二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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■━━紫弓【銀魂】━━■
日時: 2009/12/12 14:55
名前: 帽子屋 ◆8ylehYWRbg (ID: vtamjoJM)
参照:         高杉は俺の嫁なんだすまない( ´・ω・) 更新速度が亀だよ!

投票、受け付けておりますよ( ´・ω・)


とりあえずシリアス書きなぐりたい( ´・ω・)
どうも、初めまして帽子屋です( ´・ω・)

以前書いていた小説のリメイクです!
腐りきっていますよ! あっは!(


■━━・・・目次
>>0 挨拶やいろいろ
>>1 登場人物紹介
>>2 創始
>>3- 紫弓
>>4 技術説明・用語説明



■━━・・・説明
当スレッドは、銀魂二次夢小説を取り扱っております。
オリジナルキャラクターが中心で、ほぼ高杉さんの妹が活躍するという設定です。
原作沿い、オリジナル、なんでもやります( ´・ω・)

■━━・・・注意
恋愛、流血表現が当たり前になるかもです( ´・ω・)
恋愛の相手はまだ考えていません( ´・ω・)
キャラ壊れもあるかもしれません。

その他、帽子屋が嫌い
    銀魂が嫌い
    男なんです

なんて方々は観覧を慎んでください。

勿論、荒らしやチェーンメール貼りは堅く禁じます。
作者の性格がチキンなんで、中傷コメントは禁止です( ´・ω・)

━━━━━


それでは、規則が守れる方だけ、小説をお楽しみ下さいw



( ´・ω・)>>0は後後いろいろと付け加えていく予定なんですw




■━━・・・お客様一覧
━紫陽花様
━麻奈様
━空雪【そらゆき】様
━梨栖様

消えた紫弓スレにコメント下さった方々もカウントしております( ´・ω・)
来てくださり有難う御座いました!

それではどうぞー( ´・ω・)

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Re: ■━━紫弓【銀魂】━━■ ( No.10 )
日時: 2009/12/11 17:49
名前: 帽子屋 ◆8ylehYWRbg (ID: vtamjoJM)
参照:         高杉は俺の嫁なんだすまない( ´・ω・) 更新速度が亀だよ!

( ´・ω・)ちょろっと安芸るよ

Re: ■━━紫弓【銀魂】━━■ ( No.11 )
日時: 2009/12/11 21:03
名前: 帽子屋 ◆8ylehYWRbg (ID: vtamjoJM)
参照:         高杉は俺の嫁なんだすまない( ´・ω・) 更新速度が亀だよ!

■━━・・・六


「はーいちょっとちょっとー、ちょっと止まってーお兄さーん」

ピピーッと小さく吹いたその白いホイッスルは、とあるドS少年に口に咥えられていた。

両手を広げて〝STOP"という様なポーズで、歩いてきた稜弥を止めた。

『(……めんどくせェ奴に会っちまったなァ…)』

怪訝そうに顔を顰める稜弥は、笠を目深に被り、沖田の言う事も聞かず、肩にぶつかりながら進もうとした。

今、コイツに用はない。
俺は〝真選組"潰したい。

稜弥の頭の中は、それだけしかなかったから。

粉雪がちらついて来た午後11時。

人っ子一人居ない、車の通りが少ない道路。

真選組が攘夷取締法に基づき、夜間取締りをしていたルートに、稜弥が通ってきたので。

その職務を全うする為に稜弥を止めたのだが。

「…オイオイ、警察の言う事無視たァいい度胸してんじゃねーかィお兄さんよォ」

少々喧嘩腰になるのは頂けないが、沖田は稜弥の肩をガシッと掴んでそう言った。

『黙れ。俺ァ急いでんの。それとも何、もう俺の正体バレてたりして?』

笠を目深に被っているため表情は良く分からないが、密かに笑みを浮かべているのは沖田に分かるはずがなく。
次の瞬間には、稜弥の首元に刀が当たりかけていた。


「その通りだぜィ高杉…、攘夷取締法違反及び武器密輸容疑、ああそれと公務執行妨害、ついでに俺をイライラさせた罪で現行犯逮捕でさァ」

カチャッと沖田の刀が鳴る。

ズラズラと罪名を言っていった後、沖田は刀にグッと力を込めた。

『いやー…、本当ならテメーぶっ倒してさっさと行くとこ行こっかなーと思ってたんだけど…、気が変わったわ』

笠を取り、ブンッとどこかへ投げる稜弥。

『腹立つ顔見んのも今日でしめーにしてやる。お前を倒しても少しは手柄になるよな?』

透き通った紫の眼は、スッと沖田を見据えた。

そして稜弥は、背中の弓入れに入ってる弓を一本取り出した。

「それはあれかい? 俺を殺すって言いてェのかィ?」

笑えねェな、と沖田は真剣な顔つきになる。


次の瞬間。
目にも留まらぬ早すぎる攻防が始まったのである。


■━━・・・

Re: ■━━紫弓【銀魂】━━■ ( No.12 )
日時: 2009/12/11 21:13
名前: 梨栖 ◆2y3JiH5/$z (ID: PxM9hGKP)
参照: http://いつ自分の小説消えるかと思うとちょっと怖い(・д;)

