二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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リンレン 悪魔少年レンくんはニンゲン嫌い。
日時: 2010/01/04 23:36
名前: 櫻 (ID: a6Ny8FKk)

あけましておめでとうございます♪
ことしもポジティブに生きる櫻です。

もう2010年ですね♪ 早い!!
今年もきっと忙しい年でもあり幸せな年になるんで
しょうねぇ〜〜↑↑

今年はきっといつも以上に忙しくなるかもしれないの
で、あまり小説が書けないかもしれないですけど
(いつも書いてないですけど 笑)

がんばりますね♪
では、今年もよろしくお願いします!!

Page:1



Re: リンレン 悪魔少年レンくんはニンゲン嫌い。 ( No.1 )
日時: 2009/11/21 21:08
名前: 櫻 (ID: a6Ny8FKk)

+*!。*+cast


 鏡音レン kagamine ren

 鏡音リン kagamine rin

 初音ミク hatune miku

 メイコ meiko

 カイト kaito

 巡音ルカ megurine ruka

 重音テト kasane teto

 初音ミクオ hatune mikuo



まだ出るかもしれません。

Re: リンレン 悪魔少年レンくんはニンゲン嫌い。 ( No.2 )
日時: 2009/12/22 20:47
名前: 櫻 (ID: a6Ny8FKk)

★/*+第一章。
    出会いと別れ
        「誰だ??」 「・・ニンゲンです!」



 「うわぁぁぁぁん!!!!」
 
 まったく色気のないような、大きな鳴き声が、屋上
に響き渡る。

 「ど、どどどうしたの?! 凛?」

 「・・・・・・実はね、音瑠・・・あたしぃー・・・振られた
 のぉ〜〜!!!!!」

 「えぇーーー!!!???」

 そう、この色気のない鳴き声を出していたこの
少女こそが鏡音凛。
 高校1年生であり、背は高いと言うより低めの女。そして今日、彼女は、愛しの彼氏に振られた。

 「どうしてぇ!!?
 あんなにラブラブだったのにぃ!!!!!!!」

 そしてカノジョは、凛の親友の亜北音瑠。
凛の為なら何でも出来る覚悟がある女。凛命!!!

 「・・・・・ヒック・・実はさぁ・・・・」


          ☆
   

 『凛??』

 『なぁに??』

 『・・・・別れようか』

 『え・・・なんで?? 意味分かんないし・・・』

 『オレ、もうお前はと付き合えない』

 『・・・・どうして??』

 『・・・・・オレ、他に好きな人が出来たんだよね。
 だからさ、別れてくんないかな??』

 『・・・・・・・・・・・』

           ☆


 
 
 「はぁ!!? なにその少女漫画みたいなオチ!!
 ちょーウザい!!!!!!!!!!」

 「・・・・・・うっう・・・ひぃっく」

 「大丈夫?? 凛〜」

 「・・・・・・うん、なんとかね。
 今日はもう帰るね、バイバイ、音瑠」

 「・・・凛」


 もう泣く元気すらない。

 あたしは一人、トボトボ歩いていた。
と、その時

 「おい」

 はぁ・・・もう最悪・・・。なんで好きな人出来るカナ。
やっぱりあたしは幼児体型だから??
 そっちの方が美人だったとか!!?

 「おい!!」

 そーですよね!! どうせあたしは・・・・・

——ドカッ!!!

 突然頭に鈍い痛みを感じた。

 「いったぁぁぁ!!!!!!!
 なにぃ!!!!!!!?????????」

 超大きい声で後ろを振り返った。
そこには金髪の髪をしたあたしと同じ歳ぐらいの男の子が立っていた。

 「・・・・誰ですか??」

 「お前も誰だ??」

 「・・ニンゲンです!」

 「あそ。
 ブス、どけ」

 「なぁ・・・!!」

 ブスって!! 急に人の頭叩いといてなにこの態度!
なんて思ってたら、気付けば男の人はもう向こうまで
歩いていた。

 

Re: リンレン 悪魔少年レンくんはニンゲン嫌い。 ( No.3 )
日時: 2009/12/23 12:52
名前: 櫻 (ID: a6Ny8FKk)

 「ちょ・・・・・!!?
 まちなさいよ!!! そこの・・・・って・・あれ??」

 気付けば金髪少年はいなかった。

 「・・・?」

 あたりを見渡してもいない。

 「まぁいいや。なんか吹っ切れたっ!!!!」

 あたしはルンルン気分で家に向かった。

 
 あたしは家に帰ると、部屋に置いてあるアルバムを
取り出し、ページをめくっていく。
 アルバムには、今朝まで彼氏だった人と撮った写真
の数々。

 「・・・幸せそう・・」

 写真にはこれまでかってくらい二人とも笑顔で・・。
でもそれははじめのページだけ。
 最後の方のページにある写真はほとんどあたししか
幸せに笑ってない。

 「グス・・・・」

 付き合ったのは中2の最後の3学期。
あたしが昼ごはんを食べてるときに呼び出されて、
告白されて・・・・嬉しかったけど、音瑠から聞いた言葉

 『・・・あの人・・・結構遊び人なんだって・・・。
 この学校でも15人ぐらい彼女がいたって・・。
  気を付けてね、凛・・・』


 今にもきっとたくさんの女がいるんだろうな・・・。

 「えぇい!! 気にするなあたし!!!!
 また新しい彼氏見つければいいじゃない!!!!」

 あたしはアルバムを思いっきり投げ捨てた。
そして満面の笑みで「ふんッ♪」と言ってみた。

 すこし時間が経ち、落ち付いたころ、あたしは部屋
の窓を開けた。

 「ひゃ〜〜♪涼しぃ〜〜!!!」

 「あ、そだ」

 あたしはベッドから降りて、机の近くに置いてある
ヴァイオリンケースを取り出した。
 あたしは結構昔・・・って言うか5歳からヴァイオリ
ンをやっていて、結構出来る。
 暇なときはこうやって演奏する。

『♪♪♪♪~~~~』

——バサ

 「!」

 なにか音が聞こえて、部屋の辺りを見回す。
しかし、誰も居なかったのでもう一度演奏しようとお
もって前を向く。
 しかし、今はヴァイオリンを弾けると言う状況では
なかった。
なぜなら、目の前にはさっきあった金髪の男がいたか
らだ。

 「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 「るせぇな、このブス」

 「な・・・ななななんで・・・っ!!!」

 「なんか聞こえたから来てみた。
 お前か・・・・ブス」

 
——ブスっ!!??

 なんとも失礼と思うが一歩ずつ後ずさりをする。

 「とりあえず・・・ブスはやめてもらおうか・・・」

 「は、ムリ。
 ブスにブスっつってなにが悪い」

 「なぁ!!」

 さっきからこのブスブスいってくる男はいったいな
んなんだろうと思っていると、男は顔をグンッと、
近づけてきた。

 「・・・・・おい、ブス」

 「!?」

 「もっかい演奏しろ」

 「・・・・・・」

——命令口調やめろよ・・・・。

 そう心の中で囁く。

 「・・・早くしろ、ブスが」

 「分かったわよッ!! うるさいな!!!!」



 『♪♪♪~~~~~』


 これが、あいつとの出会いだった。
この出会いが、あたしの運命を変えるものなんて・・・
想ってもなかった・・・・・かも。


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