二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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レイトン教授と黒影の亡霊
日時: 2009/12/02 20:48
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)

こんばんは、レッドです。このたび、2度目のレイトン小説を書くことになりました。

今回はホラー×ミステリーの他、ファンタジーを交えた謎解きアドベンチャー!レイトンの他、ルークやケイティも登場するぞ!

【レイトン教授と永遠の歌姫】の映画が近づいていることもあってか、久しぶりにレイトン小説を書こうと思っていました。こんな私ですが、これからも応援よろしくお願いします。

コメント大歓迎!気合を入れて頑張るぞ!!♪

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Re: レイトン教授と黒影の亡霊 ( No.27 )
日時: 2009/12/04 19:58
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14073

第2章の続き

そんな僕を見たレイトン先生は首を傾げながら言った。

「ルークとケイティ・・・何かあったのかい?」
「どうする・・・ルーク? 先生に話す?」

その言葉を聞いたケイティは心配そうに僕を見て言った。それに対し、僕はうーん・・・と唸って考え込んだ。

先生に話したいのは確かだが、その前にユラの話を聞かなくてはならないようだ。

「その前にユラの話を聞こう。その話は後にしよう」
「うん、そうだね・・・ユラ、私たちにその話をしてくれるかな?」

その言葉を聞いたケイティはユラを見て言った。そして、ユラはコクッと頷いたのだった。

こうして、ルークたちはユラの話を聞くことになったのだった。そして・・・ユラが言う、その話とは?

Re: レイトン教授と黒影の亡霊 ( No.28 )
日時: 2009/12/04 20:07
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14073

第3章 ユラが語る、その黒い影の亡霊とは?

ーレイトンの研究室の中ー

ルークとレイトン、ケイティの3人はユラが話し出すのを待っていたのだった。

「実は1〜2週間くらい前だったか・・・その夜、私は学校からの帰り道を歩いていたんです。その時、後ろから何かが迫ってきているような気がして・・・」

その話を聞いた僕はケイティと顔を見合わせながらも頷いた。やはり、昨日の夜に突然、現れた謎の黒い影・・・あれはいったい何なんだ?

「その背後に何かが纏わりついていることに気づいた私は思わず後ろを振り返ったんです。振り返ってみると・・・何事もなかったかのように静まり返っていました。すると・・・」

その話を聞いたレイトン先生はコクッと頷きながらもその続きを促した。そして、僕たちも聞き入るようにして、彼女を見つめていたのだった。

Re: レイトン教授と黒影の亡霊 ( No.29 )
日時: 2009/12/04 20:16
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14073

ユラはそれでも構わずに話を続けた。

「それがいつの間にか、私の周りに黒い影のようなものが纏わりついていたんです。しかも、何かを吸い込むような口みたいなのがあって・・・その口みたいなのに吸い込まれそうになりかけたことがあったんです。それで、私はしつこく付き纏う、その黒い影のようなものから自力で逃げ出して走って帰りました」

その話を聞いた僕たちとレイトン先生はなるほど・・・というような顔をして見合わせた。やはり、その出来事は僕たちのと似ているような気がする。でも、何か引っかかるような気がしてならない。

「ふーむ・・・黒い影のようなものか・・・」
「先生、何か心当たりがあるんですか?」

その言葉を聞いた僕はレイトン先生を見て質問した。すると、レイトン先生は本棚から1つの本を取り出した。

Re: レイトン教授と黒影の亡霊 ( No.30 )
日時: 2009/12/04 20:24
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14073

それに対し、僕はレイトン先生を見つめた。レイトン先生はその本を読みながらも何か調べているようだ。

「ねえ、ルーク・・・」
「あ?なんだよ・・・」

その言葉を聞いた僕はケイティを見て言った。それに対し、彼女は不安そうに話しかけた。

「あの黒い影・・・あれはどうみても亡霊にしか見えないよね・・・」
「なんで、そんなことが言えるんだよ? どう見てもそんな風には見えないと思うぞ?」

その言葉を聞いた僕は溜息をつきながらも苦笑して答えた。それに対し、ユラが僕たちを見て話しかけた。

「ケイティ・・・あなたが言いたいのは、その黒い影に何かが隠されているってことね?」

その言葉を聞いたケイティは僕とユラを見て、コクッと頷いた。

Re: レイトン教授と黒影の亡霊 ( No.31 )
日時: 2009/12/04 20:37
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14073

それに対し、僕は溜息をつきながら言った。

「ケイティ、おまえ・・・」
「私にはそう思えてならないんだよね・・・でも、ルークならきっと信じてくれるよね?」

その言葉を聞いたケイティはそう言いつつも僕を見ながらも苦笑した。その時、レイトン先生が調査を終え、椅子に座って言った。

「お待たせ。その黒い影・・・確か亡霊みたいなものだったね?」
「えっ!? さっきの会話を聞いてたんですか、先生・・・」

その言葉を聞いた僕はそう言いつつも目を丸くして驚いた。すると、レイトン先生は目をキラーンと瞬きしながら言った。

「うむ。その黒い影の正体・・・それは何かの亡霊の可能性が高い。その亡霊は恐らく、その闇の石から現れたものだと考えられるね」

その話を聞いた僕たちは首を傾げながらも顔を見合わせた。

闇の・・・石? それは邪悪な何かを秘めたものなのか? もし、そうであるとしたなら・・・その亡霊とやらを封印する必要がある。

その正体が亡霊だとしたら・・・それは何かをつかさどる邪悪な精霊、あるいは幽霊に違いない。


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