緊迫してきましたなぁ・・・(のん気な奴!
どっちも負けて欲しくない・・・・どっちも頑張れ!そして帽子屋様も更新頑張ってください^^

Re: ■━━紫弓【銀魂】━━■ ( No.13 )
日時: 2009/12/11 21:26
名前: 帽子屋 ◆8ylehYWRbg (ID: vtamjoJM)
参照:     ( ´・ω・)高杉は俺の嫁だァアァァ!!   更新速度が亀です。

■━梨栖様

緊迫感出てますかね・・・?( ´・ω・)
負けてほしくないですねw
沖田が勝つと思うんですが( ´・ω・)(ェ

更新頑張ります、そう言って頂けるととても嬉しいですw

コメント有り難う御座いました!

Re: ■━━紫弓【銀魂】━━■ ( No.14 )
日時: 2009/12/12 21:19
名前: 帽子屋 ◆8ylehYWRbg (ID: vtamjoJM)
参照:     ( ´・ω・)高杉は俺の嫁だァアァァ!!   更新速度が亀です。

■━━・・・七


≪ガガガガガッッ!!≫

俺が連射した弓は、相手に当たらず虚しくもコンクリートに突き刺さった。

さっきは6発ぐらい当たったんだけど、それでも気にせずに攻めてくるから、相変わらず面倒なモンだよなァ。

そんな悠長な事言える身じゃないんだけどさ、俺も。

アイツ、ていうかまァ沖田がよ。

前と戦った時より、確実に強くなってやがる。

俺になんて手も足も出なかったくせにさ。

『何、少しは修行でもしたかよ!? 大分強くなってんじゃね? 褒めてやってもいーぜ!』

俺は弓を打つ手を止めて、沖田に吹っかけた。

「テメーに褒められても嬉しくねェや!!」

沖田はそう言いながら、凄い速さで俺に斬りかかってきた。

間一髪で避けた俺は、『チッ』と舌打ちをすると、また弓矢を連射し始めた。


守っては攻め、守っては攻めの繰り返しで、なかなか決着がつかねェ。

だんだん弱っていく沖田と、俺。

傷口から噴射した血が、少しずつ積もりつつある雪を赤く染めた。


言い訳に聞こえるかもしれねェが、俺だって人間だ。

しかも、これでも女なんだよ?

攘夷一の戦闘能力だなんだって言われてるけど、そんなの周りの奴等が勝手につけた肩書きだしさ。

体力にも【限界】っつーもんがある。

それはヤツ(沖田)も同じだろうよ。


時間がどんどん過ぎていく中、それと同時に削られていく体力。

2時間半が過ぎた頃には、もう両者共に呼吸が荒くなっていた。

そんでだよ。

グジュッ!! なんて鈍い音がした。
俺の、足から。


『っぐ……、ァ…』

激痛が電流みたいに、俺の中で流れ出した。

左足に刺さった沖田の刀。

まさかのまさかで、俺が始めて負ける様な形になっちまった。

疲れからか瞬発力が衰えたのかな。
後ろに回りこまれてるのに気がつかなかったよ。

寂しく光る電灯。

飛び散る血飛沫。

痛みが俺の脳を蝕んでって、だんだん意識も朦朧としてきた。

がくん、と膝が曲がって、俺は冷たいコンクリートにしゃがみ込む。

ああもう。
何だよ、ちくしょう。
俺かっこ悪いじゃんか。


「しめーだぜィ、高杉…。あばよ」

沖田がニヤりと笑った。
そしてゆっくりと、刀を高く上げた。
ああ、なんか、バチあたった気ィすんだけど。

多分、何かこう、最近自分勝手だったからかな。
逃げたい、けど、足動かねェし?
考えてても仕方が無い。
俺は覚悟を決めて、ギュッと目を瞑った。





……しかし、なかなか衝撃が来ない。
奥でドサッなんて音がしただけだった。


俺はそっと目を開けた。

そこには。





倒れてる沖田が居て




何故かそこにいる兄貴が




ジッと俺を見ていた。







■━━・・・


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