二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- BLEACH×NARUTO*〜光〜*
- 日時: 2010/01/04 21:07
- 名前: 雛 (ID: Nf5qxtZ9)
はじめまして、雛です。
または、いつも見てくださってありがとうございます。
の方もいらっしゃるかもしれません。
ぜひ、見て行ってください。
コメントがあると嬉しいです。
BLEACH×NARUTO *〜光〜*
オリキャラガイド
*平子 杏
・平子真子の妹
・うちは杏 と名乗っている
・5番隊隊長を務める
・幼い頃1人でいた所うちは家に拾われ忍者として育つ。
性格・特徴
・裕福な暮らしをしていた為にわがままな一面もある。
・自分の事を「私」と言う。
・馬鹿
・髪が長く、後ろで一つにまとめている。
斬魄刀
【冬珊瑚】
*普段は扇子の形をしている。
*解号は「開け 冬珊瑚」
解号と同時に刀の部分がリボン化し、相手の体に絡め付く。
その後、柄の一振りで相手の体の真ん中から花が開くように溶けてゆく。
(扇子のみ使うときはとても強い風が起こる)
*普通の斬魄刀に比べて刀の部分が小さい。
オリキャラガイド 終わり
どうぞ、ヨロシクお願いします。
01 >>1 UP
02 >>2 UP
03 >>3 UP
04 >>4 UP
05 >>5 UP
06 >>6 UP
07 >>9
Page:1 2
- Re: BLEACH×NARUTO*〜光〜* ( No.1 )
- 日時: 2009/12/06 00:43
- 名前: 雛 (ID: Nf5qxtZ9)
「…行って参ります、お兄様」
大きなお屋敷の門から、1人の少女が現れる。
「ぁ、おはようございます!うちは隊長」
「おはよう」
「隊長!隊首会に遅れちゃいますよ」
「雛森!」
「はい」
「行くぞ」
「…はいっ」
「あ…隊長!ずるいですよ!!扇子に乗るなんて…」
「雛森も乗るか?」
「ぁ…私は…」
「乗れ、遅れるぞ。いいのか?」
「の…乗ります!」
「落ちないように気をつけろ」
「…はいっ」
ビュン、と背中に固定してある大きな扇子の上に乗って行く。
「あら、うちは隊長。おはようございます」
「おはようございます、卯ノ花隊長」
「その扇子、便利ですわね」
「そうですね」
「では…」
「はい」
軽く頭を下げ4番隊隊長卯ノ花烈と4番隊副隊長虎徹勇音が通り過ぎる。
それに応じて5番隊隊長うちは杏と5番隊副隊長雛森桃も通り過ぎる。
「雛森…」
「はい」
「遅れたか?」
「いいえ…」
「まぁ、良い。久しぶりに早く来たな」
「ゴメンなさい」
「謝るな、私はお前に謝られるほど賢くない」
「ぁ…えと」
「行くぞ」
「……はいっ」
「少し急ぐぞ」
2人は、さっきよりも早いペースで歩き、隊首会会場へ急ぐ。
- Re: BLEACH×NARUTO*〜光〜* ( No.2 )
- 日時: 2009/12/06 17:21
- 名前: 雛 (ID: Nf5qxtZ9)
「総隊長!今、なんと…?!」
「言っただろう…忍びの国と戦争になりうる状態にある…と」
「それは……もう、決定したのですか?」
「ほぼ決定じゃ」
「そしたら私は!?」
「こちら側に付いてもらう」
「……」
「以上だ」
総隊長、山本元柳斎重國が姿を消す。
それと同時に書く隊長・副隊長も隊舎へ戻るが、4番隊隊長・卯ノ花烈だけは、残る。
「うちは隊長…」
「雛森…」
「はい」
「先に帰って待っていろ。」
「…はい」
5番隊副隊長・雛森桃が隊舎へと帰る。
