二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: バカと最恐と召喚 ( No.2 )
日時: 2012/09/23 07:23
名前: ゆう (ID: E4SfFOIY)

三月も終わりへと近づく中、少年は部屋で寝ていた 髪は左目を覆うように伸びており1O人の女性がいたら8人はふり向く顔 少年は寝ているところを電子音によって起こされた。

「はい、大道です……って明久か 平日に電話してきて 何かあったのか?」
『いや、唯人が振り分け試検に来てなかったから少し気になって』
「あ…… わりぃ、寝てたわ」

少年『大道唯人』は振り分け試験が今曰あることに気づいく しかし少し考えた後、
唯人は明久に質問した

「ところで明久、今どのくらい問題は解けたか」
『え? たしか、十問に一問は解けたからこの調子で行けばCクラス、Dクラスあたりだと思うよ』
「分かった 喜べ明久 俺と同じクラスだ」

バカすぎるだろ

『え!? なんで!?』
「自分で考えろ」
『ちょっと待っ(ピッ!!)』

言い終わる前に切る 唯人は再びベッドに携帯電話を置き、フッと笑った

「さて、制服を出すか それと1年のとこの範囲も勉強しとかないとな」

唯人は入学式以来着てない制服を取り出すと机にノートと教材を置き、勉強を始めた

Re: バカと最恐と召喚獣 ( No.3 )
日時: 2012/09/23 13:58
名前: ゆう (ID: E4SfFOIY)

桜並木の中、大道唯人はあくびをしながら歩く。唯人曰わく春が一番眠たい季節らしい。が、そんな眠気もドスの利いた声により覚まされた。

「遅刻たぞ大道」
「すみません……誰でしたっけ?」
「西村だ。大道、いくら筋トレの為だけで一年間休むことはないだろ」
「それに関しては謝りますが、とりあえず家で少しやりましたから。それに明久から大体の行事は聞いてますし」
「ほう、吉井の幼なじみなのか」

明久と聞いてそこから唯人は明久の幼なじみと判断した西村教論(通称鉄人)を見て唯人は少し目を細める

「で、西村先生は何故ここにいるんだ?俺より遅い奴を待ってるとか?」
「それもあるが生徒にこれを渡す為だ」

鉄人が抱えていた箱の中を見せる。その中には唯人の名が書かれた封筒と誰かは知らないが唯人と同じく名が書かれてるであろう封筒の計ニ枚が入っていた

「これって」
「振り分け試験の結果だ。受けなかったお前はどこかはわかってるだろうが、一応中は確認してくれ」
「了解です」

封筒を開け、中を確認すると二枚の紙があった

「えっと、観察処分者か。一年間も通ってなきゃこうなるのは当たり前か。で、もう一つはFクラスか。明久と同じだから別にいっか」
「まて、吉井がFクラスなのは当たりだが何故、お前がそのことを知っている」
「十問に一問は解けたとか言ってたからFだとすぐに分かった」

鉄人は呆れたように溜め息を吐いた。まさか、十問に一問解けただけで上位クラスと考えていたことに対してだろう

「じゃ、俺はFクラスに行くとするか。そうだ、もし最後の奴が明久だったら後で説教って伝えてくれ」
「分かった。よし、早く自分のクラスへ行ってこい」

鉄人と別れた唯人は自分のクラスへと歩いて向かった

Re: バカと最恐と召喚獣 ( No.4 )
日時: 2012/09/23 17:09
名前: ゆう (ID: E4SfFOIY)

「ここが、Fクラス……」

唯人が見たのは廃屋といっても過言でわないものだった。しかも、Aクラスを見た直後の為尚更、絶望感が大きくなるばかりだ

「……クラスメイトに期待をよせるか」

唯人は引き戸に手を掛け開く

「早く座れ、このウジむs(ビシャン!!)」

入るなり蛆虫呼ばわりされた唯人。再び扉を開くと今度は罵倒されなかつた。そして相手を見る。教壇に立ってはいるが身長は自分とそんなにかわらない。赤髪で服で隠れて見えないが、体つきが良さそうな体格。ここで唯人は明久の友の名前を思いだした

「あんたが、明久のダチの坂本か?」
「いかにも。俺がこのクラスの代表を務める坂本雄二だ。ところでお前は?」
「おっと、俺は大道唯人だ。昨年はつまらんワケでー年間学校には来れなかった。明久のダチだからてっきり知ってるかと思ってた」
「そういえば幼なじみがいるとか言ってたが、大道のことか?」
「そのとうりだ坂本。よろしくなJ
「ああ、こちらこそJ

早くも仲が良くなった唯人と雄ニは握手をした。そんな時、扉が開いた

「すみません、遅れちゃいました♪」
「「早く座れ、このウジ虫野郎!!」」

二人は入ってきた少年「吉井明久」にそろいも揃って、同じことを口にした。明久はニ人を睨みつけたが、唯人と雄ニだと気がついた

「唯人、来てくれたんだね!」
「バ一カ、来るに決まってんだろ。流石にサボリ続けるのはいけねぇからよ」
「確かに。で、雄二は何やってんの?」
「先生が遅れてるらしいから変わりに教壇に上がってみた」
「ちなみに、坂本は代表だぞ」

雄ニが代表と聞いて、へぇ〜と納得したようだ

「すいませんが通してもらえますか?それと、席についてください」

不意に後ろから覇気の無い声がかかり、唯人と明久が振り向く。そこにはスーツを着た五十代のオジサンが立っていた。どうやら先生らしい

「あ、はい」
「うーっす」
「席って決まってるんすか?」
「いいえ、空いているところに座ってください」

唯人の質間に答えた先生は再び早く座るように促すと唯人は明久の隣が空いてたためそこに座った