二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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お江戸DEでぃ〜ぐれ!!
日時: 2009/12/04 17:42
名前: 赤色ウサギ (ID: um7OQR3E)

お立ち寄りありがとうございます!

初めまして、あるいはお世話になってます?
私は(文才無いくせに勢いだけで書く)赤色ウサギです!
なんとなくDグレキャラをタイムスリップさせますよ!!
()の中は気にしないでください。いや、ホント!
消えたので地味に題名変えました^^小癪なマネです。

最初にこちらの方はお帰りを…↓

・荒らししにきた。
・Dグレ嫌い。
・赤色ウサギ嫌い。
・小説下手な奴嫌い。
・キャラ崩壊?ありえん!!

以上です!
題名読みずらいのは勘弁してください…
ココも数回消えたので前回のものです↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13125
お客様歓迎!コメント歓迎!(どーせ来ないでしょうが…)

こんな哀れ?な作者に魂の救済頼みます…(泣
(おいアレン、手構えるなよ!ちょ、ぎゃあああ!!!)

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Re: お江戸DEでぃ〜ぐれ!! ( No.1 )
日時: 2009/12/04 17:44
名前: 赤色ウサギ (ID: um7OQR3E)

 第15夜 名前は。

幽「10年ぶりなのよ…?」

 幽凪はまさかの再会に少し眉をひそめる。
 
ア「誰…?」

瑞「この白髪め!!」

 ドンッ!

ア「痛ッ!!何すんですか!」

 気を抜いたアレンは瑞穂のタックルをくらう。
 瑞穂は付いた泥をはたくと苦々しい顔をした。

瑞「ったく感動の再会を邪魔しやがって…」

ラ「でも不法侵入とかしても感動の再会にはならな」

瑞「いいの、気にしなくて。」

 ふっと瑞穂から殺気が見え、押し黙るラビ。
 逆らえば食う!!と言わんばかりの物だった。

幽「まぁ、いいわ。そこの5人も入って来て。ところでロウは何で背負われてるの?」

        「「「「ロウ?」」」」

瑞「あ、クッションの名前ね。」

リ「名前…あったのね…」

神「クッションが定着しすぎたな。」

 幽凪は狼に近づき————

幽「怪我してるじゃない…!!」

 表情をがらりと変えた。


          数十分後…


リ「クッショ・・・じゃない狼…」
 
 狼はすぐに屋敷へ運ばれ布団に横にさせられた。
 幽凪は包帯を取りに行っており、狼の部屋に残ったのはエクソシストと瑞穂だけである。
 飾り気の無い畳の部屋。
 おそらくけが人用の部屋なのだろうとラビは思った。

ア「瑞穂は、幽凪…さん?とはどんな関係なんですか?」
 
 しばらくの沈黙に耐えられず、何気ない気で問うアレン。
 瑞穂は問いに答えず、独り言を呟いている。

瑞「しまった…タックルしてる暇無かったし…」

ア「きいてます?」

 声音を低くして聞くと、やっと気づいたようで、少し唸るとポツポツと話し始めた。

瑞「関係…かぁ。じゃあちょっと昔話に付き合ってもらうかな。」

 
             終!!

Re: お江戸DEでぃ〜ぐれ!! ( No.2 )
日時: 2009/12/04 17:45
名前: 赤色ウサギ (ID: um7OQR3E)

第16夜 語り?

 10年前、私と狼はこの時代に来たばかりで知り合いもおらず、餓死寸前。

瑞「腹…へった…」

狼「…」

 因みにこの時、狼はまだ6歳くらいでほとんど喋りもしなかったよ。
 まぁ、私は10年前から年も姿も変わらないけど。

とにかく何か食べないといけないってことで恵んでくれるとこ探してたんだけど、そんなトコあるわけなく…

瑞「…忍び込もう。」

 と言うことになった訳。 
 どうせやるなら良い物食べたいから一番でかい屋敷に忍び込んだんだよ。
 結局、台所あさってる時見つかっちゃって。

幽「あなた…誰なの?」

瑞「と…時の案内人?」

 コソコソすると怪しいから答えてみたんだよね。
 で、訳を話すと意外とすんなり受け入れてくれた。
 幽凪は自警団みたいな組織のトップやってて、期間限定でその自警団やってね。

 かなり気が合って、仲良かったよ?

