお願いした。
分かるか?
アーチャーの能力=アーチャーの出来ること
という方程式が出来るのだ。
つまり俺はさっき“霊体化”したんだ。
俺は、アーチャーの場合生命力で動くのではなく魔力で動いているのだ。
だが、ここはいろいろと変わってくる。
まず俺は別に魔力がなくなっても死ぬわけではない、
投影の能力が使えなくなるだけで、三日間は生きられる。
その間にもう魔力は回復しているであろう。
令呪は自分でマスターを決めてそのマスターが令呪を使える。
マスターを複数人で契約できる。

まだいろいろと変更点があると思うが、一応目立っているのはこれぐらいだ。

…そろそろ霊体化を解くか。

メリッ!!

今思い出したが、俺ってそういえば人の家を通り抜けていたな。首が見知らぬ家の壁に挟まっている。…俺って実はドジっ子?

…続きは次回で