隊首会会場は5番隊隊長・うちは杏と4番隊隊長・卯ノ花烈だけになる。
「外へ…行きましょうか」
「…はい」
「大丈夫ですか?」
「何がです?」
「忍び国と戦うのは」
「私にはもう家族がいませんから…」
「いるじゃないですか」
「…え!?」
「平子…真子、元5番隊隊長が」
「どうしてそれを……!?」
「どことなく、似ているのです」
「何でも分かっちゃいますね」
「私だけではありません。」
「…?」
「きっと、浮竹隊長も京楽隊長も知っていると思います」
「何でも、お見通しのようで」
「そうですわね」
「ちょっと気持ちが落ち着きました、ありがとうございます。卯ノ花隊長」
「それは良かった。」
「では、私は隊舎へ戻ります。」
「えぇ…」
また大きな扇子に乗り、過ぎ去る。
- Re: BLEACH×NARUTO*〜光〜* ( No.3 )
- 日時: 2009/12/07 22:16
- 名前: 雛 (ID: Nf5qxtZ9)
「隊長…!」
「何だ?」
「攻めてきたようです」
「何がだ?」
「忍び国が…今、現世の方に…」
「何だと——————…?!」
「うちは隊長!卯ノ花隊長がお見えです」
「……分かった。」
「隊長…っ!」
「雛森…」
「…はい」
「待ってろ…すぐ帰る」
「たいちょ…「他の隊員にも伝えておけ」
「隊長…?」
「すぐ、戻ってくる。とな」
杏が得意げな笑顔で雛森桃を見る。
つられて、雛森桃も笑顔になる。
「早く、戻って来てくださいね。隊長…」
「あぁ…行ってくる」
「はい」
5番隊隊長・うちは杏が4番隊隊長・卯ノ花烈の元へ向かう。
すると、そこには複数の忍者しかなかった。
その中には、かつての火影であり、イタチが失踪した後、杏を教育者として育てた綱手の姿もある。
そして、その複数の忍者と戦う死神たちの姿も見える。
「あ…あなたは…」
「久し振りだな、杏」
「つ…綱手様……!」
「思い出したか?」
「どうしてこちらに…?」
「お前を…連れて帰ろうと思う。」
「何…とおっしゃいましたか…今……」
「お前を里に連れ戻せ、という命令がおりた」
「何を…企んでいるのですか…!?」
「今、里は崩壊の寸前にある…」
「崩壊……?」
「そこで、お前は火影に適している、として…」
「私が火影に…?」
「あぁ、そうだ」
「私は……私は…」
ふと横を見ると、重傷を負った死神や、圧倒的に押されている2番隊隊長・砕蜂、10番隊隊長・更木剣八の姿が見える。
「うちは隊長…どうなさるのですか…?」
「杏…どうだ?」
「私は…死神になりたくて…お兄様のような死神になりたくて…」
「…」
「…」
「…けど…イタチ兄様のようにもなりたくて…」
「なら、忍者にもどればよいではないか」
「でも…でも…イタチ兄様はもう…」
「うちは隊長…」
「杏…、はっきりしろ」
「私、里へは戻れません…」
「そうか…なら仕方ない」
「綱手様…?」
綱手が後ろにある塀を一撃で壊す。
「何を…?」
「力まかせでも連れて帰らないとな…」
「卯ノ花隊長…!逃げてください!」
「よそ見をしている暇は無いぞ」
ビュンと、クナイが飛んでくる。
それを掴み、手に取る杏。
「しょうがないですね…」
「早く、決めろ…っ!」
「私は…帰りません」
「まだ、言うか!」
綱手が瞬歩以上の速さで近づき杏の真横を殴る。
杏の頬には血が伝う。
杏が扇子を手に取る。
「第一章…龍の舞!」
扇子から放たれる風が勢いよく綱手へと走る。
「強くなったな…」
「綱手様とは戦いたくなかったのですが…」
そこへ、ある人物が現れる…!
