二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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いつでもキミのすぐそばに  【テニスの王子様】
日時: 2009/12/22 16:47
名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)

こんにちはー 亮と申しますッ

テニスの王子様の【夢小説】を書いていこうと思います
グダグダな文章になると思いますが、温かく見守ってやってください↓↓

前のスレではパスワードの登録を忘れたんで立て直しました

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Re: いつでもキミのすぐそばに  【テニスの王子様】 ( No.2 )
日時: 2009/12/21 21:57
名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)

 
       佐藤 雪姫 -satou yukihime-

      青春学園2年8組 
  
      誕生日 12月7日
      星座  射手座
      血液型 A型
      趣味  スポーツ観戦(特にテニス)リョーマいじり
      家族構成 父、母、兄 (3人とは離れて暮らす。リョーマの家に下宿(?))
      父の仕事 会社員(父はアメリカ暮らし)
      お小遣い使用例 フルーツ・オレを買うこととマンガを買うこと
      座右の銘 ?
      得意科目 英語、国語
      苦手科目 数学、家庭科
      委員会 美化委員
   
      好きな色 ピンク
      好きな食べ物 ハンバーガー
      好きな映画 ハリー・ポッターシリーズ
      好きな本 マンガならたくさん読む
      好きな音楽 JPOPなら何でも
      好きなタイプ 何かに一生懸命な人
 
      行きたいデートスポット ゲームセンター
      今1番欲しいモノ DSi(ゲーム好きなんだよ〜)
      日課 リョーマを起こすこと
      苦手なモノ 虫(特に蜘蛛!)

      性格 元気で明るい、何処にでも居る女の子。
         涙もろくてマンガや映画やドラマを見ていてもすぐに泣く。
         たまにスポーツ観戦していて応援しているチームが負けて泣くことも。
         運動は好きだけど得意ではない。
         リョーマや桃にバカにされることもよくある。
         基本的に誰にでも平等に接している。
         怖いモノ知らずで、誰彼かまわず話しかける。     
     
      備考 リョーマのいとこ(雪姫の母が南次郎と兄妹) 
         家族とアメリカに住んでいるがリョーマと同じ時期に帰国。
         それからはリョーマの家で一緒に住む。
         
         色白。
         髪の毛は茶色。茶色っぽいじゃなくもろ茶色。(地毛)
         目は緑っぽい黒。
         背が低いが極端に痩せてるわけでもない標準体型((笑
            
         
   

Re: いつでもキミのすぐそばに  【テニスの王子様】 ( No.3 )
日時: 2009/12/22 14:52
名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)

 01 出会い




青春学園始業式。

「ここが青学・・・」

佐藤雪姫は校門の前で呟いた。
アメリカから帰国した雪姫は、今日からここに編入する。
だが、大きくて綺麗な校舎を前にして早速迷っていた。

「職員室って何処だろう・・・」

校舎の中に入ったは良いが、どっちへ行けば職員室なのか、まるで分からない。

リョーマがここに入学するって言うから、ここの編入試験受けたけど、
入学式と始業式って同じ日じゃないんだっけ・・・

「早速、迷っちゃった・・・」
  
「どうかしたか?」
「ヒャァッ!!」

廊下でウロウロしていた後ろから男の子に話しかけられた。
声を掛けられるなんて思ってもいなかったからつい、変な声が出てしまった。
男の子も、驚いた顔をしている。

「そ、そんなにビックリしたか? 悪ぃ」
「大丈夫だけど・・・」
「どうしたんだよ。 ウロウロして」

職員室の場所、訊いてみようかな・・・

「あの、職員室って、何処にあるんですか」
「転校生? お前」
「うん」
「職員室は————・・・」



「おーい、桃! さっきのコ、誰?」

桃城に先輩らしき人が近づいてきた。
雪姫は、走って行ってしまった。

「菊丸先輩! 転校生って言ってましたよ。 職員室の場所、訊かれたんスよ」
「へェ」

菊丸はしばらく考えた後言った。

「職員室ってさ、この校舎の1階だよね?」
「はい」
「ウソ言ったのか・・・」

桃城はバツが悪そうに笑った。



“職員室はこの隣の校舎の2階だよ”

雪姫は男の子に言われたとおりに隣の校舎の2階を目指していた。
時間は8時25分。
先生には8時30分までに来いと言われている。
急がないと遅刻だ。

さっきの男の子、親切で良かったなァ・・・

そんなことを思いながら、教室のドアを開けた。

「失礼しますッ・・・———あれ?」

教室は空き教室のようで、先生らしき人はおろか生徒も1人もいない。
窓から外を見ると、さっき男の子と話した後者の1階に“職員室”の文字が見えた。

「・・・だまされた?」

親切だと思ったのに! 嘘つき男だ! アイツ!

