二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 嵐の後の嵐
日時: 2009/12/29 11:58
名前: R@Mi (ID: bzx3l0Dz)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14888

どーもです。初投稿です!
最近このアニメに中毒中でして。。。。

二次小説作っちゃいます!

下手かも知れませんが、お付き合いお願いしますw

オリジナルの歌(というか詩)にも挑戦していこうかな・・・とも思っているのでよろしくお願いします。

面白くても面白くなくてもコメントください!

登場人物 >>4
登場人物追記 >>13

プロローグ >>1 『海が・・・』


<琴羽出現篇>

エピソード1 >>2 『海の危機』
エピソード2 >>5 『新たなる水妖〔琴羽〕現る』
エピソード3 >>7 『3人の決断』
エピソード4 >>8 『通じない歌声』
エピソード5 >>9 『その頃、南極海』
エピソード6 >>10 『妹の涙と姉の瞳と』
エピソード7 >>11 『アタシがマリー』


<仲間入り篇>

エピソード8 >>12 『とんでもない客人』
エピソード9 >>15 『琴羽の企み』
エピソード10 >>16 『落ち込むマーメイド』
エピソード11 >>17 『奪った能力』
エピソード12 >>18 『何も知らない姉妹』
エピソード13 >>19 『琴羽の歌、プリンセスの歌』


本作オリジナル詩(歌詞)
『夜明け前』 >>20
『地獄の桜』 >>21



[参考]
第1期最終話   53話

シェシェとミミがケンカした話 ピュア27話参照
BBSがミケルに取り込まれた話  ピュア33話参照
ピュア本編の最終話      ピュア38話
ピュア最終話(番外編)    ピュア39話

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Re: マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 嵐の後の嵐 ( No.15 )
日時: 2009/12/25 20:20
名前: R@Mi (ID: Drat6elV)

エピソード9


その頃海底では、琴羽が雑魚に手をかざしていた。


琴羽 「やっぱり、もらい物の力は本物に比べたら大した事ないわね。こんな雑魚も水妖に出来ないんですもの。赤鬼の力を奪っただけでは足りないようね」

琴羽は海底から上を見上げた。

琴羽 「青鬼の力も奪えば・・・待ってなさい!」

(続く)

Re: マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 嵐の後の嵐 ( No.16 )
日時: 2009/12/26 20:55
名前: R@Mi (ID: f48TOEiV)

エピソード10


パールピアリのバルコニーには、るちあ達がドヨ〜ンとした雰囲気で座っていた。

にこら 「何辛気臭い顔してるのよ、貴方達!」


落ち込んでいるるちあ達を室内から見ていた、にこらがバルコニーに出てきた。

波音 「にこらさん・・・」

にこら 「貴方達プリンセス様の役目は海の平和を守る事でしょ!また海が荒れたのなら前みたいに根気良く敵に立ち向かっていかないと!」

るちあ 「だけどお姉ちゃん・・・琴羽には・・・私達の歌は効かなかった・・・」

にこら 「そんな暗い顔してたら倒せるモノも倒せなくなるわよ」


ザザザアアアァァァ・・・
と、海の波の音が聞こえた。その波は荒々しく唸っている様だった。

すると、海面に黒い光が見えた。


リナ 「何だ・・・!?あの黒いのは!」

るちあ 「行ってみよう!」

波音 「うん!」


(続く)

Re: マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 嵐の後の嵐 ( No.17 )
日時: 2009/12/26 21:22
名前: R@Mi (ID: f48TOEiV)

