二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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魔人探偵脳噛ネウロ 全ては必然
日時: 2010/01/11 20:41
名前: na- (ID: 1j9Ea2l5)

登場人物
桂木弥子 私立女子高生探偵。大食い。
脳噛ネウロ 弥子の助手。ドSな魔人。
壱原侑子 願いを叶える代わりに同等の対価を貰う<ミセ>の主人。
四月一日君尋 侑子の<ミセ>のバイト。アヤカシが見える。
モコナ 侑子の飲み友達の謎の生物。
マル&モロ <ミセ>に住む謎の少女。本名モロダシ・マルダシ

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Re: 魔人探偵脳噛ネウロ 全ては必然 ( No.1 )
日時: 2010/01/11 20:45
名前: na- (ID: 1j9Ea2l5)

四月一日「あ!侑子さん見てください。桂木弥子がテレビに!!」
ここは願いを叶えるミセ。現在ミセでは朝ごはんの最中だ。
侑子「あらほんとねえ。しがつついたちと書いてわたぬき。」
四月一日「はいはい。でもこの子すごいですよねえ。数々の難事件を解決した女子高生探偵!で有名ですよ。」
侑子「ふう〜ん。・・・っ!」
四月一日「どうかしました?」
侑子「何でもないわ。ああ。今すぐお菓子を大量に作りなさい!」
四月一日「え〜。わかりましたよお。ブツブツ。」
侑子(全ては必然。この世に偶然なんてありはしない。ネウロ。あなたがここに来るのもね・・・。)
それっきり、侑子はじっくり考えこんでしまった。

少し時間をさかのぼる。ここは桂木弥子の探偵事務所。
弥子「えええ〜。またどこか行かないといけないの?」
ネウロ「つべこべ言うな。さあ行くぞ。」
弥子「どこに?」
ネウロ「壱原侑子という女の店だ。」
弥子「いちはらゆうこ?」
ネウロ「そうだ。行くぞ。」
弥子「はぁ〜い。」
侑子の思ったとおり。ネウロと弥子はミセに行くのだった。

弥子「は〜やっとついた〜。」
ネウロ「遅いぞヤコ。」
弥子「はいはい悪うございました〜。」
ネウロ「まあいい。入るぞ。」
弥子「うん。」
2人はミセに入った。
マル&モロ「いらっしゃい〜ね〜うろ〜。」
マル「主さま待ってる〜。」
モロ「奥の部屋で〜。」
マル「お菓子を用意して〜。」
モロ「待ってるよ〜。」
ネウロ「ふむ。やはりな。」
弥子「なんだ、知らせてたのか〜。」
ネウロ「いや。知らせてはいない。」
弥子「え・・・?じゃあ何で知って・・・。」
ネウロ「細かいことはいい。早く行くぞ。」
弥子「う・・・ん・・・。」
弥子は内心(絶対いやだあああああ)
と思いながら、ネウロに連れられるようにして奥へ行った。

Re: 魔人探偵脳噛ネウロ 全ては必然 ( No.2 )
日時: 2010/01/11 20:47
名前: na- (ID: 1j9Ea2l5)

侑子「全ては必然。この世に偶然なんてものはない・・・。ネウロ。あなたが来たのもね・・・。」
四月一日「ああ〜。桂木弥子さんですね〜。よかったらサインを・・・。」
サインをしてもらおうとした四月一日を、侑子はチョップ。
侑子「そんなことはいいから。それよりネウロ。何故来たの?この世界・・・。地上に。」
四月一日ににらまれているのも気にせず、侑子はたずねた。しかしネウロが返事をする前に四月一日が質問をした。

四月一日「この人、アヤカシか何かですか?」

侑子「四月一日・・・。はぁ。ネウロは魔人よ。魔界にその名を恐れられた上級魔人。」
侑子がそこまで言うと、侑子の足元から、謎の生物が出てきた。

???「そこからはモコナがいうの〜。ネウロは、魔界の住人なの!はっきり言って、出来ないことはほとんど何もないの!」
四月一日「ふーん・・・。魔人かあ・・・。」
四月一日はネウロのことをまだ信じきれてないらしい。しかしアヤカシが見えるだけあってか、すぐに理解はした。
弥子「あ、の〜。」
侑子「何?」
弥子「そのクッキー食べていい?」
侑子「いいわよ?」
しかし用意されていたおいしそうなクッキーを弥子が食べることは無かった。
ネウロ「フン。もう帰るぞ弥子。」
弥子「えー。じゃあこのクッキー食べさせてよ。」
ネウロ「黙れ。では我輩達は帰る。」
四月一日「あ、さようなら・・・。」
四月一日は、弥子たちがミセを出るまで見送った。
四月一日「結局サインもらえなかったな。あ、あの男の人何しに来たんでしょうね?」
侑子「さあ・・・。分からないわ。」
侑子は大量に余ったクッキーを、ほとんど平らげていた。

Re: 魔人探偵脳噛ネウロ 全ては必然 ( No.3 )
日時: 2010/01/11 20:48
名前: na- (ID: 1j9Ea2l5)

全ては必然。この世に偶然なんてありはしない。
覚えておきなさい。
          壱原侑子


数日後。
弥子「はぁ〜。あのクッキーおいしそうだったなあ。そうだ!行ってみよう!あのミセに!」
弥子はついこの前行ったミセに行ってみた。道は覚えていたから。が。
弥子「あ・・・れ・・・?」
数日前、自分が行ったあのミセは
弥子「無・・・い・・・。」
どこにも無かった。あるのは空き地だけだった。


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