時計を見ると、8時27分。
後、3分しかない。

「見つけたら、絶対許さないんだから!」



廊下を走りまくってなんとか職員室に着いた。
なんだか緊張してきた雪姫は、急がなければ遅刻なのに、なかなか中へ入れなかった。

「どうしたんだい? こんなところで!!」
「え」

後ろには長い髪をポニーテールに結んだ、おばさんの先生が立っていた。
何故、1日に何度も後ろから話しかけられるのだろう?

「見ない顔だね、転校生かい?」
「はい。 佐藤雪姫と言います」
「へェ、アンタが南次郎のとこの女の子だね?」
「はァ・・・」
「ちょっと待ってな」

南次郎おじさん、私のことも話していたんだな。
てことは、あの人がおじさんの恩師でテニス部の顧問なのか?

「おはようございます。 担任の鈴木です」
「あ・・・」
「あなたのクラスは2年8組です。 早速行きましょう」

なんの説明もナシですかッ 鈴木先生・・・

そんなこと先生につっこめるハズもなく仕方なく何も聞かされないまま教室に向かった。


「ここです。 僕が先に入るので、呼ばれたら入ってきてください」
「分かりました」

なんて言おう? 帰国子女らしく、英語でスピーチとか?
友達出来るかな・・・
女の子同士ってあんまり馴染めないんだよね。
途中からっていうのがなんか難しい気がする。
グループ出来てたりするかもだし。

「佐藤さん、どうぞ」
「えッ あ、はい!」

悪い方に考え込むのは良くない。 きっと楽しいことがあるさッ

そう思うことにした雪姫は、クラスの皆の前に出た。
先生が“アメリカから来た”と言ったのだろうか、“日本人じゃん”と言う声が聞こえてきた。

「佐藤雪姫です。 アメリカから来ましたッ 」

そこまで言いながら、雪姫はクラス全体を見渡した。
すると、見覚えのある顔が視界に入った。

「あ———————ッ 今朝の!!」

「あァ!!」

—————今朝の嘘つき男だ。

「よォ、同じクラスだったなんてな。 ぐーぜん、ぐーぜん・・・」


次の瞬間には言葉を遮り、雪姫の拳が桃城の頬に直撃していた。



2人の最悪な出会い。

Re: いつでもキミのすぐそばに  【テニスの王子様】 ( No.4 )
日時: 2009/12/22 16:51
名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)

 02 隣



「い、痛・・・ いきなり人を殴っちゃァいけねーな、いけねーよ」
「うるさい、人のコトさんざん“チビ”って言って! 失礼にもほどがあるでしょーが!」
「イヤ、だってホントのことじゃ「だまれッ」
「それに、職員室の場所を訊いた時も! 違う場所言ったでしょ!」
「ちょっとした歓迎だよ! か・ん・げ・い!」
「そういうのがムカツクの! だいたい、初対面の人にウソ言う?!」

他人の目を気にせず、口げんかをする2人。
すっかり暮らすの皆の注目の的だ。

「2人が知り合いだったなんてね。 それじゃあ、佐藤さんは桃城の隣の席にしようか」


おだやかに言う田中先生。


「「え?」」
「それから・・・話しを聞いていると、桃城がウソをついたそうじゃないか」
「はァ・・・」
「放課後に、校舎を案内してあげなさい」
「せ、先生?! 俺、そんな暇じゃないッスよ!」
「私もイヤです! コイツ、またウソ言うかもしれないし!」
「決定です。 頼みましたよ、桃城。 安心して下さいね、佐藤さん」
「「先生ッ〜」」