エピソード11


琴羽 「さぁ、この毒を撒き散らせば姿を現すかしら?」

るちあ 「待ちなさい!」

琴羽 「あれ?マーメイドプリンセス様が3匹も・・・でも今日は貴方達に用事は無いの。」

波音 「あたし達に用が無かろうと、あたし達はアンタに用があんのよ!」

琴羽 「う〜ん・・・。どうも上手くいかないわね・・・。オニアンコウを誘き寄せる為にはどうしたら良いのかしら?」

リナ 「ブラックビューティーシスターズに用があるのか?」

琴羽 「正しくは妹の方だけど・・・赤鬼の力はもう奪ったから、後は青鬼の方だけ・・・・。あいつの力を奪えば私がこの海の支配者になる日も近いはずよ」

るちあ 「力を奪った・・・!?いったいどういうこと!?」

琴羽 「あ・・・そうね。説明してあげるわ・・・。私のこの能力、毒で相手を操るものなの。」

波音 「だから何だって言うのよ!」

琴羽 「この毒は、ある物を指定して操る事ができるの。身体全身を操る事だって出来るし、手や足だけを指定して操る事もできるの」

3人 「・・・?」

琴羽 「つまり!この力を使えば、相手の能力の源を操って、私の体内に取り込ませて私の力として使う事ができる。」

リナ 「体内に取り込まれたら、元の能力の所有者はどうなるんだ?」

琴羽 「もちろん、能力の源は私の中にあるから、そいつはもう能力を使えないわ」

波音 「じゃあ、シェシェはもう能力は使えないの!?」

琴羽 「赤鬼から奪ったのは水妖を作る力のみ。でも、赤鬼の力だけでは大した水妖は作れなかった・・・・。」

るちあ 「だからミミを誘き出そうとしてたのね!」

琴羽 「でも釣れたのはアンコウじゃなくて人魚だったみたい。」

リナ 「ミミとシェシェが今こっちに来たら厄介な事になる。今のうちに片付けるぞ!」

るちあ 「分かったわ!」




<ピンクパールボイス>

<水色パールボイス>

<グリーンパールボイス>


るちあ 「たとえ私達の歌が通じなくても関係無い!海の平和を守るために、私達は歌うの!」



<ぴちぴちボイスでライブスタート!>


〜♪♪♪
〔七色の風に吹かれて 遠い岬を目指してた
 夜明け前 聞こえたメロディ
 それはとても 懐かしい歌〕

琴羽 「無駄だって言ってんでしょ!」

琴羽は毒針をるちあ達のライブステージに向けておもいっきり飛ばした。

パアァッっとライブステージが割れた。

3人 「キャァー!」

琴羽 「青鬼!さっさと出てきなさいよ!」


琴羽は怒り気味にるちあ達をギロッと睨みつける。


(続く)

Re: マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 嵐の後の嵐 ( No.18 )
日時: 2009/12/26 21:33
名前: R@Mi (ID: f48TOEiV)

エピソード12


そのころ、ブラックビューティーシスターズ。

シェシェ 「ねぇ、シスター・ミミ?何か聞こえない?」

ミミ 「え・・・?」

耳を澄ますと、確かに何か聞こえてくる。

ミミ 「これは・・・るちあ達の歌声!」

シェシェ 「また琴羽が現れたのかしらねぇ・・・」

ミミ 「助けに行こうよ!シスター・シェシェ!」

シェシェ 「え〜?何で私達が行かなきゃいけないのよ?」

ミミ 「だって・・・るちあはアタシをあ助けてくれたし・・・・シェシェだって助けてもらったじゃん!」

シェシェ 「そうだけどー・・・・」

ミミ 「シェシェが行かなくてもアタシはいくよ!」

シェシェ 「ミミがそこまで言うなら・・・仕方ないわね。」

ミミ 「ありがとう!シスター・シェシェ!」


2人は知らない。琴羽の狙いがミミである事に。
シェシェが既に、力を奪われてる事も・・・。


(続く)

Re: マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 嵐の後の嵐 ( No.19 )
日時: 2009/12/26 22:08
名前: R@Mi (ID: f48TOEiV)