 そんでもってクッションに名前付けたのも幽凪。
 ある日、AKUMA出てきて狼が死に掛けてさ、そしたら狼がオオカミになっちゃって。

瑞「うわっ、名無しがオオカミに!」

 私、名前付けるのめんどかったから名無しって名前で呼んでたんだよ。
 で、名無しは可哀想だから幽凪が狼と名づけた。

 それから、また別の時代に行かなきゃいけないと言うことで、泣く泣く別れた…って感じかな?

   ——————語り(?)終了——————

ラ「ようは…」

ア「養ってもらってたって話じゃないですかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 
             終!!

Re: お江戸DEでぃ〜ぐれ!! ( No.3 )
日時: 2009/12/04 17:50
名前: ちぃ ◆tr.lpjurGU (ID: YTT42QuR)
参照: 私が存在するから戦争が存在するんじゃない-戦争が存在するから私が存在する--

またか・・ガンバ!!!

Re: お江戸DEでぃ〜ぐれ!! ( No.4 )
日時: 2009/12/04 17:52
名前: ちぃ ◆tr.lpjurGU (ID: YTT42QuR)
参照: 私が存在するから戦争が存在するんじゃない-戦争が存在するから私が存在する--

また消えたァァァァァァァァァァァァ!!!!!

Re: お江戸DEでぃ〜ぐれ!! ( No.5 )
日時: 2009/12/04 18:21
名前: 赤色ウサギ (ID: um7OQR3E)

 第17夜 月、姫、籠

陸「ただいま。」

 瑞穂の語りが終わった頃、少年はまた城にいた。

 ———————城とはいっても…

 先ほどの廃城とは違い、日本のものだ。
 飴色の廊下を歩くと横切る人全てが自分に会釈していく。
 大方武家の者だろう。
 特に気にもせず歩いていると、バタバタと忙しい音がした。

 「おお、睦月様、大変にございます!姫が…」

 白髪交じりの老人が必死に訳を説明すると、睦月は苦笑しながらある部屋へ向かった。

 紅い椿の花が咲く金色の襖。
 見ただけでこの部屋にいる者が権力者だと解る。
 音も無く襖を開く睦月。
 哀れみと嘲りを混ぜ合わせたその目が見たのは、破壊された高価そうな品々と、まだ年端のいかない少女だった。

 暗く閉ざされた日の届かぬ部屋でうずくまる少女。
 その美しい白い指先は血に染まり、灰色の長髪は踊っている。
 高そうな服より、何より目を引くのは、少女の瞳。
 黒い包帯で両目とも巻かれていた。

陸「ただいま、沁濾シンロ。」

 急な声に身を震わせるが、その口元に笑みが浮かんだ。

沁「あぁ、睦月様…!!」

 痩せ細った体を起こすと駆け寄る少女。
 その足取りもおぼつかない。

沁「陸月様、聞いてください。私はまた悪魔を倒したのでございます。ほら、そこに死骸が————」

 何かに憑かれたかのように少女が指差す先は、ただの木屑や布切れしか転がってはいなかった。

 今度こそ完全に嘲る表情を見せ、睦月は少女を称えた。

陸「沁濾…頑張ったね。悪魔を皆殺してしまうなんて…。」

 ———————これだから面白いよ。

沁「いえ、睦月様の為なら…私から世界を消して下さった睦月様の為なら、なんてことありません。」

 ———————この娘がここの城の主だって言うんだから。

陸「本当に…面白い。」

沁「睦月様…?」

陸「いや、何でもないよ。」

 少女には見えていなかった。
 彼の嘲りも、世界も、光も。

 少女が知るのは、月の声と、闇と、悪魔だけ——————

           
              終!!


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