二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 目と言葉を失くした女性【REBORN!(ヴァリアー)】
- 日時: 2009/12/12 13:30
- 名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: EDXcI6jL)
どうもお久しぶりです!!!
フランと嫌われ者のネタ切れなので(おぃ
新しいスレたてました。
シリアス系なので苦手な方はトップにお戻りください^^;
お客様(只今0人)
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- Re: 目と言葉を失くした女性【REBORN!(ヴァリアー)】 ( No.1 )
- 日時: 2009/12/12 13:47
- 名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: EDXcI6jL)
プロローグ
ヴァリアー幹部3人と部下達はある国の遺跡にいる。
理由は遺跡をアジトにしているマニアックファミリーを潰しに来たのだ。
無事任務が終わり、アジトに帰る直前に幹部の1人が何かを見つけたのだ・・・・。
- Re: 目と言葉を失くした女性【REBORN!(ヴァリアー)】 ( No.2 )
- 日時: 2009/12/12 14:52
- 名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: EDXcI6jL)
第一話
「ヴぉぉい!!そろそろ引き揚げるぞぉ!!」
「うししっあ〜あつまんなかった」
2人はゆっくりと歩いて話していた。スクアーロはフランがいないことに気づいた。
「ベルゥ!!フランはどうしたぁ?」
「そんな事王子に関係ないし」
ベルフェゴールは強制的にフラン探しに参加させられた。早く戻らないとボスに怒られてしまうからだ。
数分探し回っていたら小さい角にフランが突っ立っていた。スクアーロはベルフェゴールを呼んだ。
「フランお前何してんだ・・・」
「あっ隊長ー」
「蛙見つかったわ・・・」
フラン達の目の前にいたのは目に包帯を巻いて猫の死体を抱いて座っている20歳くらいの女性がいた。
「何?ソイツ」
「声がするんで来て見たらこの人がー」
「ファミリーの奴かぁ?」
「さっきから名前聞いてるんですけどーなんか、あーあーってしか言わなくてー」
女性は猫の血で白いワンピースが赤くなっていた。それを見たベルフェゴールが言った。
「うっわー猫の死体抱いてるし」
「ずっと抱いてますよー」
「さっき死んだ奴じゃねぇのか?」
「かもしれませんねー」
スクアーロが考えた結果アジトに連れ帰る事にした。
もしかしたら他のファミリーの有力情報を持っているかもしれないからだ。
NEXT・・・
- Re: 目と言葉を失くした女性【REBORN!(ヴァリアー)】 ( No.3 )
- 日時: 2009/12/12 15:54
- 名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: EDXcI6jL)
第二話
スクアーロ達はアジトに戻り女性を座らせた。
女性は移動中も「あーあー」などとしか言わなかった。
「あのー」
「あーうー」
「だめだし」
スクアーロは首をかしげてどうするか考えていた。
ふと女性に目を向けると首にネックレスがかかっていた。
「ネックレスかけてるなぁ・・ソイツ」
「見てみますー?」
そういってフランが女性の首からネックレスをはずした。
ネックレスには女性の名前と年齢と謎の数字が刻まれていた。
『名前アリス 年齢20 1397』 と。
実験用の人間だったのかもしれないとスクアーロは解釈した。
ちゃんと喋れないのもそのせいと考えた。
ベルフェゴールが好奇心で女性の包帯をはずした。
目を見た瞬間言葉を失った。
フランが気づいて見たらフランも言葉を失った。
「ヴぉぉぉい・・どうしたぁ・・」
「スクアーロ、コイツ目玉がない」
- Re: 目と言葉を失くした女性【REBORN!(ヴァリアー)】 ( No.4 )
- 日時: 2009/12/13 14:56
- 名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: EDXcI6jL)
第三話
「目玉がないだとぉ!?」
「はいー」
目玉がない。つまりは目が見えない。だからはアリスは猫の死体を抱いていた。
生きていると思っていたのかもしれない。
「隊長ーポケットからこんなものが見つかりましたー」
フランがスクアーロに渡したのは手紙だった。手紙を開くと『私を見つけた人へ』と書かれていた。
【手紙の内容】
私を見つけた人へ
あなたがこの手紙を読んでいると言う事は私は自我を失い喋れなくなり、目玉がない状態でしょう。
私の名前はアリス・サンと申します。実験番号1397。
マニアックファミリーの実験用の人間です。
今月の15日に私は実験に使われます。その前にこのことを伝えたくて手紙を書きました。
マニアックファミリーと同盟ファミリーとの事です。
彼らは人類の滅亡と新種類の生物を生み出すことを目標に実験を続けています。
誰でもいいので彼らを止めてください。
私のためではありません、あなたのために止めてください。 アリス・サン
最後の言葉の意味が分からなかった。どうやらアリスは今の状況になるのを分かっていたらしい。
いやそれよりも文が落ち着いている。
そんなにも動揺していなかったのだろうか。
「マニアックファミリーは潰しましたよねー」
「つーか俺らが首突っ込むような事じゃないし」
「そうだなぁ」
スクアーロはその手紙を丸めてゴミ箱に捨てた。
関わりたくないからだ。ただ得さえ大変なのに余計に大変になる。
フランは手紙を拾ってボスこと、XANXUSに見せに行く事にした。
ベルフェゴールはアリスの包帯を巻いた。アリスは「う〜う〜」としか言わなかった。
NEXT・・・
- Re: 目と言葉を失くした女性【REBORN!(ヴァリアー)】 ( No.5 )
- 日時: 2009/12/14 17:49
- 名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: EDXcI6jL)
第四話
この状況をXANXUSに伝えるため、スクアーロはXANXUSの部屋に向かった。
その足取りはどことなく重かった。
「ボス入るぜぇ」
「なんだカス鮫、今日は大人しいな」
「フランから手紙貰っただろぉ?」
XANXUSはスクアーロに背を向けて手紙をスクアーロの前に投げ出した。
「これだな」
「あぁ、内容は読んだかぁ?」
「読んだ、ふざけた内容だ」
そう言い残すとXANSUSは椅子から降りて部屋を出た。スクアーロはその後姿をただ、眺めていた。
ベルフェゴールとフランはアリスを観察していた。面白い行動が見れるかもしれないからだ。
アリスは時々、首を振って腕を上に上げていた。
「ベルセンパーイ、アリスさん大丈夫なんでしょうかー?」
「知らねぇし」
するとルッスーリアが任務から帰ってきた。ベルフェゴールとフランはとりあえず無視をした。
ルッスーリアはそれに気づいてキレる。毎度おなじみの事だ。
「んま〜誰なの?」
「アリスさんですー」
「蛙が見つけて、連れて来た」
アリスは突然立ち上がり、ルッスーリアに向かって倒れた。ルッスーリアがそれを受け止めた。
「よく見たら可愛い子じゃな〜い?」
「うわっキモ」
「んもうっ!!ベルちゃん!!」
フランは二人の喧嘩を聞きながらアリスの観察を続けた。
NEXT・・・
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