エピソード13


琴羽 「フフフ・・・・・。もう何でも良いわ!貴方達の真珠を奪ってやる!この私の歌声を使ってね!」

るちあ 「まさか!」

琴羽 「行くわよ・・・・。覚悟しなさい!お姫様!」



<優雅な眠りをプレゼントするわ>


〜♪♪♪
〔儚く咲き続ける地獄の花 
それはまるで もがき苦しむ人間のように
楽しく 愉快に 永遠に

それは何故咲き続ける? 意味など無いのに・・・〕

るちあ 「何この歌!」

波音 「いやぁ!!」

リナ 「苦しい・・・!」


〜♪♪♪
〔ひらひらと散り逝く桜の花弁 命の尽きた桜の葉
真珠の運命と共に 消え逝く桜・・・サクラ・・・さくら・・・・〕


3人 「・・・・・・。」

琴羽 「ふん!容易いわね。こんな物なのかしら?真珠の力は。」

?? 「させないわ!」

琴羽 「!?」

琴羽が振り返ると、そこにはシェシェとミミがいた。

琴羽 「しまった!」

BBS 「重圧プレス!」

琴羽 「いやぁー!!」


琴羽は、るちあ達から少し離れた所まで飛ばされた。


琴羽 「現れるタイミングが悪すぎるのよ!青鬼!」

ミミ 「・・・?」

るちあ 「ミミ・・・・?・・・・来ちゃ・・・ダメ・・・・。」

ミミ 「・・・え?」

波音 「琴羽・・・の、狙いは・・・貴方なの・・・・」

リナ 「・・・・逃げろ・・・!」

琴羽 「逃げさせるものですか!」


琴羽が糸状に毒針をミミに飛ばす。

ミミ 「・・・!!!何よ!これ!・・・くっ!取れない!」

琴羽 「貴方の力!いただくわ!」

すると、毒針がミミの口の中へ、ぬるりと入り込む。

ミミ 「う・・・・あぁ!」

シェシェ 「ミミ!!」


?? 「そこまでよ!水妖!」

琴羽 「誰だ?」

琴羽の一瞬の油断を見逃さなかったミミは即座に毒針を引きちぎる。

るちあ 「あれは・・・!」

波音 「かれん!ノエル!ココ!それに星羅も!」

リナ 「みんな・・・来てくれたのか!」

かれん 「まったく、情けないわね、貴方達。」

ノエル 「私達が来たからには・・・」

ココ 「そこの黒い水妖!覚悟しなさい!」

星羅 「それにしても、何で水妖同士で争ってんの?」

波音 「事情は後で説明するから!」

かれん 「ブラックビューティーシスターズも敵なのかしら?」

るちあ 「今はブラックビューティーシスターズは敵じゃないわ!」

ノエル 「・・・・?」

ココ 「3人とも!早く変身しましょう!」

3人 「えぇ!」


<パープルパールボイス>

<藍色パールボイス>

<イエローパールボイス>

<オレンジパールボイス>


琴羽 「7人揃った所で私に貴方達の歌は通じないわ!」

?? 「そんな事はありません。」

るちあ 「この声は!」

かれん 「アクア・レジーナ様!!」

琴羽 「海の女神!」

アクア 「7人のプリンセスたちよ。良く揃ってくれました。」

波音 「アクア・レジーナ様・・・・。」

アクア 「海の平和を守るため、邪悪な心を打ち消すのです。新しい歌を授けましょう。」


パァァっと白い光が海を照らす

琴羽 「・・・何だ!この光は!」

光が無くなり、目を開いた琴羽の前に、7人のマーメイドプリンセスがライブステージの中にマイクを持って立っていた。

るちあ 「行くわよ琴羽!邪悪な心を打ち消すために!」


<ぴちぴちボイスでライブスタート>

〜♪♪♪
〔窓の外から眺める景色はいつもと同じで
いつも美しく 輝いてる
海と恋をする夜明け前〕


琴羽 「何!?イヤ!!」
琴羽は猛烈な頭の痛みに耐えかね耳を塞ぐも、るちあ達の歌声は響いてくる。


〜♪♪♪
〔不安な心も明日になればきっと忘れるから
今日はおやすみなさい

月の光がほんのりと私を照らしてくれる
あの月も朝になれば消えちゃうのかな
それでもどこかで月は輝いてるの
今日は夜が長い でもね、明けない夜は無いから〕


<ラブシャワ〜ピッチ!>

琴羽 「イヤー!!」

<アンコールはいかが?>

琴羽 「今日のところは退いてやるわよ!でもね!ちょっと遅かったみたいよ!もう青鬼の力は私の中にあるんだから!」


ザンッと琴羽は消えていった。

るちあ 「ミミの力は・・・もう琴羽の中?」

リナ 「遅かったのか・・・」


(続く)


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