安心できないしッ
塚、笑顔が怖い・・・

それから雪姫は、開いている席を桃城というツンツン頭の隣に移動させ、座った。




時間は飛ぶように過ぎ、もう放課後。
皆はそれぞれ部活へ行くが、雪姫と桃城は2人、教室に残っていた。


「ったく、しょうがねェなァ、しょうがねーよ」

桃城は、迷惑そうに言う。

「そんなにイヤならやめればいいじゃ・・・」

雪姫の声が聞こえてないのか、無視したのか・・・桃城は突然大きな声を出した。

「うっし、付いてこい、雪姫!」
「ちょっと! いきなり呼び捨てにすんな!」
「いいじゃねェか。俺のことは、桃ちゃんとか桃でいいからよ」

そう言うと、ニカッと笑った。
そんな顔されると、「うん」と言うしかなかった。



「ここが音楽室で・・・そっちが被服室な」
「うん」

やっぱり、ここって広くてややこしい。

「で、あっちが3年生の校舎」

最初の印象とは正反対に、正確に場所を教えてくれる桃城。
雪姫は意地を張っているのがバカらしくなってきた。


「ね、桃ってさ、テニス部なの?」


「? おぅ。 一応レギュラーだぜ」

雪姫の突然の質問に驚いたように振り向く桃城。

「そっか・・・」

「そうだ、おもしろい1年、入ってくるらしいんだよ。 ツイストサーブの打てる・・・」

“ツイストサーブ”が打てる。
その桃城の言葉を聞いて、雪姫はある人物が思い浮かんだ。

「なんて言ったけな、名前・・・ 越後谷だっけ?」
「“越前リョーマ”だよ。 私のいとこ」
「え?!」

桃城の目が輝く。
雪姫は続けた。

「明日から、この学校に通うの。 ちょっと生意気だけど・・・ボレーが得意で実力は確かだよ」

ツイストサーブのキレは大人顔負けだし、
この前は12歳なのに16歳以上の部にエントリーしちゃったし、
リョーマはすごいと思う。

「へェ、詳しいんだな」
「まァね。 リョーマの試合は何度も見てるし、テニス出来ないけど好きだし」
「そうか・・・」

そう言うと、桃城はクスッと笑った。

「何がおかしいのよ」
「イヤ・・・お前意外とイイ奴だなと思って」
「はァ?」
「意地張ってばっかで変なヤツかと思ってたけど、自分のこと話してくれてちょっと嬉しかったぜ」

そう言って、またニコニコ笑う。

「な、何それ・・・」


たぶん、私今、顔真っ赤だ・・・

Re: いつでもキミのすぐそばに  【テニスの王子様】 ( No.5 )
日時: 2009/12/22 16:58
名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)

 03 誘い



「たっだいまァ」

と言っても、雪姫がこの家に帰ってくるのは今日が初めてだ。
いとこのリョーマが帰国すると聞いて、それを追って帰国した。
両親と兄は日本に残ったが、雪姫はどうしてもリョーマのテニスを近くで見られなくなるのがイヤだった。
そして、今日から雪姫はこの越前家に住む。

「おかえり、遅かったね。 雪姫」

そんな雪姫を出迎えたのは、リョーマだ。
テニスウェアを着てラケットを持っているところを見ると、南次郎とテニスをするのだろう。

「リョーマッ」
「楽しそうだね、なんかあったの?」
「えッ?」
「いつになく、機嫌良いじゃん」
「そう?」

確かに、今日は楽しかった。

桃城に校舎を案内して貰った後、足の捻挫で部活に行かないからと言って、町内も案内して貰った。
行きつけのハンバーガーショップ、スポーツ店、カラオケ、河村寿司・・・
どこも丁寧に教えてくれて、最初に会ったときとは大違いだ。

雪姫自身も、最初とは大違い。
ウソを悔いた桃城のことが許せなかった癖に、今では“イイ奴”なんて思っている。

「・・・青学には、おもしろい人が居るよ」
「?」
「アンタをイイ先輩が待ってるよ」

桃、リョーマのコト知ってたしな。

「ふーん・・・」

リョーマが、意味ありげに笑う。

「楽しみにしてるよ」


そう言うと、リョーマは外へ出て行った。



「おっはよーございまァすッ!」
「オーッス、桃!」

桃城が叫ぶと、英二が答えた。
それと同時に、他の部員が振り向く。

「おい、桃! 昨日、放課後サボりやがってェ!」
「違いますよ! 着たらつい、打ちたくなっちゃうんスよ」
「ッけ、自転車で転ぶなんてダセェんだよ、テメェは」
「んだとォ、コラ! 海堂!」
「やめろよ〜 2人とも・・・」

英二が桃城に絡み、海堂が挑発し、河村がそれをなだめる。
そんなふうにしているウチに、手塚が集合を掛けた。


「これから、大会の時期が来る。 それまでに、1人マネージャーが欲しいな」

部室で、大石が言った。

「そうだね。 部員も増えたし、僕たちだけじゃ忙しくなるよね」
「でもさ、そう簡単にいないよね」
「在校生には頼みにくいな。 他の部活に入ってる人もいるだろう」
「出来れば女の子がいいにゃ〜」

そんな先輩達の会話を聞いていて、桃城はある人が思い浮かんだ。

「大石先輩!! マネージャー捜し、俺にまかせて下さいッ」
「え? それはかまわないが・・・」
「ありがとうございますッ」
「えッ 桃?!」


そうだ、アイツがいるじゃねェか!


桃城は、教室へと歩き出した。

Re: いつでもキミのすぐそばに  【テニスの王子様】 ( No.6 )
日時: 2010/02/21 22:10
名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)

アレ、こんなとこにも放置小説が・・・(笑


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