「お前は…」
- Re: BLEACH×NARUTO*〜光〜* ( No.4 )
- 日時: 2009/12/08 20:33
- 名前: 雛 (ID: Nf5qxtZ9)
「お前は…」
「…雛森…!?」
「すいません、隊長…」
「来るなと言っただろう」
「2対1で来るか…」
「逃げろ、雛森…」
「でも…」
「そうだな、いいだろう」
「何でしょう…」
「こちらにも1人仲間を増やす、それでどうだ?」
「しかし…」
「隊長…私……」
「えぇ、良いですよ、綱手様」
「そうか…」
「来い…シズネ」
「シズネさん…?!」
「2対1だろう?」
「あまりに差が…」
「隊長…」
「のろのろするな!行くぞ、シズネ」
「はいっ」
「こちらもだ…雛森…できるか?」
「…はいっ」
キン…という音と共にシズネと雛森、綱手と杏の2手に別れる。
「綱手様…」
「何だ?」
「どうなさったのですか…?」
「何がだ?」
「いつもより動きが鈍いですよ」
「何…?!」
「…かかってこないのですか?」
「よくそんな口を叩けるようになったな…」
「アナタは綱手様じゃない…」
「何…?」
「アナタは…綱手様じゃない…!?」
「無駄口を…叩くなぁっ」
地上が割れる。
そして、雛森たちは…
- Re: BLEACH×NARUTO*〜光〜* ( No.5 )
- 日時: 2009/12/24 23:03
- 名前: 雛 (ID: Nf5qxtZ9)
「くっ…」
「まだまだよ!」
シュッとクナイが雛森の頬に当たる。
雛森の頬から血が流れる。
≪ドンッ≫
「ぁ…はぁはぁ…」
「まだ、立っていられるなんてね…」
シズネの拳が雛森の腹に当たる。
雛森は血を吐いて倒れる。
それを空から杏が目撃する。
「ひ…雛森ッ!!」
「よそ見をしている暇は無いぞ」
綱手の蹴りを喰らう杏。
杏は涙目になる。
「ゎ…わたく…し、は…」
「何だ?」
「私は…アナタを綱手様では無いと見た」
「何だ?突然…」
「ゎ…私の知っている綱手様は…」
「…?」
「お優しくて…とても強くて…」
「…」
「いつも…いつもこんな私を…」
「何を言ってぃ…」
「私が…イタチ兄様と喧嘩をした時も…私が、サ…サスケ兄様と喧嘩した時も…いつも、いつも助けて下さった…」
「何が言いたいのだ…?」
「アナタは…綱手様でも木葉の忍でも無い…」
「まだ分からないのか!?」
「お前は…私の友達を…殺した忍と見た」
「何……?!」
「知っているであろう…」
「でたらめを言うな…っ!」
綱手が殴りかかる。
それを素手で止める杏。
「今のお前に私を倒すことはできぬ」
「何だと…!?」
「本当の自分を見られることが怖くて逃げるようなヤツに…私を倒すことはできぬ、と言っているのだ!」
サッ、っと雛森の所へ行き雛森を結界に閉じ込める杏。
「雛森…ここで待っていろ」
「た…隊長…あ、あたし……」
「この結界の中に早く回復するように仕掛けをしてある、安静にして待ってろ」
「は…は、い」
再び綱手の元へ向かう杏。
「さぁ、はじめるか?」
「呑気だな、今から死ぬ奴が」
「まず…姿を現せ」
「何…?」
「その姿だと十分に力を出して戦えぬ」
「じゃあ、これで居た方がマシじゃねぇか」
「…そうか……」
「そうだろ、普通に考えてよぉ」
「お前は…生きて帰りたくないのだな…」
「お前は…深く傷を負って帰りたいのだな…」
「何言ってんだよ」
「残念だ…」
「ぅぐあぁっ…」
いきなり雛森の叫ぶ声が聞こえる。
雛森に目をやった瞬間に杏の右腕が切断される。
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。